ゲームの方はG11を出す為に何回も建設回しました……その間に何度AK-12が排出されたことやら
お前出難いんじゃないんかい、何でG11の方が難産なんだよ
G11を出すために回したのに叛逆小隊も残すとこあと一人になったし、これは順調だな(白目)
まあ出たからいいけど
今回はヤンデレから始まるよ、では本編どうぞ
「おお、傭兵の力が普通の人間だ」
「普通ってなんだ普通って、俺は普通の人間だぞ」
「は?どの口が言ってんだ」
「あい……」
ちょっと試しに10kgダンベルがあったので持ち上げようとしたのだが……どう力を入れてもピクリとも動かない、これ最早女の子じゃね?
因みに施設内は自由に歩いていいそうだが、近くにハイエンドを付けることを条件にされた
今は処刑人と一緒
「これ…マジで力入らねぇな、よくこんなん作ったな」
「なあ傭兵、お前今拉致されて監禁状態なんだよな?なんでそんな余裕なんだ?絶対感性おかしいぞお前」
「おいおい今に始まった事じゃ無いだろ処刑人、そんな事気にしてると疲れるだけだぞ」
「監禁されてる本人が言う言葉じゃねぇな」
確かに言えてる^〜
マジ笑えないんですけどこの状況、どうしたもんかなぁ
身体能力がここまで落ちてるとは……ハイエンドから逃げられる訳ないやんこんなん、どうしろっちゅうねん
「……おい、そろそろ戻るぞ…スケアクロウが待ちくたびれてるかもしれねぇぞ」
「え?ああ…もうそんな時間か」
朝食は侵入者、昼食はスケアクロウ、夕食は代理人が毎回届けに来てくれる
そんでこの飯が美味いのなんの、何処から食材を取ってきてるのか知らないが新鮮な野菜が出てくる……何で?
「おかえりなさい傭兵さん…さあ、昼食の時間ですわよ」
「それじゃあオレとはここでお別れだな、後は任せたぞスケアクロウ」
「勿論ですわ」
きょ〜うの昼食は〜……何これうどん?どっから小麦粉取ってきた、マジでこのバリエーションは何なの
うめぇ……こんなん食ったらクソマズレーションなんかに戻れねぇよ
「どうですか傭兵さん?」
「これ材料ってどっから取ってきてるんだ?普通に美味いです」
「自家栽培ですわ、コーラップスに汚染されると面倒ですので室内栽培ですが…よく出来ていますでしょう?」
「あ…そう、へぇ……そうだな」
だいぶ前に拉致られた時に出てきた飯もそんな感じだったよな……このご時世に自家栽培て
これも鉄血の科学力なのか?
「ごちそうさんです」
「お粗末様です……あら、傭兵さん…ここに付いてますわよ」
スケアクロウが頬に指を当て、うどんの破片を取る…そのまま俺の口へ近付けるので食べた
………なんかスケアクロウが凄い変な顔してる
「ああ…嗚呼…いけませんわ、ダメですわ傭兵さん…私の前でそんな無防備に」
「え、ちょ…ストップだスケアクロウ、ちょまっ…」
スケアクロウに押し倒され、床に押し付けられる
完全に上に乗られ片腕を抑えられる……どういう状況やねんこれ
「嗚呼…傭兵さん、傭兵さんがイケナイのですわよ?私の前でそんな可愛らしい事をするなんて…嫌なら逃げて下さい、逃げられたらの話ですが」
ガスマスクを取り、スケアクロウの素顔が見える……クッソこいつもこいつでめっちゃ顔がいい
てかガッチリ拘束されてて逃げられやしねぇよこんなの
「逃げられないの分かってて言うなっての、ていうかマジで一回落ち着けってスケアクロウ」
「無理ですわ」
「即答しないでもう少し頑張って」
