「んぅ、う~~ん」
「おっ!起きたべか。お~い、悟空さ~。悟黒が起きたべよ~~!!」
「ホントかチチ!?お~いお父ちゃんでちゅよ~」ベロベロば~
「きゃははは」
「おっ、悟飯も起きてたか。」
「じゃあ飯にすんべ。悟空さ、その間子供の世話よろしくべ。」
「おう。任せとけチチ。」
(ん?これはどういうことだ?なんか目を開けたら、某人気キャラクターが目の前にいたんですけど!?これはなんだ??)
周りを見渡すと赤ちゃんが一人、某人気キャラクターこと孫悟空がいた。
(全くもって意味が分からん。さっきまで家でハーメルン読んでたはずだ。何でドラゴンボールの世界にいるんだよ!?)
(落ち着こう。。もう一度状況を確認しよう。俺はなぜか知らんがドラゴンボールの世界にいる。周りには悟空と赤ん坊、たぶん悟飯だろう。さっきも悟飯って呼んでたし。そして悟空はさっきからお父さんと言っていて、俺の体は小さくなって・・・ん?小さくなって?・・・・・・小さくなってる~~。)
(俺の体小さくなってるよ。。もう一度落ち着こう。。。もう小さくなってるのは仕方ないとして、問題は俺がこの世界にいるということだ。別に現実で死んだわけでも、神に選ばれたわけでも無いが俺がここにいることによって原作が変わると言うことだ。)
「悟黒でいじょーぶか?楽しくなさそーだが」
「あうあう(大丈夫)」
「まぁいいか。ほら、ベロベロば~」
「きゃっははは!!」
「お?悟飯はこれが好きなんだな。」
俺の名前は悟黒っていうらしい。悟飯は悟空のベロベロば~が好きなようだ。
そうやって悟空と悟飯の微笑ましい光景を眺めながらそう思っていると、イイ匂いがしてきた。
どうやら飯ができたようだ。
(考えるのは後にしてまずは飯を食べよう)
***
あれから年月がたった。
え?その間なにがあったか書けって?いや~書くことあんま無かったからね。
ぶっちゃけいうと、書くの面倒くさいからカット。
あれから分かったことやしてきたことを簡単にまとめると。。
・俺は悟飯の双子の兄
・悟黒っていいずらそうだから、クロって呼んでもらってる
・原作知識は記憶に霧がかかっているようで思い出せない
・前世の名前も同様
・ただ勉学の知識はある(悟飯に勉強教えたりもしている)
・原作知識がないから修行をした。
結果はまだ速度は遅いが舞空術。気弾も撃てるようになった。気も一応探れるようになった。
今は、舞空術の練習に気弾のコントロール。気の抑え方、気を全身に纏わしたり一点に集中させたりいろいろやっている。
「クロちゃん。勉強はどうだべ?」
「うん、順調だよ。悟飯はどうだ?」
「あともうちょっとだよクロにぃ!」
「おぉ~偉いぞ悟飯」ナデナデ
「えへへ~///」
「お?勉強終わったか?明日亀仙人のじっちゃん家行くから準備しとくんだぞー」
「「はーい」」
翌日
「クロちゃん、悟飯ちゃん忘れ物ないだべか?歯ブラシ持っただか?」
「大丈夫だよお母さん忘れ物はないよ」
「あっちでいい子にしてるだよ。武天老師様に迷惑かけたらアカンだよ。勉強もキチンとするだよ?」
「心配しないでお母さん。悟飯の面倒は俺が見るから」
「クロはお兄ちゃんだべな~」
「オラもそう思う。じゃあ行ってくるチチ。」
「行ってきますお母さん。」
「行ってくるよお母さん。」
「じゃあいくぞ!キントーン!!!」
ビュゥーーン
「しっかり捕まっとけよ。クロ、悟飯」
「あっちでも元気にしてるだよ。」
「うん。行ってきまーす。」
「バイバーイ」