巨大ロボットの元へとたどり着くと数多くの受験者が散り散りにロボから離れていくのが見えた。まぁ当たり前といえば当たり前だ。ただでさえ今までのロボットより格段にでかくさらに固くそして強い。それももし倒してもポイントは入らずただの無駄足になる。と説明では言われていた。だがここは天下の雄英高校だ。そしてそれに気づかないギンではない。
(あの雄英高校の入試でそんな無駄な事するわけないやん。あれもし倒したらかなりのポインもらえるんとちゃう?それか巻き込まれた生徒を助けたらなにかしらポイントが加算されるんちゃうか。ま、別にポイントにならなくてもここであいつ倒せばいいアピールなるやろし・・・やろかな。)
と決めたギンはとりあえず回りにいた邪魔な雑魚ロボットを剣術のみで倒していく。
と、そんな中でギンがみつけたのは怪我をしたのか少し苦しそうな顔をした女の子がいた。
その女の子が攻撃に巻き込まれるかもしないのでギンは刀を構え個性を使おうとすると一人の緑色の髪の毛の少年が巨大なロボットに向って飛び出していくのが見えた。
(あれあの男の子屋根の上から見てたときは戦えない個性のこかとおもたけど・・なんか考えがあるんかな?でも見るからに弱そうでポイントたりなさそうやったしここは譲ってあげよかな)
そんなことを考えるとギンは構えを解いて様子を見ることにした。だがもし、あの緑髪の少年が少しでも危険になれば助けに入りあの巨大ロボットも倒すつもりだった。
そしてそんな中巨大ロボットに対してあの少年が肉薄するとものすごい力で殴りつけ見事巨大ロボットを倒す。が・・・
少年は殴った手がボロボロになると共に落下いていく。
「不味いなぁ・・・まにあわへんかもなぁ」と走りながらギンが呟くと先ほど倒れていた少女が落下している少年に手を伸ばし触れる。と今までの自由落下が嘘のように地面直前でまるで重力がなくなったかのように地面に立つ。恐らく少女の個性なんだろう。
そして個性を使った少女はというと・・・・吐いていた。
(触れた物を無重力にする個性。強力やけど使いすぎると吐く・・。強力な個性なんやけど・・なんやえらいけったいな個性やなぁ。)
そしてそんな光景を前に思っていたら試験終了のアナウンスが流れた。
そしてギンは会場をでて家へと帰るために歩いていく。
(それなりにポイントも稼いだし学科もまぁ・・いい出来やったし合格やろ多分。)と思いながら。
雄英教師陣side
「実技総合成績出ました。」
だれかが言うと同時に画面に順位とポイントが映し出される。
それをこの場に集まった人物全員が見つめる。
1位 市丸ギン ヴィラン 67 レスキュー 57
2位 爆豪勝己 ヴィラン 77 レスキュー 0
3位 切島鋭児朗 ヴィラン 37 レスキュー 35
・・・・・・・・・・
「おいおいこりゃあ逸材がそろったなぁおい!!」とプレゼントマイクが言うと
「たしかに。2位のやつもかなりの実力で例年ならトップでもおかしくない。だが1位が桁違いだな。個性もだが剣術がありえないほどにレベルが高い。それに冷静に周りを見ることも出来る。」とイレイザーヘッドが言う。
「それに、彼・・最後の0Pに向って個性を使おうとしてやめたわよね?明らかに構えを解いてたし。あれって多分だけどあの緑谷君?だったかしらに手柄を譲ったっていうことじゃない?市丸君は彼が飛んでいったのを目にした瞬間構えを解いてたし。」
そんな3人の話に続いて他の雄英教師陣達が盛り上がって合格者について話あっていき、合格者を選定していくのだが・・・・
最後の最後でヒーロー科志望の二人が同ポイントで同じ順位になってしまい、どちらを取るか迷っていた。
そんな中、校長であるネズミに個性が宿ったという変わり者の根津が声をあげる。
「いいじゃないか!二人とも合格で!」
「しかしヒーロー科は一般入試が36、推薦が4ときまっているのですが・・」
「大丈夫さ!!雄英高校は自由が売りなのだからね!!僕がどうとでもするさ!!それに今回は本当に逸材が多いからね!!」
「校長がそういうのであれば・・・」
と、史上初の37人目の合格者が雄英高校に誕生するのであった。
ギン君やっぱり強いな。