傭兵さんと戦術人形   作:AZAZEL

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どうも、AZAZELです
筆が乗ってる時に書かないと恐らく永遠に書かないので書きますた

話変わるけどアプリのドルフロ色々と支援が充実しましたね、デイリーで全物資3200貰えるとか美味すギィ
ステージクリアすればミッション報酬でダミーコアがバンバン貰えるし、ありがたや

では、本編どうぞ


日常と砲台回収

さて、今日も今日とて鉄クズ(鉄血人形)を蹴散らして参る

新しく参入したウロボロスを連れて絶賛鉄血狩り中

 

ウロボロスの面倒は連れてきた俺が見ろとの事、まあそりゃそうか

 

今はこの間ウチの開発部隊から送られてきたウロボロスの武器で試し撃ち中……案の定、結構魔改造が入っていたが…まあ許容範囲内なので黙っておこう

 

「うむ、前の時より調子がいいな!」

 

「そりゃ良かったよ、ウチの開発部隊にしては珍しく改造を自重してる所が不安点だが…マジこの後何しでかすか分からねぇ……」

 

「まあいいんじゃないか、この機銃の回転力…そしてB-889から貰った各特殊弾頭を積んだミサイルもわたしは気に入っているぞ」

 

「ご満足いただけた様でなにより…特殊弾頭って何貰ったんだ?」

 

「む?そうだな…EMP、焼夷弾、電撃、コローシブ(腐食)、氷結…この辺りだろうな」

 

「アイツどんだけ張りきってんだよ」

 

ちゃっかり新作までお披露目してるじゃねぇかよ

まあ確かに、第13部隊じゃ爆発物を使うのはV-785だけだが…アイツは純正の爆発物を好むからな、変わり種を使う奴が居なかったからな

 

自らの手腕が発揮される子が来て嬉しいんだろうな

 

「しかし、お前も結構容赦無く鉄血人形をぶっ壊すよな」

 

「当たり前だ、最早わたしは鉄血では無いからな…所属すらしてない所の人形へかける慈悲なんぞない」

 

「成程、まあ君がそれでいいならいいが……さて、これからどうするかな」

 

おや、無線に連絡が……隊長からか、何かあったのかな

 

「どうしました」

 

『おお、悪いなK-816…どうやらグリフィンからお呼びがかかってるみたいだぞ、確か16LABのペルシカリアとか言う人からだ』

 

「ああ、ペルシカか…どっからかウロボロスの噂を聞き付けたな、分かりました…今から向かいます……はぁ、悪いなウロボロス」

 

「気にするな、わたしはお前について行くだけだ」

 

バイクを吹かせてI・O・Pのラボへと向かう

恐らくあの指揮官から聞いたのだろう、あそこにはAR小隊も404小隊も居る

 

ペルシカが関わってない訳が無いからな

 

「おい、来たぞペルシカ」

 

「おお!待ってたよ傭兵くん!そっちが君の連れのハイエンドモデルだね!」

 

「どっから嗅ぎ付けたこの機械猫耳、あんまりウロボロスに近付くなよ…変に改造されても困る」

 

「イヤだなぁそんな事しないよ、まあ改造はしないけど解析はしたいかな」

 

「お断りだ、今は俺の腕だ…気安く触ってもらっちゃ困る」

 

「ちぇー、何だよツレないなぁ…まあいいよ、本題はそっちじゃないからね」

 

そう言いながら机の下からドカン、と大きめの銃を取り出す

このカラー…そしてこの見た目、またあの研究所からの贈り物か

 

「これは新作の『R.C.F.-08』って言うライトマシンガンさ」

 

「ほう…それで、これはどっち(・・・)への贈り物だ?」

 

「やっぱり君は鋭いねぇ……答えは君の相方ちゃんだよ」

 

「わたしに…か?」

 

「そう、君にだ…確か君の武装は機銃とミサイル…だったかな?その両サイドにあるドローンみたいなものから出すんだよね、このLMGはその武装へ追加として付けられるものになってるんだよ」

 

「ちょっと待て、何でウロボロスの武装情報があの研究所へ行ってるんだよ」

 

「それは君の所の開発部隊から買ったらしいからね、お金があれば動くのが傭兵なんでしょ?」

 

アイツら……改造が自重されてると思ったらそういう事かよ、本命は別に居たって訳か

しっかり付けられるように調整されてんじゃねえか……て言うかあの研究所って人形専用の武装も作ってたん?

