セレナと響はカルマノイズと呼ばれるノイズの触手攻撃を掻い潜って懐に入ろうとしていた。響とセレナに当たりそうな攻撃はクリスの援護射撃により防いでいた。
「タァァァァァァ!!」
「ハァァァ!!」
響はカルマノイズに大振りのパンチをしセレナはカイザブレイガンで斬りつけた。カルマノイズの胴体を斬り裂き風穴を開ける威力のパンチをくらったカルマノイズは後ろに下がった。それを見たセレナと響は同時に蹴りを入れた。カルマノイズが壁に叩きつけられると響はファイズフォンを取り出した。そしてそれに続くようにセレナもカイザブレイガンからミッションメモリーを外すとカイザブレイガンの後ろ部分を引っ張った後カイザフォンを取り出した。そしてクリスも2人の近くに行くとデルタムーバーを自分の口元に持っていった。
『106 enter』
『106 enter』
「Fire」
『Burst mode』
『Burst mode』
『Burst mode』
『Burst mode』
セレナは二丁拳銃のように銃口を向け響はカイザフォンを片手で持ち銃口を向けクリスは両手で狙いを定めるように銃口を向けた。
そしてそれを見た謎の3人組は響達を見て驚愕した。
「嘘だろ!?この世界のバカは武器持ってるのか!?」
「というかあれアームドギアじゃないわよね!?あれ思いっきり携帯電話だったわよね!?なんで銃みたいになってるのよ!?」
2人はそうつっこんだ。
響達はエネルギー弾を撃ちカルマノイズを蜂の巣にした。カルマノイズが消滅すると響達はそれぞれ直して謎の3人組の方を見た。だが。
「油断するな!!」
「「「ハァ?」」」
クリスそっくりな女の子がそう言うと響そっくりな女の子が響達の間を通り
「ドリャアアアアァァァ!!!!」
何かを蹴り飛ばした。響達は後ろを見るとそこにはそこにはさっき倒したはずなカルマノイズがいた。
「なっ!?」
「さっき倒したはずなのに!?」
「どうなってやがる!!」
響達は驚愕していると。
「セレナ気をつけて。あのノイズは再生能力があるの。威力の低い攻撃じゃぁ倒せないわ」
マリアそっくりな女の子がそう言うと。
「アァ?」
セレナがマリアを睨みつけた。
「な、なによセレナ?」
マリアそっくりな女の子が少しビビるとクリスと響は息を吐き出すように笑った。
「テメェウチの攻撃が弱いって言いてぇのか?」
セレナがマリアを睨みつけながらそう言うと。
「そう言う訳じゃないわよ!!というか何今の威圧感!?この子すっごく怖いんだけど!!」
マリアそっくりな女の子がそうつっこむと。
「そこ!!話してないで手伝え!!」
クリスそっくりな女の子がガトリングガンを撃ちながらそう言った。響そっくりな女の子は無駄のない動きでカルマノイズを翻弄していた。それを見た響達はファイズポインターカイザポインターを取り出した。
『『『Ready』』』
「テメェら!!死にたくねぇならどいてろ!!」
響がそう言ったことに驚愕し2人はどくと
『Exceed charge』
『Exceed charge』
「Check」
『Exceed charge』
響達はカルマノイズに向けてポインターを発射した。
「なんだあれ!?」
「何か撃ったよクリスちゃん!!」
謎の3人組は驚愕していると響達はヤンキーのように腰を低くすると走り出し大きくジャンプして響は右足をクリスは左足をセレナは両足を突き出した。
「タアアアアアァァァァ!!!!」
「ディヤアアアアアアァァァ!!!!」
「ドリャアアアアァァァァ!!!!」
響達の連携技トリプルライダーキックが決まろうとしたその時だった。突然カルマノイズがその場から姿を消した。
「「「なっ!!!???」」」
これに響達は驚愕した。トリプルライダーキックが空を切ると3人は周りを見た。だがどこにもいなかった。謎の3人組はシンフォギアを解除すると響達も変身を解除した。そして響が響そっくりな女の子に向かうと胸ぐらを掴んだ。
「ち、ちょっと!!」
「何すんだよオイ!!」
「おい!この際テメェが何者なのかそんなのはもうどうでもいい。だけどテメェらはあの黒いノイズを知ってた。答えろ!!あれはなんだ!!あんなノイズ俺たちは初めて見た!!なんで知ってるんだ!?答えろ!!」
響がそう言うと響そっくりな女の子が焦っていると。
「やめろバカ女」
ゴンッ!!
