花騎士秋桜劇場   作:インティライミ

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花騎士秋桜劇場 花騎士合宿:探偵と怪盗編②

合宿二日目

目が覚めると左半身に重みを感じる、あと暑苦しい

見てみるとワルナスビが抱きつきながら寝ていた

「ふふふ、カーパスに勝ったよ~、やったよラークちゃん~」

とても気に食わない寝言を言っている

無理やり起き上がろうとするがガッチリ捕まれて動けない

身体を動かして抜けようと試みる、抜けないしワルナスビの胸が当たり柔らかな感触が伝わる

「んっ!ラークちゃんやめてよ~、また大きくなって大変なんだよ~」

いい加減起きろと動く右手でワルナスビの顔をつねる

「むぅ……………おはようカーパス…」

目が覚めて一緒固まり、挨拶して誤魔化そうとしてくる

「違うの!いつも抱き枕で寝てるからつい!カーパスの身体がぷにぷにで気持ちよくてついつい抱きついてたとか無いから!」

必死で否定してくるが語るに落ちるとはこの事だろう

とりあえず起きて食堂へ向かう準備をする

「ねぇカーパス、昨日から言いたかったんだけど…そのTシャツ何?」

ボクが着ているTシャツを変な物を見る目で見てくる、失礼だなまったく、この『名探偵』Tシャツの良さがわからないとは…メギも微妙な顔をしていたな…

そんな事を言うワルナスビも下着にシャツの方が変である、胸元のシャツのボタンを1つ外してるのが理解出来ない

「くくく、このスタイルを理解出来ぬとは悲しき事よ…シャツのボタン閉まらないんだもん!」

いつもの服に着替えようとするとワルナスビが声を掛けてきた

「ねぇカーパス…服着るの手伝って?…いつも胸元のボタンを閉めるときラークちゃんに手伝ってもらってるんだよね…」

あれだけぴっちりしたシャツより少し余裕のあるシャツを来た方が良いのではと思う

「カーパスは分かってないなぁ…あのぴっちりと決まったスーツ姿こそ怪盗の姿でしょ?」

こだわりがあるのは分かった、だぼたぼなワイシャツ姿のワルナスビを想像してみたが確かに格好よさより可愛らしさを感じる

だぼたぼのワイシャツを着て、手が隠れる程の袖の端からちょっと指を出すように掴み、顔を袖で隠しながら恥じらう姿は女性でもクラっとするほど可愛らしいと思う

「と、とにかくボタン閉めるの手伝って!」

しぶしぶワルナスビの胸ボタンを閉める手伝いをした

結果から言うとボクには上手く閉めてやれなかったよ…

結局ワルナスビのワイシャツは一部ボタンが閉められていない状態で食堂へ向かう事となった

 

食堂へ着くと他の花騎士達も食堂へ集まり始めているようだ、食事のシステムはビュッフェ形式の用だが人数が人数なので並ぶ必要が有った

「我は聖人の体と散りばめられた大地、肉詰めとええと…ハムエッグって何て言えば良いんだろ?」

とりあえずボクは二人分のパン、サラダ、ウインナー、ハムエッグを二枚の皿に取りワルナスビに差し出した

「さすがは我がライバル、我が言霊を理解するとは!」

あんな風に指を指しながら言われたら誰だって分かるだろう

とりあえず飲み物を取りに行こうとすると、メギがコーヒーを注ぐ所だった

やぁメギおはようと声を掛けるとメギが振り返り挨拶を返してくる、どこか苦しそうなのは気のせいだろうか?

メギに席を探すのを頼み、その間に飲み物を選ぶ、水、緑茶、紅茶、コーヒー、ハーブティー色々、ミルクと色々揃っているが、ボクはコーヒーを選んだ

「カーパスはコーヒーブラックで飲めるんだ…あたし飲めない」

そう言って紅茶を選ぶワルナスビ、そんなにコーヒーは嫌なのか…残念だ

トレイに皿とカップを乗せてメギのいる席に座る、ボクはメギの隣に、ボクの向かいにワルナスビが座る

「あ!カーパス、こっちに小さいウインナー選んで入れたな!」

言いがかりだよ、適当に取ったから大きさがバラけただけだと言い合う、その様子をメギが羨ましそうに見てきた

「あとこのハムエッグも…あ、ラークちゃん!こっち!こっち!」

突然ワルナスビが立ち上がり、入り口の方に手を振る

視線の先にはラークスパーが居て、笑顔で手を振り替えしていた

少し待つとラークスパーが朝食を選び、ワルナスビの隣に座った

四人で朝食を取るが、ラークスパーが正面のメギと目を合わせようとせずに居たのは少し気になった

 

訓練中、メギの様子がおかしかった、まるで集中しきれてないような

支援部隊のメギの反応が遅かった為害虫役を討ち漏らし、増援を呼ばれ作戦失敗の判定が下った

 

訓練後、ワルナスビと二人で大浴場へと向かった

昨日は人が多過ぎて使えなかったが、部屋が近い為直ぐに向かえる

軽くタオルなどの洗面用品を持って大浴場へと突入した

「こ、これは!?巨大な壁画!?くくく、我が視線を盗む程の芸術作品とは!?…どうやって作ってるんだろ?」

ほんの数人しか人の居ない大浴場に来たボクたちを出迎えたのは巨大な風呂とドーム型の壁画だった

壁画にはそれぞれの国の世界花が描かれていた

ボクたちは入り口側のプチセンティを象った像の口から出るお湯を身体に掛けて、身体を清めてから浴槽へ入っていく

「あぁ~、浄化されてく~、我が闇が浄化されてゆく…キモチぃ~」

幸せそうな声を出してふやけるワルナスビ、ボクも同じようにふやけている

何故か先に入って居たグループから視線を感じる、一部からは怨念を込められた視線を浴びていると錯覚する程の視線を感じた

「ふふふ、やはり胸は我の方が大きいな!カーパスに勝った!」

豊満な胸を張り主張する、視線がより強くなった気がする

 

風呂から上がり部屋に戻り着替えるとワルナスビが夕食にしようと誘ってきた

「今宵の晩餐の時が迫ってきた、さぁ供物を求めに行こう!」

寝間着姿で食堂に行こうとするワルナスビを止める

「何故か我を静止する!?肉体が供物を求めているのだぞ!…お腹空いたから早く行こうよ」

せめてスカートを履いて行くよう説得する

下着にワイシャツのみで夕食とかただの痴女である

「へ?あっ!ち、違うの!お腹空いてボーッとしてただけだから!普段からこんな感じでラークちゃんにフォローしてもらって無いから!」

慌てて否定するが、語るに落ちるワルナスビ

「そういやラークちゃんとメギ、なんだか元気無かったね」

確かに何かギクシャクした物を感じたが、詳しい事は明日聞く事にしよう、今は夕食が優先だからね

「…カーパス、その『名探偵』Tシャツも微妙だから無地のTシャツに着替えよ?」

またTシャツをバカにされた、仕方なく別の『推理』Tシャツに着替えようとするが静止される

他の『難事件』、『手掛かり』、『推理ショー』、『サイクロン』、『疾風』、『さぁお前の罪を数えろ』色々持ってきたTシャツ全てを否定され、ワルナスビのワイシャツを借りる事になった、胸元は本当に苦しかった

その後、食堂で皆が振り返って見てきたのは無視する事にした




怨念を込めた視線…一体誰なんですかね
ところで皆様は浴衣フェンネルはお迎えしましたか?浴衣姿やバスタオル姿が可憐ですよね、キャラクエもオススメですので、もしお迎え出来たらたっぷりと愛でて下さいね
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