クレヨンしんちゃん 邪神オオカマの大逆襲 作:アドルフアニメーション
さて、前回の最後で、何かを思い出したしんのすけ。
一体何を思い出したのか…、
それを語るには今回、この事件が起こるキッカケとなった、
昨日のしんのすけが『固まって』いた、
その原因に触れねばなりません…。
今回の話では、とうとう、その原因…、
そして、なぜ『野原 みさえ』と『八坂 神奈子』が
入れ替わってしまったのか…、
その元凶も、明かさねばなりません。
前回の展開とは違い、今回は、
ややシリアスな展開になりそうです。
さあ、これからしんのすけは、どんな行動をとるのでしょうか?
その続きをこれより、どうぞご堪能下さい。
しんのすけ「…はぁ…っはぁ…っはぁ…っ!!!」
幼稚園を飛び出したしんのすけは、
神奈子のいるであろう自宅に向かって、
一目散に走っておりました…、
しかし、子供の脚では到底、かなりの時間がかかってしまう距離、
大人の足、なおかつ、自転車にでも乗っていなければ
すぐには帰宅なぞ出来ない距離です…。
しんのすけ「…っはぁ…っはぁ…、つ…疲れたぞぉ…ッ!!!」
当然の如く、息切れしてしまいます。すると…
神奈子「…おい、しんちゃん? 一体こんな所で何をしてるの…??」
しんのすけ「…おっ??」
しんのすけ「…おぉっ!!! 神奈子…!? なんでこんな所に?!」
神奈子「それはこっちのセリフだ! 私はデパートに行った帰りよ!」
しんのすけ「お…オラ…っオラ…ッ 思い出したんだぞ…!!!」
神奈子「な…、何を…??」
しんのすけ「お…、オラ…、昨日…、」
回想…
場所は近所の公園付近の住宅地、時間は午後3時頃くらい…、
???B「…ふぅん…『卜占』によれば…、この辺りなんですけどねえ…??」
(※『卜占』…"ぼくせん"と読み…、いわゆる、古代の"うらない"の事です。)
一見すると普通のセールスマン…
ごく平凡な特徴の無い顔、普通のスーツ姿にカバンを持ち、
髪型も若者らしい短い物…、体型はヒョロヒョロのキャシャだが、
それだけを除けば、いたって目立たない…が、
髪や服のいたる所に、ビー玉のような、七色に光る『玉』が付いてる。
それと同じ『玉』で出来たネックレス。履いている靴にも2~3個付いている。
その靴底にも何か仕掛けがあるのか、ローラーシューズのように
スイ~っと移動しつつ、時折近所を歩く人に、
何かを見せながら聞き込みをしている…。
近所のおばちゃん「…あぁ…、その人なら、たまぁに近所のスーパーで、見かけるような…?」
???B「…そうで御座いますか。それで…、お住みの場所などは…??」
近所のおばちゃん「さぁ…? そこまでは…ちょっと…、」
???B「…左様で御座いますか。失礼致しました…、」
???B「…ちぃ! 使えないババアですねえ…! …ですがしかし、
どうやらこの近所に住んでる事は…ほぼ確実なようですね…!」
…と、ふと公園で遊んでいる子供達に目が留まったその男、
ふぅん…、一応ガキどもにも聞いておくか…??
子供とはいえ、行動範囲は意外と広い…、あるいは、知ってるかも…??
と、その男は、公園内へと足を踏み入れました…。
ボーちゃん「しつれい…します…。」
まさお「…はいはい、どちらさまでしょう…??」
そこで、しんのすけとその仲良し4人は、いつものように
リアルおままごとを興じておりました。
ボーちゃん「…こういう…ものだ…!」
まさお「東京…国税局…査察部…?! "マルサ"か…ッ!!?」
風間くん「そうさ! 自称 芸術家の"佐藤まさお"…!!! オマエには脱税の疑いがある…!!
よって今から我々が…この自宅を調べさせてもらう…!!!」
まさお「…!!! ま…まま待って下さいよぉ~…!!!
だ…脱税だなんてそんなぁ…!! 僕は…ぜぜ善良な市民ですよぉ~…!!!
ぜ…税金も、ちゃぁ~んと、ちゃんと収めてますよぉ~…!!!
しし調べるだなんてそんなぁ~…!!! 待って下さいよぉ~!!!」
迫真の演技!!
公園の遊具を自宅の家具などに見立て、そこにボーちゃんと風間くんが
次々と調査のメスを加えていく!!!
まさお君も渾身の演技で、脱税を隠す自称芸術家の役を演じる!!!
隠されていた札束は、そこらへんに落ちてる木の葉である…ッ!!!
ボーちゃん「…この…床の下に…隠してあった…札束は…何だ…!」
まさお「そそそ…それは…その…あとで税金を納めようと…一時的に…、」
風間くん「おいおい…、それにしちゃあこの量…、異常な金額ですよぉ…?
