魔王の右腕がヒーローに   作:高笑いする混沌

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すいません(汗)

FGOやクソ猫のイベントに追われてましてね、ノッブがふつくしくて誰だお前ってなってました。

最近、エルメロイⅡ世もいいかな、と思い始めた今日この頃です。数ヶ月ぶりの更新、待ってくれていた人お待たせしました。では、どぞ。


卿、クラスメイトと会う

姿見の前で真新しい制服に着替える、パリッとのりがきいていて否が応でも自分が新入生だと自覚する。我らが魔王様に異世界に送られて

早、数週間。ついに入学式の日になりまして、まぁ、その前に合否の発表だったり、ウサ耳の嫁を筆頭に嫁〜ずが遊びに来たり、いきなり異世界に行ったことで怒られたり、南雲の愚痴を聞いたりといろいろと忙しかったが、

 

「制服を着るとやっぱり慣れないなぁ」

 

「まぁ、コウちゃんは卿の衣装が一番似合ってるからね!」

 

そんな、浩介の愚痴に対して答えたのが、浩介の一番の嫁と自称する。疾影のラナインフェリナ・ハウリア。又の名をただのラナさん。

 

神話大戦、後にそう呼ばれる。まさに、人類の存亡を賭けた戦いで出会ったウサ耳のお姉さん。そこで、浩介は恋に落ちた。右葉曲折を得て、ゲットした。初めての恋人兼嫁である。

 

「まぁ、着ていくうちに慣れてくさ。さてと、そろそろ行ってくるよ」

 

「いってらっしゃい。頑張ってね!」

 

なんかこういうやり取りって夫婦ぽくていいなぁ。と思いながら、扉を開けて外に出る。空は澄み渡ってどこまでも蒼い。まるで今日という日を祝福しているようだった。

 

 

「ここが教室か...さて、クラスメイトはどんな奴がいるんだろう?」

 

不安と期待に胸を膨らませながらドアを開ける。

 

「コラ君!!机に足をかけるんじゃない君には高校の品格を守っている先輩方や苦労して机を製造して下さっている制作者方に感謝の気持ちが無いのか!!」

 

「思う訳ね~に決まってんだろ。どこ中だよ端役が!!」

 

パタン、直ぐにドアを閉めた。あれ?教室間違えた?でも、1ーAて書いてあるし、あるぇー?浩介は混乱した。もしかして雄英はヤンキー校なのではないかと思い始めた。が、そんなはずはない。覚悟を決めてもう一度ドアを開ける。

 

「ぼ..俺は私立聡明中学出身、飯田 天哉だ」

 

「聡明ぃ~?糞エリートじゃねえか、ぶっ殺し甲斐がありそうだなオイィ!!」

 

「ぶっ殺し甲斐?!君の物言いはなんて酷いんだ。本当にヒーロー志望なのか?」

 

また、閉めそうになるがなんとか堪える。座席を確認して、そそくさと自分の席に向かう。しばらくして、にわかに教室が騒がしくなった。すると....

 

「お友達ごっこがやりたいなら他所に行け」

 

廊下から寝袋から顔だけを出した男が立っていた。その風貌は余りにも整っているとは言えない、切らずに放置されている無精髭に伸び放題なぼさぼさの髪の毛、疲れ切った瞳とその周囲に刻まれた深い隈。あれはホームレスだと言われたら素直にそうと思うこと間違いないだろう。

 

「此処はヒーロー科だぞ」

 

そう言い、十秒チャージをわずか二秒で吸ってしまった。

 

「ハイ、静かになるまで八秒かかりました」

 

「時間は有限。君達は合理性に欠けるね」

 

そう言い、寝袋の中から体操服を出した。担任だと言うその男は自分は相澤消太と名乗り、これを着てグラウンドに出ろと言った。渋々着替え、グラウンドに行くとこれから、体力テストを行うと言い始めた。すると、一人の女子生徒が、

 

「テ、テストっていきなりですか!?あの、入学式とかガイダンスは!?」

 

「ヒーローを目指すならそんな悠長な行事、出る時間ないよ。雄英は自由な校風が売り文句。それは先生達もまた然り」

 

質問に対して、一蹴すると。相澤はこう続けた。

 

「個性禁止の体力テストをお前ら中学にやってんだろ。平均を成す人間の定義が崩れてなおそれを作り続けるのは非合理的、まあこれは文部科学省の怠慢だから今は良い。おい、遠藤。お前から投げろ」

 

すると、あたりお見渡しだした。

 

「オイ!遠藤いるか?まさか、来てないなんて事はないよな?あと5秒以内に返事をしなければ、除籍にするぞ」

 

なんと、初日から脅しを掛けてきた。目を見たら分かる。コレはガチなやつだ!っと周りが思っていると。

 

「すいません。ここにいます!」っと、最前列から声が聞こえた。

 

「遠藤、何処に行ってた?」

 

「いや、最初からいましたよ?!最前列で説明を聞いてました!」

 

(そんなはずはない、俺はこれでも現役のプロヒーローかつ、気配を読むのは得意だ。なのに見つけられなかっただと?)

 

相澤は、疑問は置いておいて先に進めることにした。

 

「まあ、いるのならそれでいい。では早速やってみろ」

 

(身体強化をして、よし!)

 

助走を着けて、腕を大きく振りかぶり投げる!

 

ゴォ!!

 

大きな音を立てながらボールは斜め上に行き良いよく飛んでいく。

 

「記録。852m」

 

「なにそれ面白そう!」

 

「さすが雄英!」

 

「さすがヒーロー科!」

 

「"面白そうか...よし、最下位のものは除籍処分とする」

 

突然だが、あっさりと言われた言葉に理解が追いつかず、意味が分かるまで数秒を要してしまった。理解したと同時に困惑の叫び声を上げた。

 

「はあー!?入学初日だぞ!?それで除籍?!」

 

「入学初日じゃなかったとしても理不尽すぎる!?」

 

まる顔の女の子が叫ぶが相澤先生は冷静に告げた。

 

 

「…自然災害…大事故…身勝手な敵たち…いつどこから来るかわからない厄災。日本は理不尽にまみれてる。そういう理不尽ピンチを覆していくのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったならお生憎。これから三年間。雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。”Plus Ultra”さ、全力で乗り越えてこい。」

 

確かに、"ヤツ"らは此方の事情など考えてくれない。コンビニ行く気軽さで滅ぼして来る。理不尽を跳ね返すには力が必要だ理不尽に理不尽を返すような圧倒的な力がそうして、かつての魔王は理不尽を殺した。これを乗り越えられない様なら魔王の右腕は名乗れ無い。

 

「やってやろうじゃないか。その受難乗り越えて見せよう。」

 

少し、卿になりかけながらテストに望む。

 

......このす(言わせねぇよ!?)

 

「時間がもったいないから一斉に掲示するぞ。」

 

順位が映し出された。2位だった。いや、そりゃ頑張ったよ。でも、万力やバイクには勝てんわ。

そして、...最下位の緑のモジャモジャ頭の男の子が死にそうな顔をしている。大丈夫か?

 

その後、合理的虚偽によりなんとかなった。

 

この調子で大丈夫か?

 

 

 

 

 

 

 

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