花騎士秋桜劇場   作:インティライミ

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カゲツ×スキラの話です


花騎士秋桜劇場 破産スキラと誓約書

「カゲツ!今日もパルファン・ノッテに行くわよ!」

朝早くから私の雇い主の少女、スキラが私の部屋にやって来た

「今朝は良い夢を見たの!だから今日はきっと負けない日よ!」

この娘は行きつけの移動型カジノ艇パルファン・ノッテでかなり危ない賭け方をしていつも負けている…

危ない賭け方は止めるように諭してはいるが止める気配はない、そうゆう娘だから仕方ないと諦めている

「今日は大勝ちして他の客を驚かせてあげるわ!さぁカゲツ!準備していくわよ!」

そんな元気なスキラを可愛らしく思いながら、私は出掛ける準備をしたのだった

 

 

パルファン・ノッテ内

「さぁ!着いたわね!良いわねこの雰囲気!気分が高まるわ!今日は何から始めようかしら!」

目をキラキラ光らせながら様々な賭け事が行われているテーブルを二人で見て回る

見知った客達が此方を見て、私達に着いてくる

スキラはいつも負けており、彼女が賭けた所がハズレである事が多い為、カモ扱いされている…正直あまりいい気分にならない

「決めたわ!今日はブラックジャックから始めるわ!」

ブラックジャックをやってるテーブルにスキラが席に着くと、それに続くように人が集まり座っていく

「今日の私は一味違うんだから!さぁ勝負よ!」

スキラが1万ゴールドチップを大量に用意してテーブルにチップを置いて参加する、続くように他の客もチップをテーブルに置いていく

ディーラーから二枚ずつトランプが配られ、ディーラーも二枚のトランプを配置して、片方のトランプを表にして客に見えるようにし、もう片方の伏せてるカードを確認してから客にどうするか尋ねてきた

スキラのギャンブルが始まったのだった

 

 

 

 

一時間後

「…」

ブラックジャックのテーブルには放心状態のスキラが居た

最初の数ゲームは順調に勝っていたのだが…

「18…(ボソッ)まだ行けるわ!ヒットよ!」

そう言ってディーラーに新たなカードを要求した

「来い来い来い!…」

しかしディーラーが配ったカードの数字は4だった、手持ちの合計が21を越えた為バーストとなり敗北が決定した

「あっ…そんな…」

敗北したスキラが震えて席に座り込む、この瞬間から流れは変わって行った

その後も勝負を挑むがほとんどバーストかディーラーの合計に負け続け、持ってきた資金が底を着いてしまった

「ガゲヅゥ~!どうじよ~!もうお金無いよ~!」

すぐに資金が尽きてしまい泣きじゃくるスキラの頭をまったく~しょうがないな~と撫でて慰める

確か少し前の手紙で最近お金を使いすぎだから、使用できるお金を制限させると言われていた筈だ

それを無視してお金を使いすぎたのだからスキラが悪い

「うぅ~!カゲツは味方だと思ってたのに!」

涙目でこちらを睨むスキラに対して、そろそろ危うさを教える時だと思い、とある提案をする

「え?カゲツと勝負?勝っても負けてもお金を立て替えるってカゲツが損をするだけなんじゃ…」

不思議そうに首を傾げるスキラに、スキラが負けたら一つだけ私の言うことを聞いてもらうと付け加える

「うーん、分かったわ!勝負すれば良いのね!内容は!?」

どうやらやる気が出たみたいでなによりだ

勝負内容はドローポーカーにした

私達はオーナーのヒヤシンスさんを探して歩き始めた

 

 

 

しばらく歩き回るとヒヤシンスさんが居たので事情を話し、個室とディーラーを一人派遣して欲しいと頼んだら、ヒヤシンスさんも一緒に見届けると言い始めた

まぁ居てもらった方がいいかな…その方がスキラも覚悟を決めるだろうし

ヒヤシンスさんに案内されて、個室へと入る

中はシンプルな内装で椅子とテーブル、ランプ以外の家具は見当たらない

ちょっと待っててねと、ヒヤシンスさんが準備の為に退室する

「そういえばカゲツとドローポーカーで勝負するの初めてよね?」

そうだねーと相づちをうちながら、私はこの後の事を考える

正直行えばスキラに嫌われてしまうかもしれない…しかし今のスキラはギャンブルで破産する恐ろしさをキチンと理解していないだろう、だからこそ私は心を鬼にしてスキラを…えへへ…

色々想像しているとドアが開きヒヤシンスさんがカードと誓約書を持って入ってきた、続くようにバニーガールの衣装を身に纏ったブプレウルムさんが入ってきてディーラーを申し出てくれた

さぁ私の勝負を始めましょうか

 

 

 

初めにイカサマ無いよう新品のトランプを開封して、山札をいくつか作るように並べて、最後に重ねていくディールシャッフルをしたあとヒンドゥーシャッフルを5回ほど行っていく

シャッフルし終わったカードをスキラ→私の順に裏返しのまま一枚ずつ配り、計5枚配られた

最後にヒヤシンスさんがルールを確認してくる

①勝負は一回のみ

②手札の入れ替えは一度のみ

③イカサマ行為が確認されたら即反則負け

私はルールを聞きながら配られた手札を確認した

手札は♠️・ のQ、♠️・◆のJ、♣️のAであり2ペアとなっていた…最初から役が出来ているとはついてるね♪

「うーん…こうね!」

スキラがカードを5枚全て捨てて交換した、相変わらず怖いやり方である

2ペアで勝負に出るのは微妙なので♠️・◆のJ、♣️のAを捨てて新たに3枚のカードを受け取る

「さぁ勝負よカゲツ!私が勝つんだから!」

自信満々な様子で手札を場に開く「♣️の3・4・5・10・Jのフラッシュよ!」

全てカードを捨ててフラッシュを引き当てるなんて…

私は微笑み、おめでとうスキラと言いながらカードを場に開く

私の手札は♠️・ のQ、♠️・ ・◆のKのフルハウスだった

「え…フルハウス…私の負け…?」

呆然とするスキラにヒヤシンスさんから受け取った誓約書とペンを差し出し、名前を書くように言う

「そうよね…一度だけ言うことを聞くって言ったし、お金も立て替えるから誓約書必要なのよね?」

呆然としながら書いている為か、内容をよく読んでいないようだ

心配そうにこちらを見るヒヤシンスさんに視線で大丈夫であると伝える

これはスキラにギャンブルで破産するとどうなるか教え込む為の誓約書である

「はい、書いたわ!これで良いのね!さぁまたギャンブルしに行きましょ!」

私は再びカジノでギャンブルをしようとするスキラを呼び止め、誓約書をもう一度よく読むように伝えた

「えー…なになに…この誓約書は借金を返すまで効果が有ります…私、カゲツはスキラの所有する権利を全て譲り受け、スキラをカゲツ専用の愛玩奴隷にします?ちょっとカゲツ!?これどういう…んっ!?」

私は誓約書から顔を上げたスキラの顎を掴み、唇を奪いました

突然の私の行動に目を見開いて驚くスキラに私は耳元で囁きました

今日からよろしくね、私専用の愛玩性奴隷ちゃんと

(R-18版に続く)




ようやくUA1000越えました!これからも頑張ります!
花騎士の方はキノコ・ほぐるんイベント終わり、JBイベントも始まりました!あんな素敵な花嫁さん達をお迎えしたいですね…
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