【凍結】もう1人のめぐねえ   作:神代麒麟

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本作のめぐねえの家族構成について

本作では『めぐねえの父親はめぐねえが生まれる前に交通事故で死亡』としています。

ご了承ください。

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そして祝!お気に入り50達成!

ここまで【もう1人のめぐねえ】を読んでいただきありがとうございます!


エロ狸とシスコン狐

恵飛須沢胡桃 SIDE ※回想中

 

 

 

警報ベルを使った作戦の話をしていたら、何故か3年C組の生徒の避難にかかったタイムが樅路さんの口から出てきた。確かに他の学校と違って巡ヶ丘高校は避難訓練や災害に強い対策をしてる。けどさすがに個人の避難にかかったタイムなんて計測された覚えなんてない!そもそもなんで樅路さんがそんなことまで知っているんだ!?

 

「だからその・・・普通の人間のとある1生徒の避難タイムと、警報ベルを押した後に生前の行動を起こす【奴ら】のタイムを証明して比較すれば作戦が成功すると立証できるのよ。」

「ちょっと待て!なんで樅路さんがそんなことを知ってるんだよ!?そもそもどうやってその生徒の避難タイムを計測したんだよ!?」

「私じゃないわよ!?エロ狸って言ってもわかんないか。早乙女校長が勝手に計測してたのよ!」

「はぁ!?校長先生が!?なんで!?」

 

さすがにあたしは樅路さんの告白に狼狽した。まさかここで校長先生が出てくるなんて・・・。

 

「あいつは巡ヶ丘高校をかなり私物化してるのよ!学校のあちこちに盗さ・・・防犯カメラをつけてるの!」

「言ったよな!?今『盗撮』って言いかけたよな!?あの校長そんなことしてたの!?」

 

あの校長がそんなことをしてたなんて・・・。まさかあたし達も盗撮されてるんじゃ・・・。

 

「まさか更衣室とかトイレとかにもつけてたりするんじゃないだろうな?」

「大丈夫だと思うわよ。たぶん更衣室やトイレには仕掛けてないと思うわ。」

「待て待て待て!なんで樅路さんがそんなこと言い切れるんだよ!?」

「あいつは気に入った女子生徒しか追ってなかったからね。私が知る限り柚村さんしか隠し撮りとかしてなかったと思うわ。エロ狸も言ってたわよ。『儂は紳士じゃぞ!?柚ちゃんは帰宅部じゃ!更衣室やトイレに仕掛けたら余計なものまで写るじゃろうが!』って。」

「『余計なもの』って何だよ!?ああもう、どこから突っ込み入れりゃいいかわかんねぇ!」

 

思わず頭を掻きむしる。いったいどうしてこうなったんだ!?いつの間にか知らなきゃよかった校長の犯罪行為を聞かされていた。

 

「言いたいことも沢山あるだろうけど、そろそろ話しを進めるわよ?祠堂さんや読・・・皆も待ってるはずだしね。」

「・・・ああ、もうそれでいいよ。」

 

こんなことなら圭に代わってもらえばよかった・・・。

 

「実際の問題からして警報ベルのある昇降口から最も遠い3階の左翼側階段・・・生徒会室前の廊下にいる【奴ら】が、警報ベルが鳴り終わる前に1階まで下りていればこの作戦は成功するのよ。」

「じゃあ今警報ベルを鳴らせば【奴ら】は鳴り終わるまで全員1階に下りるんだな?警報ベルを鳴らした後、2階の2年C組でやり過ごせば下りてくる【奴ら】をやり過ごせるわけか。」

「本来警報ベルには音が鳴り続ける時間や音量も決まっているのだけど、巡ヶ丘高校の警報ベルは規定のより長く大きいように設定されているの。だから大丈夫よ。」

 

まただ。どうして樅路さんはここまで巡ヶ丘高校について詳しいんだろう?めぐねえですらこんなこと知らないんじゃないだろうか?でも・・・

 

「わかったよ。学校の設備と【奴ら】に詳しい樅路さんが言うんだ。信じるよ。」

「ありがとう恵飛須沢さん。あとで聞きたいことがあるなら何でも答えるから。」

「ああ。樅路さんのことや校長のこととかを皆にもな。」

「ふふっ。ええ、必ずね・・・。」

 

※回想終了

 

黒板の数式を見ていたあたしは、ため息をついて椅子に座った。バンバン叩いていた廊下の【奴ら】も今は呻き声を上げているだけだ。

 

(聞きたいことは山ほどあるんだ。絶対死ぬなよ樅路さん!)

 

ジリリリリリリリリリリリリ!!!

