「…こちらイージス、俺は東側の鉄血を狩るからRO達は西側を頼む」
「了解」
本来ならいくらスケアクロウを撃破して鉄血の統制が取れなくなったからと言っても数はざっと200体くらいはいるのでこちらがピンチなのには変わりないはずだが、こっちには航空支援があるからなんとかなっている。
「こちらM14、航空支援を要請する」
「ライトニング了解、ガンを発射」
次々と鉄屑になっていく鉄血人形。もはやこちらの勝ちは確定したようなものだ。
「こちらAR15からROへ、小さな小屋を発見…どうする?」
「こちらRO、罠の可能性がありますね…2人以上で中の様子を見てください」
「こちらAR15了解…9A91、お願いできるかしら」
「分かりました…入りますよ!」
AR15がドアを蹴り飛ばし、9A91が先に突入して小屋の中を見渡すが誰もいない。
「敵影無し…クリア」
「…タブレット端末ならあるわね」
AR15がタブレットを9A91に見せる。
「旧式のタブレット端末だから傘とかは無さそう…AR15、開けてみて下さい」
「…日記?」
開いてみると日記と表示されているアプリしかない。そしてそのアプリを開いてみる。
「電子版の日記ですか…書いた人の名前は…code0013」
「code?実験かなんかに使われてた人形の物かしら?」
「いやこれは…確実に人間の物です。最終更新日が2056年になってますから」
第二世代人形が出てくるのは2057年以降、つまり2056年の時点の人形に感情は無い。
「所属していた企業の名前とかは書いてありませんか?」
「えっと…あったわ…元少年兵現正規軍懲罰部隊所属」
「…正規軍ですか。人体実験の可能性もありますね」
昔から正規軍が人体実験をしているとの噂が飛び交っている。
「とりあえず中身を見てみましょうか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2055年 12/26
俺は第三次大戦のせいで親を失った、憐れな子供の一人だ。毎日、適当な路地裏で食べ物を漁って路地裏で寝るというクソみたいな行為を何年も何年も繰り返していた…が、今日からとある少年兵に所属することになった。
きっかけはいつもの通りの生活をしていたらとある少年に出会い、こう言った。
「君は今の世の中が楽しいかい?」
楽しくなんかない。無能な金持ちが自分達の権利を守る法律しか作らない。俺たちのような貧民は何もされない。むしろどこが楽しいと思う?
「なら戦おうよ…力を勝ち取るために」
…力か…悪くない
こうして俺は戦い始めた…この世界と
このシリーズが終わったら日記型はやめます…多分