『一時的』にしては…多すぎやしませんかぁ~…?!」
まさお「そそそ…そそれは…そのぉ…えぇ…っと…!!!」
ガタンッ
風間くん「…!!? おい!? 今の音はなんだぁ!??」
ボーちゃん「お…女が…逃げていく…!」
風間くん「怪しい袋を持ってるぞ…!!! 待てぇ~!!!」
息を潜めていたネネちゃんが、遊具の影から
木の葉…つまり、脱税した金…のたくさんつまったゴミ袋を片手に、
逃走を図りました!!
まさお「ね…っネネちゃ~~~~~んッ!!! 待って~~~~!!!」
ネネちゃん「…ふん!! せっかくたんまり稼げると思ったのに…!!
脱税がバレるなんて…!! とんだヘボね…!!!
もうアナタとは終わりよ…!!! さようなら…!!!」
まさお「うわぁあ~~~んッ!!! ネネちゃ~~~んッ!!!
待ってくれぇ~~~!!! 行かないでくれよぉ~~~~~!!!
またやり直せる…!!! また金をいっぱい稼ぐからさぁ~~~~!!!
戻ってきてくれよぉ~~~~~~!!! ネネちゃあ~~~~~~~~んッ!!!!!!」
ネネちゃん「しつけぇんだよッ!!! オニギリ頭ぁ!!!
テメェ顔も体型もさえねぇし…自分の身分分かってんの…!??
金がなきゃあこんな女!! てめぇなんかに寄って来るかよっつーの!!!」
まさお「うわあぁぁああぁああぁあああああぁぁああああああぁああんッ!!!
そんなぁああああぁあ!!! あんまりだぁああああああああぁああッ!!!」
ネネちゃん「『金の切れ目が縁の切れ目』ね…!! さようなら!!!」
風間くん「…おい!! 逃げるぞ…!!? 待てぇーーーー!!!」
???B「…失礼します、君達。」
???B「落ち葉拾いですか? 小さいのに偉いですね~。」
風間くん「…あ、いえ…、これは…、」
ネネちゃん「…ええ、そうなんですよ~。私達こうみえて、
社会の役に立つ事が好きで~…。」
咄嗟におままごとモードから切り替えるネネちゃん。
???B「…それでは、1つ、このお兄さんの役に立ってもくれませんか?」
まさお「役に…??」
???B「ええ…、実はワタクシ、こういう方を探しておりましてね…?」
と、4人と同じ目線になるようにしゃがみこみ、
カバンの中から1枚の紙を取り出し広げる。
そこには、身に着けているアクセサリーなど、余計な物を省き、
シンプルな格好をさせた『八坂 神奈子』の似顔絵が描いてありました。
???B「…こういう方を、探しているんですよ。」
まさお「…あっ、これ…!」
???B「…ほぉ、この方をご存知で?」
とっさに『これ以上言うな』と言う風に、まさお君の言葉をさえぎる風間くん
まあ確かに、全身に『玉』をくっつけているセールスマンを、
怪しまない方がおかしな話しです。
風間くん「あ…あの…、失礼ですが、この方とは…、どういったご関係で…??」
???B「…ああ! これは失礼…! 怪しませてしまって申し訳ありません…!
実はこの方、ワタクシの命の恩人なんですよぉ…!!!」
ネネちゃん「命の恩人…?」
???B「ええ…、実はですねぇ…、先日…」
…と、言葉巧みに、現実味のある感動を交えた作り話しをして、
すっかり4人を騙してしまうこの男。
話しを終えた頃には4人とも、涙ぐんで拍手をしておりました。
???B「…と、いうわけでして、この方をお探ししてる、というわけなのです。」
ネネちゃん「うぅ…! なんて感動的な話しなの…ッ?!
ドラマにしたら大ヒット間違い無しなお話し…!!」
風間くん「しんのすけのママが…そんな事をしてくれたなんて…!!?」
まさお「しんちゃんのママって…、すごい人だったんだねぇ…??!」
ボーちゃん「ぼー…ッ!! ぼぉーッ!!!」
???B「…ほぅ、しんのすけ…? その方は、しんのすけ君と…、ご関係が…??」
風間くん「…ハイ!!! その人は、しんのすけのお母さんなんですよ…!!!」
???B「ほぅ…、で、その…しんのすけ君…は、今どこに…?」
まさお「しんちゃんなら…、あそこで…!」
しんのすけ「ねぇ~ねぇ~彼女ぉ~。
文字は『ひらがな』派~?『カタカナ』派~? それとも『アルファベット』派~?
えぇ~?!『ひらがな』派~?! 奇遇だなぁ~、オラも『ひらがな』派~!
いやぁ~、オラ達、気が合いそうですなぁ~…。」
公園に来ていた年上のお姉さん2人を相手にナンパをするしんのすけ、
一体どんな口説き方だよ…!!