 

校舎全体に警報ベルが鳴り響いた。

 

 

 

佐倉慈 SIDE

 

 

 

生徒会室に籠城してからどのくらい時間がたったのだろう?由紀ちゃんがさっきカーテンを閉めたから室内は暗いけど、腕時計をしていたことを思い出し時間を見た。午後5時30分を過ぎていることからそれなりに時間がたったことはわかった。

 

私にとって幸運だったのは私そっくりの女性が打った注射が効いたのか、【奴ら】にならないこと。疲れているのか、それとも薬の副作用なのかはわからないが少し眠い・・・。でも目を覚ましたら【奴ら】になって由紀ちゃんと悠里さんを襲わないかと怖くて眠れなかった。

 

(いや違うわね。本当に怖いのは・・・)

 

2人には「妹なんていない」と言ったが、私には心当たりがあったのだ。偶然緊急避難マニュアルを見つけた時に、書類に走り書きで『樅路 恵』と書かれた職員の名前の隣に『佐倉 慈の双子の妹』と書かれていたからだ。

私の父親は私が生まれる直前に交通事故で亡くなったらしく、今は別居中の母親と2人で生活していた。だから瓜二つの双子の妹なんているはずがないと思っていたのに・・・。

 

背中の手当てを悠里さんがしてくれた直後、彼女の名前が樅路であることを知らされ、反射的に否定してしまった。けど助けに来てくれた彼女は本当に私達の身を案じていたように思う。(背中の大火傷はもっとやりようがあったと思うけど・・・)

 

「めぐねえ大丈夫?」

 

樅路恵について考えていると由紀ちゃんが声をかけてきた。自分も怖いはずなのに私の心配をしてくれる由紀ちゃんに、とても嬉しくなった。

 

「大丈夫・・・っていいたいけど、そろそろ背中の濡れタオルを交換してくれるかしら?後、お水も貰えると嬉しいわ。」

「うん、わかっためぐねえ。」

 

小声で返事をすると、背中のタオルを取って水場で濡らし始めた。そういえばどうして由紀ちゃんはカーテンを閉めたのかしら?部屋が暗いから由紀ちゃんも私の介抱が大変だし、部屋が暗いと逆に落ち着かない。雷を恐れたのかしら?

 

「悠里さん、悪いけどカーテンを

 

シャッ!!

 

「「っ!?」」

 

私も由紀ちゃんもビクッと窓の方を見た。さっきまで椅子に座っていた悠里さんがいつの間に窓まで移動しておりカーテンを開けていた。しかしそのあとは何も行動を起こさずにぶつぶつと独り言をつぶやいている。

 

「ゆ、悠里さん・・・。うぅ、痛い・・・。」

 

反射的に顔を上げたため背中が痛い。当分の間はうつ伏せのまま生活することになりそう・・・。だけどそれ以上に悠里さんの状態が気がかりだわ。一瞬見えた悠里さんは無表情だった・・・。

 

「め、めぐねえ。濡れタオル背中に置くね?」

「ええ、由紀ちゃんありがとう。・・・ふぅ!」

 

(痛い・・・。私が皆に迷惑をかけてどうするのよ。私が皆を助けなきゃいけないのに何も出来ないなんて・・・。)

 

手渡されたコップをうつ伏せのまま受け取り口に流し込む。喉がカラカラだったため本当にありがたかった。

 

「由紀ちゃん、本当にありがとうね。ごめんね心配かけちゃって・・・。」

「うっめぐね、えっ。死んじゃっヤダよっ。おいて、かないでよぉ・・・。」

「っ!?」

 

私の返事に反応して、由紀ちゃんが泣きながら手を握ってくる。由紀ちゃんの本心を聞いて自分が如何に間違った行動をとっていたかが鮮明に蘇る。確かにバリケードを作りパンデミックが起きてから日も立っていて、気を抜いてしまってことも私の落ち度だろう。緊急避難マニュアルを見つけて、このパンデミックのことや妹のことを1人で抱えすぎたことも間違いだったと今ならわかる。

 

だけど最もしてはならなかったのは、【奴ら】が雪崩れ込んで来た時に自分の命を捨ててでも由紀ちゃん達を守ろうとしたことだったのだ。確かに生徒達を守るという点では1番良い選択だったのかもしれない。けれどその後の残された由紀ちゃんは、悠里さんは、胡桃さんはどうなるの?私が・・・殺されて、或いは【奴ら】になって襲い掛かったら・・・。

 

握ってきた由紀ちゃんの小さな手を見て目を開く。由紀ちゃんの両手の指の内数本がすり減り、左手の甲を少し切っていた。たぶんだが防火扉を何回も叩いた時に出来た怪我だ・・・。

そして目の前には助けたはずの由紀ちゃんが泣きながら『置いてかないで』と言っている・・・。

 

(私・・・何をしてるの?)

