魔法少女リリカルなのは 〜Do you become God? 〜   作:クマリン!

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 ジエン、ちょっと強くね、という訳で少し弱体化を目指します。
 
 火曜日じゃないけど、まだ木曜日セーフ?
 セーフって言って! 


第28話 ジエン、初めてミッドチルダの本屋に行く!

 

 赤い石の存在を知ってからは、俺も検査魔法 波動(無色)を使用して、さっさと奪うことにした。

 大体、単独の次元犯罪者しか赤い石を持っていない。

 そのおかげで、無力化は順調に進んでいる。

 

 そして、今のところは、刺客からの攻撃もなく、悠々と生活している。

 

 

 

 

 今日もアリシアのドロップキックが……なかった?

 最近、アリシアよりも早く起きているため、つまらないからだそうだ。

 そう、通勤中にフェイトから聞いた。

 そして、プレシアから魔法について学び始めるらしい。

 しまった、頼むのすっかり忘れていた。

 

 

 

 

 そして、今は休日だ。ここの所、忙しかったからな?

 実際、赤い石を持っている次元犯罪者が、見つからないからだそうだ。

 赤い石を使った暴走事件も少なくなってきたからな。

 

 しかし、楽観的にいられない。

 クロノのいわく、

「今までは試験期間で、B級次元犯罪者にばら撒いていたのだろう。実践データを取った彼らは、本格的に量産し始めるのだろう。今の期間は、その量産までの時間だろう。これからは激務になるはずだ。ゆっくり休んでくるといい」

 って言って、簡単に言って、俺をこき使うと名言しやがった。

 

 むかついたから、可能な限り有休を出してきた。

 

 

 

 ・・・・・・

 

 

 

 今回の休みの目的は、表向き、このようなところである。

 実際の所、俺はミットチルダの技術が全然わからないので、少しでも知識が欲しいのだ。

 知識さえ得ることが出来れば、「種族技能 創造」によって作り出すことが出来るからね。

 なんで、管理局からデータを引き抜かないかって?

 普通に権限で見える範囲が狭い。(泣き)

 ついでに、セキュリティについての知識が足りなくて、痕跡を残さず侵入できないからだ。

 (侵入するだけなら可能。現にエセ紳士 リュアデスが管理局に侵入、書き換えしている)

 

 

 ところでB級次元犯罪者たちはどこで、赤い石を手に入れたのだろうか?

 彼らの記憶をこっそり覗くことが出来ないし、管理局ではそういうことさせてくれないだろうしな。

 大体、場所さえ分かれば、直接乗り込んで強襲できるのに。

 

 そんなことをちらちらと考えながら、都会から離れた本屋にやってきた。

 名前は、「カルペオン本屋」である。名前が変! 残念過ぎる。

 

 なんでこんな場所なんか選んだ?

 管理局にばれたくないが、あんまり遠くに行くことが出来ないので、ここになったっけ。

 学校の教科書や参考書などを扱う店らしくて、建物がとても大きいと情報ではあった。

 外から見た感じ、大きさはそう……私立聖祥大附属小学校の3倍ぐらい大きいと思う。

 変な名前の本屋だけど、売っている教科書は変わらないはず。そう信じて俺は入っていく。

 

 実際に中に入ってみると、一面棚、棚、棚である。

 今日一日で、目的のものを探せるかな?

 店員に頼めばいいかな。

 いや、探して歩くことで、他の掘り出し物を探すことが出来ると思う。

 そう、自分に言い聞かせる。

 

 「まずは、右からかな?」

 

 声に出して、歩き出すことで自分を奮いだたせる。

 両手をポケットに入れながら、いくつかの棚を物色すると、

 

 「サルでも分かる魔法の使い方」   

 「ゴリラでも分かる防除魔法の種類」

 「ウサギでも分かる日々のトレーニングの仕方」 などなど

 

 なんだか、ろくでもないのが多い気がする。

 この本屋はずれか? いやいや、もっと歩こう。他にも、なにかあるのかも。

 

 「一般的な防御魔法の魔法陣 初心者向け」

 「ベルカ式魔法の歴史」

 「ストレージ式デバイスの歴史」 などなど

 

 3時間強も歩けばそれなりに見つかってきた。

 でも、何か違う。それに、棚にあるいくつかの本から何か不自然な魔力反応がある。

 表紙も歩き始めた時に見た変な本に似ている。

 不思議に思ったから、俺はそこから、より変なものを選んで、カゴに入れている。

 カゴっていっても、スーパーの押して歩く台車のことだぞ。

 さすがに持って歩くのは、億劫だ。

 

 

 

 

 面倒になったから店員に聞くことにした。

 一旦、レジまで向かう。

 ちょ、……遠い。

 

 レジは入口にあって、俺は入り口から奥の方にいたせいか、思った以上に距離が遠かった。

 

 レジには、やる気のない、眠そうな店員がいた。

 実際に船こいて寝ていると思うけど、声をかけるか。 

 

 「すみません。学校で使う教科書を探しているんだけど、あんまりにも広くて……。何処にありますか?」

 

 ピン! 店員は顔を上げた。 ・・・・・・あ! そのまま後ろに倒れ……ない。セーフ。

 店員は、右に船こきつつ、答える。

 

 「どうもっす、・・・きょ、教科書っすね。・・・入口・・から・・見て・・左っす」

 

 合っているのか? この情報? 

 

 「どうもありがとう」

 「・・・お休みっす」

 

 そのまま、上下に船をこき始める店員。いいのか?

 この本屋の営業方法に疑問を持ちつつ、言われた通りに左に向かう。

 は~、また歩くのか。

 

 目を閉じて、ゆっくりと息を吸って、吐いて、吸って、

 

 「よし、やるか!」 

 

 気合を入れて、ジエンは歩き始める。

 

 

 





 ジエン本屋で迷っています。
 ところでこの本屋、魔法で建物の中も拡大されていますよ。
 多分、2倍くらい。

 注意:管理局にばれるため、ジエンは魔法を使えません。

 頑張れ! ジエン。

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