息荒いんすけどちょっと、これ俺が食べられるのでは?シャレにならないんだけど
「スケアクロウ、何をしているのですか?」
「あら、代理人……何か御用がありまして?」
「ええ、食後に傭兵さんへ耳かきでもと思っていましたが……抜け駆けですか?」
「……冷めてしまいましたわ、傭兵さんを頂くのはまた今度にしますわ…それでは御機嫌よう、傭兵さん」
そう言ってスケアクロウは部屋から出て行ってしまった
あっぶねぇ〜マジでナイスタイミングだぜ代理人、もう少し遅かったらパックリいかれてたわ
「では傭兵さん、こちらへどうぞ」
「はいはい……毎度毎度飽きないのかね代理人」
「飽きる訳がありません、貴方とこうして触れ合えるのですから」
週に2、3度程のペースで昼食後に代理人が耳かきをしてくる…しかも膝枕、これがすっげぇ柔けぇのなんの
ついでにその後に耳と頭のマッサージまで付いてくるトンデモ豪華なセット仕様、どうしようマジで居心地が良過ぎるんですが
「………嗚呼、とても夢の様です傭兵さん…貴方とこうして静かに日常を過ごせる日々をどれだけ望んだ事か」
「それで、人類殲滅計画はどこまで進んでるんですかね」
「進捗は私にも分かりかねます、全てはエルダーブレイン…エリザ様の指揮のもとで行なっていますので」
「そうかい……そのエリザ様ってのがお前らの親玉か、全く面倒な事をしてくれおって」
「その内エリザ様にも会ってみますか?」
「あー……まあ考えとく」
とにかく今は気持ちがいい(小並感)
ここ最近ウロボロスやアーキテクトにちゃんと寝ろと言われて7時間睡眠をしっかりしてるのだが、この睡魔には勝てん
てな訳ですっかり眠ってしまっていたらしい、まあ目が覚めてもまだ代理人の膝の上なんですがね
後ろにはハンターが立っていた、交代の時間か
「おはようございます傭兵さん、可愛い寝顔でしたよ」
「…………うるせぇ、今何時だ」
「15時きっかりです、では私はやる事がありますので…ここからはハンターに交代します」
「そうかい……それじゃハンター、少し散歩する」
「ああ、分かった」
この施設は俺が勤務してた鉄血工場とは別の場所で、かなり広い
恐らく鉄血本社とか、それに近い重要施設だと思う…まあ外の警備もガッチガチなので多分そうだろう
「しっかし広いよなこの施設、結構なんでもあるんじゃね」
「ああ、わたし達は使わないが大浴場もあるみたいだぞ」
「え、あるなら先言ってよ」
「何だ使うのか?てっきりシャワーの方が好きだと思って言わなかったんだが」
「ああ、まあ…正直ウチの会社にも有るには有るんだが使ってる暇が無かったからな」
「ふむ、そうか……ならエージェントに相談してみよう、早ければ今日から使えると思うぞ」
風呂か、暫く浸かってないなぁ……傭兵やってると忙しくてシャワーで済ませがちだし、何よりシャワーすら浴びれない時も多いし
浸かれる時に浸かっとこう………何だかんだ満喫してないか俺、大丈夫か俺……
「……ん?あそこに居るハイエンド、見た事ないな」
「…ああ、あいつはゲーガーだ…アーキテクトと行動していたが、見た事はないか?」
「お生憎、俺はアーキテクトしか遭遇してないね」
「……!お前、確かドリーマーが拾ってきたとか言う傭兵…」
「どうも、初めましてゲーガーさん」
クソ、どいつもこいつもいい顔しやがって……
しかし本当に初めて見るな、あの時は見てなかったが……AR小隊の方にぶつかっていたのかな?