 

このままじゃダメだ!無理に体を動かすことは出来ないけど、皆の心の支えにならなれる!もう自分の命を蔑ろにするような真似は避けなければならない。私はもう教師として以上に1人の生存者として生きるべきなのかもしれない。これからは皆で支えあっていかないと!!

ふぅ、と一呼吸して由紀ちゃんに語りかける。

 

「安心して由紀ちゃん。もう私は何処にも行かないわ。」

「めぐ、ねえ?」

「今までは教師だからって何でも1人で抱えすぎたわ。でもこれからは皆で一緒に考えて、皆で一緒に楽しく生きましょう。いきなり顧問が居なくなるわけにはいかないでしょう?」

「こもん?」

「ほら、学園生活部よ。」

 

ホワイトボードを指さし、由紀ちゃんも見る。そこには大きく『学園生活部』と、そして誰が描いたのか私っぽい顔が右下に描かれていた。

 

「大丈夫。胡桃さん・・・達も必ず無事に戻ってくる。それまでは私達に出来ることをしましょう。」

「う、うんっ。」

「じゃあまずは涙と鼻水を拭きましょう。私も出ちゃったから拭きたいわ。」

「ラ、ラジャー。えへへっ、めぐねえと一緒だー。」

 

そういうと由紀ちゃんはティッシュ箱とゴミ箱を持ってきてくれた。一緒に涙を拭って、鼻をチーンとかむ。さっきまでの泣き顔が嘘のように、由紀ちゃんは笑っていた。

 

(やっぱりこんな私でも生き続けることが何よりも大切なのだわ。それだけでこうして由紀ちゃんが笑顔になってくれるのだから。気になることは山積みだけど、1人で考えずに1つ1つ解決していくべきね。)

 

「めぐねえ、その、りーさんが。」

 

由紀ちゃんが笑顔を曇らせると、悠里さんの方を向いた。由紀ちゃんと会話をしている間も、窓の外を見ながら口をパクパクと動かしていた。

 

(少しだけ悠里さんの声が聞こえてたわ。確か『交通事故』『学校』『いや、それよりも病院に』『るーちゃん』って単語が・・・。もしかして悠里さんの)

 

ジリリリリリリリリリリリリ!!!

 

校舎全体に警報ベルが鳴り響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??? SIDE

 

 

 

「警報ベル!?シスコン狐めやっと動きおったな!」

 

鳴り響く警報ベルはここ『地下区画』にまで響いていた。1階で鳴っているらしいけど【奴ら】が入ってこないか心配だわ。

 

「早乙女校長・・・。やっぱりシャッターを閉めておいた方がいいのでは?1階で鳴っているのなら【奴ら】が入ってきますよ!」

「前にも説明したじゃろうが、【奴ら】は生前の行動を繰り返すのじゃ。ここ『地下区画』は生徒も教師も知らんのだ。・・・じゃが、確かに警報ベルが鳴った後に入ってくる【奴ら】がいないとも限らんな・・・。よし、儂が閉めてこよう。柚ちゃんを頼むぞ!」

 

そういうと早乙女校長・・・いやエロ狸は『地下区画』の入り口のシャッターを閉めに行った。

 

(よかった、少しの間でもあの人の傍から離れられるわ・・・。)

 

パンデミックが起きた日、命からがら逃げこんだここには早乙女校長と、感染して【奴ら】になりかけた柚村さんがいた。彼女を保護してここに逃げ込んだという彼は、柚村さんに怪しげな薬を打った。すると驚くことに落ち着きを取り戻し、眠りだしたのだ。てっきり睡眠薬の類のものかとも思ったが、校長から打ち明けられた真実は驚愕の事実だった。

 

まさか巡ヶ丘高校とこのパンデミックは少なからず関係があり、校長自身も組織の中ではそれなりの地位にいたらしい。おまけに学校を私物化し、私が受け持つ3年C組に複数個の盗撮器と盗聴器を仕掛けていたようなのだ。

 

「戻ったぞ!シャッターは閉めてきた!柚ちゃんの様子はどうじゃ!?」

「・・・変わらずまずい状態です。まだ『初期感染者用実験薬』は3つ残っていますが、もうそれほど効果が・・・。」

「うう・・・ヴヴヴ・・・ぐグッ。」

 

