戦姫絶唱シンフォギア555   作:ナイトメア・ゼロ

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14話 絶唱

響は、高速移動で突っ込みフェイントを混ぜて左からと思わせ右から攻撃した。しかしアナザーファイズは、響の動きを簡単に読み回避すると響の背中に肘を落とした。

 

ドカッ!!

 

『かハッ!!』

 

響は、背中に肘打ちをうけたがなんとかこらえアナザーファイズから距離をあけた。

 

「ハアアアアアアアア!!!!!」

 

翼も一気に距離を詰め横一線に斬りかかるがアナザーファイズは、右手で翼の刀を防いだ。

 

「!!たああああああああ!!!!」

 

翼は、鋭く小さい攻撃を連続でするがアナザーファイズは、全ての攻撃を防ぎ回避し余裕のある行動を見せていた。

 

「その程度かですか?ならば攻撃の見本をお見せしましょう」

 

アナザーファイズは、バックステップをして翼から距離をあけると右の拳に赤黒い光が行きチャージされた。

 

「攻撃とはこうやるんだよ!!!!!」

 

アナザーファイズは、翼との距離を詰めると翼は、予想以上のスピードに驚き刀で防ごうとするが。

 

バキィィィン!!!!

 

「グアッ!!!」

 

刀は、砕かれ衝撃が翼を襲い血を吐いた。だがアナザーファイズは、それだけでは止まらず翼の髪を掴むと思いっきり引っ張り翼を振り上げて地面に叩きつけた。

 

「グアああぁぁぁぁぁ!!!!」

 

「ハハハハハハ!!!!!素晴らしい!!!!!素晴らしいぞこの力!!!!!!フィーネの愛と私の愛が融合しその力がファイズに流れている!!素晴らしい!!!!素晴らしいぞおおおおおおおっ!!!!!!」

 

「ウッセェんだよこのクレイジークズ野郎!!!!」

 

クリスは、ミサイルを撃つがアナザーファイズは、ネフシュタンの鎧の鞭を使い全てのミサイルを叩き落とした。だがその行動は、結果的に陽動となった。

 

翼は、逆羅刹で左から攻撃し響は、ジャンプしその勢いごと爪で斬りかかったが響は、鞭に巻き付けられて地面に叩きつけられ翼は、足払いを受けた。カポエラーのように手で地面を支えているためその他を払われれば顔は、地面とキスしてしまった。

 

翼は、急いでアナザーファイズから離れると響も無理矢理鞭を解いて距離をあけた。そして響と翼は、なんとかクリスの所に移動した。

 

「ハァハァハァハァなんだあれは?立花の時と比べたら強さが異常だ」

 

『ファイズに無かった武器を使われると変身者としての経験が生かしきれねぇな』

 

「だけどよ。あいつ響が変身した時と共通しているところは、遠距離の武器が無いってことだ。だったらこの距離で一方的にやってやらァ!!!!!」

 

クリスは、ガトリングガンを構えて弾幕を張りそれに続くように響と翼が走り出した。

 

「立花 響さん。あなたは、これの存在をお忘れですか?」

 

アナザーファイズは、そう言って左腕にある腕時計を見せた。

 

『!!!クリス、風鳴!!気をつけろ何か仕掛けてくるぞ!!」

 

『Start up』

 

響は、そう言うと同時にアナザーファイズが姿を消すと突然響とクリスが吹っ飛ばされダメージを負った。

 

「グボあっ!!」

 

『ギャン!!』

 

しかし翼は。

 

「くっ!!」

 

ガッキイイイイイン!!!!