「……お前、アーキテクトを拾ったらしいな」
「ああ、拾ったな…それがどうかしたか?」
「……いや、ただ聞いただけだ」
「アーキテクトは一応、立場上はゲーガーの上司だったんだ」
ハンターが小さい声で情報を耳打ちしてくれた
ははーん?成程なぁ……随分とアーキテクトも部下に恵まれたもんだな、こんなにも心配してくれる部下が居るなんて
「アーキテクトなら元気にやってるよ…ま、お前にとってそれが良い事か悪い事かは知らないが」
「そうか、別に気にしてなどいない………まあ、一応感謝はしておこう」
「ツンデレか」
「傭兵、あまり思っても声には出さない方がいいぞ」
やべ、つい何時ものノリで口走ってしまったな…失敬失敬
いやーしかしアーキテクトが上司かぁ……大変そうだなコイツも
「ま、これから仲良くしてくれよ」
「……お前、拉致されている身なんじゃないのか?」
「それ処刑人にも言われたな…だがそんな事を気にするだけ無駄だぞ、俺はこう言う人間だ」
「そ、そうか…まあ、宜しく」
ゲーガーと別れ、ガラス張りのロビーの様な場所に移った
そこからは外に広がる森と荒野が一望できる、割とお気にの場所だ
「やあ傭兵さん、ここの暮らしは快適か?」
「ああ、嫌になる位に快適だよ…夢想家」
いつの間にかハンターと交代して夢想家が俺の隣に立っていた、コイツマジで神出鬼没だな
何処から現れるか分かったもんじゃない
「首輪に違和感は無いか?」
「これがまた無いのが怖いのよ、どんな素材使ってんだよこれ」
「はん、そうだろ?あたしがお前の為に作ったんだ、有難く受け取れよ」
「いやー本当なら丁重にお断りする所なんだがなぁ、もう付いてるしどうしようもねぇよ」
「あ、傭兵さんいた〜…っとう!」
「うごッ……おいデストロイヤー、急に飛び付くなって言ったよな?」
「でも傭兵さんなら受け止められるでしょ?」
そういう問題じゃないのよ、毎回腰にダメージが来るのよ
小さいと言えど戦術人形、パワーが人間の比じゃないのよ……まあ年相応に見えるからそれでもいい気がしなくもない
「あら、おバカちゃんじゃない…任務は終わったの?」
「終わったよーだ、だからこうして傭兵さんの所に来たんだもーん」
「ふーん、そう……」
「お前、あんまりデストロイヤーいじめてやるなよ…」
「あら人聞きの悪い、愛のあるいじりよ」
「あっそう………あ?」
「…?どうしたの、傭兵さん」
ガラス張りの向こう、砂の広がる荒野の果てから何かがこちらへ向かってくる……アレは……
「……来る」
「何よ傭兵、来るって何が来るのよ」
「嵐だよ、とんでもないのが来るぞ……ははっ、思ってたより早かったみたいだがな」
「だからさっきから何を……まさかッ…!デストロイヤー!侵入者よ!エージェントにさっさと報告してきて!!」
「ええ!?う、うん!分かったよ!」
瞬間、外で大爆発が起こり建物が揺れる…それと同時に警報がけたたましく吠えた
外を見やれば、外壁へ向けてミサイルやらロケットランチャーやらが飛んできていた
あのとんでもない威力を見るに、恐らくB-889特製弾だろう…向かってくるバイクは2台
ウロボロスとアーキテクト、それにG-185とD-673だ
ぶっ壊した外壁の穴から2台のバイクが施設内へと侵入、G-185は何故か一瞬で俺を見つけた様でバッチリ目が合った…かと思えば大型コンバットナイフを思いっ切り振りかぶり、こっちにブン投げた
「あぶねっ…全く、怪我したらどうすんだ」
「あの距離からナイフを投擲で…!しかも強化ガラスまで突破って、と言うか取ってるじゃない傭…兵……な、なんで取って」
G-185がブン投げたコンバットナイフは強化ガラスを突き破り俺の顔スレスレを通過した、それを後頭部で二本指でキャッチした
「夢想家、お前の作った首輪…随分と繊細なものらしいな、ちょっと傷が付いたら壊れちまったよ」
「逃がさない!!絶対に!!!」
