魔法少女リリカルなのは 〜Do you become God? 〜 作:クマリン!
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年の抱負
毎週火曜日に投稿することです。
頑張ります。
都会から少し離れた場所。
そこには、3人の家族と2人の使い魔と1人の居候がいました。
そんな居候の部屋の前に小さな影が忍び寄る。
「しー」
小さい手を口の前に当てる影。
ゆっくり静かに扉を開けると、
ちょっと広いかな~という感じの一室。
散乱するいくつものパーツ。
足の踏み場もない床。
ベットの上で服のまま寝ている男の子。
身体は小3、心は大人?
その名は、高町・S・ジエン。
そんな寝ているジエンに忍び寄る影。
足の踏み場がないのなら踏まなきゃいいと言うかのように、ゆったりと浮いている。
ゆっくりと静かに近づく。
力を溜めるように、膝を折って……
魔力を高めて、ジャンプ!
目標地点、高町・S・ジエン!
そんないつも通りの朝。
しかし、今日のジエンは違った。
きちんと対策してある。
いつものように回避できずに攻撃されるジエンではなかった。
瞬時に覚醒して、ベットの上を回転する。
しかし、影は空中で方向修正する。
さっき回転したため、ベットの端にいるジエン。
向かってくる黒い影。
ジエンの選択肢は、
1、さらに回転して、ベットから落ちる
(落ちた先は、パーツがあって痛いはず)
2、逆回転して元の位置に戻る
(そんなでは逃げられない)
3、黒い影を受け止める
(多分衝撃で痛い)
時間もないし、選択肢3かな。
自身を魔法で強化して、衝突に備える。
ドン!
(黒い影を受け止める)
グラッ
(ベットの端にいたから衝撃で身体が滑る)
グサ!
(落ちた先の凸凹なパーツたちが身体に刺さる)
グハッ!
(すごく痛い俺)
急いで回復魔法を唱えて、回復。セーフ。
と思ったら、いきなり扉が勢いよく開けられた。
「また、お姉ちゃん、ジンの所に行って……」
出てきたのは、エプロンを付けたフェイトだ。
最近、自分で料理するようになってきた。
まだまだ作れる品は少ないが、大きな失敗はない。
普通においしい。good。
プレシアもフェイトといっしょに料理できるのがうれしそうだ。
残念ながら、アリシアはわがままなので、滅多に手伝わない。
俺? ちゃんと手伝いますよ。時間通り起きたら(。。)
さっきまでの黒い影の正体は、アリシアでした。
最近、アリシアのせいで朝の目覚めが刺激的になっている。
最初のころは、なすすべもなく攻撃されたため、床を歩けないようにパーツばら撒いたら、魔法で浮いてきた。
魔法使ってくるとか、そんなに攻撃したいんですかね?
スキンシップであると信じています。
本気で回避しようと思えばいくらでも手があるが、アリシアが魔法に慣れてくれるならまあいいかなと思う。
そんなアリシアを思ったら、夢のことを思い出した。
ちょっとリンカーコアについて調査をしよう!
思い立ったら吉日のことなので、さっそく。
「波動」
今回は、調査のため緑色の魔力光だ。
朝ごはん食べるために、フェイトについていくアリシアに向けて波を放つ
・・・・・
(!!)
前回と変わっている? というか前回きちんと調べたっけ?
A.調べていない
調査結果
魔力A 種族技能 雷 あり。
種族技能 雷 あり・・・・・・は?
あれ~こっちの世界にもそんなスキルあったっけ?
ないよね。雷だから半分はプレシアのせいだよね。
もう半分はもしかして俺のせい!?
考えたくないので、この問題はポイ捨てする。
さっさと朝ごはん食べよう。
和食イエーイ!
―職場―
朝ごはんを食べて出勤する俺たち。
まずは、上司に挨拶する。
「クロノ執務官、Sランク嘱託魔導師 高町・S・ジエン」
「同じくAランク嘱託魔導師 フェイト・テスタロッサ本日よりよろしくお願いします」
「了解。二人とも今日から頼む」
大量の空中ディスプレイを出しながら挨拶するクロノ。
ちょっと偉そうなクロノである。
仕事が多いからといって、挨拶は真面目にして欲しい。
あとで分かったことだが、他の人にはそんなことしないらしい。
そんなことよりもまずは仕事。
最初なので簡単なことから始めるらしい。
仕事、Bランクの魔導犯罪者の無力化。
うん、こんなのは簡単だ。
次に、メンバーだ。
クロノ、俺、フェイト以上。
高ランク3人もいるので、簡単に捕まえることが出来るだろう。
確かにそう思っていました。
実際に現場では……
クロノは手伝わないから、実質2人であった。
さらに許可なく魔法を使うことが出来ないので、全然簡単ではなかった。
許可されても小さな魔法ぐらいで、レーザーなどで対応した。
広範囲殲滅魔法でも使えば一発なのに。
抵抗らしい抵抗もなくすぐに捕まえることが出来たのが、良かったと思う。
最後は、フェイトの瞬殺。
俺がおとり、フェイトが本命。
よし。これなら、まだ出来ると思う。
残念ながら、捕まえた後の報告書のほうが大変だった。
すごく難しい。結局、それで一日終わった。
これならまだ、ジュエルシード探している方が楽だった。
くそー。
―今回のクロノの心情―
今回のBランクの魔導犯罪者は、建物に立てこもっていた。
そこに少数精鋭で突撃するというミッションだ。
さらに、騒ぎにしないという条件でだ。
バトルすれば必ず大きくなる。
そうならないために、圧倒的なレベル差で瞬殺することがベストである。
問題は、ジエンがヘマして大きな魔法を使うかどうかだ。
あいつが使う魔法は、最適化されていない。
ほとんどがオーバーキルになるからだ。
実際静かに犯罪者を無力化することが出来た。
少し考えないといけない気がする。
与える仕事について。
今回は、相手がパワーアップ剤を使う暇がなかったので、良かった。
サンプルを手に入れられた。
現在は、解析待ちだ。
パワーアップ剤があると、だいたい2ランクアップになる。
例えばCランクからAランクまでだ。
最近、出回っている。
どうしたものか?
まだまだクロノの苦労は絶えない。