戦姫絶唱シンフォギア555   作:ナイトメア・ゼロ

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前回のあらすじ

自主規制1号「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!」

主「うるさいどうした!?」

自主規制1号「響と未来よがっだよー!!!!!」

主「落ち着け1号ー!!」


11話 夢

仲直りをした響と未来は、リディアンの地下基地にて響は三日間の集中的な検査を行われた。櫻井 了子が優秀なのか二課の人達が優秀なのか響の体はいろいろとわかった。響の体は、まず人間の細胞から進化した細胞を持っていた、その細胞は、瞬発的な力や持続的な力が普通の人間の10倍あり銃弾も通じない強靭な肉体持っており視覚や味覚、聴覚なども通常の人間より鋭い。しかし急激な進化が原因なのか細胞ひとつひとつがもろかったので了子の話だとオルフェノクは、短命の可能性ありと言った。

 

それを聞いた弦十郎は、オルフェノクである未来の体も再検査した。そして未来の体の結果もおおよそ解明できた。それを説明するには、まず響の細胞からだった。響の細胞は、確かに脆い部分もあったが逆に脆くない完璧な部分が数カ所見られていた。そして特に強い細胞は、心臓つまりガングニールのカケラがある場所が特に強い細胞だった。これを見た了子は、ある仮説を立てたそれは、響のガングニールとオルフェノクの細胞が食い合いをし結果的にその食い合いした2つの力は、互いに1つとなり完璧な細胞へと進化したことになるということだった。その上オルフェノクのチカラにシンフォギア、ガングニールの力がオルフェノクの力に上乗せされておりノイズとの戦いも奪われたファイズギアなしでも十分に戦えるほどだった。ガングニールがオルフェノクの心臓ということになっておりその為響は、おそらくオルフェノクの中でもかなり長命のオルフェノクであると言った。

 

そして未来の体は、意外なことにオルフェノクの細胞にしては、意外と綺麗な細胞していた。その為未来の体も普通のオルフェノクの中でもかなり長命のオルフェノクである可能性があった。 響達は、この現実を受け入れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだこれ?」

 

二課の休憩所では、緒川と翼とオペレーターの藤尭 朔也と未来そして響がいた。5人は、コーヒーを飲んで休憩をしていた(響は、重度の猫舌の為アイスコーヒーを飲んでいる)時翼は、未来と響にライブのチケットを渡した。

 

「明後日開催することに決定したんだぜひ小日向と一緒に聴きに来て欲しい」

 

翼がそう言うと未来は、絶対に行きますと言った。

 

「響ももちろん行くよね!?」

 

「・・・・・・・・・・やることを終えた上で行けたら行く」

 

と、言った。

 

「やる事?」

 

未来が首をかしげると翼は、目を鋭くした。

 

「まさか雪音を倒しに行くのでは「違うわ堅物!!」だ、誰が堅物だ!?」

 

「ひっじょうに不愉快だがあの○○○○とは、同盟を結んでいるんだ。期限は、フィーネを倒し俺は、ファイズギアを取り戻すまでだ」

 

響がクリスに卑猥な呼び方をしたら未来と翼は、顔を赤くし藤尭は、少し引き緒川は、愛想笑いをした。すると。

 

「あら何?ガールズトークでもしてるの?」

 

了子が現れた。

 

「恋話とかそう言う話ならこの乙女の櫻井 了子は、専門の1つよ」

 

「乙女という年齢ですか?」

 

緒川がそう突っ込むと鋭い蹴りが緒川を襲った。

 

「失礼ね!!こう見えて私は、一途だし恋愛経験だってあるのよ」

 

了子がそう言うと翼は、意外そうな顔をし未来は、目を輝かせ響は、心底どうでもよさそうな顔をした。

 

「っていうか三十路過ぎのクソババアの恋愛話なん聞く気にもならねぇよ」

 

響は、小声でそう言うと響の頭に了子の膝が落とされた。

 

「あがっ!!」

 

「誰が、三十路過ぎのクソババアですって?」

 

「聞こえてたの!?」

 

響は、驚愕すると了子は、響の襟首をつかんだ。

 

「響ちゃんには、いい加減に年上を敬うこととそのヤンキー口調を直してあげるからちょっーと私の部屋に来なさーい」

 

了子は、笑顔なんだが所々に血管のようなものが見えた。怒っている。ガチでキレている。身の危険を感じたのは響のオルフェノク化のせいなのか或いは、もっと別の理由なのか。

 