???B「…失礼します。 あなたが『しんのすけ』君ですか?」
しんのすけ「…お? …あんた誰?」
???B「…おっと、失礼致しました…、ワタクシ、こういう者です。」
と、胸ポケットから、それっぽい難しい漢字がズラッっと並んだ
名刺を取り出す男。 それを、しんのすけに渡しましたが…
しんのすけ「…オラ、漢字読めないぞ…!!」
???B「…、これはこれは! 失礼致しました…!
ワタクシの名前は『タマヌシ ミコト』と申しまして…、」
しんのすけ「『タマ無し』ぃ~!? もしかしてオジさんオカマ~?!」
???B「ち…、違いますよ『タマヌシ』ですよ『タ・マ・ヌ・シ』!
『ナ』じゃなくて『ヌ』です…!!!」
しんのすけ「ヌゥ~~~~~~~!」
と変な顔を披露するしんのすけ、
正直しんのすけのペースについていけないタマヌシ。
タマヌシ「…っと! とにかく! 君のお母さんに逢わせてくれないかなあ…!?
お兄さん、実は君のお母さんに、逢いたくてねぇ…!!?」
しんのすけ「…オジさん、母ちゃんとどういった関係ですかな…?!
まさか不倫…?!」
タマヌシ「…い、いえいえ、違いますよ~…、
実はですねぇ…、ついこの前…、」
しんのすけ「んん…? オジさん、怪しいぞ…!!」
タマヌシ「そ…、そんなわけないだろぉ~しんのすけ君~??
私の話を聞いてくれれば、納得してくれるかなぁ~…?!」
しんのすけ「ねぇ~彼女~! 今度オラと一緒に~…」
タマヌシ「…って! 人の話を聞けぇクソガキがぁ~~~ッ!!!」
しんのすけ「ますます怪しいぞ…! オラ、お話しなんて聞かな~い!!」
タマヌシ「…テメェ…!! こっちがシタテに出てんのに…!!! このぉ…!!!」
…と、その時、
タマヌシ「…はい、もしもし…??」
ケータイを取り出して『右耳に当て』た。
しかしケータイは音も鳴ってなかったし、バイブもしてなかった…。
しんのすけに背を向けて、ヒソヒソと会話する。
???C「…さっきから~、何やってんの~…?!」
タマヌシ「いえ…、とうとう『神奈子』にそっくりっていう女の、
その息子を発見したんですが…!」
???C「本当に~…!? 今~、接触してんの~?」
タマヌシ「ええ…、ですがこのガキ…、警戒心がかなり強くてですね…、」
???C「…じゃあ~、アンタの『話術』使えば~いいんじゃ~…??」
タマヌシ「出来ればとっくにしてますよ…!!
…このガキ、集中力がなくて…、ここは人通りも多いですし…、
アノ手段を使おうにも…、体力的には…!」
???C「…なら~、一旦~離れなさい~…。」
タマヌシ「はいぃ…?!」
???C「一旦~、泳がすの~。そして~こっそりあとをつける…、
その子供はいずれ~…、自宅へと向かうはずでしょ~…??」
タマヌシ「…なるほど、そこを狙えば…、確実に…!!」
???C「そう~、だから~…、一旦引いて~…。」
タマヌシ「応軽…、分かりました…、それでは、後ほど…。」
ピッ
と、ケータイを切るフリをして、ポケットにしまうタマヌシ、
ふと、肩が重い事に気付き、振り返ると…、
しんのすけ「…ほうほう、何を話してたんですかな…?」
タマヌシ「…でぇええええぇぇえぇえぇえぇええええッ!!!???」
ビックリしてしんのすけを払い除け、一目散に逃げるタマヌシ、
しんのすけは無事着地して、その背中を眺める…。
…とりあえず、住宅地の電柱の影に、身を潜める。
タマヌシ「…ハァ…ハァ…ッ!!! び…ビックリしましたねぇ…もぅ…!!!」
しんのすけ「…何がぁ??」
タマヌシ「…ってでぎゃあぁああああぁあぁぁあぁあぁああぁああッ!!!???」
再び走って逃げ、今度は民家の庭先に隠れるタマヌシ
タマヌシ「…ハァ…ハァ…ハァ…ッ!!! なん…なんだぁ…!? あのガキはぁ…!??」
しんのすけ「オラ、しんのすけだぞ!?」
タマヌシ「…ってぎょえぇえぇえええぇぇえぇえぇえぇえええぇええぇえええッ!!!???」
お前はホラー映画の何かか!?
