エリザを破壊せよ
逃げ遅れた民間人を出来る限り保護せよ
味方戦力
G&K 全戦力
各国正規軍親PMC派全戦力
ロボット人権団体過激派全戦力
???
自衛隊残党全戦力
鉄血クーデター派(ドミネーター率いる亡命部隊)
敵戦力
鉄血S-10地区守備隊(ほぼ鉄血全戦力)
人類人権団体過激派全戦力
中立
その他PMC
正規軍反PMC派
16LABに行ってから1日後
「これよりブリーフィングを開始する」
ついに始まるのだ…鉄血との最終決戦が
「本日よりS-10地区奪還を目的とする[haven作戦]を開始する。まず現在の状況を説明する。鉄血は今までほぼ全戦力をS-10地区に移動させ、強固な要塞と安全な輸送路を築きグリフィンに抵抗していた。しかしだ、最近グリフィンが占領し使用し始めた戦略兵器[ストーンヘンジ]の攻撃により鉄血の要塞と輸送路が大打撃を受け、鉄血の指揮系統は混乱状態に陥っている。このすきを逃さず、我ら有志連合の総力を持ってエリザの首を取ろうという訳だ…誰か質問のあるやつは?」
ROが挙手し、質問する。
「この作戦中、S-11地区の防衛は?」
「今回の作戦の都合上、防衛部隊の設置出来ない。だが、ここに攻め込んでくる可能性のあるS-12の鉄血部隊は現在、リッパーが10体ほどとほとんどいないも同然だ。だから問題無い」
今度はAR15だ
「この作戦計画書を読む限り、S-11地区方面からS-10地区に侵攻するのは私たちだけですよね?」
「その通りだ」
「これだけの戦力ではS-11地区とS-10地区の国境線に配備されている大量の鉄血兵に抵抗出来ないのでは?」
「あぁ、それなら問題無い。今日から正式にこのS-11地区の司令部に着任する人形が100人以上もいるからな…入ってきて良いぞ」
「戦術人形M4A1、着任します。皆さんよろしくお願いします」
「戦術人形グングニルよ、皆さんよろしく」
「戦術人形Dominator、一時的にグリフィンの部隊に参加するよ、よろしく〜」
「Dominatorがこちら側に着く以上、強化・強襲型イェーガーもこちら側に着く。さらに今回は特別なスペシャリストがいるんだ」
「私もアルファのヘリから電子戦でサポートする事になった」
「「ペルシカさん!!」」
戦術人形全員が驚愕している。そりゃ大企業のお偉いさんが来たようなもんだ。驚かない方がおかしい。
「これでもまだ足りないか?」
「…十分どころかオーバーなレベルね」
「だろ?他には居ないな…じゃあみんな、作戦開始だ」
「「了解」」
「こちらアルファ、まもなくLZに到着する」
「さぁ、始めようか…最後の戦いを」
先に人形を乗せた無人ヘリが着陸する。
「こちらM14、指定された狙撃ポイントに向かいますよ〜」
「支援よろしくな、期待しているぞ」
「指揮官の期待に添えるように頑張ります〜」
「こちらアルファ、着陸する」
「アルファ、上空哨戒に移ってくれ」
「了解だ。生きて帰ってこいよ、イージス」
「もちろん生きて帰ってくるさ…」
本当のところはシリウスの事があるから分からないけどな。
「M14、周囲に民間人は?」
「居ません」
「全人形、俺とグングニルの前に立たないでくれ」
「「了解」」
「グングニル、戦略レーザーを国境守備隊にお見舞いしてやれ」
「了解だ、指揮官」
(グングニルモード戦略、エネルギー充填率30%)
「シリウス、戦略レーザーグングニル発射用意」
俺がそう言うとシリウスの刀身が2つに割ける
(エネルギー充填率100%)
「グングニル発射」
「シリウス、グングニル発射!」
