普通の学生が「手違い」で異世界から来るそうですよ?   作:蘇我入鹿

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第6話 普通の学生がギフトゲームに参加しますよ?

『ギフトゲーム名“ハンティング”

・プレイヤー一覧  

・久遠 飛鳥

・春日部 耀

・楠木 大輔

・ジン=ラッセル

 

・クリア条件 ホストの本拠内に潜むガルド=ガスパーの討伐。

・クリア方法 ホスト側が指定した特定の武具でのみ討伐可能。指定武具以外は契約によってガルド・ガスパーを傷つけることは不可能。

 

・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。

・指定武具 ゲームテリトリーにて配置

 

宣哲 上記を尊重し、誇りと御旗の下、ノーネームはギフトゲームに参加します。 “フォレス・ガロ”印』

 

――回想。

 

「お前はギフトゲームに参加するのか?」

「ああ、参加する」

「そうか。ま、せいぜい、死なない(・・・・)ように頑張れよ」

 

ヤハハと、なんか死亡フラグっぽいものを十六夜にたてられた。

 

「大輔さんは……その……ギフトが無い、と聞きました」

「ああ、そうだ」

「十六夜さんもおっしゃりましたが、死ぬ危険もあります。ですので、ここは僕達に任せてはくれませんか?」

「それはまあ、ジンの言う通りなんだが――」

 

ギフトゲームに参加するために必要なことはそもそもギフトのあるなしではなく、厳密には戦力(・・)になれるかどうかで決まる、と考え直した。

それは“ノーネーム”にいる120人もの子供達を見ていて、人海戦術がクリアに繋がるようなギフトゲームなら出来ることもあるだろうと、ふと思ったことによるものである。

それで、ギフトゲームに対する認識を改めて、『ギフトは無くても、俺にだって出来ること(・・・・・)はあるんじゃないか』と。

だがこの場は、

 

「それでも、ギフトが無い普通の人間である俺は参加しない方がいいのかもしれない」

「では、」

「たけど、あの虎ムカつくし野放しにはできないだろ」

 

回想終了――

 

「ガルドの身をクリア条件に……指定武具で打倒!?」

「こ、これはまずいです!」

「このゲームはそんなに危険なものなの?」

「いえ、ゲームはそのものは単純です。問題はこのルールです。このルールでは飛鳥さんのギフトで彼を操る事も、耀さんのギフトで傷つける事も出来ないことになります……!」

「……どういうこと?」

 

まとめると、ガルドは“恩恵(ギフト)”で勝てないと考えた。

それで、取った行動が“契約(ギアス)”ゲームのルールで対抗するというもの。

ルールを決めるのが“主催者(ホスト)”である以上、ルールを決めずに参加することはバカな行為である、とリーダーも落ち込んでいるが、提案したのが俺である以上俺にもかなり責任がある。

 

「自分の命をクリア条件にしたことで五分にまで持ち込んだってことか。面白くなってきじゃねえか、ヤハハ!」

「気軽に言ってくれるわね。……条件はかなり厳しいわよ。指定武具が何かも書かれていないし」

「とはいえ、倒す方法がはっきりと分かってんだから、作戦さえちゃんと立てればどうにかなるはずだ」

 

俺に出来ること、それは。

 

「そ、そうですよ!“契約書類”には『指定』武具と書いてあります!つまり、最低でも何らかのヒントがなければなりません。もし、ヒントが提示されなければ、ルール違反で“フォレス・ガロ”の敗北は決定!この黒ウサギがいる限り、反則はさせませんとも!」

「大丈夫。黒ウサギもこう言ってるし、私も頑張る」

「……ええ、そうね。むしろあの外道のプライドを粉砕するためには、コレぐらいのハンディが必要かもしれないわ」

 

黒ウサギは愛嬌たっぷりに、俺はポジティブに励ます。

やる気を見せる耀。

飛鳥もみんなの檄で奮起する。

売ったケンカで、買われたケンカ。

すごすごと引き下がることは出来ない。

その陰で、

 