クリスが響にゲンコツをした。
「だっ。何しやがるクソ女」
響はクリスを睨みつけると。
「おっさんがその3人を連れて来いってよ」
「おやっさんが?」
「ああ。あいつらが何者なのかあの黒いノイズがなんなのか聞きたいからってよ」
クリスがそう言うと響は渋々であるが了承しその洞窟を後にした。
因みにそこにあった完全聖遺物『ギャラルホルン』は、回収され研究施設に送られた。
「ようこそS.O.N.Gへ!俺がここの司令の風鳴 弦十郎だ!」
響達は例の歓迎会が行われている本部に戻ると響とクリスとセレナは早速かと思っていた。ついでにここには翼とマリア、切歌と調もいた。
「はい!知ってます師匠!」
「ハァ?師匠?何言ってんだこいつ?」
響がそうつっこむと。
「む?師匠とは俺のことか?しかし響くんそっくりな女の子を弟子に取った覚えは・・・・」
「はい!こっちの世界で武術を教えてもらいました!」
「バ、バカ!!そんないきなり言うな!!」
「こっちの世界?どう言うことだ?」
響そっくりな女の子の言ったことに翼は首を傾げた。そしてマリアそっくりな女の子が弦十郎達に説明した。自分たちはギャラルホルンと呼ばれる聖遺物の力で来た別世界の住人であること黒いノイズのことそして自分達の起きた事件などを全て話した。
「なるほど、君たちはそのギャラホルンという聖遺物の力でこの世界へとやってきたってわけか。話を聞く限り俺たちの世界と似ていると思ったがスマートブレインやオルフェノクの名前も出てきてない以上それなりに違いはあるようだな」
「スマートブレイン?オルフェノク?なんだよそれ?」
「いやこっちの話だ気にしないでくれ」
弦十郎がそう言うと並行世界の響と響を見た。
「しかし・・・・・・・・こんなにも違うものなんだなそちらの世界とこちらの世界の響君は。それにそちらの世界の俺と響君とは気が合いそうだ!」
弦十郎がそう言うとチッと舌打ちをした。
「ちなみにどんな鍛練を?」
こちらの世界のマリアがそう聞くと。
「「飯食って映画見て寝る!」」
「前から思ってるけど」
「人間かどうか疑わしいデス」
調と切歌がそう言った。
「この世界のバカはなんか雰囲気といい別人だな」
「バカって響の姉御のことデスか?・・・・えっと・・・・・クリスの姉御?」
「なんだよ姉御って?」
並行世界のクリスがそうつっこむと調が聞いた。
「そちらの響先輩はどうなんですか?」
「ああ・・・こっちのバカは、お人好しの馬バカとしか言えねぇんだよ。まあ、そのお人好しに救われたやつが多いのも確かだがな。こっちのはどうなんだ?」
並行世界のクリスが何気無く聞いた時だった。
ガタガタガタガタッ!!
