戦姫絶唱シンフォギア555   作:ナイトメア・ゼロ

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11話 私と喧嘩しよ

「B1ポイントに反応あり!!これは」

 

「どうした藤尭!?」

 

「ガングニールです!!ガングニールの反応をキャッチしました!!」

 

それを聞いた弦十郎達は驚愕し急いでモニターに映像を流すとそこにはウルフオルフェノクとなった響が1人のホームレスを襲っている映像だった。

 

「な!?あの娘何してるの!?」

 

マリアはそう言うと。

 

「あいつなんで一般人襲ってんだよ!?」

 

クリスは信じられないとういう顔をしていたそしてその姿を見た未来はホームレスの方に目をやると未来はそのホームレスに見覚えがあった。そして未来は気づいた。

 

「あの人・・・・・」

 

「?知っているのか?」

 

翼が未来にそう聞いた。

 

「はい。あの人私の知ってる時からだいぶ変わってますけどたぶん響のお父さんだと思います」

 

それを聞いたマリア達は驚いていた。

 

「嘘でしょ?あの人が響のお父さん?というより何であの娘実の父親を襲ってるのよ!?」

 

マリアがそう言うとクリスはあの姿に見覚えがあった。そして未来にも。

 

「・・・・・・・・戻ってやがる」

 

「え?ど言うことですかクリスさん?」

 

「あたしと何度も殺しあったあの時の立花 響に戻ってやがる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ブベラッ!!」

 

立花 洸は、響に顔面を殴られ壁に叩きつけられた。口から血を吐き顔をおさえると鼻血も出ていた。しかし鼻血の量は異常だった。立花 洸響によって鼻の骨を折られたのだ。響はゆっくりと歩いて立花 洸に近づく。そして立花 洸は怯えて近くにある石や砂を投げつけた。

 

「来るな!!来るな!!あっち行け化け物!!!」

 

立花 洸はそう言ってなんとか追い払おうとするが今の響はウルフオルフェノクに変身しており立花 洸ごときの攻撃は効いていなかった。響は立花 洸の近くに来ると腹に蹴りを入れてそのまま踏みつけた。

 

「グアッ!!」

 

立花 洸は口から血と唾液を吐きそして恐怖でお漏らしをした。響は嬲り殺すように立花 洸の肋骨を軋ませていた。

 

『殺す』

 

響はそう言って右のメリケンサックを握り振り上げると。

 

『やめろ!!』

 

響は蹴りを入れらた。

 

『グッ!!』

 

響は突然のことで受け身もとれず後ろに転がった。響は立ち上がるとそこにはクリスと未来がいた。

 

「響!!」

 

響は未来の姿を見て驚愕した。

 

『な、なんで?』

 

響がそう言うと。

 

「うわァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!ば、化け物が2匹も!!!た、助けてくれ!!誰かたすけてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

立花 洸はそう言ってヨロヨロとふらつきながら逃げ出した。それを見た響はイラついた口調でクリスに言った。

 

『邪魔すんじゃねぇよクリス。あの男殺せねぇだろ?』

 

『悪いけどよぉ、テメェにあのおっさんを殺させるつもりはねぇ」

 

ティラノオルフェノクに変身したクリスがそう言ってボウガンの銃口を響に向けた。

 

「響!!響の事情は分かってる!!確かに響のお父さんを殺したい気持ちはすごく分かる!!でもお父さんを殺しちゃダメ!!そんなことしたら響のお父さんや香織ちゃんと同じになっちゃうよ!!」

 

未来がそう言うと。

 

『もう遅いんだよ!!』

 

と、響は声を張り上げた。

 

『もう、何もかもが遅いんだよ・・・・・・・俺は』

 

響はそう言うとクリスと未来の方に歩き出しそして。

 

『うおああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』

 

クリスと未来に殴りかかった。

 

『危ねぇ!!』

 

クリスは未来を抱きしめて横に飛んで避けた。そしてその場にいる響の拳は地面に埋まっていた。明らかに殺す気で振るった拳だった。

 

