パワプロクンポケット 10 世界の破壊者の奇跡外伝 地球防衛軍編   作:カーナビレッスン

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新規小説です、前々から予告していた奴がなんとか仕上がりました。
それでは!どうぞ。


希望が実った宇宙

希望が実った宇宙

ー惑星ジュランー

ー管理棟ー

 

トウゴ『さて、そろそろ帰ろっか。』

 

俺の名前は春野トウゴ。

かつてチームEYESに所属し、ウルトラマンコスモスと共に地球をカオスヘッダーの侵略から守り彼等を救い、宇宙正義との交渉、他文明との共存の道を開いた春野ムサシの次男である。

母親はチームEYESのメンバーのモリモトアヤノで兄にソラ、双子の姉妹、ミヨコ、キヨコがいる。

 

トビタ『そうでやんすね、今日も平和だし帰るでやんす。』

 

マサシ『全く平和過ぎてちょっと気持ち悪すぎるな。』

 

この二人はドイガキトビタとフブキマサシ。

チームEYESのメンバーのドイガキ隊員の子どもがトビタ、フブキ隊員の子どもがマサシである。

二人とは兄弟の様にいつも一緒にいた。

俺とトビタの両親は仕事の都合上地球にはほとんど戻れなかった。

そのため、地球に住んで学校に通うために二人ともマサシの家で暮らしていた。

妹達とは休みの日は会ったがシノブさんの家の別地区で勉強することになった。

そもそも俺と兄貴は8歳も歳の差があったので、俺が小学校に通う時は宇宙にて勉強をしていた。

 

俺とトビタとマサシは幼稚園の時からマサシの家で暮らして来ていたので兄弟みたいなもので友情も深い。

無二の親友といってもいいだろう。

だが、マサシの父も忙しい身であるのでいつも家にいるのはマサシの母のカスミさんだった。

この人は俺たちの育ての親といっても過言ではない。

親しみを込めて俺とトビタはカスミ母さんと呼んでいる。

俺とトビタの母親は二人とも忙しい毎日のため育児に専念出来ていなかった。

休みの日ぐらいしか構ってもらえなかった。

しかし、カスミ母さんは結婚と同時に専業主婦となったので家事も万能、料理もかなり美味しくて面倒見がとても良い。

よくカラオケに行った影響か音楽は結構趣味になっている。

 

…唯一…悪い所なのはオカルト趣味を持つところくらいかな…そこを除けばかなり素晴らしい人間だと思う。

そのせいで変な知識を覚えてしまったよ。

そして、俺たちは専門学校を卒業し、俺たち三人は長年の夢だった惑星ジュランの警備隊員の職についた。

警備隊…といっても怪獣の健康を調査する仕事、モンスタードクターと呼ばれるものだ。

怪獣達の体温、群れの数、身体の傷、病気、食事量などを検査して確認、改善することが俺たちの仕事だ。

 

勿論警備隊として違法な取引のために怪獣を乱獲するものを退治するための操縦や射撃も勉強して叩き込んである。

操縦や射撃は専門学校でも俺たちはトップクラスだった。

何せ元TEAM EYESの隊長のマサシの父さんが射撃と操縦を休みの日に叩き込まれたからな…三人ともかなりの実力者だ。

そして、モンスタードクターの知識は地球の怪獣保護地域の管理者イケヤマ管理官に教えてもらった。

育つ環境としてかなり恵まれていたと思っている。

 

それになにより父さん達の青春の思い出話がかなり興味のあるものばかりだった。

バルタン星人、カオスヘッダーの襲来、それに伴った怪獣保護の問題、防衛軍との衝突、異星人との会合、宇宙正義との対立などファンタジーな興味深い世界だった。

母さんと父さんの出会いもこれらの出来事があったからこそだとも言っていた。

 

俺たちは子どもの時からこの仕事に就きたいと思うようになっていた。

父さん達に負けぬ様に俺は怪獣との共存をトビタは怪獣の生態をマサシは怪獣のケアを特に考えて勉強した。

そして、専門学校にて俺はタエと出会った。

美人の彼女に何度もアタックして付き合って、結婚にこぎ着けた。

トビタやマサシもそれぞれ専門学校時代にラランとスミコという女性と付き合い結婚している。

三人とも子どもがいて、俺は双子の男の子と女の子、トビタは女の子、マサシは一卵性双生児の女の子二人を授かった。

やりたかった仕事に就き、帰ると妻と子どもがいる。もうまさに幸せの絶頂だ。

 

マサシ『はぁ〜平和最高。やる事が単純だけど毎日怪獣の事を見てても飽きないなぁ…』

 

トビタ『まあ、そうでやんすね。でも、習性は同じでやんすね。』

 

トウゴ『そうだな…さてと今日は三家族揃ってのご飯だけどメニューはどんなだったっけ?』

 

マサシ『お楽しみだとよ、まぁ…でも今は無理させるわけにはいかないし…有り合わせでも文句は言うなよ。』

 

トビタ『当たり前でやんす!そんなこと絶対に言わないでやんす!』

 

俺たちはそんな談話をしながら私服に着替えようとしたその時に警報が基地を鳴らす。

 

ピピピピピピピピピピピピ!!!

