戦姫絶唱シンフォギア555   作:ナイトメア・ゼロ

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6話 決闘の約束

マリア達がアジトとしているある倉庫。倉庫内は地獄と化していた。そこには数々の死体が転がっている。

 

切歌と調がネフィリムの餌確保(調が任務を果たせるか心配だ)に行き輸送機を倉庫内に隠したまではよかったが思わぬアクシデントが起きた。それはアメリカ兵が突入してきたことである。

 

ナスターシャはマリアに迎撃に行くように命令したのだが優しいマリアは人を殺すのに抵抗があるため篠村がマリアの代わりに行った。

 

返り血を浴びた顔と服、血に染まる三叉槍。篠村は、ウェルに邪魔だから中で待ってろと言ってゲンコツをして大人しくさせている。

 

複数人のプロをまとめて串刺しにして抜くと振り回して複数人の首を刎ねた。オルフェノクの影響なのか人を殺したという罪悪感が篠村には無かった。

 

「 Shoot and shoot!!(撃て撃て!!)」

 

残った兵士がマシンガンを乱射してくる。篠村はそれをまともに受けるが篠村はオルフェノクであるため血は流れても死ぬことはなかった。

 

「This monster is!!(このモンスターが!!)」

 

残った残存兵はそう言ってマシンガンが弾切れになるとハンドガンに変えて応戦をした。

 

「・・・・・・・・・I am not a monster. I am a human!!(私はモンスターじゃない。私は人間だ!!)」

 

篠村はアメリカ兵の頭を蹴りそのまま次々とアメリカ兵を三叉槍で斬りつけ串刺しにした。そして1人が逃げ出すと篠村は三叉槍を投げて最後の兵も殺した。

 

 

「これで全員ですか?」

 

篠村がそう言うと。

 

「すごい音がしてたのここじゃない?」

 

「どうせ何かの工事だろ」

 

「早く練習に行かないと監督に怒られる・・・・うわーーーーーー!!!!」

 

「どうしたの?」

 

「ひ、ひ、人が死んでる!!」

 

「「ええーーー!!!」」

 

倉庫の外から声が聞こえた。身長を見てだいたい小学生くらいの子供だった。篠村はため息をつくとウッドオルフェノクに変身するとその姿で倉庫の外に出た。それを見た子供達は篠村の姿を見て恐怖した。

 

「・・・・・・!!」

 

子供達は、怖くて悲鳴を出せなかった。

 

『・・・・・君たちの命私に頂戴』

 

篠村は、そう言うと。

 

「「「うわーーーーーー!!!」」」

 

子供達は悲鳴をあげて乗っていた自転車を捨てて逃げていった。

 

『・・・・・・・・』

 

輸送機は透明になって飛行していた。篠村は濡れタオルで三叉槍を拭いて血を落としていた。しかし人を殺しすぎたせいか血の油がすごくなかなか落ちなかった。

 

「・・・・・買い換えたほうがいいですかねぇ」

 

篠村はそう言うと。

 

「先生」

 

マリアとセレナが部屋に入ってきた。

 

「どうしました2人共。あ、ちょっと待ってくださいね。まだ返り血や自分の血を落とせてないので部屋の外で待っててくれませんか?」

 

篠村は返り血を浴びた顔を笑顔にしてマリア達にそう言った。しかし2人はそれを無視して近づいてきた。

 

「?どうしたんですか?」

 

「先生・・・たとえ先生がオルフェノクであっても私達にとっては大切な家族よ」

 

マリアは、そう言って篠村に抱きついた。返り血の付いた服をまだ着ているのにマリアは嫌な顔一つしなかった。

 

「そうですよ先生!だから一人で抑え込まないでください!また植物とか動物とかの育てかたとかいろんなことを私達に教えてください!先生!」

 

セレナもそう言って篠村を抱きしめた。

 

「2人共やめてください」

 

「やめないわ。先生が泣くまでやめないわ」

 

