「校長!!私は誓ってそんなことしていません!!」
とある中学校。そこでは篠村 大河が校長に反論していた。
「しかしね篠村先生。あなたにはアリバイがない。今この中で一番怪しいのは君なんだよ」
「確かに私はあの時風邪をひいてしまい学校を休みました。私は独身ですからアリバイを証明することはできません。ですが私はそんな教師の風上に置かないことは絶対にしません!!大切な教え子を○○○なんてしていません!!」
篠村は女生徒に○○○をした疑いをかけられていた。
「とにかく実際に君の女子生徒が1人学校にも来れず家に引きこもっているのは事実だ。教育委員会も君のことをかなり疑っている。その上ネット上にこんなのまで貼られているとなると・・・・・」
校長はそう言ってネットの掲示板を見せた。そこには女子生徒を○○○した動画みたいな感じで貼られておりその動画に映っていたのは確かに篠村だった。
「校長!!こんなの合成に決まっています!!私は「見苦しいですよ篠村先生」有田先生」
そこに現れたのは有田と呼ばれる男だった。
「もうここまできたら嘘も本当も関係ありません。実際に篠村先生がこのようなことをしたということが世間一般に漏れている。この時点で篠村先生は十分に犯罪者ですよ?」
有田は薄気味悪い笑みを浮かべてそう言った。有田は勝手に篠村のライバル教師を名乗っておりよく篠村の授業の妨害やパワハラに近い行動をしていた。それのおかげか篠村はすぐにこれの犯人が誰か分かった。
「有田先生。まさかあなたが・・・・・あなたが私をハメたのですか!!」
篠村は、有田の胸ぐらを掴んでそう言うと。
「なんの話でしょうか?校長。この男はもうクビにするべきではないでしょうか?」
有田はそう言うと校長は了承し篠村は教育委員会から教育免許を剥奪され教育の世界から追放された。そこから篠村は地獄だった。家に帰れば暴言の張り紙を貼られており部屋に入れば窓ガラスが割られていた。アパートだった為篠村は大家に修理を頼むが大家も加担しており篠村をアパートから追い出した。
テレビやネットでは篠村は最低の教師として名前が貼られており個人情報や家族構成など全てがネット上を通してマスコミやテレビの報道で広められていた。両親からも絶縁され貯めていた貯金も切り崩し篠村はホームレスとなってしまった。再就職しようとしてもどこも雇ってくれずバイトしようとしてもどこも雇ってくれなかった。因みに篠村が警察に捕まっていない理由は警察側も証拠不十分であったため執行猶予をつけられる程度ですんでいたがそれでも十分に社会的地位を無くしていた。
絶望した篠村はある場所で首吊り自殺をしその生涯を終えた。・・・・・・はずだった。
篠村はオルフェノクとして覚醒しスマートブレイン社に雇われた。この時篠村は雇われ条件として有田に復讐しろと言う条件を出してスマートブレイン社に入社したが成果を上げられずFISに左遷させられた。そして篠村はそこで出会った。マリア達に。
「先生。この公式はどうするんですか?」
「ん?あぁ。その公式はXをここに持ってくるんだよ。そしたら計算できるから」
「あぁ本当だ!」
「せんせい〜」
「ん?どうしたのですかセレナさん?」
「おにんぎょうさんが〜」
「あぁ破けちゃってるね。よし先生に任せろ!」
「わぁ〜ありがとうせんせい〜!」
「先生。これ何?」
「ん?これは・・・・・トリカブトじゃないですか!!危ないですから捨ててきなさい!!」
「ん分かった」
「あ、あと捨てたらすぐに治療室に行きますからね!調さん!」
「センセ〜この虫はなんデスか?」
「これはカブトムシって言うんですよ。日本の虫で一番強い虫なんですよ」
「1番!!そうなんデスか!?だったら私の相棒に欲しいデス!!」
篠村はマリア達と出会い有田への憎しみは消えていた。そしてよく笑うようになった。それから一年が経った頃。篠村は新聞で有田の犯罪が世間に公表されていた。女子生徒を○○○していたのは有田だった。それだけではなく自分に逆らう生徒は何人も自殺に追い込み校長や教育委員会には賄賂を渡して黙らせていた。有田は教育免許を剥奪され堀の向こうに入った。校長や教育委員会も責任をとって辞任しバタバタしているようだ。おそらくスマートブレインがやったのだろう。
これを見た篠村は、もうどうでもよく感じており今はマリア達に色々なことを教えていた。しかし篠村はあくまで研究者である為マリア達を実験動物として見なければならなかった。篠村はそれがとても苦痛に感じていた。
そして数ヶ月後スマートブレインは崩壊し逃げ出した篠村は、マリア達の下に逃げて一緒に暮らし色々なことを教えて成長を見守っていた。