パワプロクンポケット 10 世界の破壊者の奇跡外伝 地球防衛軍編   作:カーナビレッスン

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グリーンベルト星人の逆襲

 

ー惑星ー

 

トウゴ『こちら、惑星ジュラン防衛隊の春野トウゴだ。そちらの目的は何だ?』

 

俺はテックライガーの中から宇宙船へと通信を送った。

多分…カスミ母さんの影響か…なんか宇宙船が水晶玉に見えてきたぞ…

しばらく通信をしていると向こうから通信が返ってきた。

映像通信でその姿を見ると年老いた老婆がこちらを睨みつけている。

しかし、顔の色が緑だ…これは一体?

 

セーツ『我の目的は…復習…我が名はグリーンベルト星人のセーツじゃ!』

 

!!!

グリーンベルト星人…だと…

カスミ母さんと会った宇宙人!!

 

トウゴ『グリーンベルト星人…確か惑星間戦争で滅亡した…』

 

☆グリーンベルト星人

ウルトラマンコスモス第41話 緑の逃亡者登場

 

かつてK57星系にて、同星系のエクステル星とグリーンベルト星の間で戦争が行われた。

その星間戦争によってグリーンベルト星は壊滅、地球に逃げ延びたグリーンベルト星人プラテアただ一人が生き残った。

しかし、エクステル星人はエクステル・レイダーと呼ばれるロボットを地球に送り込んだ。

それにより、プラテアは殺されてしまう。

しかし、プラテアは死の直前に会った若き頃のカスミ母さんに種を植え付けた。

グリーンベルト星人は植物型生命体で、自身の種子を他の生命体に植え付けることによって子孫を残す種族である。

この方法は他の生命体にとっては毒にもなりうるものである。

 

そのためこの子孫を残す方法によってエクステル星人は被害を受けたので他の星は戦争をして、滅ぼそうとしたのではないかと思われていた。

現にカスミ母さんはその時に種子を植え付けられて死の淵を彷徨った。

幸いにもシノブさんの旦那のカワヤさんの手術により種子は消え、健康になった。

大変迷惑極まりない生殖のため滅んだのは可愛そうだが宇宙の為だと言われた。

そのため、エクステル星人はその思惑通り正義のためにやったので軽い罰を受けたのみに留まり戦争しても仕方なしと判断した。

過ぎたことをいつまでも攻めても進歩はないとし、この一件はおわった。

最も父さんは複雑そうな顔をしていたが。

 

セーツ『そうじゃ!!!ワシはな…お前達地球人が見捨てたグリーンベルト星人プラテアの母じゃ!!』

 

トウゴ『!!!な、なんだと…』

 

セーツ『お前達地球人が無能なせいでプラテアは…娘は死んだ!!

怨めしい…怨めしい…』

 

トウゴ『確かに…俺たちの父さん達の発見が遅くなってしまって…結果的に死んでしまいました。

しかし、そのことと俺たちは関係ない!

復讐なんてやめるんだ!!』

 

セーツ『黙れ!!そのせいで…我が娘は死んだ…はい、そうですかと終われるか!!』

 

トウゴ『だからといって…』

 

セーツ『貴様ら地球人を全てグリーンベルト星人に………ガハッ!!!』

 

ガタッ!!

 

突如として通信先から大きな音が聞こえてきて彼女が口から血を吐き出して崩れ落ちた。

浮遊していた宇宙船が動き出してバランスを崩してこちらに向かってきた!

俺はすぐさまそこから立ち去って

 

イズミ『お祖母様!!!』

 

直ぐにそばから同じ緑の肌をした女の子が現れた。

 

トウゴ『!どうした、そちら側のセーツ殿は大丈夫か…』

 

セーツ『お、おのれええええ!呪われろおおおお!地球人んんんん!!!』

 

画面外からのセーツの声に驚かされる。

しかし、それよりも驚いたのが隣にいた女の子がこちらをまじまじと見ていたことだ。

 

イズミ『お祖母様……お祖母様?…………地球人の皆様、お祖母様は死にました。』

 

トウゴ『!!!』

 

俺は驚いていた。

自分の親族の死をこんなにあっさりと言うなんて…

しかも、彼女は泣いていない。

…まあ、他の星の人間だから仕方ないと考えるか…

 

イズミ『また見捨てましたね….ま、でもいいです。

どうせ皆さんはそうですから…ということであなた方には罰を与えます。

次元転移弾…発射!』

 

 

パンッ!!!