「この勝負に勝てないと俺の作戦は成り立たない。だから負ければ俺はコミュニティを抜ける。予定に変更はないぞ。いいな御チビ」

 

十六夜が昨日のことを確認していた。

 

「心配するなリーダー。俺達なら勝てるさ。なんたって、俺も参加するんだし(・・・・・・・・・)

「大輔さん……。はい、絶対に負けません」

「ということだ、十六夜。鮮やかに勝ってくるからしっかり見とけよ」

「ヤハハ、楽しく見させてもらうぜ、恩恵無し(・・・・)

 

門を開けてゲームスタート。

と、同時に生い茂る森が門を絡めるように退路を塞ぐ。

 

――回想2

死亡フラグを立ててくれた十六夜とは、その後、男同士腹を割って?少し話した。

お互いの元の世界の情報を交換したり、リーダーに対して厳しいんじゃないかと苦言を呈したり……。

その流れで、十六夜と俺は呼ぶようになったが。

 

「俺は、お前を恩恵無し(・・・・)と呼ぶけどな」

「お前には期待してるんだぜ。俺の作戦に都合がいいゲームを持ってきたお前に。だが、それと同時に失望もしている。必要以上に自分を卑下しているお前に」

「“箱庭”に来て腰を抜かして帰りたそうにしてたお前が、進んで危険なことに首を突っ込んだこと」

「評価に値する。バカとも取れるが」

「だから、これ以上、俺を失望させるなよ」

 

凄い上からものを言われたが、天才(もんだいじ)の十六夜に評価されたのは嬉しかった。

箱庭に来るまでの数年間は他人に関心を抱かずに生きていた。

箱庭に来てからは、空から落下して、腰を抜かして、ガルドにビビッて、白夜叉にビビらされて…………。

自分に危険が及ぶとなってからは、自然と他人に関心を抱いていた。

やっぱ、こんな状況になると人間って変わるもんだな。

回想2終了――

 

と、まあ昨日こんなやりとりがあったわけだが、

 

「どうだ?」

「……大丈夫。近くには誰もいない。臭いで分かる」

 

犬にも20匹くらい友達がいる、耀談。

耀の五感は十六夜よりも優れているだろう。

だから、

 

「じゃあ、索敵は耀に任せて進むか」

「ええ、そうね。私達には何も出来ないから、耀さんに頑張ってもらうしかないわね」

「うん、頑張る」

「大輔君、1ついいかしら?」

「何だ、飛鳥?」

「このゲームになぜ参加したかはあえて聞かないわ。でも、貴方は一緒に落ちてきた(・・・・・・・・)昨日の大輔君よね?」

「おいおい、どういう意味だよ?」

「落ちてきたあと、腰を抜かしてずっと黙っていて、こちらから振らないと話さない、ガルドの時も全然会話に入ってこない、白夜叉の時もそうだった」

「けれど、今日は違う。朝は自分からあいさつするし、みんなにも普通に話しかけてるし、二重人格者なの?」

 

けっこうな言われようだな。

そう思われてたのは軽くショックなんだが。

元の世界ならこんな風には……いやそうでもないか。

この世界ではぼっちになる必要はないし、むしろマイナスだし。

 

「俺は昨日の俺だし、二重人格者でもない。そうだな……少し人との接し方を忘れてたみたいだ」

「……そう。でも、安心したわ。今の貴方は話しかけやすくていいわ」

「――見つけた!」

 

耀の言葉で、木々を調べていたリーダーもいつのまにか樹の上にいた耀に視線を向ける。

簡単に地面に着地した耀は、

 

「本拠の中にいる。影が見えただけだけど、目で確認した」

 

鳥のような目をしている。

どうやら、鳥にも友達がいるようだ。

 

