雨の中人気のない道に2人の男女が歩いていた。1人はいい年をした女性でもう1人は金髪の20代のチャラ男だった。2人は1つの傘でイチャイチャしながら歩いていた。実際この2人は年の差がかなり離れた恋人同士だった。2人が歩いていると。
「・・・・・久しぶりだねお母さん」
2人は後ろを見るとそこには中学二年生くらいの女の子が雨の中傘もささずに女性に話しかけた。
「あら。誰かと思えば香織じゃないの。久しぶりね」
雨に濡れている女の子、香織と呼ばれた女の子は女性にそう言われた。そう香織は彼女の実の娘だった。
「恵理。このガキは誰だ?」
「前の旦那と一緒に産んだ娘よ。まぁ安心していいわ。こいつはとっくの昔に捨ててるからあっくんの障害にならないわ」
恵理という女はそう言うと香織の方を向いた。
「で、何の用?私は今あっくんとのデートで忙しいのよ?邪魔しないでくれるかしら?」
恵理は冷たい目で実の娘にそう言った。
「ふーん。やっぱりお母さんは本当に香織を捨てたんだ」
「当たり前でしょ?私の新しい人生にお前みたいな子供がいたら私の評価や社会的地位も全部落ちちゃうもの。お前みたいなガキは最初からいらなかったのよ」
恵理は恋人の前でそう言うと恋人もゲラゲラと笑っていた。
「ふーん・・・・・まぁいいけど。香織ももうお前なんか家族じゃないって思ってるし別に気にしてないよ。でもね香織には今からやらなきゃいけないことがあるの。実の娘の響お姉ちゃんを他の奴らと一緒になっていじめたお前を殺さなきゃならないの」
香織はそう言うと左手で指を鳴らした。するとゴポゴポと音を立ててオルフェノクへと姿を変えた。
「へっ?」
これを見た恵理は驚愕した。そして。
「い、いや!!ば、化け物!!!」
恵理は腰を抜かし尻餅をついた。チャラ男の男も目の前の光景にビビっていた。
「あ、あっくん!!た、助けて!!」
恵理は怯えて恋人にすがるが。
「うわああああああ!!!ば、化け物!!!お前こんな化け物の親なのか!!?付き合ってられるかどけクソババァ!!!!」
チャラ男はそう言って恵理を蹴り飛ばし悲鳴を上げて逃げ出した。
香織はゆっくりと近づくと右手を前に出した。
「ま、待って香織!!わ、私はあなたの実の母親よ。こ、殺したりしないわよね?私達家族じゃないの」
恵理は清々しいほどの掌返しに香織は呆れていた。そして香織は恵理の首を掴んだ。
「がっ!!や、やべて・・・・かおり」
恵理は恐怖で顔を引きつると。
『死ね』
香織はそう言って首根っこを引きちぎりそれと一緒にには背骨も引っこ抜いた。
『イヒ。イヒヒヒヒヒ』
香織は人間に戻ると両手についた血を舐めながら男を追った。するとご飯歩いたその先にはダルマにされた男が怯えた目で「助けて助けて」と言っていた。
「イヒヒヒヒヒ。何やってるのゼルちゃん」
香織は、笑いながらそう言ってダルマにされた男の目の前にいる女に近づいた。そこには立花 響そっくりの女性がいた。ゆういつ響との差があるのは髪がアルビノカラーで体も響と違ってムチムチしていた。
「あ、香織ちゃん」
女はそう言って香織の方を向いた。彼女はゼルゲット・フォン・ミレイナ。元スマートブレイン所属の研究者だった女性だ。ゼルゲットの顔はすごい返り血を浴びておりアルビノカラーの髪には少し赤色の部分が混じっていた。
「イヒヒ。その男、人形にするんじゃなかったの?」
香織は笑いながらそう言って近づくとゼルゲットは男の首を掴んで持ち上げた。
「うん。そのつもりだよ。だけどこの子は人形にされたくないって言って暴れたんだもの両手と両足切り落としても仕方ないよね❤️」
ゼルゲットはウィンクしてそう言うと。
「セ〜ンパイがた〜」
2人の後ろから突然緑色の髪に黄色の瞳をした女の子が現れた。
「あ、みっちゃん」
「水無月ちゃん。どうしたの?」
「キャロちゃんが戻って来いって言ってたっスよ」
水無月と呼ばれた女の子がそう言うと。
「ええ〜もう?」
「仕方ないか。もう少し人形集めしたかったのに」
ゼルゲットは男を持ち上げると地面に小さな瓶をなげつけるとその場から姿を消した。そして水無月と呼ばれた女の子と香織も同じようにすると2人ともその場から姿を消した。