 

「因みに、このLMGは一丁しか無いんだけど…この後も追加で武装品が届く予定だから楽しみにしててね?」

 

「まだやる気がよ……で、どうするウロボロス…付けるか付けないかはお前に任せるぞ」

 

「………ふむ、面白い…この武器、性能が計り知れんな」

 

「オススメはするぞ、俺のアサルトライフルもスナイパーも同じ所で作ってるからな…破壊力、軽さ、使い回しどれを取っても抜群だ」

 

「……傭兵がそういうのならばお願いしよう、頼めるか」

 

「勿論、追加武装の仕方は簡単だから私の方でやっちゃうね」

 

「変な改造をいれるなよ」

 

「分かってるよ、君も過保護だねぇ……」

 

俺の周囲にいる開発者や研究者共は総じて改造に目がないからな、B-889もそうだが一度スイッチが入ると止まりゃしない

 

火力上げすぎても連携に支障が出るからやめてくれって言ってんだがな

 

「はい完成、どうだい?試し撃ちでもして行くかい?」

 

「いいのか?わたしは元とはいえ鉄血のハイエンドだぞ、あまり施設内をウロウロするのも良くなかろう」

 

「私がついてるから大丈夫だよ、それに傭兵くんも居るし…それでいいだろう?傭兵くん?」

 

「…まあ好きにしたらいい」

 

「……そうか、ではお言葉に甘えよう」

 

この間俺も使わせてもらった射撃場へ向かう

幸いな事に他の人形達は居らず、あまり騒ぎにはならなかった

 

R.C.F.-08はウロボロスの武装、サイドに携えているドローンの様な武器の側面に設置されていた

なんやアレ、射撃速度は普通だけど……

 

「これ、跳弾してないか?」

 

「ピンポーン大正解、この間渡した特殊弾丸あっただろう?アレを実用化したものらしいよ」

 

「また何とも……」

 

……ん?あそこに居るのは

ウロボロスはまだ試し撃ちをしている様なので、チョロっと挨拶でもしに行くか

 

「ようわーちゃん、お互いまだ生きてたみたいだな」

 

「わーちゃん言うな!…って、傭兵じゃない…またここにいるってことは新しい武器でも貰いに来たの?」

 

「正解と言えば正解だが、俺のじゃないな…俺の腕用の武器だ」

 

「腕……?そう言えばあんた、鉄血のハイエンドモデルを引き入れたらしいじゃない…全く何考えてるんだか」

 

「その鉄血なら後ろで試し撃ちしてるぞ」

 

「え"っ!?……本当だわ……」

 

しかし、わーちゃんまで知っているとはな…思いの外あの基地では結構噂になってるのか?

どこぞの話したがりが風の噂で聞いた事を吹いて回ってるのかな

 

「しかし意外だな、わーちゃんまで知ってるとは」

 

「え?ああ、まあそりゃあ…あの基地じゃあんたは結構な有名人よ」

 

「え、何でまた」

 

「当たり前じゃない…攻め込んできた人権団体を爆撃で吹き飛ばして、その後きっちりトップまで締め上げて帰ってくるんだもの…とんでもなく凄腕の傭兵だって広まってるわよ」

 

「俺の預かり知らぬところでそんなことになってるとはな……それじゃ、俺はそろそろ行くよ…また機会があればそっちの基地に顔を出しに行くかもな」

 