「響!?」

 

『このバカ女が!!!』

 

クリスはそう言ってボウガンを構え走り出した。

 

『テメェの女をテメェが泣かそうとしてんじゃねぇよ!!』

 

クリスはそう言うとエネルギーの矢を放った。響はメリケンサックのような拳をクリスのエネルギーの矢を全てはじいた。クリスは怯まず大きくジャンプすると一本の大きなエネルギーの矢を放った。

 

『タァァァァァァ!!!!!!!!』

 

響はエネルギーの矢を思いっきり殴るとその矢は分解し拡散し響に襲いかかった。

 

ズガガガガァァァァン!!!!

 

『グアッ!!』

 

響は地面を転がると立ち上がりクリスを見た。クリスはボウガンからガトリングガンに帰るとそこから弾幕を張った。響は走り回って回避しながら突っ込んでくるがそれでもクリスの弾幕が激しく何発か当たり響を後ろによろめかさせた。

 

『?』

 

この時戦っているクリスにはある違和感があった。クリスの攻撃が響に当たりすぎているのだ。確かに響はクリスと喧嘩をするときも攻撃が多少命中するがそれでも後ろによろめかすほど当たったことはなかったからだ。それを感じたクリスは歯ぎしりをしそして。

 

『なめんじゃねぇぞゴラァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!』

 

クリスがブチギレた。クリスは腰から大量のミサイルを撃った。響はそれを避けようともせずイノシシのように突っ込むとミサイルが命中し大きな爆発が起きた。

 

「響!!」

 

未来は響を呼ぶと響は地面を転がっていた。響はフラフラしながら立ち上がった。

 

『どう言うつもりだ!!?』

 

クリスは響を睨みつけながらそう言った。

 

『テメェならあの程度の攻撃なんざ簡単に避けんのに自分から当たりに行きやがって・・・・舐めんのも大概にしろやァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!』

 

クリスは、ガトリングガンを構え火炎弾を放った。

 

ズトドドドドォォォォォォォォォォォン!!!!!!

 

響のいた場所に大きな爆発が起き砂煙が巻き起こった。クリスは息を切らし肩で息をしていた。砂煙が晴れるとそこに響はいなかった。

 

『・・・・・・チッ』

 

クリスは舌打ちをしてティラノオルフェノクから人間に戻るとこっそりと持っていたタバコを取り出しそれをくわえライターを取り出し火をつけた。

 

クリスはゆっくりと煙を吸い吐くと響のいた場所を睨みつけた。近くに未来がいない為おそらく未来が勝手に響を連れ出したのだろう。クリスはそう思いながらタバコを吸いそして響のことについて本部に報告を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェニックスオルフェノクに変身し響を近くの森に連れてきた未来は響をゆっくりと木にもたれるように座らせた。

 

「大丈夫響?」

 

未来は人間に戻ると響を心配して触れようとした。しかし。

 

パシン

 

響はそれを拒絶した。

 

「どうしたの響?」

 

未来は払われた手を抑えながらそう聞くと。

 

「・・・・・・・・・するな」

 

「え?」

 

「よけいなことをするな未来!!!」

 

響は未来にそう言った。

 

「よ、よけいなこと?」

 

「そうだ!!邪魔すんじゃねぇよ未来!!!」

 

響は未来にそう怒鳴ると。

 

「わ、私は響を助けたくて「それがよけいだっつってんだよ!!!」!」

 

未来は響にそう言われると流石の未来も少しムッとした顔になった。

 

「な、何よ!!私の前から居なくなってずっと心配してたのに何よその言い方!!」

 

「テメェが勝手に心配しただけだろうが!!それに俺とお前はとうに別れてんだから心配される筋合いはねぇ!!」

 

「!!」

 

響がそう言った時だった。

 

バチン!!

 

未来が響の左頬をビンタした。

 

「・・・・何しやがる!!」

 

バチン!!

 

響はそう言って未来の左頬をビンタした。

 

「このバカ響!!」

 

バチン!!