「ちょっ!!なにすんだはなせ!!ってか力強!!」

 

「さぁーこっちにいらっしゃい」

 

「フザケンナこのクソババア!!!未来!!堅物!!助けろ!!」

 

「立花お前は、本当に年上を敬えるようになれ」

 

「響ごめん。こればっかりは響の味方になれない」

 

「チックショー!!」

 

 

 

 

 

(それにしても了子の声どこかで聞いたことがあるような気がするな。それもごく最近にだけどどこで聞いたっけ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翼のライブの開催日の3日目の朝。響はヘルメットを被りオートバジンに乗った。そして後ろには、一台のワイルドな車と複数の黒塗りの車があった。

 

「本当なのか?あのバカ女が1人でフィーネの館に行ったって?」

 

「ああ。俺たちの情報でクリスくんな会いに行ったんだが逃げられてなその時に決着は、あたしがつけると言っていた。響君との戦いの決着のことを言っていないのならクリス君は、間違いなくフィーネのアジトに向かっているはずだ」

 

「なるほどそれであの○○○○を追うためにフィーネの館を知っている俺が案内役かよ。意外とやらしいんだなおやっさん」

 

響は、そう言うと響は、バイクを走らせた。そして弦十郎達は、それに続くように響の後ろを付いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間かけて響達は、フィーネの館に到着しフィーネのいる部屋に行くとそこには、死んだアメリカ兵と灰になっている山などが多数見られた。そしてその真ん中には、クリスがいた。

 

「・・・・・・・おいクソ女。お前まさか」

 

「な訳あるか!!あたしじゃねぇぞ!!私が来た時には、こうなったてたんだよ!!」

 

「そう言うことにしてやるからとりあえず罪を償え。俺がちゃんと灰にしてやるから」

 

「このクソ○○○○女アアアアアアアアァァァァァ!!!!!だからあたしは、やってねええええええよ!!!!!っていうか罪を償うのは、テメェだろうが○○○○女ああアァァァァァァァァ!!!!!

 

「テメェに言われたくねぇよ○○○○女ああアァァァァァァァァ!!!!!」

 

「あたしだってテメェに言われたくねぇよ○○○○女ああアァァァァァァァァ!!!!!」

 

「「テメェやんのかゴラアああああアァァァァ!!!!!!!!」」

 

2人は、速攻で近づき早速殴り合いが始まろうとした。

 

「まったくお前達は、もう少しなかよくできんのか?」

 

だか始まる前に弦十郎が間に入って2人の拳を止めた。

 

「誰もお前がやったなんてこと、疑ってはいない。だから落ち着け」

 

「嘘つけ!!そこの○○○○は、めっちゃくちゃ疑ってたじゃねぇか!!」

 

「当たり前だ!!こんな状況見たら真っ先にテメェを疑うわ!!」

 

「だからやってねえって言ってんだろうが○○○○女!!!!」

 

「だったら証拠みせろや○○○○女!!!!」

 

「「ぶっ殺すぞゴラアああああアァァァァァァ!!!!!!!」

 

2人は、また殴り合いを始めようとするが弦十郎が2人の襟首をつかんで宙に浮かせてやめさせた。

 

「まったくお前達は、いちいち喧嘩しないと死んでしまう病か?」

 

弦十郎は、そう突っ込むと言った。

 

「全ては君や俺たちの傍に居た彼女の仕業だ」

 

と。

 

「えっ!?」

 

「・・・・・・・?どういうことだ?」

 

クリスは驚き響は首を傾げた。

 

「風鳴司令!」

 

「ん?」

 

黒服の一人が弦十郎を呼んだ。響達は、そこに行くとI Love You SAYONARAと書かれた紙が死体に貼ってあった。

 

「?なんだこれ?」

 

響がそう言うと黒服がそれを取った瞬間だった。

 

「!!!伏せろ!!!!」

 

響は、進化したオルフェノクの聴覚で異変を感じ大声でそう言った同時に。

 

ドガァァァン!!!!!

 

フィーネの館が爆発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうなってんだよ、コイツは…」

 

クリスと響は、弦十郎に守られ黒服達は、響の言ったことを聞いて真っ先に伏せたため全員が軽傷で済んだ。

 

「おやっさん。どうやって俺たちを?」

 

「衝撃波は発勁でかき消した」

 

「すごいなおい!!オルフェノクもびっくりしたわ!!