という感じで、何故かタマヌシの先回りをしているしんのすけ。
致し方なく、みたび、走って逃走を図るしかないタマヌシ…。
タマヌシ「…ハァッ…ハァッ…ッも…っもしもしぃ…!??」
???C「…何ぃ~?! っていうか~、アンタ~なんで息切れしてんの~…?!」
走りながら再びケータイを取り出し『右耳に当て』るタマヌシ、
通信の向こうの相手は当然、先程と同じ人物です。
タマヌシ「…ダメです…! ヤツに目を…付けられました…!! 今…追いかけられて…ます…!!!」
???C「ヤツって~…!?」
タマヌシ「…さっき話したガキです…!! 意外としぶとい…!!」
???C「…私に~どうしろって言うの~??!」
タマヌシ「…そっちの作戦に…! 使える…でしょう…!?」
???C「え~? ええ~…、確かに~、こっちの方のは~…『小さい子供』が~必要だけど~…、」
タマヌシ「ええ…ッですから…そっちに…回せます…かぁ…?!」
???C「まぁ~…、確かに~…、使えるかもしれないけど~…、」
タマヌシ「…じゃ…じゃあ…、お願い…します…ッ!!!」
???C「でもねぇ~…、こっちの作戦に~、ひっかかってくれるの~??」
タマヌシ「…コイツ…、このガキには…、弱点が…あります…!!」
???C「何~? それ~?」
タマヌシ「…コイツは…若い…キレイな…女性に…目がありません…!!!」
???C「…な~るほど~…、なら~、私が~、『適役』ってわけね~??」
タマヌシ「…ええ!! 今…『誘導』…しますんで…、あとを…お願い…します…!!!」
???C「応軽~。わかった~。連れてきて~。」
再び、ケータイを切るフリをして、ポケットにしまう。
汗だくのタマヌシの後ろには、しんのすけが…!
タマヌシ「…ハァ…ハァ…ッ!」
しんのすけ「まてまてぇ~!! 怪しいオジさん~~~!!!」
フラフラになりつつ、子供のしんちゃんに捕まらないように、
かつ見失われないように、絶妙の距離を取りつつ、
何回か路地を曲がるタマヌシ…、
そしてそれを追いかけるしんのすけ、
しかし、何回目かの路地を曲がった時…、
しんのすけ「…あれ…??」
辺りを見回す…、しかし、タマヌシの姿は、
いくら見回しても、影も形もない…。
しんのすけ「…いないぞぉ…??
ハァ…、しかたないぞ…、お家に帰ろうっと…!」
???C「…ねぇ、そこの君ぃ~??」
しんのすけ「…おぉ?!」
見るとそこには、今時の女子高生な女がいた。
髪は金髪でカールがかかっており、
化粧もしている。 マツゲも長い。
胸も大きめで、その胸元を開けている。
何故かウェストには『帯』を締めている。
スカートもかなり、見えそうなくらい短い。
脚も長めで黒のニーソックスを履いている。
いかにも、学校にも行かず『遊んでそう』な女がいた。
しんのすけ「おぉお~!!!」
しんのすけよ…、こんなお姉さんに反応するか…!
将来が軽く心配ですよ…。
しんのすけ「お…、お姉さん…。そんなにスカート短くて大丈夫…? 風邪ひかない…?」
???C「んふふ…、大丈夫~。慣れてるから~。」
しんのすけ「それに…、お胸も…、」
???C「そうね~、私~、熱がりなのよ~。あ~熱い熱い~…。」
と言って、胸元を大きく開けて、手で仰ぐ女。
当然、胸の谷間がしんのすけの目に…!
しんのすけ「おほぉお~!!!」
???C「んふふ…、チョロいチョロい…、」
しんのすけ「ん? なんか言った?」
???C「ううん、涼しさが『ちょうどいい』って言ったのよ~?」
しんのすけ「お…、オラ…、扇いで差し上げましょうですでしょうか…?!」
完全にしんのすけの目が『変態という名の紳士』の目をしている。
???C「んふふ…、ありがとう~、でも、もう大丈夫よ~。」
しんのすけ「そ…、そうでございますですか…!!」
???C「…でもねぇ~…、今お姉さん~、ちょ~っと…、困ってるんだぁ~…。」
しんのすけ「ほ…ほい…! なんでございますでしょうか…!!?」
???C「実はね~、お姉さんね~、君に~手伝って欲しい事があるんだ~。」
しんのすけ「ほっほい!! オラ! 出来る事なら…なんでも致しますですハイッ!!!」
???C「んふふ…、頼もしいな~。君は~。」
しんのすけ「お…、オラ…! 野原しんのすけ5歳です…!!!
みんなはオラの事『しんちゃん』って呼んでますです…!!!」
???C「んふふ…、じゃあ~しんちゃん~!」
しんのすけ「おぉおおぉ~!!!」
呼ばれただけで快感に浸るしんのすけ。
しんのすけ「ほ…、ほい…!」
???C「ねぇ~、しんちゃ~ん…、こっちに来て欲しいの~…。、」
と、おもむろにしんのすけの手を掴んで、歩き出す女。
しんのすけ「い…、いけませんそんな…!! まだ子供には…刺激が強すぎますですぞ…!!?」
一体何を想像しているんですかしんのすけ…!