 

未来はそう言って響は左頬をビンタしそして押し倒した。

 

「私と響が別れたとしても私はずっと響のことが心配だった!!あの時から響の様子がおかしくて響が私から離れていくのを感じてた!!」

 

未来はそう言って響の右頬をビンタしようとしたがそれよりも先に未来の右頬をビンタして地面に倒すと今度は響が未来を押し倒した。

 

「あの時も言っただろ!!もう俺は俺じゃない!!だから俺は未来の近くにいられない!!」

 

響はそう言って未来の右頬をビンタした。そしてさらに未来の左頬をビンタしようとするが未来が響の右頬をビンタし今度は未来が響を押し倒した。

 

「何言ってるのよ響!!言ってることが分からないよ!!何で響じゃなくなるのよ!!」

 

未来はそう言ってもう一度響の右頬をビンタしようとした。だが未来の左手を掴まれ響は未来の髪を掴むと引っ張って地面に倒すと響は未来の髪を掴んだまま押し倒した。

 

「俺はオルフェノクのオリジナルタイプだ!!負の感情や力を溜めやすくて強力な超特殊能力を持てるように進化するらしいけどその反面で暴走を起こしやすいんだよ!!そしてその暴走は一つのものに執着する!俺は今自分でも分かるくらいに復讐に執着してんだよ!!」

 

響は未来にそう言った。

 

「俺は未来を巻き込みたくねぇんだよ!!俺だけじゃねぇ!!風鳴もおやっさんもマリア達もクリスもセレナも巻き込みたくねぇんだよ!!」

 

響はそう言うと立ち上がり未来に背を向けた。

 

「・・・・・もう俺に関わるな未来。今は平気でも俺はいつ人間の心を忘れるか分からないから」

 

響は未来の前から立ち去ろうとしたその時だった。

 

「み〜つけた。響お姉ちゃ〜ん」

 

という声が聞こえた。響と未来は聞こえた方向を見るとそこにはデルタギアを装着した香織がいた。

 

「香織・・・・・・そのベルトはどうした?」

 

「イヒヒヒ。銀髪のお姉ちゃんから貰ったの。似合ってるでしょ?」

 

香織がクルッと一回転してそう言うと。

 

「似合ってねぇよクソガキが。似合ってんのは未来とクリスだけだ」

 

響はそう言うと。

 

『Balwisyall nescell gungnir tron』

 

響は聖歌を歌いウルフオルフェノクへと変身した。響は右手をスナップするように降った。香織は不機嫌そうな顔でデルタフォンを持った。

 

「変身」

 

『Stading by』

 

『Complete』

 

香織はデルタに変身した。香織はゆっくりと歩き出しそして走り出した。香織は響の顔に殴りかかるが響はそれを避けてカウンターをいれるように香織の横っ面を殴った。

 

ドゴッ!!

 

「ウッ!」

 

香織が殴られると前回りをして受け身をとって立ち上がり響を見た。響は追撃するように香織に襲いかかった。香織は響のパンチを避けるとそのまま首を掴んでそのまま押し始めた。

 

『ぐあっ!この離せ!!』

 

響がそう言うが香織は無視して響を木に叩きつけた。

 

ドガァッ!!

 

『ああっ!!』

 

響は地面に倒れた。木はメキメキと音をたてて折れた。香織は響を踏みつけた。

 

『グアッ!!』

 

「イヒ、イヒヒヒ可愛いよ響お姉ちゃん」

 

香織は踏みつけながらそう言うと。

 

『響を離せ!!』

 

フェニックスオルフェノクになった未来が香織に蹴りを入れた。

 

「グアッ!!」

 

香織は地面を転がり起き上がると未来は構えた。

 

「邪魔しないでよ未来お姉ちゃん。響お姉ちゃんと遊べないじゃん」

 

香織がそう言ってデルタムーバーを取り出した。

 

『何が遊べないよ!!?香織ちゃんが響に何かしたんでしょ!?ぜったいに許さない!!』

 