「そう、精々死なないようにね」

 

ウロボロスとペルシカは既に出口で待っている様だ…終わったなら声くらい掛けてくれてもいいんじゃないでしょうか

 

「随分とグリフィンの人形共とも仲がいいのだな」

 

「お、おう…まあ色々と関わることが多いからな、会社も半永久契約も結んでるし」

 

「……ふん、そうか」

 

おい、何ニヤニヤ見てんだ機械猫耳

しかし何でウロボロスがご機嫌斜めなんだか……人形心は分らんな

 

「それじゃあ、またデータ収集の時に宜しくね~」

 

16LABを後にする…さて、こっからどうするか

会社に帰ってもいいが、正直今日はやることが無さすぎる…ウロボロスに近接でも教えるか、いざ近づかれた時に手も足も出なかったら無残だしな

 

「ウロボロス、お前近接って出来るのか?」

 

「いや、わたしはそもそも弾幕で近づかせないのが基本のスタイルだ…まあ、どこかの誰かは全てを搔い潜って近づいて来たがな」

 

「ははは、誰の事やらな」

 

「だが確かに、近づかれた時の手段を考えておくのも有りだな……」

 

「なら俺が近接を教えてやろうか」

 

「……いいのか?」

 

「ああ、どの道暇だしな」

 

ウチの会社には地下施設が幾つか存在し、その中には運動場もある…それなりに広いし、壁も特殊合金で加工されているのでちょっとやそっとの衝撃では壊れない

 

それ以外の施設は……まぁ…他の部隊が使っていたりする、第6部隊とか

何の施設かはお察しだがな

 

「おお…こんな空間があったとはな」

 

「少し暴れたくらいじゃ崩れやしないから、存分に動き回って大丈夫だぞ」

 

「そうか…なら宜しく頼むぞ」

 

「おう、かかってこい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っはぁ…はぁ…本当に人間か?傭兵」

 

「お前らは人を人外にしないと気が済まんのかね」

 

「戦術人形相手に息すら切らさないお前が人間だと…?笑わせるなよ」

 

「……まあごもっともと言えばそうだが」

 

「まあ、これでわたしも体術がそれなりに身に着いた…感謝するぞ傭兵」

 

流石は戦術人形、呑み込みが早いったらありゃしない…少し動きを見せてやれば後は勝手に磨いていく

人間で言えばセンスの塊だな、人形相手だと何と言えばいいかは知らんが

 

「さて……久し振りにちゃんと寝るか」

 

「……傭兵、その前に寝たのはいつだ」

 

「あー……二日前に1時間、かな」

 

「馬鹿者、人間は脆弱だ…睡眠をまともに取らんといつか足元を掬われるぞ」

 

「あい、すいません」

 

「さっさと寝てこい、わたしは部隊の部屋に戻ってるぞ」

 

ウチの会社にも仮眠室というものが一応設置されてはいる…が、正直使ってる奴を見たことがない、先ず俺自身が極偶にしか使わないのもあるが

 

だが基本的にウチの傭兵共は『休む』という単語を知らな奴が多すぎる……マジ何なんコイツら

 

かく言う俺もそのうちの一人なんだがな

さて、一眠しますか……今日はちゃんと7時間寝よう……

 

 

 

 

 

 

「あれ~?けーくんと一緒じゃないの?」

 

「ああ、傭兵なら寝かせてきた…人間の癖に無茶をし過ぎなんだよ、全く」

 

「おお、珍しくK-816が仮眠室に行ったのか…アイツマジで寝ないからな」

 

B-889とD-673か……コイツらも傭兵と同じように化け物地味ているらしいな

確かにB-889から貰った弾頭ミサイルの性能は馬鹿げている、鉄血の科学力を遥かに凌駕している

 

「……なあ、傭兵はいつからここに居るんだ?」

 