部屋の隅にある簡素なベットに縛られている私が受け持っていた3年C組の柚村貴依さん・・・。最初は初期感染者用実験薬を打つことで【奴ら】への感染を防げたと思っていたが、その後何度も再発してはその度に薬を打ち続けた。しかし次第に持続時間が短くなってきているわ・・・。

 

「全くシスコン狐め!何があったというのじゃ!?確かにここ最近様子がおかしかった気がしてはいたが・・・。」

「その、佐倉慈先生の双子の妹さん・・・は、本当に来ているんですか?」

「うむ。バリケードとして使われていた柚ちゃんの机に盗聴器がついててな!30分程前に通過したのを確認済みじゃ!じゃがその直後に【奴ら】にバリケードを突破されたらしいが・・・。」

 

・・・その話はさっきも聞いていた。聞きたいことは盗聴器のことではないのだけど。

 

「本当にいらっしゃるのですね。佐倉先生に双子の妹さんが・・・。」

「本人は知らんじゃろうがな。昨年の体育祭に巡ヶ丘市のマスコットキャラクターの『めぐにゃん』が来たじゃろ?」

「昨年の体育祭、ですか?ああ、確か『巡ヶ丘市誕生30周年記念』とかで来ていましたが・・・。それが何か?」

「『めぐにゃん』の中にいたのが、シスコン狐こと樅路恵じゃ。」

「・・・嘘ですよね?」

 

そういえば去年の体育祭の教師による徒競走で、ビリだった佐倉先生を『めぐにゃん』が慰めていたような・・・。まさかあの中に双子の妹がいたなんて・・・。

 

「おかしいと思って問い詰めたらあやつじゃったよ。研究所を抜け出し校舎に忍び込み、到着した担当の人間を着替え中に催涙ガスで眠らせてトイレに監禁。1日着ぐるみの中で姉が勤める高校のイベントを楽しんでおった・・・。」

 

そういうと校長は頭を抱えて力なく笑った。

なるほど、このエロ狸が『シスコン狐』と呼ぶだけのことはあるわね。彼女も立派な犯罪者だわ。

 

「この『初期感染者用実験薬』を作ったのもあやつじゃ。シスコン狐のことじゃから、佐倉慈が感染した場合の計算もして、より強力な実験薬を作っているじゃろう。今はそれにかけるしかないのぅ。」

「【奴ら】にバリケードを突破されてから30分も立っているのですよね?大丈夫でしょうか?」

「大方3階の再制圧に時間をかけているのじゃろうな。あやつは『地下区画』のことも知っておるし、【奴ら】の研究最高責任者でもある。心配ないじゃろ。」

「・・・そう、ですね。」

 

改めて彼女の裏の顔のことを聞いて戦慄する。会うたびによく話す仲ではあるらしいが、立場的には校長よりも上らしい。そんな人間が今校舎に2人もいるのかと思うと、佐倉先生や生き残っているらしい生徒達が心配だ。

 

(丈槍さん、大丈夫かしら・・・。)

 

エロ狸の盗撮器に写っていた生存者達の中には、もう1人3年C組の生徒がいた。クラスの中でも浮いていたけど、柚村さん達と仲良くなって最近は明るい表情でいることが多かったのに・・・。

あの日屋上にいたらしい佐倉先生と一緒だったのは、本当に運がよかった。あの時は慌てていたから、佐倉先生の携帯に連絡をいれた直後はちゃんと伝わっていたか不安だったけど、少しでも役にたててよかったわ・・・。

 

「そろそろ儂らもいろいろと準備しておいたほうがいいじゃろう。あやつがきた時にすぐに行動を取れるようにな。」

「そうですね。私は柚村さんを診ています。校長は武器の準備をお願いします。」

「安心せい。もう武器の手入れも何もかも整えてある。このウィンチェスターM1887もな。」

 

ニヤリと笑ってショットガンを私に見せつける。『何で学校にショットガンが』という突っ込みもする気力がわかなかった。

 

(佐倉先生、丈槍さん、私達はここにいますよ!)

