合宿5日目
朝から鳴り響く雷の音で目が覚めた、幸せ気分で寝ていたのに酷い目覚ましである
隣でモゾモゾと動くものがある、ラークスパーさんも目が覚めたようだ
「…おはようですぱ」
まだ寝惚けているのか挨拶しながら私の方に倒れかかってきたので優しく受け止める
私の腕の中で再び眠り始めたラークスパーさんの吐息を感じながら幸せに満ち溢れた気分になる
しかし外で鳴り響く雷鳴によってラークスパーさんがビクリと跳ねて目を覚ましてしまう
「はっ!?なんですぱ!?何が起きたですぱ!柔らかいふかふかベッドはどこに行ったですぱ!」
突然起こされた状況なので夢と現実の区別がついていないようですね
つい悪戯したくなりラークスパーさんの頭を私の胸に抱き寄せる
「私のふかふかベッドが戻って来たですぱ~暖かくて弾力があるですぱ~…ん?弾力?」
目を見開き、左手で私の胸を揉むラークスパーさん
仮にこのまま朝から求められても私は問題なく受け入れるつもりですが、彼女さはそこまでしてこないでしょうね
「ごめんですぱ!」
ラークスパーさんは私から離れて謝ってくるが気にする必要はないですよ、私達は恋人になったのですから
「恋人…なんだか実感沸かないですぱ…」
恋人になったからと言って特別大きな変化は起きない、強いて言うならラークスパーさんの事がありより大切で愛おしい存在になった位ですね
「なんでそんな恥ずかしい事さらっと言えるんですぱ!…そんな事言われるとメギの事もっと好きになるですぱ…あっ本音が…」
あぁもう可愛すぎですか!私を可愛さで昇天させるつもりですか!リンゴさんがむっはぁー!と言う気持ちが理解出来そうになりました
「朝から目が怖いですぱ!朝はダメですぱ!訓練終わってからにするですぱ!」
とりあえず今は我慢の時ですね
「今我慢しないと私も歯止めが効かなくなるんですぱ…」
この一言で今日の訓練も頑張れる気がするのは我ながら現金ですね
今日も恋人繋ぎで食堂へと向かいました
食堂に着きましたが入り口にはカーパスさん、ワルナスビさんの姿が見当たりませんね
食堂の中に入り、回りを見渡しても二人を見付けることは出来ませんでした
二人だけの朝食は初めてですねとラークスパーさんに笑いかけると照れ臭いのか顔を背けてしまいます
そんなに警戒しないでください、またあ~んしてとか言いませんよ…してくれた方が嬉しいですが
二人きりの朝食を楽しみ、食べ終わる頃にカーパスさんとワルナスビさんが食堂に慌ててやって来ました
手を振って二人を呼んでいる間、ラークスパーさんが不機嫌そうな顔をしているような気がしました
訓練中私たちの連携は今までとは比べ物にならないほど成長していましたが、カーパスさんとワルナスビさんが不調なのか途中で連携が崩れてしまいました
その後も二人の不調は続き、二人は訓練を切り上げて休むよう団長に言われ抜けていきました…少し気になりますね、後でお見舞いに行くことにしましょう
訓練を終えて、ラークスパーさんと一緒にカーパスさん達の部屋へと訪れました
部屋の前でドアをノックするも反応は有りません、外出中なのでしょうか?