 

新たに作り出したアームドギアである刀で防いだ。すると元の位置にアナザーファイズが現れた。

 

「驚いたなこのアクセルのスピードについてくるとは」

 

アナザーファイズはそう感心すると翼は、構えた。

 

(今のは、偶然そこに剣があったから防げれたがあの攻撃を何発も受けるのは流石にキツイな)

 

翼は、そう思っていると。

 

「この○○○○○野郎があアァァァァァァァァ!!!!!!!!」

 

クリスは、怒りでミサイルとガトリングガンを同時に撃った。

 

「雪音!!ペースを考えて攻撃するんだ!!そのままでは、バテてしまうぞ!!」

 

翼がそう言うと響は、立ち上がるとクリスの所に向かった。それと同時にアナザーファイズは、また左手にある腕時計を触った。

 

『Start up』

 

また姿を消すと同時に響はクリスの前に立つとクリスを守るように腕をクロスさせてガードしただが。

 

「グフッ!!!!」

 

響は、腹に強烈な痛みを感じるとその場に座り込んだ。

 

「響大丈夫か!?」

 

クリスは、急いで響を支えた。そして翼は、運良くまたアナザーファイズの攻撃を防いだ。

 

(!?2回目も防げれた?)

 

「ほう。2回目も付いてくるとは流石は、我らスマートブレインの本社を壊滅させた人間の一族なだけはあるか」

 

(・・・・・・もしかして)

 

翼は、刀を突き刺すような構えに入ると走り出した。

 

「おい!!そんな無謀なことしたんじゃねぇぞ!!」

 

クリスは、翼にそう言うが翼は構わずに突撃した。

 

『Start up』

 

そしてアナザーファイズが消えるより少し前に。

 

「雪音!!立花!!しゃがめ!!」

 

翼がそう言った瞬間2人は、反射的にしゃがんでしまった。そして翼も前転すると今度は、誰も吹っ飛ばされずにその場に現れた。そして。

 

「ヤアアアアアアァァァァァァァ!!!!」

 

翼は、アナザーファイズの左腕を切り上げた。火花が散ると同時にアナザーファイズの左腕に付いていた腕時計をリディアンの瓦礫の中に飛ばした。

 

「しまった!!」

 

アナザーファイズは、そう言うと翼は、左斜め上から斬り下ろした。

 

「グアッ!」

 

アナザーファイズは、火花を散らして後ろに下がった。

 

『すげぇ!!』

 

「アナザーファイズに1発入れやがった」

 

響とクリスが驚いているとアナザーファイズは、今度は左拳に赤黒い光が行きチャージされると翼は、左のストレートをまともに受けた。

 

「グハァがっ!!!!!」

 

翼は、血を吐いて後ろに吹っ飛ばされるが響とクリスがキャッチした。

 

「がハッ!!くっ、す、すまない2人とも」

 

『大丈夫か風鳴!?』

 

「安心しろ。防人の剣は、この程度の攻撃では折れん」

 

翼がそう言うとクリスと響はなんとか翼を立たせた。

 

「運が良かった。アナザーファイズは、あの腕時計を使いこなせてなかったからできた攻撃だ」

 

「使いこなせてない?どう言うことだ?」

 

「あの攻撃は、おそらく超加速だ。音速を超えるほどのスピードで動き私達を攻撃したのだろう。だがそのスピードには、アナザーファイズ自身もついていけなかったようだがな」

 

翼がそう言うと。

 

「クククアクセルが出来なくしただけで勝ったつもりか!?お前たちは、敗北している!!見ろ!!」

 

アナザーファイズは、カ・ディンギルを指差すと3人は、驚いた。カ・ディンギルは、いつのまにかエネルギーをチャージしていた。

 

「ハハハハハハ!!!!!カ・ディンギルは、俺とフィーネの愛によって月を破壊し我々オルフェノクの時代となる!!その時代の序章となる光景をその目に焼き付けるがいい!!!ハハハハハハハハハハ!!!!!」

 

「そんなこと」

 

『させる訳』

 

「ねぇだろうが!!!」

 

クリスは、Mega deth partyで大きなミサイルを2つ出すと2ついっぺんに撃った。

 

「立花!!なんとしてもカ・ディンギルを破壊するんだ!!」

 