???C「…あのね~、お姉さん~、実は~あの先に~、落し物しちゃったの~。」
…と、ここで、ようやく前々回の最後で登場し、
『フラグ』であると触れていた、あの『路地』が、登場しました。
しんのすけ「…お? あそこが、どうしたの…?」
???C「実はね~、ホラ~、あの道~、子供くらいしか通れない細さでしょ~?」
しんのすけ「ほうほう…、言われてみれば、確かにそうですなあ…!」
???C「あそこにね~、すっごくイジワルな子供が~、
お姉さんの大切な~、すっご~~~~く、大切な物を~、隠しちゃったの~!」
しんのすけ「なっ…なんと…!? ひどい子供もいるものですなぁ…!!
まったくけしからん…! これだから日本の将来が『アバラ骨』なんです…!!」
???C「それを言うなら~『危ぶまれる』~でしょ~?」
しんのすけ「うむ…、そうとも言いますなぁ…!」
???C「…ねぇ~! お願~い!! すっごく優しくて~、頼もしくて~、
勇敢な~しんちゃ~ん!! あそこから~お姉さんの大切な物を~、
取って来てぇ~!!!」
しんのすけ「あはぁ~…、そ…、そんなに言われたら…オラ~…、照れちゃうぞぉ~…!!」
???C「ねぇ~! お願~い!! 取・っ・て・来・て。」
しんのすけ「んほぉおおぉおッ!!」
???C「…ね~。もし~、取って来てくれたら~…、
『お礼』…、シて…あ・げ・る・か・ら。」
しんのすけ「お…、お礼…!?」
???C「しんちゃんの~ホッペに~…チュウ…!」
しんのすけ「…おッ!!! オラ…!!! ヤるぞぉ…!!!」
???C「キャア~!!! 偉い偉~い! しんちゃ~ん!!!」
しんのすけ、下心丸出し。
???C「あのね~しんちゃ~ん。この細~い路地をま~っすぐ行くと~、
ホコラがあるの~。」
しんのすけ「ほうほう、ホコラですか…!!!」
???C「その中に~、小さなガチャポンみたいな~木で出来たカプセルがあるの~。」
しんのすけ「ほうほう…!!」
???C「それを~、取って来て欲しいの~。
それって~、お姉さんの~大切なモノなの~。」
しんのすけ「ブ・ラジャー!!! オラに任せて下さい!!!
今からその…お姉さんの大切なカプセルを…取ってくるぞぉーーー!!!」
???C「ありがと~う、いってらっしゃ~い。」
そう言って華麗に、颯爽と路地の中へ入っていくしんのすけ。
女はその後ろ姿に手を振りながら、へ…、チョロいチョロい…、という顔を見せる…。
しんのすけ「うぉおーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
雄たけびを発しつつ、細い細い路地を、
一直線に駆け抜けていくしんのすけ。
住宅地の中の路地にしては…異常に長い…。
100メートル以上は確実にあります。
しかもいつの間にか、先はちゃんと見えているのに
まるでトンネルの中のように…、四方が暗い、
継ぎ目のない壁になっていきました…。
しんのすけ「…おぉ!?」
例の、お姉さんが言っていた…あのホコラが、見えてきました。
まるで一枚岩を掘って造ったような
随分古めかしく、苔生していて、崩れそうなホコラです。
しんのすけ「おお…、これかぁ…。」
ホコラには、ちょうどいい大きさの石で
扉がしてありました。
そしてその上から、何やら意味有りげなお札が貼ってあります。
しんのすけ「ほうほう…。この中に隠したんだな…??」
と、おもむろにお札に手を伸ばすしんのすけ、
すると、お札がなぜか、蛍の光のように、翠に光りました。
しんのすけ「…おぉ!? で…でも…、オラ…!
お姉さんのチュウのためだぞ…!!! ふん…ッ!!!」
一気に臆することなく剥がすと、その衝撃で
ホコラのフタをしていた石が、ゴロンと落ちました。
…そしてその中には…、確かに、木製のカプセルのような容器が…。
しんのすけ「…おぉ…ッ!? こ…、これだな…!? よぉ~し…。」
サッっとそのカプセルを素早く取り出すと、
しんのすけは急いでもと来た道を戻っていきます。
子供ながらに、何か直感的に、イヤな予感がしたのです…。
しんのすけ「ほっほっほっほっほっほっほっほっ…!!!」
と息を吐きながら、光の見える先…、
あの路地の入り口まで、難なく到着しました。
当然そこには、あのお姉さんが…。
???C「あ~ん…、どおだった~? しんのすけく~ん…??」
しんのすけ「ほ…、ほい…ッ! もちろん…!! この通り…!!!」
と、女の目つきが一瞬変わる。いかにも悪そうな目だ。
???C「いや~ん! ありがと~!! お姉さん~すっご~い嬉しいわぁ~!!!」
しんのすけ「う…受け取って下さい…! オラの気持ち…!!!」
おいおい…、指輪じゃないんですから…、
???C「ありがと~!!!」
と、例のカプセルを、サッと受け取る。
一瞬、何か黒い霧のようなものが、見えたような…?