「あん?K-816か…確か5年前だったか、隊長が急に新しいメンバーだって連れてきた時にゃ驚いたぜ」

 

「ね~、けーくんあの時まだ13歳だもんね…まああんなご時世じゃ仕方ないのかもね」

 

「じゅ、13だと!?ま、待て…すると今幾つなんだ……?」

 

「けーくん18歳だよ?」

 

「な"ぁっ!?」

 

「すげー声出てんぞ、ウロボロス」

 

「若いとは思っていたが……18……という事は、わたしは子供にやられたのか……」

 

「あー…あんま気にすんなよ、アレを普通の子供だと思わん方がいい…正直、ウチの会社でも一二を争う位に化け物じみてるからな」

 

……まあ確かに、ミサイルを走り抜けながら撃ち落とすなんて芸当…人間には不可能だな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはようさんです……」

 

「おはよ〜、よく寝たねけーくん…てかめっちゃ寝起きじゃん」

 

「久し振りに、7時間睡眠したけど…やっぱ寝過ぎは、寝過ぎで……ねおきがきちぃ……」

 

「7時間が適正なんだよなぁ……お前は寝なさ過ぎなんだよ」

 

「……ダメだ、ぼーっとする」

 

「スッ……ん"ん"、やっばちょーかわいい」

 

「うわ、めっちゃ寝起きじゃないK-816……こっち来なさい」

 

この声は……G-185か?…視界も若干ぼやけてて輪郭しか分からん

この際誰でもいいか……やっぱり7時間睡眠は俺にとっては長すぎたみたいだよ……

 

「ほら…全く、アンタ何時間寝てないのよ」

 

「んー……2日?」

 

「アホか」

 

「アホだな、てかバケモンだわやっぱ」

 

頭がやわっこい……ウチの部隊部屋にクッションなんてあったっけ?

まあ気持ちいいからいいや

 

「毎度思うけどじーは随分と大胆だよね」

 

「そう思うなら貴女がやったら、B-889?」

 

「いやー、私はなんと言うか…そう言うのは柄に合ってないって言うか……」

 

「本当、そうしてればただの子供なんだがな…コイツ本当に18か?絶対詐称してるだろ」

 

「そんなの今更じゃない、と言うか入隊した時からそんなものだったでしょ」

 

「それもそうだな」

 

んー……段々と意識が覚醒してきた

目覚めてきたな……待て、これ今どういう状況なんだ…半目且つボヤけた視界がクリアになる

 

眼前にはG-185の双丘……コイツ割とえぐいスタイルしてるよな、ていうかこれ

 

「何故に膝枕」

 

「あら、おはようK-816」

 

「お、完全に目覚めたか?良かったな綺麗なねーちゃんに膝枕されて…まあこれが初めてじゃねぇか」

 

「俺が寝ぼけると決まってお前が膝枕するよな……いやまあ、ありがとうございます」

 

「どういたしまして…ウロボロスなら一人で社長に報告しに行ったわよ、あとでお礼言っときなさい」

 

あー、そう言えば帰ってきてから報告行く前に寝ちまってたな

ウロボロスには悪い事したな

 

「よっ…と、悪いなG-185」

 

「そう思うなら適度に睡眠くらい取りなさい」

 

「ういっす……善処します……」

 

するとバァン!と勢いよくドアが開かれ、そこには隊長とウロボロスが立っていた

ウロボロスは俺にに気が付くと、頷きの合図を送ってきた……また何かあったのか

 

「おーう!!集まってるかお前ら!……何だ、V-785が居ないじゃねぇか」

 

「V-785ならメンテに出てますよ…それで、何かありましたかね隊長」

 

「ああ、新しい任務だよD-673…B-889、これをスクリーンに写してくれ」

 

「はいはーい」

 

部屋の奥にある大きめのスクリーンへ写真が映し出される、巨大な砲身に足元の機銃……普通にトンデモ兵器やないかこれ?