突然調が無言になり震え始めた。
「おいどうした!?」
「し、調べのトラウマスイッチがオンになっちゃったデス」
切歌はそう言いながらも自分も震えていた。
「過去に何があったんだよ!?」
並行世界のクリスがつっこむと。
「怒らせると殺されかけるデス。というより殺されるデス。私達がFIS時代に何回か殺されかけたデス」
切歌と調は顔を青くして抱き合った。
「マジかよそれ!?」
「因みにわたしはクリスの姉御にも殺されかけたデス」
切歌がそう言うと
「余計なこと言うなこのバカ」
「デェェェェェェェェス!!ごめんなさいデス!!」
切歌はクリスに頭をグリグリされた。
「なるほど、自身は炭化せず人だけを炭化させる黒いノイズ、カルマノイズか・・・・・それに生半可な攻撃は通用しないと」
弦十郎達は改めて黒いノイズカルマノイズの説明を受け手を顎に置いた。
「ええ、そちらの話を聞く限りあの時初めて確認されたようですね。ギャラルホルンの感知した異変にはほぼこいつが関わっています」
並行世界のマリアがそう言った。どうやらギャラルホルンが異変を感知し、それの解決の為にやって来たようだ。隣には響とクリスとセレナは珍しく真剣に話を聞いていた。
「珍しいわねセレナ。あなたがちゃんと話を聞くなんて」
「別世界でも私にとって大切なマリア姉さんだからちゃんと話は聞くよ。それにあのノイズには借りができたしね」
セレナがそう言うと。
「なるほど、よし分かった!俺たちS.O.N.Gは平行世界から来た君たち三人を受け入れよう!カルマノイズとやらが原因かは分からんがこういう事態に君たちが慣れているのは分かった。その異変とやらの解決に協力してくれるか?」
「「「はい!」」」
話がまとまったようだ。
「だが、問題は呼び方だな。同じ人間がいるとなるといつもの呼び方ではどちらかわからんな。」
「でしたら風鳴司令。私達のことは名字で呼んではいかがでしょう?いくら同一人物とはいえ、余所者はこちらですから」
「ふむ、そうだな。ではすまないがそうさせてもらう」
弦十郎がそう言うと。
「おっさんこいつらが協力するならそれでもいいけどよぉこいつら本当に使えんのか?正直足手纏いならいらねぇぞ?」
と、クリスが言った。
「安心しろよあたし達は足手纏いになる程ヤワじゃねぇ」
「そうだよ!!私とクリスちゃんとマリアさんがいれば絶対に足手纏いにならないよ!!」
並行世界の響が並行世界のクリスにそう言って抱きついた。その瞬間弦十郎達は「えっ」と目を見開いた。
「え?何どうしたんですか?」
今の光景を見た響とクリスは鳥肌を立てた。
「ウプッ」
クリスは突然その場から去り響は並行世界の響に腕を掴み自分のところに引き寄せた。
「おい並行世界の俺!!」
「ど、どうしたの?」
「頼む。俺の顔で今のはやめてくれ!!鳥肌とか色々たつから!!あのクソ女も信じられない光景見て吐きに行ったし!!」
「えっ!?ええっ!?なんでぇ!!?」
並行世界の響は特に悪いことをしていないのに理不尽に怒られ混乱した。
並行世界の響達は緒川に部屋へと案内されそこでくつろいでいた。
「この世界の私は何があったのかな?なんだかグレてる私がいる世界の私よりグレてるような気がするよ」
軽く予定を話し合った後並行世界の響はそう言った。
「確かにな」
「私もグレたあなたを見たことあるけどこの世界のあなたはもっとグレてるわね」
並行世界のクリスとマリアはとある事件で別世界のグレた響を目撃しているため素直にそう思った。そして話を聞いていた並行世界の響もそう感じていた。
「でもすごいよね。この世界の私とクリスちゃんとセレナちゃんは。本当は3人とも仲が悪いのにあんな連携をしてカルマノイズを追い詰めていたし」
「それはあたしも思った。あんなに仲悪りぃのに連携しているなんて」
並行世界のクリスはそう言うとマリアは少し嬉しそうな顔をしていた。
「どうしたんですか?マリアさん」
「いやこの世界の私はセレナと一緒に生きてるんだなぁって思って。それが並行世界であっても嬉しく感じて」
マリアがそう言うと
「そう言えばこの世界のバカ達のギアってなんなんだろうな。あれはシンフォギアによく似てるけど明らかにシンフォギアじゃないぞ?」
並行世界のクリスがそう言った。
「見た目は限りなくガングニール、アガートラーム、イチイバル。だけどアームドギアらしいものは見当たらなかったしそれにあの携帯電話とベルトで変身してるようにも見えたわ」
マリアはそれにとさらに付け加えた。
「風鳴司令の言っていたスマートブレインとオルフェノクっていうのも気になるわね」
「私たちの世界で言うとパヴァリア光明結社みたいな感じかな?」
並行世界の響がそう言うと。
「気になるところは明日風鳴司令に聞いてみましょう。今日はもう遅い明日に備えて休みましょう」
「そうだな」
「おやすみなさーい」
そう言って並行世界の響達はベットに入り眠りについた。