『分かってる!!俺がなんとかアナザーファイズを抑えるから風鳴もクリスにつづけ!!』

 

響は、そう言ってアナザーファイズに攻撃するが。

 

「うっとおしい!!」

 

アナザーファイズは、響に裏拳をくらわすと左手の鞭で1つ目のミサイルを破壊した。そして右手にある鞭でミサイルを破壊しようとするが。

 

『うがあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!』

 

響は、アナザーファイズの背中を連続で爪で斬ると火花が散りそして鞭は、ミサイルに当たらなかったが起動が大きくそれてしまった。

 

「邪魔をするなあああ!!!!」

 

アナザーファイズは、響の顔に回し蹴りをし地面に叩きつけた。響は、地面に叩きつけられるとさらにアナザーファイズは、響の頭を踏みつけた。

 

「これでどうだ!!」

 

翼は、響が陽動をしている間に千ノ落涙と投げた刀を巨大な剣にしてその巨大な剣をファイズのクリムゾンスマッシュのように右足につけた。天ノ逆鱗である。

 

アナザーファイズは、それに気づくと。

 

「やらせるか!!」

 

鞭にエネルギーをチャージすると乱れ打ちをして翼の剣を全て破壊した。

 

「ああああああ!!!!!!」

 

翼は、地面に落ちると同時に響は、アナザーファイズを蹴り飛ばした。そして後ろに転がった。

 

『大丈夫か風鳴!?』

 

「無事だ!!」

 

響は、構えるとあることに気づいた。

 

『クリス!?』

 

クリスが居なくなっていた。そしてそれは、アナザーファイズも同じだった。

 

「あのクソガキどこに行った!!?」

 

アナザーファイズと響達は、クリスを探していると。

 

「雪音!!」

 

翼が見つけた。響は、翼が見ている方を見るとそこには、ミサイルに乗ったクリスがいた。

 

「クリス!!」

 

クリスは、大気圏に入った。そしてクリスは、響を見た。そしてくすりと笑った。そして。

 

「あたしは、先にあの世へ行く!!!響お前は、遅れて来やがれ!!!その時にあたしと響どっちが格上かあの世で決着つけようぜ!!!」

 

クリスがそう言ったその時だった。

 

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal-Emustolronzen fine el baral zizzl-」

 

クリスは、歌った。翼は、やめろと言い響は、何が起きてるか分からなかった。だが記憶の奥深くでこの光景を知っていた。

 

(この歌は、・・・・・・あの時の歌・・・・・そうだ!!あの時、天羽 奏が歌っていた歌だ!!まさかこれが絶唱?)

 

響は、翼の所に行くと。

 

「おい風鳴!!まさかこれが絶唱って言うのか!?あの時、天羽 奏が歌っていた歌と同じなのか!?」

 

響は、人間に戻りそう聞くと。

 

「・・・・そうだあれが絶唱。シンフォギアの決戦機能だ。普段は適合係数によってセーブされる装者への負荷、そのセーブを無視してシンフォギアの全ての力を解放する歌。その肉体への負荷はすさまじく敵だけでなく自分すらも全てを破壊し尽くす滅びの歌。そして2年前のライブの時、その歌で奏は亡くなった。」

 

翼がそう言うと響は、頭が真っ白になった。

 

(死ぬ?クリスが・・・・死ぬ?)

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal-」

 

響は、クリスの方を向くと。

 

「やめろクリス!!!それ以上歌うな!!!!それ以上歌ったらお前死ぬんだぞ!!!!!俺との決着は、どうするつもりだ!!!クリスー!!!!」

 

響は、そう言うが。

 

「Emustolronzen fine el zizzl-!!!」

 

クリスは、歌いきってしまった。そしてそれと同時にカ・ディンギルが荷電粒子を発射した。そしてクリスは、大きな銃を持ちそこからビームを撃ちカ・ディンギルの砲撃を止めた。

 

「拮抗しているだと?あんな小娘にそれほどの力があったのか?」

 

