機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ~戦乙女と血と海と~ 作:Seacool
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またオリジナル設定もそれなりにございます。
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「なんのなのですあなたは? 果たすべき大儀もなく、なぜ!?」
ジュリエッタは叫ぶ。今自分に向かってきている鉄の悪魔に対し。
鉄の悪魔はバックパックのテイルブレードをジュリエッタに射出してきた。
ジュリエッタはそれをかわし、左手にもつ大型シールドに内蔵されている機関砲を放つ。
鉄の悪魔はそれをよけようともせず被弾する。
だがとまらずにつきすすんでくる。
それに対し、ジュリエッタは冷静に反応し、近づいてきた<鉄の悪魔>に右手に持つ大型ブレードで胸を切り裂いた。
悪魔の胸部が剥がれ落ち、そして中にいる、鉄の悪魔のパイロットを見た。
「もう、意識が」
そして、鉄の悪魔は、自分の機体<レギンレイズ・ジュリア>に倒れこんできた。
ジュリエッタはそれを回避せず受け止めた。
「…」
ジュリエッタは何も言えなかった。
「人間」を超えた力を持つ彼は、戦うことで初めて「人間」として生きれる存在だと理解したからだ。
だが今は、その気持ちを押し殺し、目の前にいる、鉄の悪魔にトドメを。
そう思いながらジュリエッタは鉄の悪魔の首を狙いその首を貫こうとしたときだった。
「!?」
自分が乗っているモビルスーツ、レギンレイズ・ジュリアのセンサーが反応を示した。
一瞬敵かと思った、だがモビルスーツの動力炉である<エイハブ・リアクター>が発するエイハブウェーブの反応ではなかった。
それに敵は目の前にいる鉄の悪魔だけだった。
援軍もいるわけがなく。
「何の反応ですか!?」
味方の部隊に通信すると
「わかりません!ただ何かの反応が近づいているのは間違ありません!」
「本当ですかそれは!?」
謎の反応に対し驚きを隠せない。なぜなら<レギンレイズ・ジュリア>が示す反応は
敵が接近していることを示すものだったのだから。
「各機警戒態勢!」
ジュリエッタは各機に何が来てもいいように命令した。
辺りを見渡す。視界は良好だった。何が来ても見落とすということはないだろう。
だが何も来ない。
「なぜだ?何も来ないぞ。」
しかし敵の接近を示す反応は消えない。そのとき部下の一人が、
「隊長! あ、あれを!」
「?」
部隊のグレイズ・シルトの一機が指を指す方向を見たとき、それはきた。
「!?」
それは霧だった。それも巨大な、まるで地球で空高く発生する積乱雲にも見える。
だがここは地球ではない。火星だ。海がないため、雨が降らない。また周りの気温が急激に下がったというわけでもない。第一、後者では明け方などに起きる、今は昼頃
発生条件がそろっていない。
そのことをその場にいたジュリエッタが知っているかはわからないが、明らかに異常だった。
そしてもうその霧は自分たちのすぐそばまで近づいていた。
「各機その場を動くな!何がくるかわからないぞ!」
ジュリエッタは各機に呼びかけた。この異常事態に無闇に動くのは危険だからである。
霧が自分たちを覆いだした。何も見えない。さっきまで快晴だったのが、うそのようだった。
霧はすべてを覆っていた。ジュリエッタたちと先ほどトドメを刺そうとした<鉄の悪魔>すらも。
数十分後、霧がなくなりだした。
完全に霧がなくなったのを確認し、自分たちの周囲の状況を確認した。
特に問題はなかった。
「ふう…」
ジュリエッタは一安心した。通信を聞く限り部下たちも同じような状態だった。
だが、
「!?」
彼女は前を見た。そこにはあるべきものが居なくなっていた。
「奴は、バルバトスはどこに!?」
辺りを見回す。どこにもいない。さっきまで自分の機体で支えていた鉄の悪魔 ガンダムバルバトスがいなくなっていた。
まるで、さっきの霧が消したが如く。
「…一体何だったんだあの霧は」
その後、鉄華団基地周辺をくまなく捜索するが、発見できなかったという。
このことをギャラルホルンは隠蔽しジュリエッタが悪魔を討伐し見事勝利したことにした。
一方ジュリエッタは不満そうな顔で空を見ていた。
「どこへ行ってしまったんだ 奴は」
そんなことを考えていると、出撃のアラームが鳴った。
彼女は考え事をやめ、自分のモビルスーツがある格納庫へ走っていった。
鉄の悪魔 ガンダムバルバトスとそのパイロット、三日月・オーガスたちは、
この世界から消え去った。そして、
別の世界の戦いに参戦する。
「行くぞ バルバトス!」
いかがだったでしょうか。
初めて書いてみたのですが。
これからこんな感じで書いていくので、次回も見てくれると幸いです。