①リディアンの番長
「立花さん!!!」
響がリディアンに通い始めて1週間。未来は、隣の席を見てため息をついた。
「先生ー。響・・・・・立花さんは、またサボりだと思うので探しに行っていいですか?」
響は必ずと言っていいほど授業をサボっていた。休み時間や昼休憩には、未来達の前に姿を現わすが授業開始時間には、いつのまにか姿を消していたりした。
「またですか!!?ではお願いしますね小日向さん」
未来は、響を探しに行こうとした時。
「あのぅ」
1人の女子生徒が手を上げた。
「私も探しに行っていいでしょうか?」
と言った。
先生が了承した時私未来は、真っ先に響の残り香を探すと未来はその匂いを頼りに走っていった。そして響のいる場所は、リディアンの体育館の裏にいた。そしてそこで響は、短いスカートを履いているにもかかわらずヤンキー座りをしてタバコを吸っていた。
(あ、今響のパンツが見えた)
未来は、その瞬間を写真にした。すると。
「た、立花さん」
もう1人の響を探している女の子が響の前に現れた。
(え、なんで?なんで?なんであんな女が響の居場所を知ってるの?)
「あ?誰だテメェ?」
「あのその私は、栗川 優奈って言います。その立花さんにお礼が言いたくて」
「ハァ?」
未来は、盗み聞きをすると3日前に3人の男子高校生のヤンキーにナンパされていたところを響が見かけて3人のヤンキーの顔の形を変えるほどボコボコにして栗川を助けたらしい。
「お礼をずっと言いたかったけどその立花さんが怖くて今まで勇気が出せずに・・・・・」
「別に気にすんな」
響がそう言うと。
「あ?なんだよテメェもここにいたのか?」
そこにクリスが現れた。
「・・・・なんでテメェがここの場所知ってんだよ?」
「それは、こっちのセリフだ」
クリスは、そう言ってタバコを吸い始めた。するともう1人の女子生徒が現れた。どうやら2年生のようだ。
「雪音さん」
「ん?誰?」
「すいません雪音さん。私は、長田 結花と言います。その助けてくれてありがとうございます」
どうやらこの女の子も栗川のように助けてもらった人らしい。
盗み聞きしたところによると義理の両親と義理の妹・道子という生徒とその取り巻きから陰湿ないじめと虐待を受けていた。バスケットボール部員から自分の上履きをズタズタにされたり練習中にボールをぶつけてきたりバイトをして必死にためたお金を全部奪っていったりしていた。だけどクリスが編入してから状況が大きく変わった。体育の授業の時道子が結花にボールを当ててる時に偶然、結花からバウンドしたボールがクリスの後頭部に当たった。それにぶちキレたクリスは、そいつらを全員ボコボコにした後元凶である道子は顔の形が変わるほど殴られその結果整っていた道子の美人な顔は、腫れ上がり歯を5本折られ片目も失明しブサイクで化け物のような顔にされた。
最初は、担任もこれを問題視したが結花はクリスの行動に勇気をもらい担任に自分のやられたことを話しクリスを庇った。これにより道子は、担任にお叱りを受け2週間の停学と反省文200枚を言い渡され、取り巻きは1週間の停学と反省文100枚。そしてその加担者は、反省文50枚を言い渡された。クリスの行動も問題になったがイジメを救ったことにより不問となった。(実は二課も少しいじってたりする)
結花は、道子が期間的に居なくなったのが理由で今は、イジメられていた時よりかなり環境が楽になったらしく少ないが別のクラスから友達もできたらしい。
「本当にありがとうございます。雪音さん」
結花は、泣きながらそう言うとクリスは、少し顔を赤くするとどうでもよさそうにしてタバコを吸った。その後ハイライトオフになった未来が響を連れて行った。
