ケイン「ばーちゃんが言ってたぜ?女を泣かせる奴は最低だっ、てな!」(旧Ver) 作:Fry-Hopper
カテゴリ 【ロストユニバース】 【艦隊これくしょん】 【艦これ】
作品要素 【コメディ】 【シリアス】 【ミステリー】 【SF】 【ロボット・AI】
警告タグ 【ネタバレ】 【クロスオーバー】 【グロテスク描写】
対象年齢 【R-15】(戦争物の為)
ノシ´・ω・`)つ 新しい方にお引越ししました。
―ご注意―
①本作は、TV版ロストユニバース最終話とエンディング後に挿入されているムービーの間の補完話です。王道かつ泥臭いハッピーエンドを目指しています。ロストユニバースを事前に知っている必要はない仕様です。
②本作の主人公はロストユニバースの主人公であるケインブルーリバーであり、放送内容とコミック、小説版準拠の為オリ主のタグは付けません。
③艦隊これくしょん要素はオリジナル艦娘であり、通常兵器や陸海軍と共同戦線の可能性もあります。戦いだすとカッコよくなる仕様です。メイン娘以外は艦種名前等があまり描写されません。戦争物であるためR-15と設定しています。
④作者としてはこの話が一番好きですが、純SFで宇宙戦闘抜いたのってあんま需要無いです。本作は昭和のシリアスパロディSFものです。色々ネタが仕込まれてます。ボトムズ的な話も出てきます。ある意味ではスタートレックにしか見えません。
⑤R-18のほうのあいつらとちょっとキャラ似てるのいても、こっちのが先にできているからでございますです。あっちのバラストちゃんはこの大淀さんベースです。こっちも可愛がってあげてください。
⑥コメントは削除しません。名前入れない人は逆に消せなくなるリスクあります。注意。[[感想を投稿する際のガイドライン]]は作者として全面許容しています。自分のとこでは通報もしません。全意見を尊重します(警察来ないレベルなら。)あと、作者はBad押しません。念のため。
※コメントは一部完結まで、返さない仕様ですの。。。
タイトル回収までが第一部扱いです。。。
時々直しながらこっそり投下します。。。
※こっちにエロはないよ?あれのアンケで、軍事伸びなかったから、こっちで書くですの。。。エッチなの読みたい人はそっちいってね?
――全銀河に悪夢を
――宇宙には静寂こそ相応しい
【【10の惑星を周回させ太陽系モデルの天体が並ぶ、自治区。人類が入植をしてからすでに、数百年が経過している。この星系に限り、目まぐるしく宇宙船が往来することはない。】】
突如空間が紅色に歪む。複数の傘雲のように宇宙を飾る。白い雲と青い海が作る鮮やかな惑星のそばに。やがてそれは紫の渦に変わり、爆発と共に渦の中心から一隻の白い宇宙船が吐き出された。
「アビオニクスは?!」手早く操縦席横のバーを引き船の側面から蒸気のような霧を噴き出し回転を抑える。彼の表情に焦りが浮かぶ。「エンジンリバース」船内は照明が落ち、異常なほどレッドランプが鳴り響いている。視界が赤く、黒く、交互に変わる。
後部エンジンにカバーが付き、逆噴射。プラズマ・ニュートリノ・エンジンが生む青白い光が進路方向に力強く数本の尾を引く。船内が激しく軋む。三人分の操縦席があるこじんまりとしたスペースに彼一人が座る。逆噴射による反動で彼を肩から支えるベルトに体が食い込んだ。
オレンジの髪で二十前後の若い男性。
昔のガンマンのような服装で
黒いマントを羽織っている。
「キャナル!」目まぐるしく、操縦席周辺の操作を行う。キーボードのような装置に指を滑らせた。船体の制御に努めるが船内に衝撃が次々と起こる。喧しく騒ぎ立てるレッドランプは最初の倍くらいに増えただろうか。
「状況検索、超高速モード」彼の操縦席の後ろに立つ女性。