「そういえば、鷹の友達もいるのね。けど、耀さんが突然いなくなって友達は悲しんでるんじゃない?」

「そ、それを言われると……少し辛い」

 

しゅんと元気をなくす耀。

 

「だからって、元の世界に帰ったらこっちの世界にも悲しむ人がいるぞ。主に飛鳥とか飛鳥とか」

「…………う、うん」

「ようはそんなこと気にしても仕方ないってことだ。耀だけに」

「大輔君、貴方ってそういう感じだったの?けど、そうね。今の言葉は忘れて、耀さん。こっちの世界で仲良くやっていきましょう」

「ありがとう、飛鳥。大輔も励ましてくれてありがとう」

「あの、みなさん?もうちょっと緊張感を持ちましょうよ」

 

そんなこんなで、

 

「リーダーの言う通り、ここからは警戒して慎重に行こうぜ」

「「おー」」

「……はあ」

 

恩恵の無い俺に出来ることは、

・リーダー及びプレイヤーの励まし

・暗くならないように盛り上げること

・問題児のコントロールまたはフォロー

・負傷者などを担いで逃げること

・頑張って助言すること

これが俺の出した答え。

俺にはこれくらいしか出来ない。

だから、多少のボケも入れて和ませ――

 

「あべし――!?」

 

スっ転んだ。

しかも、顔面から。

鼻血も出てる。

超恥ずい。泣きそう……。

起き上がりたくない。

 

「あら、間違いなく、昨日の大輔君ね。安心したわ」

「大輔は男の子だから、自分で立ち上がれるはず。頑張って」

「だ、大丈夫ですか?」

 

チックショウ…………。

ただ、悲しくハンカチを手にする。

 

門前

 

「大輔さん…………」

「黒ウサギ、さっきから表情がコロコロ変わってるが、あいつがどうしたのか?死んだか?」

「ええ、そうで……って何縁起でもないことをおっしゃてるのですか!?このおバカ様!!」

 

スパァーン

 

気を取り直して、豪華そうだった屋敷の前に着き、作戦を伝える。

耀の「ガルドは2階にいた」という情報から、

 

「リーダーは入り口に残ってくれ」

「ど、どうしてですか?僕だってギフトを持ってます。足手まといには」

「そうじゃない。2階で何が起こるか分からないからだ。だから、二手に分かれて、『指定』武具の捜索とガルドの様子を確認してくる。リーダーには退路を守って欲しい」

 

ジンは不満そうだったが、渋々残ることを引き受けてくれた。

 

「ちょっと待ちなさい!大輔君、貴方もここに残るのよ!」

「うん?なぜ?」

「なぜって、当たり前でしょ!貴方はギフトが無いのだから」

「私もそう思う。さっき見た感じだと、何か様子も変みたいだった」

「飛鳥に耀、もし『指定』武具を見つけたとして、1人でどうにか出来る物じゃなかったらどうする気だ?“契約書類”からじゃ、()大きさ(・・・)重さ(・・)条件(・・)も何も分からないんだし」

 

2人は黙る。

まあ、耀なら問題はなさそうなんだが……万が一、何かは分からないが持てなかった場合、扱えなかった(・・・・・・)場合、飛鳥1人では荷が重い。

飛鳥はギフトこそ持っているが、俺と同じで身体能力は普通の人間だからな。

 

「そう心配するな。危なくなったら、いの1番に逃げるつもりだから」

 

俺達3人は、正面玄関から中に入った。

木々に阻まれた階段を息を殺してゆっくり進む。

階段を上った先にある最後の扉の両脇に立ってタイミングを合わせて勢いよく飛び込む。

 

「ギ…………」

「――――…………GEEEEEYAAAAAaaaaa!!!」

 

門前

 

「い、今の凶暴な叫びは……?」

「ああ、間違いない。虎のギフトを使った春日部だ」

「あ、なるほど。ってそんなわけないでしょう!?幾ら何でも失礼でございますよ!」

「じゃあ、ジン坊ちゃんだな」

「ボケ倒すのも大概になさい!!!」

 

