敵工場を爆破せよ
[味方戦力]
指揮官(イージス)、89式
AR小隊(RO635、AR15、SOPMOD)
第二部隊(9A91、M14、グリズリー)
ghost隊(ライトニング、ラプター)
B52(空襲妖精)
「ダイビングだー」
「「こんなのってあんまりだよ」」
初任務が高度2000mからのダイビングから始まるのである。人形達から批判殺到中である。
「ヨォエリートさん(AR小隊)、ダイビングの経験はあるかい」
「あるわけないじゃないですか〜!」
ROよ…強く生きるんだ。
「ワータノシイー」
AR15が死んだ…
「SOPは大丈夫か?…エッ!?」
「もっと大きな声を出せ〜」
SOPMODが飛びながら射撃してる…頭オカシイ(褒め言葉)
「総員、対ショック姿勢!」
…ダイナミック着地☆
「わーお…敵ばっかだぁ」
「指揮官…全員解体しても良いんだよね」
「勿論さ、動く鉄血は皆殺しだー」
「「了解!!」」
「M14は後方で援護射撃、ROは後方で待機、それ以外は突撃して敵の陣形を崩すんだ」
「こちらライトニング、対地ミサイル発射するよー」
「ラプター、対地ミサイル発射!」
敵工場の南側の一部が綺麗に吹き飛ぶ。
「汚ねぇ花火だぜ…そうだ89式、コイツを使うか?」
邪悪な笑みを浮かべながらバックを渡すイージス。
「…たまにはそういうのも悪くなさそうですね」
そのバックの中身は…ガトリングガンだった。そして銃身が回り出し、火を吹いた。
こうしておよそ300体ほどの鉄血兵が89式のガトリングの犠牲になったのである。
「…凄い勢いで敵がスクラップになったね」
グリズリーが驚いている…まぁ89式は神エイムの持ち主だからねシカタナイネ。
「こればかりは私の負けです」
9A91も敗北を認めた。
「私の援護射撃…要りました?」
「いや…これは89式がおかしいだけだから…そんな落ち込まなくても」
「イージス、ちょっと東側を偵察してきます…」
「ん、分かった」
「さて…RO、誘導爆弾の誘導を頼む」
「分かりました…空襲妖精と連動します」
「こちら空襲妖精、爆弾倉を開きます」
「空襲妖精と連動完了…指揮官、指示を」
「爆弾投下!敵工場の比較的損害の少ない北側を爆撃せよ」
「爆弾投下!」
「爆弾を誘導します…着弾!」
「やっぱり爆撃機はすげぇな…搭載量が違う」
北側は壊滅的だ…さて後は
「南側に俺が迫撃砲を撃ち込めばしばらくこの工場は機能しないだろう…砲撃開始!」
4発の迫撃砲弾が鉄血工場にとどめを刺した。
「…そこの人形、手を挙げなさい」
「あら…久しぶりね。今の名前は確か…」
「89式ですよ、ドリーマー」
「いつから貴方はグリフィンの犬になったの?」
「…私は私の役目を果たすまで。そのためだったらグリフィンにだろうが何だろうが協力します」
「なるほどね…分かってるとは思うけどここに私達の主人は居ないわよ、traitor」
「…そうですか。後その名前では呼ばないでください」
「じゃ、私はかえらせてもらうわ」
「…二度と私の前に現れないで欲しいわ」
「それは難しいわ…だって私達は同じ工場から生まれた人形だもの」
「こちらイージス、LZに到着した。回収してくれ」
「こちらアルファ了解、輸送ヘリと一緒に行く」
traitorは裏切り者という意味です。