しんのすけ「そ…、それじゃあ…、お約束の…!!!?」
???C「お約束~…? …おぁ~…! そうだったわね~。
『チュウ』…だったわね~。」
しんのすけ「ほ…ほい…!!」
???C「もちろ~ん…お安いご用よ~。ハ~イ…チュ~…。」
過激!!!
子供には刺激が強すぎる…!!!
ただホッペにソフトな感じではなく…、
舌を使ってのテクニシャン!!!
なんてこった!!! みるみるしんのすけの顔が…ヒート☆&☆スカーレット!!!
しんのすけ「おおおおおおおおおおおッ!!! ポッポーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
案の定!!!
暴走機関車が止まらない! 止められない!! 止まりやしない!!!
???C「…ふふ…。」
と、サッとしんのすけに背を向け、突然何かの祝詞を唱え始めた女。
手に持ったカプセルからは、黒い霧のような気体が立ち込め…、
辺りは重い空気に包まれ…、空は何故か…曇り始めました…。
しんのすけ「お…? お姉…さん…??」
先程までの高揚は一瞬にして冷め、この不穏な空気に
一気に不安感が広がる…。
タマヌシ「ふっふっふ…。」
と、どこかに隠れていたのか…、先程のタマヌシも、
不敵な怪しい笑みを浮かべ、女のそばに出現する…。
一層…恐怖の念に駆られるしんのすけ…!!!
しんのすけ「う…うぅ…、うぅおぉおぉおぉおおおおぉおぉおおぉぉおおぉおおおッ!!!!!!」
とうとう、それに耐え切れなくなったのか、
恐怖の顔を浮かべ、無我夢中で疾走していきました。
???C「…追って~。」
タマヌシ「…えぇ。もちろん…。」
しんのすけ「おおおぉおおぉおぉおぉおぉおおおぉぉおおおッ!!!」
タマヌシ「…待て待てー!!!」
しんのすけ「うぉおぉお!??」
恐怖の中、後ろを振り返るとそこには…あのタマヌシが
恐ろしい笑みを浮かべて…追ってくるではありませんか…!!?
どうやらあの、靴底のローラーか何かで移動してるのか…
スイスイと…徐々に…しんのすけとの距離を詰めて…!!!
先程の追いかけっことは立場が逆転…!
追いかける側が追われる側…! 恐怖の追いかけっこです…!!!
しんのすけ「うおぉおぉおぉおぉおおおおぉおおぉぉおおおおおおぉおおおおお…ッ!!!」
これがいわゆる『火事場の馬鹿力』とでも言うんでしょうか、
しんのすけのような子供とは思えぬ、
ギネス級の速さで逃げていきます…!!!
タマヌシ「…まぁ、いい…、どうせ…自宅が分かればいいんだから…。」
そんな事はつゆ知らず、みるみる遠ざかっていくタマヌシを時折確認しつつ、
急いで自宅へと駆け抜けていくしんのすけ…。
どのくらい走ったのか…、疲れるのも忘れ、
いよいよ…、自宅のすぐ目の前まで、やってきてしまいました…。
しんのすけ「うおぉおぉおおおぉおおおッ!!! 母ちゃあーーーーんッ!!! 母ちゃあーーーーーーんッ!!!」
目の前には自宅のドア…! あと5~6メートルで…ドアノブに…!! と…その時…!!!
タマヌシ「『タマヌシ』…!!!」
ピタァ…ッ!!!
まるで、リモコンの一時停止ボタンを押した瞬間の如く、
タマヌシが突然背後から現れ、手をしんのすけにかざし、自分の名前を叫ぶと…、
そのかざした手から光が出て、しんのすけが…『固まって』…しまいました…。
タマヌシ「…ありがとうございます…、あなたのお母さんの居る…、
自宅の場所を教えてくれて…。
…まぁ、とはいっても、今は…ワタクシの声は…聞こえていないでしょうが…。」
と『固まって』しまったしんのすけに触れないように避けて、
自宅のドアノブに手を掛ける…。
タマヌシ「…ご安心下さい…、あなたは、誰かが『触れて』くれれば、
また動けますからね…、まぁ…、その『固まって』る間の記憶は…
無いでしょうが…。」
ガチャ…ッ
ドアを開けて…中へ入っていく…。
回想終了
神奈子「なるほど…。」
回想の間、しんのすけと神奈子は、自転車をこいで自宅まで向かい、
居間に来ていました。
神奈子「…その追い駆けて来た者は『タマヌシノミコト』という者よ。
我々と同じ"神"なの…。」
しんのすけ「ええ~…、全然偉そうじゃなかったぞ~??」
神奈子「人間にも社長とか大臣とか、偉そうな者と、そうでない者がいるように…
神にも"力"の差があるのよ。
タマヌシはその中ではまぁ…人間で言う"係長"レベルね…。」
しんのすけ「ほうほう…、父ちゃんと同じレベルかぁ…。」
神奈子「彼はほぼあらゆる『玉』を操れる程度の能力を持っています…。」
しんのすけ「おぉ…! だから体中に、変な『玉』をいっぱいくっつけてたんだな?!」
神奈子「ええ、そうですね…。…そして、話しを聞く限りだと、
しんちゃんを誘惑した、その女は…
『オビチヒメノミコト』…という神ね。」
しんのすけ「えぇ~!?『おビッチ』~!?」
神奈子「『オビチ』よ。『オビチ』…、彼女にはおそらく、変身能力があるわ。
相手の好みの体に変化できる程度の能力…、と思われるわ…。
…まあ、私は彼女にあまり会った事が少ないから、よくは分からないけど…。」
しんのすけ「ほうほう…、でも、なんでそんな人達が…??」
神奈子「…、それを知るにはまず…、私が『昼寝』をする必要が、ありそうね。」
しんのすけ「えぇ~!? 何でぇ~!??」
神奈子「私の"予想"が正しければ、真相は『昼寝』をすれば…分かるはずなの…!!