 

響がそう言うと。

 

「何でギアを纏えない奴があたしらを守ってんだよ!?」

 

とクリスが言った。

 

「俺がお前を守るのは、ギアのあるなしじゃなくて、お前よか少しばかり大人だからだ」

 

「大人・・・・・!」

 

(普通の人間は、そんなことできないと思うけど実は、人間ってオルフェノクに進化しなくともすごい可能性があるのか?)

 

響がそう考えているとクリスが怒り出した。

 

「あたしは大人が嫌いだ!死んだパパとママも大嫌いだ!とんだ夢想家で臆病者!あたしはあいつらと違う!おセンチで難民救済? 歌で世界を救う?いい大人が夢なんて見てるんじゃねえよ!」

 

「大人が夢を、ね・・・・・・」

 

「結局大人は誰一人あたしに手を差し伸べてくれなかった!本当に戦争を無くしたいのなら戦う意志と力を持つ奴を片っ端からぶっ潰していけばいい!それが一番合理的で現実的だ!なのにそこにいる○○○○○○女は私の夢を確実に実現できる力を持っているのにこの女は、自分が逃げることにしかつかってねぇんだよ!!夢も持っていない夢無し女、それが気に入らねえんだよ!何でだよ!何であたしには、力がなくてその女には、力があるんだよ!あたしには、夢があるのになんでこんな夢無し女ばかりに力が与えられるんだよ!!」

 

「・・・・・・」

 

クリスは、涙目になってそう言うと響は、何も言えなかった。すべてクリスの言う通りだったからだ。

 

「そいつがお前の流儀か。気持ちは分かるがなら聞かせてもらうぞ。そのやり方でお前は戦いを無くせたのか?」

 

弦十郎がそう言うと今度は、クリスが黙った。

 

「いい大人は夢を見ないと言ったな。そうじゃない。大人だからこそ夢を見るんだ。大人になったら背も伸びるし、力も強くなる。財布の中の小遣いだってちっとは増える。子供の頃はただ見るだけだった夢も大人になったら叶えるチャンスが大きくなる。夢を見る意味が大きくなる」

 

「お前の親は、ただ夢を見に戦場に行ったのか? 違うな。歌で世界を平和にするっていう夢を叶える為、自ら望んでこの世の地獄に踏み込んだんじゃないのか?」

 

仮説とは言え弦十郎がそう言うとクリスは、驚いていた。

 

「なんで、そんなこと・・・・・」

 

「お前に見せたかったんだろう。夢は叶えられるという揺るがない現実を、そして教えたかったんだろう。夢の力を」

 

「夢の力?」

 

「ああ。昔スマートブレインに殺された俺の親友が言っていた言葉だ。夢ってのは、時々人をすっごく切なくさせるが時々人をすっごく熱く燃えさせることもある。お前の両親は、そんな夢の力を教えたかったんだろう」

 

「クリス君。お前は嫌いと吐き捨てたが、お前の両親はきっとお前のことを大切に思っていたんだろうな」

 

弦十郎がそう言ってクリスを抱きしめるとクリスは、大泣きした。大嫌いな女の前で大泣きした。響は、それを見て煽るようなことをせずタバコを咥え火をつけると黒服を抱き起こしたり尻を蹴って起こしたりしていた。

 

 

 

 

黒服達は、先に引き返すとクリスは、フィーネの館に残っていた。

 

「やっぱり、あたしは…」

 

「一緒には来られない、か?」

 

弦十郎がそう言うとクリスは、コクリと頷いた。

 

「・・・・・・・・・」

 

「お前は、お前が思ってるほどひとりぼっちじゃない。お前が一人道を行くとしても、その道は遠からず俺たちの道と交わる。それに」

 

弦十郎は、くすりと笑うとこう言った。

 

「お前達は、どう思ってるか知らんが響君とクリス君は、中々いいコンビに見えるぞ。よくよく見ればあの喧嘩も2人の過激な愛情表現にも見えるしな」

 

弦十郎がそう言うとクリスは、顔を赤くし「んなわけあるか!!」と、言った。

 

「・・・・・・・・・今まで戦ってきた者同士が一緒になれると言うのか? 世慣れた大人がそんな綺麗事を言えるのかよ」

 

クリスは、そう言うと。

 

「ホント、ひねてるなお前。ほれっ」

 

そう言って弦十郎は、何かを投げ渡した。

 

「あっ。通信機?」

 

「そうだ。限度額以内なら公共交通機関が利用出来るし、自販機で買い物も出来る代物だ。便利だぞ」

 

弦十郎がそう言うと車に乗った。

 