 

3年C組担任、神山昭子は改めて気を引き締めた。

 




以下、補足・・・とおまけ

1.樅路の行った証明が曖昧な本当の理由・・・
①作者は数学が得意な方ですが、樅路並みのスペック等到底持ち合わせていません。
②樅路が本気で作成成功確率やそのための数式を立てていたら朝までかかるため。
③そもそもこれは胡桃を納得させるための作戦。それらしい数式や難しい用語を並べれば彼女も頷くだろうと踏んでいた。

2.盗撮されていた柚村貴依・・・
貴依「ふざけんな!なんでよりによって校長に!?」
巴旗「本当に作者は期待を裏切らなかったなw」
照子「『余計なもの』とか言ってる所で紳士かも疑わしいけどね~。」

3.「聞きたいことがあるなら『何でも』答えるから。」・・・
読者「ん?今『何でも』って言ったよね?」
樅路「こ、答えられるものなら・・・。」

4.ようやく登場 佐倉慈 SIDE・・・
背中の大怪我で療養中の彼女。もしかしたら今回のめぐねえの新しい考え方に異議を唱える方もいらっしゃるかもしれません。ですがめぐねえに生きていて欲しかったという考え方は一緒だと思い、このような展開とさせていただきました。

5.狂気の片鱗 若狭悠里・・・
逆に現在2番目に危機的精神状態にある彼女。『双子の妹』という設定の【もう1人のめぐねえ】の都合上、避けて通れないのがこの状態。原作死亡キャラが本作では何人も救済され、ほぼ全員の状態が本作よりもよい方向に向かっている中、ただ1人樅路の登場がマイナスに働いている主要キャラ。めぐねえが「妹なんていない」と発言したことで、それまで交通事故の出来事を現実逃避していた彼女は、大切な妹を思い出した。結果的に見れば彼女も現実を見始め1歩前進しているのですが、間が悪かった。決して作者が嫌いなキャラとかではなく、今後の彼女の言動にも注目です。

6.若狭悠里の妹 るーちゃん・・・
本作はアニメを基準としておりますが、アニメには一切るーちゃんは出てきません。漫画の大学編で登場するキャラのため、こちらを参考にしていきたいと考えています。『交通事故』『病院』等と悠里はつぶやいていますが、彼女の安否は・・・

7.ついに登場『地下区画』と生存者・・・
ようやくここまで作成出来ました。登場させたいキャラが多くいたため、出せてよかったです!

8.盗聴もされていた柚村貴依・・・
照子「巴旗、両腕抑えて!私が両足抑えるから!」
巴旗「照子が両腕抑えてよ!いいじゃん貴依はまだ生きてるんだからさぁ!」
貴依「ヴァアアアア!!ガァ・・・ァアア!!」
貴依(HA☆NA☆SE!あの変態を噛み・・・いや切り裂いてやるんだ!)
巴旗「貴依になら噛まれてもいいとか思ってんじゃないか、あのエロ狸。」
照子「うん、寧ろ噛まれたいとか思ってるんじゃない?」
校長「Yes!Of course!」
3人「ひぃ!」

9.エロ狸、シスコン狐の正体・・・
シスコン狐は第10話で初めて登場した樅路のあだ名ですが、エロ狸はこれまでに何度か登場。その正体がオリキャラの早乙女校長です。
校長は柚村貴依を校内で秘密裏に盗撮・盗聴し、樅路は研究所から抜け出し秘密裏に体育祭に参加。服や身に着けているものまで一緒である。
お互い組織のメンバーであるが、こういう所も一緒で以外にも仲がよかったりする。
そして今まで怪しい言動が目立つオリ主樅路恵であったが、ついにパンデミックを起こした組織のメンバーであることが発覚。

10.『初期感染者用実験薬』作成者:樅路恵・・・
そんな変態の1人であるが、初期感染者実験薬を作り出したチームの主任でもある。『バカと天才は紙一重』というが、今チームはどうなっているのだろうか?

11.【奴ら】の研究最高責任者:樅路恵・・・
そんな薬を作り出した主任であるが、現在はまさかの組織の研究最高責任者である。まぁこんな人間でもなければ、【奴ら】に効果的な改造武器の作成や、それを使った立ち回り等出来るはずもないのだが。

12.校長先生の愛用銃 ウィンチェスターM1887・・・
事前に地下区画に備蓄していた武器の1つのショットガン。
実はとあるがっこうぐらしの2次小説の主人公も使っている愛用銃です。

13.生きていた神山先生・・・
???SIDEとしましたが、文脈から誰かが想像出来た方も多いかもしれませんね。
最後に名前を出しましたが、こういう表現もいいなと思ってあえて???SIDEとしてみました。
昭子「まさか私が生きているなんて・・・。苦労人が多そうだし、私も出来ることをやりますよ!」

第9話と第10話では、樅路恵の一面とその正体、そして新たな生存者が出てきましたね。次回からようやく巡ヶ丘高校籠城編も折り返しです。
細かい矛盾点等は本作設定ということでご了承ください。
誤字脱字や明らかな矛盾点等があれば、感想にてご指摘いただけると幸いです。
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