斉木楠雄の彼女になってもいいじゃない(目標) 作:ツーと言えばカーな私
それと、かなりのジョジョネタが入ります…。ちょっとキャラ崩壊注意…。(訳ジョジョにハマり始めちゃって、使ってみたくなっちゃった)
二年生になったよ☆
あれから明日視くんの虐めは激化していって私にはたかし達を懲らしめるのが精一杯…。
何か申し訳なくて…私の無力感が嫌になる。私の虐めは直ぐに辞めたのに…何で明日視君にはこんなシツコイんだろう…。
そんな二年生ライフを楽しんでいたある日………図工の宿題が出た時の事だった。
私は特に作るものがなかったので…取り敢えず、承太郎(スタープラチナとセット)ジョジョ立ちverを粘土で作ってきた。一種のフィギュアみたいになったぜ☆前世の好きなキャラクターをデザインしたっていいよね!
まあ、クラスのみんなからそれ誰?ってめっちゃくちゃ言われたけどさ…。この世界に承太郎は存在しないんだね…ぴえん。
斉木君の所へ行って何を作ったのか聞いてみることにしたんだけど…作ってきたのは明らかに手抜きの箱入りのお菓子の箱をテープやノリを雑にはっつけて出来たもの…。
「おはよう!斉木君!」
そして、私がコメントを言う前に明日視くんが来た。
「おはようくすお君、ちゃんと宿題やってきた?」
私の方の顔を見て喜びの顔を見せるが、明日視君の顔を見ると、途端に嫌そうな顔になった。
「そんなに嫌そうな顔をしないでくれよ…傷つくなぁ…」
「まあまあ、斉木君だって案外嬉しがってるかもよ?」
『余計な事を言うんじゃない』
「そう言ったって嬉しいくせに…」
可愛いなