傭兵さんと戦術人形   作:AZAZEL

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お久ですぅ
ヤンデレが全然出てこない…話の流れ的に出せない、マジすいません
でも今回は最後の最後に出てきてるから次回こそちゃんと出せる筈

コマンドーとかトゥルーライズとかイレイザーとかの名言集を最近ループしてます
いい映画だなマヌケェ(褒め言葉)シュワちゃんやっぱカッコイイね、間違いない

ではでは、本編どうぞ


そんな訳で

M16案内の元、基地にあるバーへとやって来た

おぉ……オシャンティな店やな(小並感)

 

「ようスプリングフィールド」

 

「M16にFAL…と、お連れさんは何方(どなた)?」

 

「ああ、帰還中に助けた傭兵だ…大分前にM4を助けてくれた傭兵らしい」

 

「あらそうだったの、なら今日は私がご馳走してあげるわよ?」

 

「お、気前がいいねぇ」

 

随分と美人な姉ちゃんだな…いや、戦術人形か

肩にライフル掛けてるしどう考えても普通ではないな、しかし戦術人形がバーを切り盛りとか出来るんだな

 

「傭兵さんは何かお好きなお酒は有りますか?」

 

「あー…じゃあウォッカを頼む」

 

「何で割られます?」

 

「いや、ボトルで」

 

「え?……お、おい傭兵…ここのウォッカ、確か45度近くあるぞ」

 

「おお、そうか…まあ平均的なウォッカだな」

 

「いや、まぁ…そうだな」

 

「あ、手持ちの酒使ってもいいですか?」

 

「は、はい…構いませんが」

 

「じゃ遠慮なく…あ、コップも下さい」

 

コップ半分にウォッカを注ぎ込む、そしてらミニポーチからとある酒を取り出し…ウォッカの入ったコップへ注ぐ

 

「………っておい!待て待て待て!!!」

 

「ん?どうしたM16」

 

「どうしたじゃない!お前っ、それスピリタスじゃねぇか!?」

 

「ス、スピリタスって言ったら…アルコール度数96%って言う化物みたいなお酒よね?て言うか傭兵くん、それウォッカに混ぜなかった?」

 

「この度数で音を上げてちゃウチの奴らとは飲めねぇぞ」

 

そう言いながら酒を(あお)る、一息つかずに一気に飲み干す

ふぅ……やっぱこれくらい度数がないと飲んだ気にならねぇよな

 

M16やFAL、スプリングフィールドに唖然と見つめられてるけどね

 

「………ほ、本当に大丈夫か?傭兵?」

 

「全然、この位じゃねえ…そもそもスピリタスってのは飲んで良し、かけて良しの娯楽にも戦闘にも持ってこいの酒だぞ…度数96%だからよく燃える」

 

「その使い方は絶対間違ってるよな」

 

「アルコール消毒液よりも度数高いからなこれ、本当によく燃えるぞ」

 

「いや別にそれを聞いてる訳じゃ……って本当か!?」

 

一般的なアルコール消毒液ですら70%程だからな、殆ど純正のアルコールと言っても過言では無い

 

そんなちょっとした豆知識を話しながら酒を呷る

 

「いやぁ、まさか傭兵がこんなに飲むとはな」

 

「傭兵くん幾つなの?」

 

「18ですよ、見えないでしょうけど」

 

「えっ…未成年」

 

「スプリングフィールドさん、それは今のご時世気にしちゃいけない事ですよ」

 

「そ、そうね」

 

そんなことを話しながら酒を呷り呷り………と、不意にドアの方に目を向けると何故かV-785が立っていた

 

すると開いているドアをノックした

 

「すみませーん、ちょっとそこの傭兵とご相談したいことが」

 

「何でお前が居るんだよ」

 

「傭兵の同僚か?」

 

「まあ同じ部隊の奴だが…まあ行ってくるわ」

 

バーから出て、M16達から見えない位置に立つ…瞬間、V-785に頬を思いっ切りぶん殴られる

 

「ヴァカやrrrrrォウ!!」

 

「いきなりっ……痛いなおい、急に何すんだよええ?ひっぱたかれるのも高い給料に入ってるわけ?」

 

「呑気に酒なんて飲んでる場合じゃないのよ、酒にだrrしのないヴァカ男が…隊長からの無線は聞いてないの?」

 

「生憎と俺の無線はお陀仏でね、聞こえないのよ…てか何で俺の位置わかった?」

 

「私達の所に連絡が入ったのよ、傭兵を拾ったってね…それで迎えに来たって訳よ」

 

「いやぁそいつはご苦労様で頭が上がりませんな、だがそいつとコイツで何で俺が殴られるのに続くんだ?」

 

「貴方外の状況知らないんだったわね、まあ殴ったのは謝るけどノリでついね……それで外だけれど、確か『ロボット人権団体』とか言うのが来てるのよ…それもこの基地に」

 

「俺ノリで殴られたの……そんな奴らとっとと追い払えば済む話じゃないのか?まあそうだったら態々伝えないわな」

 

「ええ勿論、という訳だから今から付いてきてくれるかしら?」

 

「OK、取り敢えずアイツらにも説明してくるわ」

 

M16達に事情を説明すると、FALとM16は付いてくることになった

スプリングフィールドは店の切り盛りがあるとの事らしいので、その場で別れた

 

M16達は一先ず指揮官の元へ報告しに行き、後で合流することになった

 

「K-816、取り敢えず今はこの無線使いなさい」

 

「おお予備か、有難く使わせて貰うわ」

 

『………ん?K-816か?』

 

「すみませんね隊長、俺のイヤフォン様はお陀仏になっちまったみたいで…今はV-785から貰った予備で対応してますわ」

 

『野郎生きてたか!流石は俺の部隊員だな!!』

 

「そりゃどうも、因みにそちらの状況は如何なもので?」

 

『何だか知らんがロボット人権団体を名乗る武装した集団がこの基地周辺を囲んでやがるんだ、今は各方向に俺の部隊員を回して牽制させてるが…いつドンパチ始まるかは分からん状況だ』

 

「面倒な連中が来てますねぇ」

 

『ああ全くだ』

 

どうやらこの基地に居る指揮官様は巷で『英雄』なんて呼ばれる位の功績を残した人物らしい

 

こう言った功績を残すと栄誉や名誉何ぞも貰えるが、同時に面倒事も呼び寄せるらしい

向こう様の要求としては英雄の称号=戦術人形達を酷使した、とか言うご都合認識らしく人形達の解放を訴えてるらしい

 

「んな事言ったって偉大な功績の中に多大な苦労は付き物だろうがよ、それを『酷使』とはよく言ったもんだ」

 

「それを分かってないのは本当の戦場に出ていない温室でぬくぬくと育ったお坊ちゃま戦闘員(もど)きでしょうよ」

 

「ヒュ〜手厳しいねV-785、実際のところ戦場を知ってたらこんな事は言えんけどな…んでどうするつもりなんだ?」

 

「さぁ?私じゃなくて隊長に聞いて頂戴、まあ大方副隊長にいつものやらせてから見せしめでしょうけど」

 

「やっぱそうなる?エグいねぇ、ここの指揮官様は許してくれるのかねぇ」

 

「それこそ知った話じゃないわよ、これは私達が対応する事を許された時点で決まった末路よ?そこに文句を付けられてもお門違いもいいところよ」

 

「ご尤も、それを自信満々に言えるなら問題無いな…俺達は俺達のやり方で」

 

「私達の道を決める」

 

「「Believe in yourself(自分だけを信じろ)」」

 

そう言って手の甲をぶつけ合う

ここからは俺達の時間だ…俺達のやり方でコレを対処させて貰おうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、来たなK-816とV-785」

 

「それでどの様な状況で?」

 

「以前変わりなく緊張状態な事に変わりはないな、後は定期的に」

 

「今すぐ武装を解除し!!戦術人形達を解放せよ!!!」

 

「そうだ!この碌で無し共!!」

 

「人形達を解放しろ!!」

 

「この声が聞こえてくるってくらいだ」

 

「ほほぉ、成程…それで、いつものやるんですか?」

 

「ああそのつもりだ…テロリストにはテロで立ち向かう、アイツらに交渉が通じると思うか?」

 

「全然コレっぽっちも思ってませんよ、そもそも俺達が隊長の提案に反対する訳ないじゃないですか」

 

「まあそれもそうか…じゃあいっちょやりますか」

 

副隊長(もとい)D-673とV-785が持ち場を入れ替え、D-673がメガホンを持って正面の方へ来た

 

「あー、あー…メガホン入ってるな、よし」

 

「そいじゃ、宜しくな」

 

「了解………お前らは戦場を知らない、たかだか前線より後方の地でチョロっとした戦闘術を習っただけだろう…そんな温室育ちのお前らが我々を碌で無しと呼ぶぅ!だが今…お前達のやっている事は人の業績を踏み(にじ)り、()のみを通そうとしてる碌で無しの行動だ!よく聞け人権団体、今スグこの基地から撤退しろ!即刻ぅ!そして永遠になぁ!俺達は要求が通るまで20分置きに一発づつ!お前らに質量兵器をぶち込む事をここに宣言する…但し、一発目はお前らの後方を狙って撃ち込んでやる…俺達とお前らの力量の差、人命尊重の意思の証としてな…しかし、それでも退かないと言うのならば俺達は迷う事無くお前達へのばぁくだん攻勢を開始するだろう!20分置きに一発づつぅ「ガガッ!ピーー……」おん?……………バッテリー切れですぅ…」

 

「切れたならさっさと入れ替えろマヌケェ…」

 

D-673へ替えバッテリーを投げる、何やってんだよコイツ…折角いいところだったのに、格好付かねぇな本当

 

「あー、あー……まあそういう事だ、死にたくなけりゃさっさと家に帰りな」

 

「最後のバッテリー切れが無ければ最高の演説だったよ、お疲れさん」

 

「うるせぇ、掘り返すなK-816」

 

D-673の演説が終わると同時に、向こう様から罵倒の嵐が飛んでくる

まあそりゃそうだろうな…いままでもそうだったし、これが当たり前の反応だ

 

向こうだって本当に質量兵器をぶつけてくるなんて思ってないだろうし

 

「よ、傭兵さん!今のは何だったのでしょうか?」

 

「あれ?M4いつの間に居たの……まあ俺達からの警告だよ警告、しっかりと警告はしたからな…どう動くかは彼ら次第だがな」

 

「まさか、本当に質量兵器で攻撃するつもりですか!?」

 

「勿論です、プロですから」

 

「そんな…そんな事は駄目です!!」

 

踵を返して行こうとすると、俺の手首を掴み引き止めるM4…大人しそうな見た目に反して結構行動的なのね君

 

M4には悪いな

 

「止めさせてください!そんな事をしたらどれだけの死人が出ると…」

 

「ダメだね、やるなら徹底的にだ…ああいう輩は何度言ったって懲りはしないのさ、死ぬまでね」

 

「だからって……何も…」

 

「お前の気持ちもわかる、だがな…今の世界じゃ残酷だがそうでもしないと俺達の安全が確保出来ないんでな」

 

「お願いします傭兵さん!」

 

両手で俺の腕を握り締める、必死になっているのが目を見ればひしひしと伝わってくる

それ程までに本気なのが嫌でも分かる

 

「M4…俺が今までどれだけの命をこの手で奪ってきたと思う、俺ですらもう分かりはしない…確かにお前を助けたのは俺だ、だが今からアイツらを虐殺するのも俺であって別人じゃない…よく観ておくんだな」

 

「傭兵、さん……」

 

「そろそろ20分だな、確か一発目は後方に撃ち込むと約束していたか…M4取り敢えずお前さんは基地に戻りな」

 

「よし、V-785…始めろ」

 

「了解」

 

V-785が端末を操作すると、俺達の頭上を無人の戦闘機が通り過ぎてゆく

そして後方でバンカーバスターが撃ち降ろされる……爆音と共に爆風がこちらまで吹き荒れる

 

M4は基地に帰した

 

「おー、相変わらずが凄まじね」

 

「火力こそ正義よ、スカッと綺麗に始末する事が出来るからね」

 

「それじゃあまた、20分後に頼んだぞ」

 

「了解…向こうも焦り出したみたいね」

 

「その内恐怖に耐えきれずに大声で泣き叫びながら右往左往し始めるだろ」

 

「ヴァーハッハッハ!本当かえぇ? 」

 

そこから更に18分程たったが、一向に撤退をしないをしないロボット人権団体の皆様

 

本当にやっちゃうよ?やっちゃうよ?

 

「次はど真ん中を狙え、バンカーバスターでも迫撃砲でも何でもいいから吹っ飛ばせ」

 

「なら軽くジャブと行きましょうか」

 

「さっきのあれは何だったんだよ」

 

「ちょっとしたご挨拶よ、あれは別よ」

 

「20分経った、お代わりをくれてやれ」

 

隊長の言葉と共に、V785が何かのリモコンをカチカチと操作する

無人の戦闘機がまたやって来たと思うと、ミサイルを武装集団達のど真ん中に向けて発射した

 

「いいぞ…奴らの面目掛けて突っ込んでいけ」

 

「因みにあれ何」

 

「AGM-65マーベリック、出処は米国よ」

 

「ほほぉ…いつの間にそんなものを買ってきたんだ?」

 

「この前に闇市を鎮圧した時にかっぱらん''ん"…押収したものよ」

 

コイツ今かっぱらって来たって言おうとしなかったか…別にいいけどさ、ドヤされるの俺じゃないし

 

着弾と同時に轟音と爆風が吹き荒れる、まあバンカーバスターよりはマシだよな

後ろの方で爆破させたのに爆風の威力が殆ど同じって、やっぱ違いますわバンカーパイセン

 

「相手の状況は如何?」

 

「何人か爆風で吹っ飛ばされて意識を失った様だな、後は吹っ飛ばされつつも意識を保った奴とまちまちだ」

 

「まだ降参する気にはならないのかね、もういっそD-673が殲滅してくれば?」

 

「社長からの許可が下りればな、今隊長が聞きに行ったよ」

 

「向こうから発砲してくれりゃ楽なんだがな……そうだ、ちょっと煽ってこいよK-816」

 

「おいD-673、何で俺なんだよ」

 

「だって得意だろ?そういうの」

 

「まあ得意不得意で言えば得意だけどさぁ……良いんだな?言っとくが責任は取らないぞ、全部アンタ持ちだ」

 

「構わん構わん、いざとなりゃ第4部隊に情報を揉み消して貰えばいいんだよ」

 

「えぇ…それでいいのかよ、じゃあどうなるか試してみるか」

 

メガホンを受け取り、スイッチを入れる

そしてちゃんとバッテリーの残量があるかを確認する…さっきの二の舞にはなりたくないからな

 

「あー、あー……聞こえるかヴァカ共、お前達は腰抜けの集りだ…脆弱者、貧弱者、軟弱者、負け犬、ヘタレだ…さっきの威勢はどうした腰抜け、ミサイルが飛んできただけで黙るようならそのクソ溜めみてぇな信念なんぞ捨てちまえ…来いよロボット人権団体、恐怖なんか捨てて掛かってこい…死を覚悟出来ないヴァカ共はとっとと帰れってんだ……来いよ腰抜け、臆病者のチキン野郎」

 

「黙れこの碌で無し共が!!!」

 

「俺達の思想を簡単に語るな!!」

 

「もう我慢ならねぇぞ!撃て!撃ちまくれ!!」

 

「そらきたぞ…堂々と正面からだ、ウハハハ」

 

「構えろD-673、笑ってる暇もねぇよ」

 

『何やってんだお前ら』

 

「おう隊長、向こうから発砲してきたんだから交戦しても問題はねぇだろ?」

 

『K-816だな煽ったのは、それで指示したのはお前と…はぁ、こりゃ第4部隊にお世話になるしかねぇな全く……本当にいい性格してるよお前ら』

 

「『良い』だって?『最高』だろ」

 

『その通りかもな』

 

「それじゃあ隊長、ご指示を」

 

『やれ』

 

「そいつを待ってましたよ」

 

突っ込んでいくD-673、瞬く間に蹴散らしていく

相変わらず容赦ねぇなあ…流石ですよ

 

『ちょっとK-816?なんか急に撃ってきたんだけど、絶対貴方何かしたでしょ』

 

「何言ってんだ俺は清廉潔白だよ…応戦して良し、『やれ』との命令ですよG-185」

 

『随分と分かりやすい命令だこと……了解、じゃあ応戦開始するわね』

 

「了解、そっち側はよろしく」

 

無線中にキンキン聞こえてきてたんだけど…多分銃弾を斬り落としてたんだろうよな、うん

絶対頭おかしと思うけどね俺は、そんなアニメじゃないんだからさ……

 

まあいいや、それより今目の前で起こってるD-673無双の方が非現実的だわ

 

「何で銃弾当たらないんですかねぇ本当」

 

「今までの経験と動体視力だよ、そもそもお前の撃たれる前に撃ち殺す&銃を壊す精神の方が俺はおかしいと思うよ」

 

「どっちもどっちだよ、ウチの部隊に正常な奴なんて端から居ないだろ」

 

そんな話をしながらも武装した連中を撃ち抜いていく…俺達に攻撃した時点で負けは確定してるようなもんなんだよなぁ

 

まあ誘ったのは俺だけども、それに乗った方が悪い

 

『聞こえるかお前ら、社長からの伝言だ……一人残らず土に還せ、だそうだよ』

 

「K-816、了解」

 

「D-673も了解」

 

『G-185了解』

 

「V-785了解…詰まりドデカい花火を撃ち上げてもいいって事よね?」

 

『構わん、重要なのは『一人残らず』ってところだ』

 

相手が銃を構え、引き金を引く前に頭を撃ち抜く…間に合わないようなら銃口めがけて鉛玉をぶち込み、使い物にならなくさせる

 

D-673は撃たれても弾を躱し、走り抜けながら撃ちまくる……オーバーキルもいいところだぜ全く

 

「全員片付いたか?向こうさんで生きてる奴は居るのかね」

 

「さあな、それ程の運を持った奴が居るのか…将又(はたまた)、偶然生き残ったかだな」

 

「ひ、ひぃ!!こ、この化け物共め!!!」

 

「碌で無しの次は化物とは…言いたい放題だなおい」

 

「取り敢えずアイツを捕まえrrrォう!」

 

「はいはい」

 

偶然生き残ったであろう腰抜けをひっ捕らえて縛り上げる

どこからの差し金か、誰の支持で動いていたのかと色々と聞かなきゃならん事が多いからな

 

「そっちはどうだ?片付いたか?」

 

「綺麗さっぱり一人残らずね」

 

『あぁ、また刃に血がべっとり…帰ったら手入れしなきゃ』

 

『どうやら全員終わった様だな』

 

「こっちで一人捕虜を捕まえておいた、どこの馬鹿がこんな事をしでかしたのか今日中にわかるだろ…俺と隊長で一旦会社に戻って第6部隊に引渡すってのでどうだ?」

 

『よし分かった、その流れで行こう…一先ずは正面で合流だ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃ、俺と隊長は会社に戻るから…まあ、取り敢えず適当に後片付けが終わったら帰ってこい」

 

「ウィッス、そいつは第6行きで確定かね」

 

「情報引き出すのはアイツらが一番得意だからな」

 

「そりゃご愁傷様な事だ…まあ、俺としては情報が引き出せればどうなろうと知った事じゃ無いけどな」

 

「おお酷いねぇ…んじゃ、また後でな」

 

隊長とD-673はジープに乗り、一足先に捕虜を連れて会社へ帰った

 

因みに第6部隊とは情報収集を専門としてる部隊であり、その方法と手段に決まった型は無い

情報という情報が引き出せる物全てがアイツらの対象になる

 

今回みたいなテロリストみたいな事をしてる奴から上の情報を引き出す時……何をするかは想像にかたくないよな?詰まりそういう事もする部隊だ

 

「お前達は何かする事は有るのか?」

 

「特には無いわよ、私は早く手入れをしたいけど…後片付けを済ませてからしようと思ってるわ」

 

「私も特に無いね…強いて言うなら子供達(爆撃機)のメンテナンス位かしら」

 

「そうかい……じゃあ俺だけでいいわ、先帰っていいぞ」

 

「あら、いいの?」

 

「ああ、指揮官とやらへ会いに行くくらいだし…俺一人でも問題は無いだろ」

 

「じゃあお言葉に甘えて…バイクを一台残しておくから、それを使って頂戴」

 

「お、有難い」

 

「それじゃあね、お先に失礼するわよ」

 

G-185とV-785も先に帰した、別に俺だけで大丈夫だろうし

てな訳でM16達が言っていたここの指揮官とやらに挨拶しに行こうじゃないか

 

「……傭兵」

 

「あらM16さん、そんな怖い顔してどうかしましたかね」

 

「…それ以外に、道は無かったのか」

 

「無いね、悪いが最善だ…下手に生かしておけば後で後悔するのは自分だ、それに今回のコレは俺達の独断だ…責任も全部俺達持ちだし情報の揉み消しを得意とする奴らに任せるから大丈夫だって安心しろよ」

 

「………はぁ、別にそれを気にしてた訳じゃない…ってのは分かってるぽいよな、傭兵」

 

「いやぁその通り」

 

「分かったよ、今回の件については私達は関与していない…全部傭兵達がやった事だと認識しておくさ、それでいいだろ?」

 

「納得してくれたようで何より」

 

「だがM4には自分から伝えろよ、私が言ったって意味が無い……あの子は私より繊細なんだから気を付けろよ」

 

「左様ですか…まあ出来る範囲で説明はしておくよ、あと(ついで)なんだが指揮官様とやらの所に案内してくれないか?」

 

「指揮官の所へか?何をしに行くんだよ」

 

「今回の報告とビジネスの話」

 

「ビジネスって……金取るのかよ」

 

「そもそも今回のコレは、ウチの社長とおたくの指揮官の間ではこの基地が俺達に依頼した事になってるらしいからな」

 

まあ、どうせウチの社長がらそうならざるを得ない状況に誘導したんだろうが

 

本当、社長ががビジネスの話をするといつの間にか向こうも得をしこっちも利益に繋がるようになっている…その頭とトーク力は感服するよ

 

という訳で指揮官とご対面

 

「初めまして、私がここの指揮官を務めているエマ・ステイムよ…以後よろしくね」

 

女性なのか………え?ウッソだろお前、全く予想してなかったと言うか考えてすらいなかったよ

 

パツキンの綺麗な姉ちゃんだな、眼福だわ

 

「今回の騒動については協力に感謝するわ」

 

「ああ、それはどうも…後片付けから情報処理までこちらでやらせて貰うが、それについても異論はありませんね?」

 

「ええ、全面的にそちらにお任せする内容の依頼なので…宜しくお願いしますね」

 

「一先ず一人捕虜を連れて帰ったので、ソイツから絞れるだけ絞ってみます…まあ分かり次第連絡入れるようにしますので」

 

「大方、どこのロボット人権団体かは予想は着くんですがね…先日も少しいざこざがありましたから」

 

「もし今回のコレで逆恨みされる様な事があったならまた呼んで下さい…しかし、英雄と言うのも大変なものですね」

 

「私自身は英雄なんかじゃありませんよ……本当に凄いのは彼女達ですから、私なんかは安全な場所から指示を飛ばしてるだけです」

 

「前線の死地に安全地帯なんてありませんよ、俺自身も傭兵なんで嫌ほど体験してます…貴女も死地で生き延び輝いた英雄なんですよ」

 

「ふふ、ありがとうございます」

 

すると後ろの扉が勢いよく開いた、ちょっとビックリしたわ

そこには涙目になったUMP9が立っていた…君、ここの基地所属だったの?

 

そして思いっ切り胸に突撃された、流石にその威力は耐えられん……俺は地面に倒れた

 

「よ"うへい"ざ〜ん"!!!いぎでてよがっだよ〜!!」

 

「お、おう…お前も元気そうで何より」

 

「うぅ…ぐすっ、心配したんだからぁ〜」

 

「悪かったよ、だけどお前の投げてくれたフラッシュで逃げられたんだ…ありがとうな、ナイン」

 

胸に顔を埋め、めっちゃグリグリしてくるんだが…てか抱き締める力強スギィ、全く抜けない

 

と、後ろから見た事のある人形が顔を出す

 

「傭兵さん…生きてたんだね」

 

「ああいう事態は何度も切り抜けてきた…相手は唯の鉄血人形だ、どうって事ない」

 

「その割にはピンチそうだったよねぇ?」

 

「ソウデスネー」

 

「………でも、生きてて良かったよ」

 

そう言って45は俺の手を握り締めた、因みに片方の腕にはナインが抱き着いている

コレがまさに両手に花ってか、UMPサンドは凄いなぁ(小並感)

 

「あら、私の部下達ともう仲良くなっていたんですか?」

 

「まあ…なんと言いますかね、男としては嬉しい限りですよ…これ本当」

 

「貴方、良く生き延びれたわね」

 

「随分冷てぇじゃないか416、お前らも無事に逃げ出せたっぽいな」

 

「………貴方がハイエンド達を引き付けてくれてたからよ、そこは感謝するわ…でも、貴方は人間なんだから命が惜しいならあんなのはもうしない事ね」

 

「ご忠告どうも」

 

「ふふ、416が他人に興味を示すなんて…珍しい事もあるのね」

 

「し、指揮官!別に私は…!コイツが危なっかしくて!同じ任務で失敗されると、コッチが困るから…!だから、その……」

 

「あらあら、照れなくてもいいのよ416」

 

「だから違います!!」

 

404小隊と無事再会できた、G11はいつの間にか俺の背中で寝ていた

蝉みたいくっついてやがるんだぜコイツ

 

て言うか気配が無かったんだが…コイツ実は本気出したら凄いんじゃないか?

 

「じゃあまた会おうね傭兵さーん!」

 

「また機会があれば会いましょうね、今度はお酒でも飲みながら…なんてどうかしら?」

 

「酒は期待しておくよ、それじゃまたいつかな」

 

バイクに跨りお世話になった基地を後にする…結局あの後M4には会えなかった、どうやら任務が入ったらしく出撃してしまっていた

 

まあまた今度、俺がちゃんの生きていれば話すとしよう

 

「………誰だァ?さっきから俺の後をつけてる奴は」

 

バイクを停めて、後ろを振り返る……しかし目に映るのは唯々生い茂る木々

気の所為か?……いやそんな事は無い、俺の気配察知から逃げられる奴は少ない

 

「何処に居やがる…面見せな、アサルトライフルが待ってるぜ」

 

バイクから降り、辺りを警戒しながら虱潰(しらみつぶ)しに見ていく…何も居ないなんて事は無い筈なんだが

 

「………フ、フフフ、フフフフフ」

 

「……んんっ、なんてこったパンナコッタ」

 

「やっと、やっとやっとやっとやっと!!!!見つけたぞ、傭兵」

 

「こいつはハンターさんじゃねえか、こんな所でどうしたんだい?」

 

「嗚呼、酷いじゃないか傭兵…急に何も言わず姿を消すなんて……私は、お前が居ないとダメなんだ…私の傍から居なくならないでくれ」

 

「話が噛み合ってないぞハンター、取り敢えず落ち着いて話をしようじゃないかええ?」

 

「だから少し、私は怒ってるんだ…私をこんなに気持ちにさせておいて、フラフラと何処かへ行ったかと思えば…私達以外の人形と仲慎ましくなって………は、ははは…はははははは!!!」

 

「いや怖いからお前、マジで勘弁してくれ」

 

狂ったように笑いだすハンター、君怖いよ本当…おかしくなってる的な事をアルケミストとかデストロイヤーが言ってたのを薄ら覚えてたが……まさかここまでとは

 

「さあ傭兵、私達と一緒に来よう…そうすればお前と私達だけの世界がすぐに出来上がる、お前は少しの期間待っていてくれればいいんだ…私達だけの世界で共に生きよう」

 

「生憎だがお断りDA、人類を殲滅することに賛成した覚えはないしそれを黙って見てる訳にもいかないんでな」

 

「それはお生憎、そうもいかねぇんだよな」

 

頭への衝撃と共に、俺の身体は宙を舞った…て言うか吹っ飛んだ

木に激突する、代理人に殴られた時よりヤバいぞこれ…もう意識飛ぶわ

 

最後に目にしたのはうっとりとしたハンターの顔と、粘り気のある黒い目をした処刑人の顔だった




や っ た ぜ
お待たせ、ハンターしかなかったけど…良いかな?

次回は鉄血sideからスタートですぜ皆さん、俺も頑張るから皆さんも感想とかよろしくお願いしますね(露骨)

コラボとかしてみたいけどどうすればいいか分かってない人です、気軽に声かけて下さい
他人任せゆるして

ではまた会いましょう

病ませるならどっちが先がいい

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