「切歌さん達には言わないですから今は思いっきり泣いてもバチはあたりませんよ先生」

 

篠村はマリア達の言葉に甘えたくなった。2人を抱きしめて泣きたかった。だが篠村にそれは許されなかった。

 

「2人共外に出て行ってください。ドクターが来ます」

 

篠村がそう言うとウェルが入ってきた。

 

「いやはや素晴らしい戦いでしたよ大河先生。でもあそこは僕に任せて欲しかったですよ。このソロモンの杖で僕の英雄としての相応しい姿をお見せしたかったのに」

 

ウェルがそう言って篠村の部屋にある椅子に勝手に座った。マリアとセレナは篠村に言われた通りに出て行った。

 

「あの程度の敵にノイズを使う必要がありません。あの程度ならオルフェノクである私1人で十分です」

 

篠村がそう言うとウェルはくすりと笑うと篠村の机を勝手に開けその中からSMART BRAINと書かれたアタッシュケースを取り出しそれを机の上に置いた。

 

「大河先生。何故、デルタギアを使わないのですか?」

 

ウェルは、そう言ってアタッシュケースをポンポンと叩くと。

 

「・・・・・必要ないからですよ。元々仮面ライダーは、正義のヒーローとして存在する力。こんな悪人にデルタは必要ありません」

 

「何を今更。すでにあなたはデルタの力で何人も人間を灰にしたじゃありませんか」

 

ウェルがそう言うと篠村は、苦い顔をした。

 

「そんなにこれがいらないのなら私にくださいよ。このデルタを」

 

ウェルがそう言った時篠村は立ち上がりウェルの胸ぐらを掴んだ。

 

「ふざけないでください。デルタもファイズもカイザもおもちゃなんかじゃないんですよ!?人を1人簡単に殺せるこの力をあなたみたいなサイコパスに渡せるわけないでしょ!!」

 

篠村は、そう言うとウェルの胸ぐらを離した。

 

「それに仮に渡したとしてもデルタはあなたじゃ変身できません。ベルトの特徴をお忘れですか?」

 

篠村はそう言うとウェルの顔が狂気に染まった。

 

「僕が解析すればこのデルタを改造できるんですよ!!オルフェノクだけでなく人間でも安全に変身できる方法を見つけ出せばベルトも喜ぶはずです!!!ベルトも僕のような英雄を求めているんですよ!!!」

 

ウェルがそう言うと篠村は首を横に振った。

 

「クッ・・・・なら最後に聞かせてください大河先生。何故カイザギアはセレナに渡したのですか?あなたが言う仮面ライダーが正義のヒーローというなら僕たちみたいな悪の組織に在籍している彼女に渡すのは矛盾してるんじゃないですか?」

 

「・・・・・・・」

 

「だんまりですか」

 

ウェルがそう言うと部屋から出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場からある程度離れた調と切歌は、走って逃げていた。逃げている理由は、2つある。1つは、アジトがアメリカにバレたためすぐに移動するからある地点に集合しろと言う連絡が入ったためである。2つ目は、調が響への恐怖によるストレスで痙攣を起こし泡を吹き始めた為切歌は急いでここを離れるべきだと判断したからだ。すると。調達の前に響が現れた。どうやら先回りされたようだった。

 

「ひっ!」

 

調は、怯えて切歌の後ろに隠れると切歌は調を守るように前に出た。

 

「よぉ」

 

響はポキポキと指の関節を鳴らしながら近づくと「やめろ」と言ってクリスが現れ響にチョップした。そして調達の後ろから翼が追ってきた。

 

「で?何しに来たクソガキども?ザコテロリスト風情が俺の前に現れるなんていい度胸してるなぁ?」

 

響は調を睨みつけながらそう言うと調は切歌の服の中に入り始めた。

 

「何してるデスか調。おい!!この・・・・・えっとぉー・・・・・そのぉ・・・・・」

 