詳しく説明したいけど…それは『昼寝』の後にするわ…!!!」
と言って、すぐに横になる準備を始める…。
神奈子「…しんちゃん、10分ほど経ったら、起こしてね…!!?」
しんのすけ「ほ…ほい…。」
状況がよく飲み込めないしんのすけをヨソに、眠りへとつく神奈子…。
と、時をほぼ同じくして…幻想郷でも…。
場所は社務所の居間近く…、廊下を歩いて、居間へと向かっている最中です。
みさえ「…あぁ~、大変な目にあったわ~…、」
早苗「そうですね~…、私なんか、腕に縛った跡が…、」
みさえ「ごめんねぇ~、すぐにほどいてあげられなくて…、」
早苗「いえいえ…、でももう、これであの2人も懲りた事でしょう…。」
みさえ「はぁ~あ…、それにしても、な~んか眠くなっちゃったわ~…、」
早苗「そうですね…、さっきのドタバタで…、疲れましたものね~…。」
と、居間の前に到着し、障子を開けると…、
みさえ「…あら…。」
早苗「まぁ…!」
ひまわりにお昼寝をさせようとして、
一緒に寝てしまった諏訪子が…。
みさえ「そういえば、さっきひまのお昼寝が…って言ってたもんね~。」
早苗「起こしちゃ悪いですからね…。」
みさえ「ちょうど良いわ。一緒に寝ちゃいましょうよ。」
早苗「そうですねぇ…、じゃあ、午後の神社のお勤めは、一時お休み…ということで…。」
みさえ「そうね~…、じゃあ、おやすみなさ~い…。」
早苗「ええ。おやすみなさい…。」
…と、2人も、ひまわり、諏訪子と一緒に、
お昼寝タイムに入りました…、
そして…。
デギャーーーーンッ!!!
と、10分くらいたった頃でしょうか…?
何かの大きな物音がして…、
みさえ、諏訪子、早苗、そしてひまわりは…飛び起きたのでした。
みさえ「…あっ?!!」
早苗「っは!!?」
諏訪子「あーうーっ!?!」
ひまわり「ったいあ!!?」
3人「思い出した…!!!!!!」
神奈子「…思い出したわ…ッ!!!」
しんのすけ「…なっ 何をぉ…??!」
場所は戻って、しんのすけは言われた通り、
10分程経ってから、神奈子を揺すり起こしました…、
すると突然、こう言って飛び起きたのです…。
神奈子「昨日の…午後の休憩も終わりの頃に…!!!」
再び回想…。
場所は守矢神社、社務所の居間で…、
神奈子「…なんだとぉー!? だったらアンタなんか…単なるカエルだろうがぁ!!!」
諏訪子「なんだとぉーー!? この年増ババアがぁーーー!!?」
神奈子「お前の方が年食ってるだろうがこの1万歳!!!」
諏訪子「そんなに年取ってません~~~!!! バ~カッ!!!」
早苗「…って、あ~もう2人とも…何ケンカしてるんですか~!??」
神奈子「この欲張りが私のオヤツを食ったんだよー!!!」
諏訪子「一言断り入れたでしょーーー!?? 逆にあんたがそれに怒って…
私のオヤツを半分以上もーーー!!!」
神奈子「ふふーん!! 仕返しして何が悪い何かー!!?」
早苗「…って、なんて次元の低いケンカしてるんですか…!??