 

三人『!!!』

 

トビタ『この警報はなんでやんすか!謎の飛行船が接近…コンディションレベルは…レッド!!でやんす!』

 

コンディションレベルとは何か異常があったときにどう行動するか判断する目安である

 

イエローは怪獣に異常発生のため確認

 

オレンジは怪獣に異常発生のち凶暴化のため最低限の攻撃ののち捕獲

 

レッドは侵略者など異常事態に対応するために交渉を前提に戦闘許可を与える

 

そして、今…レッドの状態だ。

最高か最悪かというと…どちらともいいがたい。

かつて父さんは様々な宇宙人と出会った。

その時にそれぞれの問題があった。

 

ワロガ、ギギ、ベリル星人、ノワール星人、エクステル星人、ギリバネス、サンドロスなどの敵対宇宙人との衝突

 

バルタン星人、ミゲロン星人、スレイユ星人、コイシス星人、戀鬼、ギラッガス、レイキュラ、宇宙正義デラシオンとの哀しい対立

 

イゴマス、ヤマワラワ、ザランガ、ムゲラ、プティワール星人、キュリア星人、スノースター、かわのじ、グラルファン、ギャシー星人との出会い

 

など、悪い方が多いが友好的な生命体との出会いもあるので悪いことばかりではない。

最も…最初から悪い存在は多くなく、敵対した宇宙人にもギギやベリル星人の中には平和を求めるものもいる。

そのため、ファーストコンタクトが重要になる。

俺たちには今重い責任が乗せられている。

 

マサシ『俺たちはテックサンダーに乗っておく必要があるな。交渉役は誰がやる?』

 

トビタ『うーーーん、この中では宇宙言語を理解するのに長けているのは…トウゴでやんす!よろしくでやんす!』

 

トウゴ『お、俺かよ!!まぁ…でも…そういう言語関係って…お前の母さんの方が…』

 

トビタ『そうでやんすが、おいらの父ちゃんのせいで怪獣が暴れた事があったでやんす!』

 

ガラモンの時か…

こいつの親父さんがパンドラの箱と呼ばれるものを開けてしまい、

ああ…確かに…

 

トウゴ『わかったよ、まあ確かにこのまま言い合ってもしょうがないな。現場はどこだ?』

 

マサシ『現場はカオスヘッダーのいる所…気をつけろ!!もし…敵の狙いがカオスヘッダーだとしたら…』

 

俺たちはそれまでの会話の愚かさを感じてすぐさま現場に向かった。

カオスヘッダー…かつて何百もの星を滅ぼしてきた光生命体の集団。

数多くの光一つ一つに意思が存在し、他の生命体に侵入して暴れるウイルスであった。

その目的は争いばかり起きる世界に秩序をもたらす事だった。

互いに違う意見、意思、言葉があるから戦争が起こる。

だったら意思を統一すれば良い

そうして産まれた生命体がカオスヘッダーである。

彼らは新たな秩序をもたらすために作られた。しかし、彼らは増え過ぎて力を持ち過ぎてしまいその星を滅ぼしてしまった。

彼らはその後、星々を荒らして生態系を変えていった。

コスモスはそれを止めようとしたが、ある星は守れなかった。

 

ウルトラマンコスモスは以前バルタン星人が地球に来た時に出会った春野ムサシと融合し、地球の怪獣を保護しながらカオスヘッダーと戦った。

カオスヘッダーとの戦いは熾烈を極めた。

カオスヘッダーは人間の感情を理解し、知識を深めてあらゆる手を使い。

憎しみを覚え、自分の体から弱点を無くす進化を次々としていった。

怪獣に取り憑かす実体を持ち、コスモスを倒しウルトラマンの姿を手に入れて自分の苦手だった酵素カオスキメラを克服した。

地球とカオスヘッダーの戦いは泥沼化していくものと思われた。

 

しかし、カオスヘッダーが人間の心を理解し憎しみを覚えたのなら争いを憎む気持ちと愛が理解できると考えた春野ムサシと怪獣達により、カオスヘッダーは共存の道を指ししめした。

その後、侵略者サンドロスとの戦闘、ウルトラマンジャスティスとの協力、死闘などあらゆる事が起こったのちこの宇宙から争いは消えた。

惑星ジュランという砂の星を地球人は怪獣達の楽園に変え、ギギやバルタン、ギャシー星人、デラシオンと協力しボロボロになった星を再生し始め、現在でも続けられている。

環境破壊から脱出した地球の海からは新たな生命体が誕生する奇跡も当然になっていった。

地球人はデラシオンから優秀な惑星人と認められて宇宙人との連携を強め、地球は様々な異星人や怪獣が移住し、地球人も他の異星人の星に移住を始める。

まだまだ法律や環境保護の観点から見ても問題は山積みだが確実に良い方向へと歩み始めていた。

その間に悲しき侵略者なども現れたが極力戦闘は最小限に食い止められた。

そのため、この場に緊張が物凄く走っていた。

だが、この出会いが俺たちをとんでもない世界へと送ることになるとは誰が予想できたのだろうか…

 

 

 

 

 

 

 




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