 

「ウチの情報部隊が見つけ出したから、まだグリフィンには出回ってない個体だ…名は『ジュピター』、鉄血側じゃ『マルドゥーク』なんて呼ばれてるらしい」

 

「……え、それ鉄血の通信傍受したってことすか?」

 

「ん?何を今更…ウチの情報部隊だぞ、そのくらい出来て当然だろ」

 

「あ、そっすね……」

 

考えるだけ時間の無駄でしたね、B-889が元所属してた所やもんな…そら電子戦と情報戦で負る訳ないか

 

「しかしV-785が居ないのか…アイツにもってこいの任務だったんだがな」

 

「と、言うと?」

 

「いや何、今回の任務はこの『ジュピター』の制圧…及びそれに関係する鉄血やその他勢力の確認なんだが、制圧したジュピターは好きにしていいらしくな」

 

「話は聞かせてもらいましたよ」

 

「なんだお前……て言うかいつからそこに居たんだよ」

 

扉の所にはいつ戻ってきたのやらV-785が扉にもたれかかる様に立っていた

ホント好きよね、質量兵器

 

「質量、高火力…そんな話を聞いて私が黙ってる訳ないだろう」

 

「左様ですか……それで隊長、どう言った作戦で?」

 

「作戦?ああ、まあそうだな…コイツはどうやら周囲からエネルギー供給を受けて成り立っているらしい、その供給地点を全てぶっ潰すぞ」

 

「いつも通りのパワープレイですね了解でーす」

 

だと思ったよ…それで作戦だと思ってるのか、まあ今に始まったことじゃないし今更だけども

超強力なエネルギー砲をぶっ放すのもタダでは無いって事だな

 

「それじゃ始動日は明後日だからさっさと準備しとけよ、以上解散!」

 

毎度思うが作戦の決行日が翌日とか明後日とか頭おかしいんかな……いや、確かにウチの部隊で準備に手間のかかる奴はV-785位だけども

 

「嗚呼……私のかわい子ちゃんがまた一人増えるのね……楽しみだわ」

 

「なんなら改造してあげよっか?」

 

「あら、いいじゃないB-889…固定砲台みたいだし足でも付けてみる?」

 

「お、名案〜」

 

何あの物騒な会話、ヤダ怖いわね^〜

さてと…俺も銃のメンテをささっとやって筋トレでもしようかな

 

「いつもこんな感じなのか…傭兵の部隊は」

 

「ああ、まあこんな感じだね…作戦立てて失敗率が上がってたら世話ねぇだろ?」

 

「何なのだその理論は、作戦は失敗率を下げる為に立てるのだろう」

 

「ウチの部隊じゃそうもいかないんだよなぁ……何せ全員クセが強すぎるものでね」

 

「……成程な」

 

それで納得するのか(困惑)

クセ強共が集まると作戦立てても殆ど意味ないし、連携なんて取れたもんじゃない

 

実際V-785の所為で若干死亡率も上がるし、主に爆撃

 

「お前も準備するものがあればさっさとしとけよ、俺は筋トレでもして……」

 

「馬鹿者、寝るぞ」

 

「え、でも俺さっき7時間睡眠してきたしこれであと3日くらいは寝なくても……」

 

「はぁ……お前という奴は…」

 

苦笑いのD-673、呆れ顔のV-785と溜息を吐くG-185、爆笑してるB-889と隊長……何なんだお前ら

 

そうこうしてる内にウロボロスが首の襟を掴み、無言で俺を仮眠室へ連行して行く……解せぬ

 

そんでもって作戦日がやってまいりました

結局ウロボロス監視の下、2日間ともキッチリ7時間睡眠をさせられました…ベッドの隣に座るウロボロスからの『寝ろ』という無言の圧が凄かった

 

「う〜…ん、さて…俺らも始めますか」

 

「ああ、さっさと終わらせて帰ろう」

 