 

大きな爆音が響いて空が明るくなった。

 

ヒュイーン!!!!

 

そこから宇宙に大きな穴が空いた。

 

シュイーーーーン!!!!

 

トウゴ『な、なんだよ!!この惑星全体が揺れているのか…まさかお前が…』

 

惑星全体が揺れ始めている。

 

マサシ『こりゃあ…まじぃぞ!!この惑星全体に何やら不思議な転移装置のような物が囲い始めているぞ!!』

 

そう、大きな穴が開いていたのではなく、周りが囲まれていただけなのだった。

 

イズミ『これは我々の同胞…宇宙正義…に反抗する三星同盟の一つ、ギギ過激派によるものです。』

 

 

マサシ『ギギ!!ギギってあのギギか…』

 

ギギ

ウルトラマンコスモス

17話『異次元の罠』44話『ギギVSゴン』に登場

 

別次元から来た生命体で、地球を侵略すべく現れた。

侵略目的はギギの住む次元が崩壊を迎えるために移住のために地球を選んだ。

しかし、別次元を探すことを選ぶハト派と地球人を殲滅することを選ぶタカ派が対立していた。

最初に現れた個体は三体、青と赤と黄色、SRCに現れて、人間を小さくして地球を支配しようとした。

しかし、ウルトラマンコスモスにより人間は大きくされ、作戦は失敗し、三体の個体が一体に合体して巨大化するがウルトラマンコスモスのコロナモードに敗れ去った。

その後、時間を置いた別個体のギギ・プログレスが現れ、新たな新技のビームでコスモスのコロナモードを捉える。

しかし、ギギのハト派が対立しているタカ派を倒すために地球人に協力し、ムサシのペットロボット"ゴン"を巨大化させてコスモスを救った。

 

そのギギも二回にわたる侵略失敗によりタカ派の大半が侵略を諦め、宇宙正義と同盟を結び次元の崩壊を止めることに成功した。

そのため、今ではギギは宇宙正義からの信頼も厚く、ギギの元タカ派も宇宙正義のために戦い、彼等の高い技術力のお陰で多くのことが成し遂げられており、次元移動により多くの世界が救われることになった。

 

しかし…ギギも一枚岩ではなかった。

タカ派の中には地球を侵略する事を諦めていない者やウルトラマンコスモスへの復讐を成し遂げようとするものもいたのだ。

 

イズミ『わかりましたか?貴方達が平和ボケしている間に我々は刻々と復讐の準備をしていたんですよ。』

 

トウゴ『復讐なんて意味が…』

 

イズミ『意味はあります。

私たちを…グリーンベルト星人を見捨てた貴方達を苦しめる…そして…グリーンベルト星人になってしまった私を…助けなかった貴方達を同じように苦しめる…

それが…私にとって何より意味があるんです。』

 

トビタ『こ、このままじゃ…この星はやばいでやんす!トウゴ!マサシ!あの装置をなんとか破壊出来ないでやんすか!』

 

トウゴ『駄目だ…対ショック用意!!!コンディションレベル!パープル!!

全員!!!!何かに掴まれええええ!!』

 

俺はこれから先の事をまだ知らなかった。

少なくともこの時点で予想していたことの方がまだましだった。

何故なら、俺たちの未来は……

 

 

パワプロクンポケット10x 〜世界の破壊者の奇跡外伝〜地球防衛軍編

 

プロローグ完

 

次回予告

 

マサシ『ふざけんな!!』

 

軍人『我らはマウンテンピーナッツ…人間として人間を殺す者だ!』

トウゴ達がたどり着いた先はなんと異世界の地球であった。

そして、そこに待っていた地球では、人間が絶滅危惧種に指定されていた。

一体どういうことなのか?

 

次回、襲来!マウンテンピーナッツ

 

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