シリウスの2分割された刀身の間とグングニルの発射装置から2本の赤いレーザーが発射され、鉄血の国境守備隊およそ300体が一瞬にして蒸発した。そして、シリウスは元の片手剣の形に戻った。
「さぁ、全軍突撃〜」
「無茶苦茶ね」
完全にAR15が呆れ返ってる。
「火力は正義…」
SOPの目が死んでる。まぁ、解体出来た鉄血兵は溶けちゃったからなぁ…
「そうだぞSOP、火力は正義。絶対に裏切らない」
「SOPに変な事を吹き込まないでください!」
「すみません…」
ROに怒られちまったぜ☆
「イージス、こちら89式です。聞こえますか?」
無線機から懐かしい声が聞こえる。
「89式…久しぶりだな。で、何の用だ」
「貴方の端末にエリザの位置を送りました。確認して下さい」
「確認した。助かるよ」
「私はこれから鉄血のハイエンドモデル[代理人]に戦闘を仕掛けるのでこれ以上はサポート出来ませんが…」
「いや、エリザの位置だけでも充分助かるよ…生きて帰ってくるんだよな?」
「もちろん、貴方の元に帰ってきますよ…全てが終わったら」
89式との無線が切れた。
「必ず勝てよ…相棒」
「僕はどうしたらいいかな?」
「Dominator、君は[haven作戦]の核心だから傷つける訳には行かないから…後ろでこれを使って援護してくれ」
そう言って俺はDominatorにレーザーライフルを渡した。
「了解したよ」
「こちらM14、50メートル先に装甲兵を発見!」
「了解だ。AR15、出番だ」
「こちらAR15、ターゲットの位置を確認、RPG7改発射!」
爆発音が聞こえる。
「M14、どうなった?」
「敵装甲兵の撃破を確認」
「よし、総員前進!」
こうしてS-10地区への進攻に成功したS-11地区の部隊の道のりはこれからが長かった。
「こちらグリズリー、敵のリッパーを発見。攻撃を開始するよ」
「こちらM14、グリズリーを援護します」
「こちらイージス、敵のイェーガーを発見。交戦を開始する」
「イージス、戦闘中に悪いが耳だけ貸してくれ」
「どうしたんですか、ペルシカさん」
「今、正規軍の一部の人形が傘ウイルスにやられて味方を攻撃している」
「それくらい想定済みだ。感染した人形をぶっ壊せば良いだろ」
「それが…今回の傘は味方の識別コードは生かしたまま感染するものだ」
「要するに人形だとセーフティが働いて攻撃が出来ないって事か」
「そう言うことだ。一応注意してくれ」
「了解、そいつらが現れたら俺がやればいいんだろ?」
「そうだね、じゃあ私は電子戦に戻るよ」
「こちらイージス、イェーガーの撃破を完了」
「…話しながら銃を撃って全弾命中…うちの指揮官はやっぱチートね」
「おいAR15、俺は一般人だぞ。こんくらいみんな出来る」
「みんながこんなのだったら大変ですよ」
ROが突っ込む。
「そういうもんか?」
「ここの部隊ってなんか緊張感無いですね…」
「そうよ…M4。いつもこんなよ」
「おいSOP、解体するのはいいが敵の死体を振り回したりするな。血が飛んでくる」
「はーい」
「おい、グングニル!こんな所で戦略レーザーを撃つな。味方が死ぬ」
「火力は正義よ…敵を丸焼きに」
「味方を丸焼きにしたらどうすんだよ…フルオート対物ライフルでも振り回してろ」
「了解」
「本当に振り回すな!せめて撃てよ」
「こちらDominator。強襲型イェーガー隊を突撃させても良いかな」
「こちらイージス、了解。イェーガーを盾にして進むとしよう」
「こちらM14、近くに鉄血に追われている民間人3人を発見!おそらく親子かと」
「こちらイージス、俺が救助してくる。9A91、援護を頼めるか?」