各員は既にそれぞれ割り当てられた供給地点へと向かった、俺はウロボロスと共に供給地点を攻め落とす事になってる

 

兵器を動か為の地点だけあって、流石に警備も厳重……まあやる事はいつもと変わらないがな

 

「……おっと、先客かい?」

 

「あら、貴方は……傭兵?と、何故鉄血のハイエンドモデルが居るのかしら」

 

「まあその前に…そんな物騒な散弾銃を下ろしてくれよ、ビビって話も出来やしねぇ…な?」

 

「………いいわ、でも何か不審な動きを少しでもしたら撃つわよ」

 

「はいよ…ウロボロス、周囲の警戒をしてきてくれ」

 

「……ああ分かった、文句は後でにしておこう」

 

「そんな目で見んなよ」

 

M1887……ウィンチェスター製のレバーアクション式散弾銃…か

射程の短い散弾銃、だが近接となれば無類の威力を誇る…その為か前衛らしく盾のような装甲を持ってるな

 

いや〜、しかし『OK!(ズドン!)』とならなくてよかったわ

 

「貴方はこんな所で何をしているのかしら?ここは今鉄血の占領地の筈よ」

 

「ここで新型の大型兵器を見つけたらしくてな、その兵器の制圧と周辺調査で来た…おたくはグリフィンらしいな?M1887」

 

「……成程、今グリフィンと半永久契約を結んでるって言う噂の…私の名前を当てるなんて、相当のマニアかしら?」

 

「いや、上司と見た映画に出てきただけだ」

 

某ネッガーがクルッと回すシーン、あれ結構カッコよかったよなぁ…しかもバイク乗ってたし

 

「そう、まあいいわ…鉄血を連れてるって噂は貴方の事だったのね、それならいいわ……私はまだやる事があるの、この辺りで失礼するわ」

 

「やる事ってのは供給地点の破壊ですかね?」

 

「ええそうよ、ジュピターの構造を知っているなら分かるでしょう?」

 

「それなら行かなくても大丈夫だぞ、ウチの部隊員達が潰しに行ってるからな…そう掛からず制圧されるだろ」

 

「……それは、手間が省けてよかったわ」

 

「ま、ここは俺が来る前に制圧されてたみたいだが……それじゃ俺は本拠地にでも行きますかな…ウロボロス〜、行くぞー」

 

「まさか二人だけで行くつもり?部隊員を待った方がいいんじゃないの?」

 

「いやぁウチ、基本的に単独行動だからさ…それじゃあな」

 

「あ、ちょっと…!」

 

しかし戦術人形にも散弾銃は居るんだな……ショットガンか、いいな…今度頼んで作ってもらおうかな

近接が素手だけってのも考えものだし、ウロボロス用にも頼もう

 

「全く、無防備に人形へ近付く馬鹿があるか…一歩間違えたら死んでいたぞ」

 

「相手はグリフィンだからな、無闇に発砲はしないだろ」

 

「お前の隣には元鉄血が立っている事を忘れるなよ、グリフィンだろうといつ間違われて撃たれるか分かったものでは無いだろ…死にたくなければ少しはわたしを使え」

 

「了解、善処しますよ………ところでウロボロス、この辺りでドンパチ賑やかにやり合ってる音が聞こえるんだが…遊んでみるか?」

 

「そうだな、言うと思ったぞ…まあいい、面白そうだから付き合ってやろう…新装の実践慣れもさせないといかんからな」

 

了承を貰ったところで一気に駆け出す、流石は戦術人形…突発的な俺の動きにもしっかりと着いてきている

 

ドンパチ賑やかになってるのはあそこの小屋だな……周辺は鉄血人形がワラワラと

あれ、中にいんのAR小隊じゃね?ヤダも〜知り合いじゃーん

 

さっさと片そ

 

「一匹残らずスクラップだ」

 

「言われなくとも!」

 

