怪盗ナイトシェードのスクワイアとは違う世界線の話ですので、話に繋がりは有りません
団長から召集が掛かり、私とカーパスさんは執務室へと向かっていた
執務室へと繋がる曲がり角を曲がるとワルナスビさんとラークスパーさんが執務室の前に立っていた、彼女らも召集されたのだろう
「なんでカーパスとメギが居るんですぱ」
ラークスパーさんがこちらへ怪訝な顔を向けてくる、こちらも団長に呼ばれた事を伝えるとラークスパーさんは控えめな胸を張り誇るように言う
「きっと、この間の害虫討伐でワルナスビ様が大活躍したから表彰するために呼ばれたんですぱ!」
そんな筈はない、最近害虫の活動が活発なので任務の為に呼ばれたのだろう、それに活躍ならこちらもかなり活躍したと張り合う
「私たちの方が活躍したですぱ!」
こちらの方が活躍したと張り合っている内に、カーパスさんが扉を開けて執務室へと入っていったので張り合いを中断して続いて入室した
執務室では団長と今週の副団長が机に向かって書類を処理していたようだ
団長がこちらに気が付き、要件を言ってくる
要約すると1週間後の大討伐を前に花騎士同士の連係を強化する合宿を行う予定のようだ
そして組み合わせがカーパスさんとワルナスビさん、私とラークスパーさんとのこと
「ムナール、待つですぱ!何故ワルナスビ様と私が一緒じゃないんですぱ!」
口には出さないが私も同じ意見だった
団長は色々な連係を取れる方が作戦の成功率が上がると組み合わせを変える気は無いようだ
カーパスさんもワルナスビさんも気合いが入っているみたいですし、受け入れるしか無さそうですね
そして探偵と怪盗、助手と従者による一週間の合宿が始まろうとしていた
合宿初日
合宿所に纏めた荷物を持ち込む、部屋はラークスパーと同室だ
「これから一週間よろしくですぱ」
怪盗の従者をしているが根は素直で優しくラークスパーさん、きちんと挨拶をしてきて正直可愛いと思ってしまう
荷物を置き挨拶を済ませて、合宿所に隣接する訓練所へと移動し訓練を開始する
基礎訓練から始め、連係を確認していく
「わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛」
突然ラークスパーさんの悲鳴が鳴り響く、武器のジェットハンマーに振り回されて泣き叫ぶ姿に私は不安を隠しきれなかった
訓練を終えて合宿所へと戻る帰り道、隣には落ち込んだ様子のラークスパーさんが居た
「この調子ならマイスターやムナールに面目が立たないですぱ…」
落ち込んだ姿のラークスパーさんもかわ…ではなく痛々しいので、私は彼女を大浴場へと連れて行った
今日の失敗は汗と一緒に流して気持ちを切り替え明日挽回すれば良いと励ましながら大浴場へと向かうが、予想以上の混雑により大浴場で汗を流すのを諦めて自室の狭い浴室で汗を流す事にした
自室に着くなり汗で貼り付いてくる衣服を脱いでいると胸元に視線を感じる
「どうやったらそんなに大きくなるんですぱ…?」
ラークスパーさんが自分の胸元と私の胸元を比べるように見てくる
ラークスパーさんは小ぶりで可愛らしい胸がコガラナ体格に似合っていて可愛らしいのを自覚するべきです
「な、な、何言ってるですぱ!」
つい口にしてしまったようだ、一度バレたら仕方がないので秘めた想いを全て吐き出す事にしました
本当にラークスパーさんは小柄な姿がお人形さんみたいで本当に可愛らしいです、抱き締めたくて堪らないというか抱き締めさせて下さいとラークスパーさんに迫る
「怖いですぱ!なんですぱ!なんでこっち来るんですぱ!助けてワルナスビ様ァ!」
浴室の端まで追い詰められ涙目なるラークスパーさんを抱き寄せる
私が欲しいと望んでいた彼女の温もり、彼女の吐息を感じて身体がビクッと反応する
「え?え?今のビクッってなんですぱ!?メギ大丈夫ですぱ!?」
心配そうに私を見上げてくるラークスパーさんの顔を両手で挟んで、可愛らしい唇を奪う
ラークスパーさんが目を見開き離れようと暴れるが、私は唇が離れないようにガッチリ頭を固定し固く閉じた唇を舌でなぞっていく
徐々に抵抗が弱まってきた瞬間に唇をこじ開けて口内を確かめるように舌を走らせる
ラークスパーさんの唾液を味わうように彼女の口内を堪能しているとビクッビクッと痙攣しへたり込む
「なんれすぱぁ…なんれこんらことするんれすぱぁ…」
呂律が回らないラークスパーさんをお姫様抱っこしてベッドへと運び寝かせる
彼女に覆い被さるように私もベッドへと乗り、彼女を見下ろす
彼女の不安気な瞳に胸が締め付けられるが、私は先程の質問に答える
ラークスパーさんの事をずっと見ていた、そばにいたい、一緒に出掛けたりしたい、触れ合いたい、抱き締めたい、キスをしたい、それ以上の事をしたい、この想いを全て貴女に伝えたい
言い終えると同時に彼女の唇を再び塞ぎ貪った
私の最低な求愛行動はまだ始まったばかりだ