切歌は響に悪口を言おうとするが純粋な性格のこの子にはどれが悪口になるか分からなかったようだ。

 

「○○○○女」

 

クリスがさりげなくそう言うと切歌は顔を真っ赤にした。響は隣にいるクリスの胸ぐらを掴んだ。

 

「今なんつったゴラァ?」

 

「あ?あたしはこいつの言いたい事を代弁しただけだし別にあたしはテメェに言った覚えねぇぜ。あ、そっかぁ自覚あるんだそりゃぁ悪りぃことしたなぁ」

 

クリスは、バカにした笑みでそう言うと。

 

「アァ?テメェ遺書書くぐらいの時間はやるぞゴラァ?」

 

響がそう言うとクリスから笑みが消えて逆にクリスも響の胸ぐらを掴んだ。

 

「アァ?何あたしをザコ呼ばわりしたんだゴラァ?」

 

「俺は事実を言っただけだけど?まぁ怒るってるってことは自分でそれを認めてるってことかな?」

 

今度は、響がクリスをバカにした笑みを浮かべた。

 

「舐めてんのか?あたしはいいぞ?テメェの体に風穴開けまくって欲望の塊の男どもに○○○○○されて○○○○○○されて○○○○○されて○○○○○○○○○されるような体にしてもいいぜ。もしかしたら男どもは喜ぶかもしれねぇぞ?」

 

「テメェこそ舐めてんのか?俺だっていつでもやれるぞ?テメェの体を八つ裂きにして四肢もぎ取って○○○○。引きづり出して○○○○○をえぐり出して頭かち割って○○を出してそれを○○○○○○に売ってやってもいいんだぞ?テメェの夢がもしかしたら叶うかもなぁ?」

 

響とクリスが言い合っていると2人の前にいた調と切歌は2人の恐ろしい言い合いに顔を真っ青にして震えており特に調は、響のトラウマがプラスされているため顔色は真っ青を通り越して紫色になっていた。2人は怯えて互いを抱きしめあっており切歌は翼の方を震えながら見た。

 

「け・・・けけ・・・・・決闘デス!!わわ、私達が勝ってあ、あ、ああ、アメノハバキリはわ、わわ、私達がいただくからおぼえ$×:5÷・2→÷×〆÷+・々^:…8…+っ!!!!」

 

切歌は恐怖から最後あたりに言語を忘れてしまい調が宙に浮くぐらいの猛スピードで走って逃げ出した。

 

「・・・・・・・かわいいな」

 

翼がそう言って響とクリスの喧嘩を止めに入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある場所に切歌と調を回収するために待っていたマリア達は汗だくになり怯えた形相で走ってきた。調は襟首掴まれ切歌の異常なスピードのせいで宙に浮いていた。

 

「えっと・・・・・切歌さん達どうしたのですか?」

 

出迎えたナスターシャとマリアとウェルと篠村とセレナは首を傾げた。

 

「・・・・・マム・・・・・どうするデース!!デース!!デース!!!」

 

切歌は車椅子に乗っているナスターシャに抱きついてそう言った。

 

「ど、どうしたのよ切歌」

 

マリアは、切歌の震えている理由を聞こうとした時に調は切歌の背中をポカポカと叩き始めた。

 

「切ちゃんのバカ切ちゃんのバカ切ちゃんのバカ切ちゃんのバカ」

 

「本当に何があったの!?」

 

マリアはそうツッコムと。

 

「二人とも無事で何よりです。とりあえず落ち着きなさい。追ってが来る前に移動しましょう。話はその時に聞きます」

 

ナスターシャがそう言った瞬間だった。

 

ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ

 

突然、調と切歌が抱き合って震え始めた。切歌は目がグルグル渦巻きになって顔は真っ青になっており調に関しては瞳に光がなく半泣きで鼻水を垂らしそして顔は紫色になっていた。

 

「本当に何があったの2人共!!?」

 

マリアは思わず同じツッコミをした。

 