未来はそう言って走り出した。

 

「ファイア」

 

『Burst mode』

 

「邪魔するんだったら容赦しないよ?響お姉ちゃんを裏切ったクズが」

 

香織はそう言ってエネルギー弾を撃った。未来はそれを見て両手を翼に変えると空を飛んだ。空で自由自在に動く未来に香織は狙いを定められずエネルギー弾を当たらなかった。それを見た響はチャンスと思った。

 

『うおああああああああっ!!!!!』

 

響はそう言って香織にタックルをした。

 

「うわっ!!」

 

香織は地面に倒れ響が香織を押し倒すと響はデルタギアを外そうとした。

 

「なっ!!ちょっ触んないでよ響お姉ちゃん!!」

 

焦った香織はそう言って響に蹴りを入れた。

 

『うあっ!!』

 

響は蹴り飛ばされて地面を転がった。

 

『響!!』

 

未来は響に呼びかけた。響は起き上がると響の右手にはデルタギアがあった。

 

『響!』

 

「なっ!!?」

 

それを見た香織は焦って見るとそこにデルタギアが無かった。デルタギアが無くなったことにより香織はデルタから強制解除された。

 

「お、オマエェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!」

 

それを見た香織は怒り狂いドラゴンオルフェノクに変わった。

 

『未来!!』

 

響は空を飛んでいる未来にできるだけ高くデルタギアを投げた。それを見た未来はデルタギアをキャッチしようとした。それと同時に香織は自身の鎧を破壊し高速移動してデルタギアを取り戻そうとしてジャンプした。

 

しかしそれをキャッチすることはできなかった。未来はデルタギアをキャッチし空中で装着した。地面に転がって着地するとデルタフォンを抜いた。

 

「変身!!」

 

『Stading by』

 

『Complete』

 

未来はデルタフォンを抜いて再びセットすると仮面ライダーデルタに変身した。未来はデルタムーバーを取り出した。

 

「Fire」

 

『Burst mode』

 

未来はデルタムーバーを香織に向け撃った。

 

ズガァン!!ズガァン!!ズガァン!!

 

香織はガードしながら未来に突進するが横から響が香織を掴んで投げ飛ばした。

 

『オマエェェェェェェェェェェ!!!!』

 

香織は響に襲いかかるが響が少し体を晒すとそこからエネルギー弾が香織に飛んできた。

 

ズガァン!!ズガァン!!

 

『うあっ!!』

 

突然の攻撃に香織は怯むとそれと同時に響が後ろ蹴りをした。

 

『グアッ!!』

 

香織は地面に倒れると響に無理矢理起こされるとそのまま腹に回し蹴りをされさらにヘッドバットをされた。香織は頭を抑えて後ろに下がるとそこからさらにエネルギー弾が飛ぶ。

 

ズガァン!!ズガァン!!ズガァン!!ズガァン!!

 

『ウアアアアアアアッ!!!!!』

 

香織は地面を転がり響と未来を睨んだ。

 

この時響と未来は背中合わせで響は構え未来はデルタムーバーを向けていた。

 

「クリスのデルタ。返してもらったから」

 

未来がそう言うと

 

『どうするまだやるか?俺たちはどっちでもいいぜ?』

 

と、響が言った。

 

『くっ、クソッ!!』

 

香織は地面に小瓶を叩きつけるように割るとその場から撤退した。未来はデルタから変身を解除すると響の方を向いた。

 

「・・・・・・響」

 

響も人間に戻るがすぐに立ち去ろうとした。だが未来は響の右手を両手で握った。

 

「離せよ未来」

 

響がそう言うと未来は決意した目で言った。

 

「響!!私と喧嘩しよ!!」

 

「・・・・・・・ハァ?」

 

未来は突然そう言って響は目が点になった。

 

「響が勝ったら好きにしていいよ。でも私が勝ったら私と結婚して!!!」

 

「・・・・・・・ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!???」

 

響は訳が分からず大声で叫んだのだった。

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