アナザーファイズがそう言うとクリスのビームが押し込まれた。

 

「クリスゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!」

 

そしてクリスは、カ・ディンギルの砲撃に飲み込まれた。

 

 

そしてそれから数秒後月の一部が破壊された。

 

「・・・・・どうやら軌道が外されたようだな」

 

アナザーファイズがそう言うと響は、泣いていた。

 

「クリステメェ・・・ふざけんじゃねぇぞ。俺との決着つけるんじゃねぇのかよ?お前のやったことは凄いことだったけどよ死んじまったら意味ねぇじゃねぇかよクリスー!!!!」

 

翼は、クリスが命を散らした所を見ていると。

 

「可哀想にな。あの小娘の死は、完璧な無駄死にアハハ。カ・ディンギルは、デュランダルで無限のエネルギーがあるから次弾などいつでもチャージできいつでも撃てる。あの小娘の死は完璧な無駄そしてお前達もすぐに命を散らすことになるだろうよハーハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!」

 

アナザーファイズは、大笑いすると翼と響は、アナザーファイズを睨みつけた。

 

「笑いやがったなテメェ」

 

「ハァ?」

 

「雪音が命をかけて作ったこの時間をこのチャンスを貴様は、笑ったな!?」

 

翼は、刀を構え響は、羽織っていたジャンパーを脱ぎ捨てるとウルフオルフェノクに変身した。そして響は、アナザーファイズに襲いかかろうとした瞬間だった。

 

『!!体が動かねぇ』

 

響は、驚くと響の前に翼が現れた。

 

「すまない立花。影縫いをさせてもらった。しばらく立花は、動けない」

 

『な!?なにしやがんだ風鳴!!?』

 

響は、そう言うと翼は、響を抱きしめた。

 

「立花。あなたは、切り札だ。あなたは、私達の中で最も強い。だからあなたは、少しでも体力を温存と回復をしてほしいその間は、私に任せてほしい。カ・ディンギルは、私が破壊する!!だからアナザーファイズは、託した」

 

翼は、そう言うとアナザーファイズに向かって走りだした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翼は、天ノ逆鱗を発動しその剣先をアナザーファイズに向けた。

 

「何度やっても無駄だ!!」

 

アナザーファイズは、鞭にエネルギーをチャージすると巨大な剣に鞭を叩きつけて破壊した。だが翼は、その剣を踏み台にした。

 

「なに!?剣を踏み台にした!?」

 

翼は、足についている刃を広げるとそこから青い炎を出した。

 

「なにをするつもりか知らんがさせるか!!」

 

アナザーファイズは、鞭で翼を叩きつけて痛めつけただが翼は落ちなかった。

 

(あの時のライブでたくさんの人々を奏は、守った。そしてそれは、立花のような悲劇も生んだ。だからこそ立花の苦しみに比べたらこの程度の痛み)

 

「効いてなるものかあアァァァァァァァァ!!!!!!!」

 

『炎鳥極翔斬』

 

翼は、不死鳥のように空を飛びカ・ディンギルに突撃したそして。

 

ドゴォォォォォン!!!!!!

 

翼は、カ・ディンギルを破壊した。

 

「あ、ああ。俺のカ・ディンギルが。俺とフィーネの愛の結晶がアァァァァァァァァ!!!!!!!あの小娘!!!よくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくもよくも俺とフィーネの愛の結晶を破壊したなああああああああ!!!!」

 

アナザーファイズは、鞭を地面に何度も叩きつけると。

 

「・・・・・・・・風鳴。あんたの覚悟よく分かったよ」

 

アナザーファイズは、響を睨みつけた。響は、影縫いが解除されていると言うことは、そう言うことなのだろう。響は、右手をスナップするようにふるとアナザーファイズを睨みつけた。

 

「さぁ最終決戦だアナザーファイズいや横山!!!後は、お前さえ倒してしまえば全てが終わる!!」

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