背が高く、透き通る緑色で腰まで伸びるロングヘア―にファンタジー風のメイド服。彼女の名はヴォルフィード。本船の管理コンピューターだ。正式名称はFCS-Canal-Vorfeedこのプログラムから派生したケインと共に生きてきた少女型のキャナルは先の戦闘により“永久の眠り”についてしまった。
彼女の遺志を引き継ぐ形でヴォルフィードもまたキャナルとしてその記録を多く反映している。質量解像型の立体映像装置が構築するヴォルフィードの姿は、彼女を開発したある研究者の一人の大人の女性の姿を模している。
「サイシステム再接続」サイシステムと呼ばれる機構は本船の重要な動力源の一つであり、そのエネルギーの源は人の精神力である。今の状況で言えば、エンジンへの過給機と言ったところか。
「了解、サイシステム接続します」彼女の前に扇形のキーボードのような物が具現化され、
その上をピアニストのような速度で指が滑る。
「出力低下。サイシステム・リブート失敗。規定値に届きません」手には、計算尺。操縦席前のパネルに船体が表示される。映し出された船体の双胴部の先、前半分が黒く表示されていた。つまり脱落している。後部に集中したエンジン部は赤く塗りつぶされており、その他の部分は黄色と赤の部分が目立つ。この状況ではどこからでも警告するサイレンは意味をなさずにただ、喧しいだけだ。
「ケイン。ここは恒星系E-7です」
紫がかった瞳の中に、流れるように数字のようなものが縦に数十、数百と見える。いつもならば、観光場所の一つでも教えてくれるところだろうが、今の状況では。白い小船はいま、巨大な滝に引き寄せられ向かって進んでいる。
「ブーストチップ射出!」ケインが号令をかける。
「了解。ブーストチップ射出します」彼女は答えるように淡々と復唱し、作業を進める。双胴船の両側面がわずかに開き、UFOのような平たい無人機が何機も排出されていく。船体に張り付くように飛行して、蒸気を小刻みに噴き出しながら相対速度を合わせ船に張り付く。
「現在、惑星TOARUの引力圏です」運悪く、吐き出された方向が悪かった。この相対速度ならば1日以内にはあの星に墜落するだろう。進入角度も分が悪い。が。
――助かった。ケインは安心した。通常、地球型の惑星はリゾート地だ。
「キャナル、衛星港に非常通信を」識別信号を偽装しながら言った。少し気が落ち着く。先の戦いで辛くも生き延びることが出来たが、彼はUG(ユニバーサル・ガーディアン)から事の重要参考人として指名手配されている。
「回転は止まったか」本来の用途ではないが、ブーストチップと呼ばれた小型無人機を船体に張り付かせ、推進剤の補助役として活用した。推力自体は心もとないが、船体の横方向の回転を止める程度であれば十分機能する。
【【衛星港。それは宇宙連合所属の惑星にある港。大気圏突入能力をもたない安価な貨物船や、宇宙専用の個人クルーザー乗りが惑星に降りるための連絡船を発着させる場所だ。無論、警察も常駐しており非常時には救難活動も行う。
小型艇による辺境警備隊だったとしてもパトロール船2隻も出してもらえれば、急ぎけん引してもらってこの速度過多の状況から離脱できる。費用はお負けなしの言い値でやられるため、財布の中身も相当量が離脱することにはなるが・・・】】
「ケイン」申し訳なさそうに。彼女は呟く。
「ケイン」力を込め再び呼ばれる名前に何かを察して、ケインも手を止めた。
「金ならまだ、ばーちゃんの・・・」隠し口座に。いや、知ってるか。こいつなら。
「ここは特別自治区です」計算尺を離さない。
「衛星港並びに、その他の港湾施設は認められません」
「戦略支援コンピューターのFCS-キャナルは、墜落場所の選定を勧告します」
短編から連載に移動しました。
需要?知らない子ですね。
需要度外視でガチで書いてるSFっぽいにわか軍事な読み物です。
1000人に一人くらいはこういうのを待っていたとかって人がいるかもわかりません。