「おいあのクソ女は、連れて行かねぇのか?」

 

そう言ってバイクにもたれかかる響をクリスは、指差した。

 

「響君は、何かお前に用事があるらしいぞ。それにお前と響君は、同盟を結んでいるから響君は、響君で勝手に動くらしい。大丈夫だと思うがやはり心配なのは、クリス君と響君の喧嘩のやりすぎだな」

 

弦十郎がそう言うとクリスは、そっぽ向いた。そして

 

「カ・ディンギル!」

 

と、言った。

 

「ん?」

 

「フィーネが言ってたんだ。カ・ディンギルって。そいつが何なのかわかんないけど。もう完成している、みたいなことをそして横山は、そのカ・ディンギルに莫大な投資をしていた」

 

「カ・ディンギル・・・・・・」

 

弦十郎は、少し考え込むと。

 

「後手に回るのは終いだな。こちらから打って出てやるカ・ディンギルがなんなのかは分からんがスマートブレインの残党が投資しているならスマートブレインも一網打尽にするチャンスだ」

 

その言葉を最後に弦十郎は出発していった。

 

「・・・・・・・」

 

クリスは少しボーッとしていると。

 

ゴン

 

響がクリスの頭に当てるようにヘルメットを渡した。

 

「何すんだよ!」

 

クリスがそう言うと響は、「黙って被れ」と言った。クリスは、それを被ると響は、バイクに乗った。

 

「乗れクソ女」

 

響がそう言うとクリスは、響の後ろに乗った。そしてバイクを走らせた。

 

 

 

 

 

 

 

「なあどこに行くんだよ!?」

 

「・・・・・・」

 

響は、無言でバイクを走っているとある場所についた。そしてその場所は、かつてツヴァイウィングがコンサートを開いた会場だった。響は、駐車場にバイクを置くと響は、クリスにある物を渡した。

 

「ほら」

 

それは、翼のコンサートのチケットだった。

 

「風鳴頼んで無理して作ってもらった。行くぞ」

 

「ちょっ!何すんだよいてぇよ離せ!!」

 

響は、クリスを無理矢理会場に連れて行くとそこには、沢山の人がいた。響は、壁にもたれかかるとクリスは、響の横に来た。そして数十分後に翼のコンサートが始まった。

 

翼は、力強くそして活き活きとした笑顔で歌っていた。会場は、盛り上がり正直響とクリスにとってかなりうるさかった。2人は、翼の音楽を聴いていると。

 

「この会場は、俺の因縁なんだ」

 

「え?」

 

「俺は、親友に誘われて昔ツヴァイウィングのコンサートに行った。親友は、用事があって行けなかったが俺1人でもあのコンサートは、すごく楽しめた。だがそんな日にノイズが現れノイズに俺は、全て持っていかれた。家族も運命も命も親友も夢も全てを・・・・・・・だがその代わりに俺は、力を得た。あの時お前は、言ったな。力があるのに夢が無い夢無し女が気に入らねえって。俺も同じだ。力も無いのに夢があるお前が気に入らねぇ」

 

響がそう言うと翼の歌を聴き続けた。

 

「風鳴には、夢がある。世界を舞台に歌ってみたいと言う夢がある。お前には世界から争いを無くしたいと言う夢がある親友である未来もピアニストになりたい夢がある。けど俺には、夢がない。けど俺には、他人の夢を守ることができる力がある」

 

響がそう言うと信じられないことにあの響がクリスに頭を下げた。それを見たクリスは、驚愕した。

 

「だから頼むクリス。お前ははっきり言ってどうでもいいが俺に確実に風鳴の夢と未来の夢を守るために力を貸してくれ。あいつがこの会場で歌を歌うことを選んだのは過去の事故の償いと過去を乗り越え運命と戦うためなんだ。だから頼む」

 

響がそう言うと。

 

「元々テメェとの同盟は、あくまでフィーネを倒してベルトを取り返すまでだ。だけど覚えとけよ。フィーネを潰したらその時の次のターゲットは、テメェだからな」

 

クリスがそう言うと。

 

「上等だ。返り討ちにしてやるよ」

 

響とクリスがそう言うと翼のコンサートは、さらに盛り上がりそして翼の海外デビューの夢を言うとさらに応援の声が上がり翼は、嬉し涙を流した。クリスと響は、それを見るとクリスは、無言で出て行き響は、

 

(絶対に夢を守ってみせる)

 

そう心に誓い会場から出て行った。

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