スパァーン

 

「前評判より面白いゲームになってるじゃねえか。見に行ったらまずいのか?」

「最初の取り決めにない限りは駄目です」

「何だよつまんねえな。“審判権限(ジャッジマスター)”とそのお付きってことにすればいいじゃねえか」

「だから駄目なのですよ。黒ウサギの素敵耳は、此処からでも大まかな状況が分かります。状況が把握できないような隔絶空間でもない限り、侵入は禁止です」

「チッ、……貴種のウサギさん、マジ使えね」

「せめて聞こえないように言ってください! 本気でへこみますから!」

 

(この鬼化植物……必ず彼女が関わっているはず。ならゲームは公平なルールで行われているはず。4人ともどうかご無事で。特に大輔さん)

 

目にも留まらぬ突進を仕掛けるガルドを受け止めたのは飛鳥を突き飛ばし庇った耀だった。

辛うじてガルドの突進を止めた耀は、

 

「逃げて!」

 

言葉がそれ以上続かない。

耀はガルドに部屋の外まで吹っ飛ばされた。

ガルドの姿は先日のワータイガーとかいうものではなく、紅い瞳を光らせる怪物そのものとなっていた。

入り口に残っていたジンは、叫び声を聞き階段の上まで来ていた。

 

「鬼、しかも吸血鬼!やっぱり彼女が」

「つべこべ言わずに逃げるわよ!」

 

標的を飛鳥とジンに定めたガルドが二人に迫る。

 

「GEEEEYAAAAaaaa!!」

「ま、待ってください!まだ、耀さんが――」

いいから逃げなさい(・・・・・・・・・)!」

 

飛鳥のギフトによって、ジンが飛鳥をお姫様抱っこで抱きかかえ、凄いスピードで逃げた。

俺は扉を開けた瞬間に廊下の奥に逃げていた。

最初に言った通りに。

 

「それにしても、ガルドは何で飛鳥達を追いかけなかったんだ?」

 

ガルドは屋敷の玄関付近で追いかけるのを止めて部屋に戻るために階段を上っていた。

そういえば、

 

「耀はどこに?」

 

再び部屋に入る耀を見つけて、部屋の中が見える位置まで廊下を進む。

 

「あれは……剣?『指定』武具か!」

 

だから、ガルドは屋敷から離れない。

いや、離れられない。

剣を守るために。

ということは、

 

「耀が危ない!」

 

剣を引き抜いた耀を見つけた、ガルドは猛然と突進した。

一瞬気付くのが遅れた耀は、避け損ねて右腕を引き裂かれた。

クソ、このままじゃ耀が……。

頭の中で走馬灯のようにフラッシュバックする。

 

あの日、あの時、あの場所、あの光景、あの感触、あの匂い、あの憎悪(おもい)

 

おれにはたすけられない。

おれにはちからがない。

おれにはなにもできない。

おれにはなにもない。

おれはかのじょをすくえない。

おれはまたくりかえす。

ふざけるな、

あのときとはちがう、

あいつはまだつめたくなってない、

あいつはまだいきをしている、

あいつはまだこころがうごいている、

あいつはまだいきている、

あいつはまだしんでいない、

 

耀はまだ生きようとしている、

もう繰り返さない。

 

「うおおおおおおおおおおおお!」

 

床に這いつくばる耀に、とどめを刺そうと爪を振り下ろすガルド、

 

「間に合ええええええええええええええええええ」

 

俺は無我夢中で耀とガルドの間に飛び込んだ。

そして、営利な長い爪が俺の腹を切り裂いた。

 

「――っが、はっ、うっ――……うん?」

 

痛みが全くない。

というか、掠り傷1つ無い。

これはいったい……。

 

「GEEEEYAAAAaaaa!!」

 