潜伏していたであろうダミーが2体飛び出してくる、ついでに目の前の夢想家もこちらに飛び掛ってくる
一瞬でダミー2体の手足を斬り落とし、本体の右腕左足を斬り飛ばす……あとは蹴りでそれぞれブッ飛ばす
壁や強化ガラスに罅を入れながら激突した様だ
「次は鉄製の首輪にでもしておくんだな……やっぱりこっちの方が手に馴染むな」
「クッ!ソ!!ナイフまで扱えたのかよ傭兵!!」
「俺の本職は本来コッチだ、だが戦場じゃそうも言ってられないからARとかも使ってるんだよ」
本体に近付き、しゃがみこむ
「お前らの目的が何であるかは知らんし興味もない…何故エルザとやらが人間を殲滅しようとしてるかなんてサラサラ分からん、だがお前らが俺を想う気持ちが変わらないというのなら……いつか拾ってやる、全員な」
「……フッ、よく言うわよ………まあ、期待してるわよ……傭兵さん」
「ああ、だが今はまだお前らに捕まっている暇は無い…悪いが行かせてもらおう」
夢想家に背を向け、走り出す
ガードやリッパー達がワラワラと出てき始めてる、さっさと脱出しないと面倒だな
しかも今俺、得物がコンバットナイフしかないんだけど…ワイの愛銃は何処へ
「ようK-816!会社にはこれしか無かったが持ってきてやったぞ!」
「ナイスタイミング、感謝するぜD-673」
なんて思ってるとD-673が人形達を蹴散らしながら現れ、俺専用二丁拳銃ガンブレード『IGNIS』をブン投げてきた
使用弾丸は改造.454カスール弾…本来リボルバー式専用の弾丸しかない.454カスール弾を開発部隊の奴らがボックスマガジンに入るよう改造した物、装弾数も改造済みで12発
ブレード部はコンバットナイフ並に大きく長い、そして常に超高温に保たれている
総量は8.5kg×2の17kg、正直人間が扱うには無理がある武器ではある……ので一緒にコイツを使う、その名も『完成形T-851身体機能向上剤』開発部隊が作った一種のドーピング剤である
名前の由来は言わずもがな、我らが隊長である…使えば隊長並の身体能力が出る様になる言う所の劇薬
「……〜っあ"あ"ッ、マジでキク本当…さて、さっさとバラして脱出と行きますか」
愛銃を探しながら片すとしますか
迫る人形共に弾丸をブチ込んだ後、ブレードで斬り伏せる…疑似血液が飛び散り俺の顔に付いた
「あっ、やべ……アイツの性格忘れてた」
「……っく、アッハハハハハハハハハハ!!!!!いい!こいつァいいなぁオイ!!やっぱ戦闘ってのはこうでなくちゃなぁD-673!!!」
「お、おう…そうだな、取り敢えず先進もうぜ?」
「機械のくせに生暖かい血飛ばすじゃねえかよ!!いいぜもっと出してみろ!!!」
「あちゃ〜…渡す武器間違ったなぁ」
「フー、スッとしたぜ」
「御満足しましたかねK-816殿」
「ああ、大満足だ」
「それは良かったよ……ほら、お前の銃だ」
「これはどうも」
昔のクセでつい血に興奮してしまった……まあ周りの鉄クズ共をあらかた解体できたし結果オーライだな
俺が斬り刻んでいる間にD-673が俺の愛銃を見つけてきてくれていた様だ
「さっさと出るぞ、他のハイエンドモデルに来られても面倒なだけだ」
「そうだな、他の奴らも待たせてる様だし」
D-673案内の元、出口に向かって突っ走る
ここからはGRINDERを使って鉄血共を撃ち抜いていく、やっぱ近接の方が俺の手には馴染むみたいだがな
出口付近ではウロボロスとアーキテクト、G-185が周囲の警戒をしつつ安全確保をしていてくれた
「よっ、おひさ」
「おひさじゃないよ!も〜どこ行ってたのさ全く!」
「お小言は後で貰うぞアーキテクト…ウロボロスも悪かったな」
「いや、気にするな…悪いのはわたしの方でもある」
「……?どうしたんだ急に」
「なんでもない、さっさとここから離れよう」
でもバイク二台しかなくね?と思ったらウロボロスがアーキテクトを担ぎ、俺がその後ろに乗った……え、それでいいの?