しかしこれによりリディアンは、乱世の時代に入ろうとしていた。2年生では弱い者イジメから救ってくれた番長クリスお姉様派。1年生では、下心のある男から守ってくれた番長響お姉様派と言う派閥が生まれその結果。ひびクリ戦争が勃発したとかしてないとか。そしてこの戦争が行われていることを本人達は、全く知らずにいた。
因みに言うと2人がなぜこんなことをしたかと言うと2人は、家でトランプで勝負していたが決着が付かず徹夜してしまい決着がつかなかったイライラと眠気のイライラなどがベストマッチしそしてトドメに各状況が起きたためイライラが爆発してしまったのが理由だった。
②仏壇
「知らなかった・・・・。二課でシンフォギア装者やってると小遣いもらえるんだな」
「テメェは、シンフォギア奏者じゃなくてオルフェノクだろうが。まぁ俺もだけど・・・・・・っていうかこれもう小遣いってレベルじゃねぇだろ?」
なんだかんだ響とクリスは、同じ家に住んでおり喧嘩をよくしているがなんだかんだ長もちしていた。
「お前は、何に使うんだ?」
「さぁな。特に今は、買いたいものないし野宿生活ともお別れしてるから特に予定はないな」
「あっそ。ってかあいつは、一体何に使ってるんだろうな?」
「風鳴か?」
2人は、想像した。
『常在戦場』
「・・・・・・とか言って乗り捨て用のバイクを何台も買い集めてそうなイメージがあるな」
「・・・・・・否定できねぇ」
『常在戦場・・・・。常在戦場・・・・』
「いや、勝手な想像だけど」
「・・・・・こんな想像勝手にして殺されねぇよな?」
「・・・・・・・大丈夫だ。今あいつは、ここにいねぇし胸いじりしてねぇからたぶん大丈夫だ」
完璧にトラウマになったのか2人は、フルフルと震えていた。この時仕事中の翼は、くしゃみを一回し「この噂の感覚は、立花と雪音だな」と言い当てた。
「さて、あたしはどうしたものかな・・・・・・」
「好きに使えばいいんじゃね?」
「というわけであたしの買い物につきあってもらうからな!」
「ふっざけんな!!何で俺がテメェの買い物に付き合うんだよ!!!」
響は、文句を言いながら後ろにクリスを乗せてバイクに乗って走っていた。
「癪だけどお前のオートバジンの力も借りたいんだよ!」
「だったらオートバジンだけ連れていけばいいだろ!?」
「あたし免許持ってないしこいつの持ち主は、テメェだからもし何かあっても全部テメェの責任だからな!」
「ふっざけんなクソ女アァァァァァァァァ!!!!!!!」
そう言って着いた場所は。
「・・・・・・仏具店?」
「へへっ。1番かっこいい仏壇を買いに来たぜ!」
「・・・・・・・クリスお前実は意外と渋い趣味持ってんの?後1番かっこいいって何だよ?」
クリスは、仏壇を買うと道中は、バトルモードになったオートバジンが運び家の中には、響がウルフオルフェノクになって運んだ。
「悪いな、重い荷物運ばせて」
「素直に礼を言うクリスはキモいしこれはテメェのなんだから自分で運べや」
「よし今日の晩飯テメェのだけにカミソリ入れてやる」
響とクリスは、そう言うとクリスは仏壇を見た。
「あたしばっかり帰る家が出来ちゃ、パパとママに申し訳ねぇからな・・・・・・」
クリスは、そう言うと響なんとなく事情察した。
(・・・・・・・羨ましいなそういうのは)
響は、そう思うとソファに座りクッションをクリスの頭に投げた。
「あ?何すんだよ」
クリスは、そう言って響を睨み付けるとトランプを見せた。
「・・・・・・決着つけるか?」
響は、そう言うとクリスは、
「上等だ」
と言って挑発的な笑みを浮かべ響の前のソファに座りトランプを始めた。
余談だが第二次トランプ戦争の決着は、つかなかったようだ。