巨躯な足で力任せに吹っ飛ばされた。

 

「くっ」

 

俺は死ぬのか。

過去のトラウマで反射的に行動して死ぬのか。

悪くないかもな。

これが俺への罰なんだ。

彼女は俺を許してくれるかな。

ちょっとは許してくれといいな。

 

「大輔、捕まって!」

 

耀に言われるままに捕まって、フラフラと玄関まで飛んだ。

 

「おい、耀!」

 

そこで力尽きた耀を抱えて俺は屋敷を出た。

 

「誰?」

「俺だ」

「大輔君……耀さん!大丈夫なの!?」

「大丈夫じゃ……ない。凄く痛い。泣きたい」

「大輔さん、一体何が?」

「わ、悪い!それよりも、耀の傷の手当を」

「ジン君、これで応急手当てを」

 

飛鳥はリボンを渡し、白銀の剣を手に取り、

 

「今からあの虎を退治してくるわ」

「あ、飛鳥さん!?駄目です。1人じゃ無理です!悔しいですが」

「いや、俺も行く」

「だ、大輔さんまで何を!?」

「心配するな、リーダー。あいつの弱点が分かった(・・・・・・・)

「本当ですか!?」

「ああ、本当だ。(・・・)だから、応急手当てをしたら耀を連れて遠くへ逃げろ!」

「……」

 

耀は声に反応したのか、左手を振って応えた。

 

「任せろ!」

「任せなさい!」

 

リーダーと分かれて、屋敷へ走り出す。

ギフトカードを確認したが、やはり何も書かれていない(・・・・・・・・・)

さっきのは一体……。

コケたときは、血が出ていたし傷もあった。

コケたときと、さっきので違うのは……。

そういうこと(・・・・・・)なんだろうか。

 

飛鳥がおもむろに口を開けた。

 

「それで、弱点なんて本当に分かったのかしら?」

「大丈夫だ。ちゃんと、弱点は分かったから。……弱点はその剣だ」

「そんなの当り前じゃない!……はぁ、呆れた」

「けど、いい作戦は思いついた」

「GEEEEEYAAAAAaaaaa!!!」

「あら?やっと出てきたわね」

 

作戦とは屋敷に火をつけてガルドをおびき出すこと。

野生に帰っている今のガルドなら、本能的に逃げ出すと考えたがどうやら正解だったようだ。

直前に相手が虎だから、というか獣が相手ならと何となくマッチを持ってきておいたのも正解だった。

 

「じゃあ、俺が上手くここに連れてくるからあとは頼んだ」

「分かったわ」

 

飛鳥のギフトはギフトすらも支配できると、今聞いた。

 

「もう1度言うが、たとえ俺に何があっても俺を気にせずにガルドを倒せ」

 

俺は屋敷の前のガルドに、

 

「さあ、最後の勝負だ、ガルド!!」

 

挑発。

逃げ出す俺を、巨躯を揺らして追いかけてくる。

あともう少し、

 

「今だ、飛鳥!」

 

ギリギリで追いつかれた俺はとっさに反転して防御体勢を取り、そのまま後方に吹っ飛ばされた。

だが、これでいい。

 

「今よ、拘束なさい(・・・・・)!」

 

飛鳥の一喝で、周りの木々が一斉にガルドへと襲い掛かり拘束する。

 

「GEEEEEYAAAAAaaaaa!!!」

 

ガルドが絶叫して猛烈に抵抗する。

飛鳥は一切の怯みも見せず白銀の剣でガルドの額を貫く。

 

「GeYa…………!」

 

白銀の剣の激しい光と、歯切れの悪いガルドの悲鳴。

絶命したガルドに苦笑交じりの皮肉げな顔で敬意を表し声をかけた。

 

「今さら言ってはアレだけど……貴方、虎の姿の方が素敵だったわ」

 

 

 




毎週金曜日に投稿していく予定です。

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