エンジンを吹かしてトップスピードに乗る……施設を出た次の瞬間、無人戦闘機が三機…ミサイルをぶっ放し施設を吹き飛ばした
V-785か……危ねぇな、少し遅れてたら巻き添いで吹っ飛ばされてたな…だからアイツと部隊行動とるの嫌なんだよ
「この先にバイクを一台潜伏させてある、そこまで離れたらそれを使え」
「用意周到ですなD-673、感謝しますぜ」
「なら次飲む時一杯奢れよ」
「はいはい」
施設からだいぶ離れた場所、草むらの陰に忍ばせてあるバイクを見つけそれに跨り会社へと向かった
あとから聞いた話だが、ウロボロスとアーキテクトへMW社CEO本人から新武器を提供してもらったらしい
後で御礼に行かなくてはな
「はぁ……ただいま帰りましたよ」
「随分疲れてるねけーくん、お疲れ様〜」
「全くだ、これで三度目だぜ?もうそろそろ精神的にキツイよ」
社長に頼んで少し休暇でも貰うかな……働き詰めなのは構わないが鉄血に拉致られると精神力を持っていかれる
久し振りにバイクで走り回りたいもんだ……
「疲れてるなら休みを貰ってきたらどうだ?お前何だかんだで出っぱなしだろう」
「エスパーか何かですか隊長、ちょうど俺もそう思ったんですよ」
「折角だ、三日くらい休んできたらどうだ?俺から社長には伝えておいてやるよ」
「…いいんですか?ならお言葉に甘えますけど」
「大丈夫だよ、今のところ仕事は定期的な鉄血人形の殲滅くらいだ…大きな作戦は入ってない」
てな訳で隊長より三日間の休暇を貰った……何しよっかなぁ〜、取り敢えず超久方振りにMW社に顔でも出しに行くか
「どうも、結構お久し振りですねへルリアンさん…どうやら身内がお世話になったみたいで、ありがとうございます」
「なに気にする事はない、私には君へのツケがたんまりと有るのだからな…それの一部を返したに過ぎないさ」
「ツケだなんて、俺だって銃を貰ってる身ですよ」
「それでも坊やから貰うデータにはそれ以上の価値があるって事さ、アレがなければあの銃達はお蔵入りさ」
現在MW社の社長室にて銀髪のクールビューティ、基へルリアンさんと面会している
俺の後ろにはついて行くと言って聞かなかったウロボロスとアーキテクトが立っている
「あれだけのデータを毎度欠かさず送ってきてくれる君には感謝をしてもしきれないのさ」
「あはは、まあそうであるのなら嬉しい限りです」
「ああ、何だったら今の溜まっているツケ……私の身体で払ってもいいんだぞ…?」
「う"ぇっ」
ソファーに座る俺の顎を下から掴み、へルリアンさんの視線へと強制的に合わせられる
確かにこの人めちゃんこ美人だけども……結構デカイ会社のCEOやぞ、手なんて出したら何されるか分かったもんじゃないぞ
「坊やが望むなら、私が幾らでも相手をしてやる」
「あー、いや…別にそういうのはいいかなぁ…って」
「遠慮するな、坊やと私の仲だろう?」
俺の隣に腰掛け、肩に腕を回してくる
そして俺の太腿撫でながら耳元で囁かれる……やめろ、やってる事がオッサンだぞへルリアン
更に俺へ囁いてくる
「ああそうだ、ウチもそろそろ専属の特殊部隊を組もうと思っててね?専用の強化外骨格と坊やの使っている武器を合わせた戦闘部隊……どうだい?坊やさえ良ければウチの専属になってみないか?」
「そういうのはちょっと…俺はただの傭兵なんで、まあその強化外骨格とやらには興味はありますが」
「フフっ、そう言うと思ったよ…まだ試作品すら完成してない机上の空論だが、完成すれば弾丸、爆発に対して圧倒的な耐性を誇る物が出来上がる予定さ」
「それは楽しみにしてますよ」
「……全く、坊やはツレない男だ…こんなご時世だ、女遊びの一つや二つしたって罰は当たらないだろうに」
「女遊びで武器会社のCEOになんか手を出せるかってんですよ」
「別に私は構わないが……何だったら愛人でもいいんだぞ?」
「冗談も程々にして下さいよ」
「むぅ……別に冗談では無いんだがな」
へルリアンさんの悪ふざけに少し振り回されたが、いい情報を聞けた