その声と共にウロボロスは新装のLMGで弾丸をばら撒く、継いでミサイルを放つ…着弾点が電撃を帯びながら爆発したから恐らくB-889お手製の特殊弾頭ミサイルだろう、頭おかしい

 

生き残っている鉄血人形を一匹残らず俺のARで撃ち抜き、一瞬にして鉄クズの山を作り上げた

 

「はん、一般鉄血兵じゃこの程度か……さて、その危なっかしいじゃじゃ馬(RO991)を下ろさせてくれないか?M16A1」

 

「なっ、傭兵!?何でこんな所に……ちょっと待て、ソイツは鉄血のハイエンドモデルだろ?」

 

「ああ、今は俺の腕だ…ウロボロスってんだ、宜しくしてやってくれ」

 

「成程、鉄血を連れて歩いてる傭兵が居るって噂が流れてもしやと思ったが…やっぱりお前だったか、銃を下ろせRO635…アイツは味方だ」

 

「……貴女がそう言うのであれば」

 

「新顔だな、M4はどうしたんだ」

 

「ああ、M4は……今は調子が優れないんだ」

 

はぁん?さては何かあったな……M4の代わりにこの子が入ってる訳か

RO635って言ってたけど実際その銃ってRO991やない?まあコルト9mmSMGって観点で見れば同じだけど

 

「あー!傭兵さんだー!」

 

「おーSOPちゃんか、おひさ」

 

ひょこひょこと俺の近くまでやってきたSOPの頭を撫でる、ホンマ犬みたいやなこの子

 

あっちのAR-15も元気そうだな

 

「それで傭兵、何でこんな所に居るんだ?」

 

「お前らも目的は一緒じゃないのか」

 

「いや、生憎こちとら輸送機から墜落してきたタチでな…今も想定外だらけなんだよ」

 

「ほう…俺らはここに新型の大型兵器があるって情報を拾ってな、ソイツの制圧と周囲探索が目的だ」

 

「……その情報、一体所から引っ張り出してきたんだ?」

 

「さあ?ウチの情報部隊に聞いてくれ」

 

成程…恐らくこの地にはハイエンドが居るんだろうな

輸送機を堕とされてからがら逃げてきたって感じか……めんどくせぇ、ハイエンド居んのかぁ

 

「それじゃ、俺はあの施設に向かうとするよ…お前らも精々死なない様にな」

 

「おいおい二人だけで…いや、お前はそういう奴だったな」

 

「ああ、お互いの幸運を祈ろうぜ」

 

前方に見える施設へと駆け出す、恐らくあそこが敵本拠地なんだろうな……供給地点はウチの部隊が残らず潰しているだろうし、ジュピターからの砲撃は心配しなくてよさそうだな

 

いや…何機かは別電源で動かしているかもしれん、油断せずに行くのが鉄則だな

 

「傭兵、入口が見えてきたぞ……かなりの鉄血人形だな」

 

「何だ、大部隊なんぞ作って…何かを制圧するつもりか?」

 

「なんでも良かろう、さっさと片すぞ」

 

「まあ気にするだけ無駄だな、やるか」

 

二人での一斉射撃で正面は一瞬で方がついた、研究所お手製銃があると仕事が早くて助かる

と、通信が入ってきた

 

『ちょっとK-816?なんか404小隊が来て私のかわい子ちゃんを壊そうとしてるんだけど、話付けてくれない?私じゃ聞いてもくれないわ』

 

「……ちょっと無線変われ」

 

『傭兵さん?これはどういう事かしら?』

 

「ウチの質量兵器バカが世話掛けたみたいだな…だが悪いがそれは俺らで回収させてもらうぞ、異論は無しだ」

 

『………分かったわよ、傭兵さんには色々と借りもあるし…今回は見逃すわ、次は無いわよ』

 

「それまでにまた借りでも作っておくよ」

 

『食えない人ね、私達が借りを作れないじゃない』

 