すると合宿所の職員が通りかかり、この部屋は鍵穴が壊れたので使われておらず、カーパスさん達は別の部屋に移ったと聞かされました
移った先の部屋は団長達が使う少し広めな個室の一室とのこと、教えて下さった職員にお礼をして目的地へと向かうことにしました
カーパスさん達の部屋は私たちの部屋と正反対の位置にあり、向かうにも少し時間が掛かりました
部屋の前に着き、扉をノックを数回ノックすると部屋の中からドタバタと何かが慌ただしく動く音がしました
何か有ったのかと思い、ドアを開けようとするも鍵が掛かっており開きません
「ワルナスビ様!何か有ったですぱ!?」
ドアを叩きながら声を掛けるも反応は無く、職員を呼びに行こうとすると鍵が開き中からTシャツ姿のカーパスさんと胸元のボタンが弾けとんだワイシャツを着たワルナスビさんが出てきました
なかなか出てこなかったのはお風呂に入っており、慌てて出ようとしたら色々ドタバタしてしまったらしい
確かにお風呂から出たばかりなのか、二人の身体は濡れて火照っているようだった
疲れが溜まって動きが悪かっただけのようなので無理をしないよう伝え部屋を後にする
「どうするですぱ?…部屋に戻るですぱ?」
期待するようにこちらの袖をラークスパーさんが引くが、用事が有るので先に戻って欲しいと伝える
「むぅ…なるべく早く戻ってくるですぱ…」
不満そうなラークスパーさんを見送り、私は副団長の部屋へと向かいました
副団長への用事を済ませて、ついでに食堂へと立ち寄りある物を購入して袋に入れてもらう
袋の中身はラークスパーさんへのサプライズの品である、喜んで貰えるといいのですが
自室に戻り、ドアをノックする
「開いてるですぱ」
中に入るとベッドに不満げな顔をして座るラークスパーさんが居ました
「遅いですぱ!戻らないから心配したですぱ!」
戻るのが遅くなったので心配掛けてしまったみたいですね
ラークスパーさんが立ち上がると私に近付くいて来て、私を扉に押し付けて逃がさないように手を付きました
いわゆる『壁ドン』とか言う体勢ですかね…体格差があるので壁ドンと言って良いのか微妙な気もしますが
「メギはひどいですぱ!朝からずっと我慢してたのに…とにかく許さないですぱ!」
つま先立ちになり強引にキスしてくるラークスパーさん、唇を離すと睨みながら宣言してくる
「私を心配させた罰として今日はメギは何もしちゃダメですぱ!」
それで許して貰えるならば、罰を受け入れようと思います
「いつまでもメギに気持ち良くしてもらってばかりじゃないんですぱ…私にだってメギを気持ちよくさせる事が出来るんですぱ…」
そう言いながら私の服を脱がし下着の上から私の肌を優しく撫でていく
「メギの肌、触り心地いいですぱ…スー…ハァー…メギの匂い好きですぱ…メギ…メギィ…」
私の胸に顔を埋めて匂いを嗅いだり、顔を擦り付けてくる、その擽ったさに身体が震える
「メギ…手を繋ぎたいですぱ…袋を床に置くんですぱ…」
ラークスパーさんの指示に従い袋を床に落とす、落ちた拍子に袋から挽いたコーヒー豆の袋と牛乳の入った瓶が姿を覗かせる
袋の中の挽いたコーヒー豆は明日の朝にラークスパーさんと一緒にコーヒーを飲もうと、牛乳はその時ラークスパーさん用にカフェオレを作ろうと考えて食堂で用意して貰った物だ
「私の為に?それで遅くなったんですぱ?…そうとは知らずに怒って…ごめんなさいですぱ」
気にしないで下さい、私も驚かそうと思い黙っていたんですからと謝りながらラークスパーさんの左手を私の両手で口元まで掴み挙げて人差し指を咥えます
ラークスパーさんを心配させた罰を受けている最中なんですから、もっと私に色々してほしい、命令してほしいんです
「ならベッドに横になるですぱ…」
ラークスパーさんの指示通りベッドに横になり、ラークスパーさんを受け入れるように両手を伸ばす
覆い被さる様に絡み付いてくるラークスパーさんを抱き止めキスを交わす
「メギィ…もう我慢出来ないですぱぁ…」
ラークスパーさんが我慢の限界を迎えたのか乱暴に私の下着を脱がせ始める
まだ慣れていないなりに必死なラークスパーさんの愛情表現に愛おしさを覚えながら、私への罰則はまだまだ続くのだった