強化外骨格…所謂パワードスーツ
この会社が作る強化外骨格だ、どう転ぼうとトンデモない物が出来上がる事は間違いがない
「では俺はこれで…ああそう、ショットガン…ありがとうございますね」
「いえいえ、存分に使ってあげてくれ…たまにはこうやって顔を出してくれよ」
「努力しますよ」
挨拶を終えたので寮へ帰ってきた
ウチの会社、一応本社以外にも建物は存在し…離れに社宅用に寮が設置されている、正直俺はここに帰ってくるのはいつぶりか分からないくらいになっているが
「簡素だな、と言うより必要最低限の物しか置いてないな」
「まあいつここに帰ってくるかも分からんし、そんなに物を置いても仕方が無いからな」
「あ!でもテレビあるんだ〜」
「ああ、B-889がこれくらいは置いとけって煩くてな…まあそのテレビ自体、B-889が一から自力で作ったものだが…因みに流れるは何処かの監視カメラをハッキングした映像だけだ」
「逆にそれは凄いんじゃない?て言うかそんなの見てて面白いの?」
「まあ、ボーッと眺めるには丁度いいな…あ、でもCDを入れれば映画とかは見れるぞ」
帰ってくるのがいつになるか分からないこの部屋、だが不思議な事に超綺麗なままで保たれている
誰が掃除してるかは知らないが……まあ結果オーライだろう
「確かマットレスがこの辺に……」
「何故マットレスがあるんだ?いつも一人なのだろう」
「偶にB-889とかG-185が訳も分からず泊まりに来るんだよ、そういう時の為に予備を置いといてる…っと、これもまだ綺麗だな」
「ふむ……成程な」
アーキテクトはいつの間にか俺のベッドの上でゴロゴロとしている……お前俺の部屋だからって自由にし過ぎだろ
マットレスを二枚敷いても部屋的にはまだまだ狭くない……こう見ると思いの外広いなこの部屋
「寝る時はこれ使ってくれ、シャワーは一階の奥にある…あと風呂を使いたかったら本社の方にあるから言ってくれ」
「ほう、湯船があるのか」
「ああ、大浴場だ…俺は殆ど使った事無いがな」
そんな訳で今日はもう自由行動、俺は部屋でダラダラしようと思っている
ウロボロスはB-889が新しい弾頭ミサイルの開発があるとの事で、それに付き合うみたいだ
なので部屋には俺とアーキテクトだけになった……ベッドを背もたれにしてよくD-673とよく見ているアクション映画を見ていた
……なんだがやたらと距離が近い、て言うか右腕にだきついてきている
「………ねえねえ傭兵くん、なんであたしの事拾ってくれたの?」
「さあ、何でだろうな…俺にも分からんよ」
「気まぐれってやつ〜?」
「かもな……まあ、あのまま放っておいてもグリフィンに回収されてたんじゃないのか」
「かもね〜!……でもあたしは傭兵くんの方がいいかな〜、コッチの方が自由で楽そうだし……ねっ、こっち向いて傭兵くん」
「ああ?何だよ急に」
横を見やると満面の笑みのアーキテクトの顔があった……鉄血のハイエンドモデルってのは本当にどいつもこいつも顔がいいな
…なんて思ってるとグイッと引っ張られ、倒れる流れ様に頬にキスをされた……そのままの勢いで倒れると、上からアーキテクトに抱き着かれる
そして首、頬、耳等…色んなところにキスされた
「おい、本当に何だよ急に」
「んふ〜…ありがとね、傭兵くん…私を拾ってくれて」
「はいはい、どういたしまして」
その日は結局アーキテクトにベタベタされまくって映画を見ている暇が無かった…スキンシップ激しすぎないかコイツ
次の日、ウロボロスとアーキテクトを何とか言いくるめてバイク一人旅…と言ってもこの世紀末みたいな世界で行ける場所なんて少ない、だがおあつらえ向きの海岸があるのでそこへ向かう
コーラップス汚染もないし安全だね、まあ念の為防護関係の物は持っていくけど
「は〜…こうやってゆっくりエンジン吹かせられるのはいつぶりか、大体何かに追われてるからなぁ」