「・・・・・な、 ナスターシャ。これちょっとやばくありませんか?」

 

篠村はそう言うと流石のナスターシャも冷酷な人間を演じきれなかった。

 

「な、何かあったのですか切歌。調」

 

「・・・・・・き、切ちゃんのバカが・・・・・赤い閃光の魔王と白い恐竜王に」

 

「決闘の約束をしちゃったデス」

 

2人はさらにガクガクと震え始めると全員は首を傾げた。

 

「そんなに嫌なら無視してしまえばいいじゃないですか」

 

ウェルがそう言うと切歌は半泣きになりながら殴った。

 

「グホッ!!」

 

「お前はあの魔王と恐竜王の恐ろしさがわかってないから言えるデス!!」

 

そして続くように調がウェルの大事な息子を潰す勢いで蹴り上げた。

 

「ぱぱばっ!!!!!!」

 

これを見た篠村は思わず自分の息子を抑えた。

 

「あんなのを相手するぐらいなら世界中にある核ミサイルを素手で破壊しに行く方がマシ」

 

「「そこまで!?」」

 

篠村とマリアは同時にツッコンだ。するとウェルの尻が蹴り飛ばされた。

 

「はうっ!!」

 

蹴り飛ばしたのはなんとあの心優しいセレナだった。

 

「・・・・・・・・・・・・ども」

 

「こ、これってまさか?」

 

マリアは顔を青くしてガクガクと震え始めた。マリアと切歌と調は3人仲良く抱き合って震えた。

 

「あのクソ女ども。よくもウチの可愛くて大切な妹達を泣かせたな。そこまでやるならウチにも考えがあるわ。待ってなさいよあの○○○○女どもがぁ。ウチの我慢を超えさせたんだ。○○○○○して○○○○○した後に○○○○○して○○○○○して○○○○○○してやる』

 

セレナは目の光が消えると黒い笑みを浮かべると姿が変わった。そこには背中に背びれが付いており肌は鱗のようになった。そしてその姿はサメのような姿をしたオルフェノクだった。

 

「せ、セレナ。う、裏、裏が出てるわよ?」

 

3人は怯えていると篠村は ナスターシャを輸送機に贈った。それと同時に逃げた。ウェルは自分の尻を撫でて腰を叩きながら立ち上がった。

 

『切歌・・・調。あの○○○○女どもの決闘場所はどこ?ウチが○○○○○○して嬲り殺した後に食ってやる』

 

いつもはさん付けだったのに呼び捨てになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃ニ課の本部ではカオスな空間が司令室を支配していた。

 

「へへへ。あのクソガキどもこのあたしを無視するなんていい度胸してるじゃねぇか。どう痛めつけてやろうか?」

 

「○○○○をえぐり出して八つ裂きにして嬲り殺して食い殺してやる!!」

 

くりすと響は骨つきの漫画のような肉にかぶりつき引き千切って嬲り殺すようにクチャクチャと音をたてて食べていた。

 

「なんだか彼女達が可哀想になってきたな」

 

「面目ありません叔父様」

 

弦十郎と翼はそう話していると藤尭が腹を抑えていた。

 

「ちょっと大丈夫藤尭?」

 

あおいがそう言うと

 

「頼むから誰かこの席を代わってくれ」

 

藤尭はそう言って胃薬を瓶一本ガブ飲みした。

 

「ちょっ!?死ぬわよ藤尭!?」

 

響とクリスが座っている周辺には胃薬を常備したスタッフがいた。

 

 

 

 

 

余談だが各薬屋では本日胃薬は売り切れましたと言う看板がつけられておりその店長達はホクホクと喜んでいた。




えー。此度ウチのセレナが汚い言葉を使い大変申し訳ございませんでした。セレナファンの方は、これから先このようなセレナがほぼ毎回と言っていいほど出てきますので嫌だと言う方はこれから先読まないことをお勧めいたします。
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