お互い様だろ、て言うかお前らに借りなんぞ作らせてたまるか……それを盾に何されるか分かったもんじゃない

通信を切り、施設内へと潜入する……て言うかV-785、もう潜入してたんか

 

施設内もそれなりに鉄血人形が配備されてるが、俺とウロボロスの前では手も足も出ずに即スクラップ

 

「なあウロボロス、ここに居るハイエンドに心当たりはあるか?」

 

「生憎だがわたしが知っているハイエンドはエージェントだけだ、それ以外は顔すら合わせた事がない」

 

「そうか、そいつは残念…まあ誰が来ようが正直やる事は変わり無いがな」

 

施設内に居た殆どの鉄血人形を再起不能にしたので、指揮官であるハイエンドモデルが居るであろう司令室を探す

俺の知ってるハイエンドじゃない可能性もあるな、ウロボロスの前例があるし

 

「お、ここじゃないか」

 

「そうだな…ご丁寧に電子ロックとは、面倒な」

 

「まあちょっと待ってな」

 

操作パネルをちょちょいと弄れば…ピコーン、ビンゴってな

扉が開くと中にはハイエンドモデルらしき鉄血人形が一人

 

「うわ!?早くない!?てか二人!?」

 

こっちに気がつくや否や慌てた様子で武器らしきランチャーを取ろうとしたのでARで手元を威嚇射撃

………何だコイツ、本当にハイエンドモデルか?

 

「お前、名前は?」

 

「あたしはアーキテクト!そんな君は?」

 

「傭兵、K-816…好きな様に呼べ、取り敢えず両手を頭の後ろに付けて壁に正面から貼り付け…少しでも違う動きをしたらその頭ブチ抜く」

 

「ちょちょちょ!分かったって!それより傭兵くんさ、その隣に居るのってハイエンドモデルだよね?」

 

「そうだが、それがどうした」

 

「もしかしてこの前作戦失敗してたウロボロスちゃんでしょ!」

 

「傭兵、コイツ鉄クズに変えてもいいか?いいよな」

 

「どうどう、落ち着けウロボロス」

 

武器を展開してミサイルまで準備するウロボロス、殺意高過ぎだから…跡形も残す気ないやんそれ

 

まあ確かに、攻撃すら出来ずに無力化されたハイエンドに言われたら腹立つかもしれんが

 

「ねーねー!あたしも仲間に入れてよ!」

 

「は?急に何言い出す、お前腐っても鉄血のハイエンドモデルだろ」

 

「いやー、でもあたしってほら…アタマ悪いし?それに傭兵くんといればなんか面白そうな気がするし!ね?いいでしょ?」

 

降参意識高すぎないかこのハイエンドモデル、本当にハイエンドかマジで……こんな奴が指揮官だったのか?

 

こりゃ下に就く奴が大変そうだわ

 

「いいんじゃないか傭兵…こんなんでもハイエンドモデルだ、戦力にはなるだろ」

 

「まあウロボロスがそう言うなら……」

 

「ホント?やったー!あたしってちょーーーラッキー!」

 

「やっぱ無しでスクラップでいいか?」

 

「ええええ!?上げて落とすのは酷いよ!」

 

「冗談だよ、ならさっさと行くぞ…グリフィンが来る前に退散するぞ、グリフィンとの話し合いはまた社長に投げればいいからな」

 

ここで鉢合わせるのだけは勘弁願いたい、それにジュピターの回収もあるし…ここは輸送部隊に連絡しておくか




アーキテクトちょろい

こういう子ってどうヤンデレにすればいいか迷うよね
ゲーガーさんは今回エンカしません、アーキテクトはわーちゃん部隊とトンプソン部隊が来る前にけーくんが回収しました

て言うか俺イベントやった事ないから筋書きとかあんまり気にないでくれると助かります

おっ(´^ω^`)、鉄血が増えたな

ではでは、またお会いしましょう

病ませるならどっちが先がいい

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