しかも物理的に追われてるし……この辺はコーラップス汚染が薄いらしく、防護服やガスマスク無しの人間でも問題無いらしい
「相変わらず澱んでやがるなこの海……まあ何も無い風景よりはいいか」
「だよね〜アタシもそう思う」
「ああ、本当は青い海とか見てみたかったんだが………ところでどちら様」
「あん?別にそんなこと気にしなくてもいーだろ?それより暇かお前、ちょっとひとっ走り付き合えよ!」
いや〜多分色合い的にハイエンドモデルなんよね貴女〜……めっちゃイカつい黒のバイクに乗った、銀髪ロングの美人さんに声を掛けられる
にしてもそのバイクカッコイイなおい……てか戦術人形でもバイクって乗るんだな
「なぁ〜どうなんだよ〜」
「ああ、まあ暇だが……まあいいか、いいぞ付き合ってやる」
流れのままハイエンドらしき彼女とツーリングする事に
相手方のバイクもかなりの性能のようで結構かっ飛ばす、まあウチの会社のバイクも負けてないくらいに高性能だから全然余裕で追いつける
なんせあの開発部隊が改造しているからな
「スゲぇーなお前のバイク!アタシに追いつけるなんてな!」
「改造してる奴らが凄いからな、お前のバイクも中々イカすと思うぞ」
「ははん!だろ!」
因みに今目指しているのは海辺からちょっと先にある山の上、使われなくなってはいるが昔の道路がそのままなので割と俺もよく行く場所だ
頂上までノンストップでぶっ飛ばし、目的地にはそうそうについた
「久し振りに走り相手がいて楽しかったぜ、じゃアタシはそろそろ文句を言われそうだから帰るとするよ……じゃあまたな」
「ああ、おう……結局なんだったんだ」
まあ久し振りに思いっきり走れて気分は爽快だが……あんまり深く考えないでおこう
俺もさっさと戻らんとアイツらにお小言貰うかもしれんし、帰るか
「……ふ〜ん、アレがエージェント共がお熱になってるっつう傭兵か…面白いじゃねえか」
「おい、何処をほっつき歩いてた」
「何だよエクスキューショナー、別にアタシが何処に居ようがいいだろ?それにアタシはアンタらがお熱な傭兵を見てきたんだよ」
「なっ!?今何処にいる!」
「さあ?もうどっか行っちまったんじゃない?」
「テメェ……!!」
「そんなカッカするなよ、元気そうにしてたんだからそれで機嫌直せって」
「戻ってきたところで悪いんだが、ちょっとした緊急事態だ」
「社長直々のお呼び出しかと思ったらそれですか」
「まあまあそう言うなって…今グリフィンと正規軍が総力を上げて鉄血を殲滅するって作戦を続行中なんだ」
「へぇ、それはまた……それで何故それを俺に?」
「実の所、正規軍は前々から動きが怪しくてねぇ…どうにもきな臭い、それにその作戦に参加してるグリフィン側の基地ってのが君のよく行くあの基地なのさ」
「成程、正規軍か…話には聞いてましたけど、前々からアレを欲しがってましたからね…それに繋がりがあのカルトときたもんだ」
「そういう事、本来あと一日休みの予定だったんだが…悪いが出動してくれるか?」
「勿論、お易い御用ですとも」
本格的に動き出したか正規軍……だが運が悪かったな、グリフィンが今何処と半永久契約を結んでると思ってやがる
グリフィンに牙を剥くことそれ即ち……俺らを敵にすることと何ら変わりない
そのことを後悔させてやろうじゃないか
IGNISはその場で考えた思いつきオリジナル武器です
.454カスールカスタムとか何処の旦那だよ
バイク乗りのネーチャン……一体誰なんだ(すっとぼけ)
ストーリーはけーくん達がやんややんやしてる間にアッと驚くほど進んでます(適当)
ドルフロで言えばもうEP11くらいじゃないかな、正規軍出てるし
てな訳で、また会いましょう…ではでは
病ませるならどっちが先がいい
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AR小隊
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404小隊