戦姫絶唱シンフォギア555   作:ナイトメア・ゼロ

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エピローグ

ルナアタックの事件から2週間が経った。私は、雨の中ある場所に向かっていた。シンフォギア奏者である翼さんとシンフォギアと融合したオルフェノクであるクリスは、今二課の人達に匿われている。アメリカの政府やスマートブレイン残党から守る為に。

 

私は、たまに翼さんとクリスに会いに行った。学校での生活や最近のことなどを話したりした。楽しいけど私にとって必要な人がそこにはいない。あの時月のかけらが落ちてきた時私は、響を守れなかった。響を1人で行かせてそして響は再び私の前から姿を消した。

 

弦十郎さんは、必死に響を捜索してくれたけど見つかったのは、響が月を破壊するときに乗っていた壊れたバイクしか見つからなかった。これを見た弦十郎さんは、響の捜索を打ち切って行方不明ということにした。私のために遠回しにしてくれたのは、とても嬉しかった。

 

私は、墓地に着くと墓石の前に立った。そこには、響がの名前が掘られた墓石。と花やお菓子などがお供えされていた。この下には、なにもない空っぽのお墓なのに。

 

「・・・・・・・・・・・響」

 

私は、座り込んで泣いてしまった。

 

「もう・・・・・会えないの?・・・・・・・」

 

私は、響が死んだなんて思ってない。響は、きっと生きている。だけど響は、姿を現さない。

 

「・・・・・私のことが・・・・・・嫌いになっちゃったの?・・・響」

 

私は、寂しかった。再会して仲直りしてまた一緒になれると思ったのに響は私の前に来てくれない。

 

「・・・・・・・・会いたいよ・・・・・・響」

 

私はそう言って泣いた。空っぽなお墓の前で私は、泣いた。すると。

 

「きゃあああああああ!!!!」

 

悲鳴が聞こえた。私は、立ち上がって急いでそこに行くとノイズが女性を襲おうとしていた。私は、急いで女性の手を掴んだ。

 

「逃げますよ!!」

 

私は、オルフェノクになることも考えたけど弦十郎さんにできるだけオルフェノクに変身するのは控えるように言われていた。私は、女性を引っ張って走って逃げた。すると。

 

「ハアアアアアアアア!!!!!」

 

『ドリャァァァァ!!!!!』

 

翼とさんとクリスが助けに来た。

 

「大丈夫か小日向!?」

 

『とっとと逃げやがれ!!』

 

私は、翼さん達にそう言われると私は、逃げた。けど女性は、もう体力の限界がきた。

 

「ごめんなさい。もう走れない」

 

女性がそう言うと私は、女性の頬をはたいて言った。

 

「簡単に諦めないでください!!生きたいなら本気で逃げてください!!」

 

私は、そう言うとその間に私の周りにノイズが集まっていた。女性は、絶望して気を失った。

 

「・・・・・私は、諦めない!!響と会うまで諦めない!!」

 

私は、そう言ってオルフェノクになり女性を持って空を飛んで逃げようとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Start up』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然全てのノイズの頭上にドリル状の何かが出現した。そしてこれは、なんなのか知っていた。そしてすぐに分かった。

 

「タァァァァァァァ!!!!!」

 

そして全てのノイズは、ファイズの高速の飛び蹴りでノイズは一瞬で殲滅された。そしてそのノイズがいた中心部に

 

『3』

 

彼女は、いた。

 

『2』

 

私が大好きな人が大切な人が

 

『1』

 

私の目の前にいた。

 

『Time out』

 

私の目の前にいる彼女は、ゆっくりとこっちを見た。昔と違ってそこには、優しそうな目はしていなく目を吊り上げて怖い目をしていて昔と比べて体も成長した大切な親友が目の前にいた。

 

『Deformation』

 

私は、思わず泣いてしまった。泣きながら名前を呼んだ。

 

「響!!」

 

と。

 

「・・・・・・悪いな未来」

 

私は、泣きながら響に抱きついた。響は、あの時みたいに拒絶せずに私を受け入れてくれた。

 

「・・・・・・・ツーリングに時間がかかった」

 

響は、そう言って私を抱きしめてくれた。

 

「・・・・・・もう離さない。許すまで離さない」

 

私は、そう言ってさらに強く抱きしめた。響は、それを受け入れるように私の頭を撫でてくれた。

 

「・・・・・・・ありがとう未来。俺を待っててくれてありがとう」

 

「響」

 

私は、多分雨と涙で顔がぐしゃぐしゃだったと思うけど私は、笑顔で言った。

 

「お帰りなさい」

 

と。

 

「・・・・・・ただいま」

 

響は、少し困った顔をしていたけど大人が浮かべるような笑みでそう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし神様がいるなら私の願いを叶えて欲しい。どうか響を私の近くにいるようにしてほしい。そして響に温かくて優しい世界でずっと暮らせるようにしてほしい。




これで終わりではありませんよ!!シンフォギアG行きますよ!!けどそこまでまだ見てないので少し待っててくださいお願いします!!

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