「勿論です、指揮官」
「私たちはどうすれば?」
ROが質問した。
「残りは陣形を崩さずに前進してくれ」
「了解。人形の指揮は任せてください」
「…もう俺みたいなのは要らないんだ」
親が居ない子供が辿る運命は2つだ。
1つは運良く養子になるか
2つ目は…
俺にみたいに人体実験の犠牲者になるか。
「折紙、こっちよ!」
民間人3人の母親が子供に叫んでいた。
「良かった…」
父親と思われる人が安堵していたその時…
「お父さん、お母さん、後ろ!」
娘と思われる少女が叫んだ。そう、彼女の両親の後ろには…
「可愛い人間さんですねぇ…ふふっ」
マシンガンを構えたイントゥルーダーとその部下と思われるイェーガーが居た。
「くそッ娘と妻だけでも」
父親が勇敢にもイントゥルーダーの前に立ちはだかった。
「お父さん!!」
「そういうの嫌いじゃないですけど…さようなら、勇敢な人」
イントゥルーダーはマシンガンの引き金に指を当てた。
少女は願った。誰か…誰か…助けて…と
そして願いは叶った
「久しぶりだな、イントゥルーダー。9A91、イェーガーの方は頼んだ」
「了解です」
「これでもくらいな」
そう言って俺はシリウスをイントゥルーダーのマシンガンに向かって投げつける。
俺がぶん投げたシリウスがイントゥルーダーのマシンガンに突き刺さり、大爆破を起こした。そして、イントゥルーダーを助けようとしたイェーガーを9A91が蹴り飛ばす。
「全く…どんなもん使ったらあんなに爆発するんだよ…民間人の方々は大丈夫ですか?」
「あ、あぁ私は大丈夫だ」
「私も大丈夫です」
両親は大丈夫だった…後は娘さんだが
「貴方も…道連れよ…私がこんな所で…」
あちゃー、イントゥルーダーの巻き添いを食らってる…
「おいシリウス、イントゥルーダーを食ってやれ」
シリウスをイントゥルーダーのコアに突き刺すとイントゥルーダーの体から緑色の結晶のような物が生えてきた。
「一体これはどうなって…やめろ…私の中に…入ってくるなー!」
そう言った直後、イントゥルーダーの全身が緑色の結晶に覆われて、砕け散った。
「…さらばイントゥルーダー。君は…大丈夫か?」
「このくらい大丈夫」
「なら良かった」
「…ありがとう」
「機にするな。戦場ではお互い様だ」
「指揮官、イェーガーを始末してきました」
「おう、お疲れ…じゃあ民間人の方々はここで待機しててください、ヘリが来るんで。アルファ、今俺が信号弾を撃つからそこら辺に強行着陸してくれ」
「了解だ」
信号弾を撃つ。
「こちらアルファ、信号弾を発見した。これより現場に向かう」
「娘と妻を助けてくれてありがとう」
少女の父親がそう言って俺たちに頭を下げた。
「良いんですよ、これも仕事のうちですから」
「こちらアルファ、LZに到着した」
「では、さようなら」
少女の両親達はヘリに乗った。
「君も早く乗りな」
「…名前」
「ん?」
「貴方の名前は?」
「俺の名前か…イージスだ。君の名前は?」
「千代紙…」
「千代紙か…良い名前だな」
「貴方も…」
「じゃあな、千代紙
「…指揮官もしかしてあの少女に恋でもしましたか」
「まさか…」
「ですよね。指揮官は私にゾッコンですもんね」
「おいちょっと待て」
正規軍カーター派
「ついにグリフィンとの戦闘が始まったか…期待してるよ[神の盾]」
いやー、友人にデート・ア・ライブの沼に落とされましたなぁ…折紙ちゃん可愛い。
そんな俺をデアラの沼に落とした友人が書いてる[光と闇のシンクロ]という作品、面白いんで見てください(露骨な宣伝)