2人とも仮にも神様でしょう…!?? もっと大人の対応をして下さいよぉ…!!!」
神奈子「ふんッ!! こいつ見た目が子供だから、知能もガキのままストップしてんのよ!!!」
諏訪子「なんだとぉー!!? そっちは胸に栄養が行ってて、
頭の方に栄養が回ってないんじゃないの?!! そのオツムじゃあ…!??」
神奈子「なんだとぉーーーーーーッ!??」
諏訪子「そっちこそーーーーーーーーッ!!?」
早苗「ッあぁーーーーもうっ!!! 2人とも止めて下さい…!!!」
2人の間に割り込んで必死にケンカを止める早苗。
早苗「…って! そんなケンカしてる場合じゃないんですよぉ…!!
さっきから『お祓い』して欲しいって方が…拝殿の方に…!!!」
2人「お祓いぃ~!??」
早苗「そ…そうなんですよぉ~…、何か…強力な"呪い"か何かを受けてしまったらしく…、
すごく苦しんでるんです…!!!
私じゃ対応しきれないんですよぉ…!!! お二方の内…、どちらか…、」
諏訪子「ふん…ッ!!! じゃあ神奈子が行けばぁ…!??
私は『単なるカエル』なんでしょお!??
私、それじゃあお祓いなんて出来ないよねぇ…??!」
神奈子「なんだとぉ…!?? ああ!!! じゃあいいよ!!! 私がいってやるから…!!!
役立たずのカエルはそこで、卵でも産んでればいいさ…!!!」
諏訪子「なんだとお…!!! じゃあアンタの布団の中に産んで…
今晩寝れないようにしてやろうかぁ…!!?」
神奈子「んだとぉ…!?? なら私は…!!!」
早苗「ああもう…2人とも分かりましたから…!!! 早くお祓いに行って下さい…!!!」
神奈子「ふんッだ!!!」
諏訪子「ふん…ッ!!!」
と、神奈子はそのまま、お祓いの為に…、そして
諏訪子と顔を合わせないように、部屋を退出して拝殿へと向かいました。
神奈子「…おいッ! 早苗…!! 一緒に…ッ!」
諏訪子「ねぇ~!! 早苗~!!! お茶汲んできて~!!! 叫んでノド乾いた~!!!」
早苗「で…ですが神奈子様が…、」
諏訪子「良いから早く…!!!」
早苗「は…っはい…ッ!!!」
と、急かされて部屋を退出し、神奈子の前を通り過ぎる早苗、
追い越す瞬間、すいません…、と一声会釈をしたが…、
そんな事で、腹の虫が治まるはずが無く…、
むしろ、逆にハラワタが煮えくり返ってしまいました…。
神奈子「…なんなのなんなのッ!!! 早苗まで諏訪子の味方して…!??
2人とも…!!! しばらく顔も見たくない…!!!」
残念ながらこの願いは、図らずも奇妙な形で、
後ほど実現してしまいました…。
野原みさえと『入れ替わって』しまう…という形で…。
…さて、そんな気持ちを参拝客に見せるわけにはいかず、
心を落ち着かせて、拝殿へと到着した神奈子…、
そこには、1人の老人と、それに寄り添う若い娘…。
状況を見る限り、例の『呪い』にかかって苦しんでるのは
この老人の方…、
娘はおそらく、彼の孫娘でしょうか…?
とても心配そうに、老人に語り掛けています…。
随分小柄な老人だな…、幼稚園生くらいの身長しかないかな…?
神奈子はそう思い、その2人の元に…近付いていきます…。
神奈子「…どうなされましたか??
いつ、どこで、誰にやられたのですか…??」
2人に近付きしゃがみ込んで、
話しを聞き出そうとします…。
???D「うう…、うぅうう…、」
神奈子「…唸ってばかりでは分かりませんよ…??」
???D「うぅううう…、く…苦しい…ッ!!」
神奈子「…娘さんは…、何か分かりますか…??」
???F「…おじいちゃん…!! しっかり…!!!」
神奈子「どんな呪いか分かりますか…? 何が原因なのですか…??」
いくら聞いても、唸ってばかりで、話が聞き出せません…。
すると…、
???D「げ…原因…、原因は…、」
神奈子「…!!? そうです…!! 原因は…なんですか…!!?」
???D「…原因は…、おまえだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
神奈子「…ッ!!!???」
…と、突然叫びを上げ、神奈子に襲いかかって来た老人…、
続きが気になりますが、
残念ながらここで、ページの尺が…来てしまいました…。
あと半分ほどで、この回想も終了なのですが…、
ページの関係上、致し方なく、
次回に持ち越す事になってしまいました。
次回、この老人が取った行動が、
結果として、野原みさえと、八坂 神奈子が
入れ替わる原因となる所を、見せたいと思います。
そして事態は、急激に展開していく事になります…。
次回からこのお話しも、いよいよ中盤。
神奈子達はいよいよ、幻想郷へと向かう事となります…。
ですがそんな思惑を、この事件の元凶たる者達が
易々と赦すはずがありません…。
次回はその、回想の後半、そして、
幻想郷へと向かう、神奈子としんのすけを中心に、
そのお話しを進めていこうと思います。
それでは、次回の続きを、
乞うご期待ください。
つづく、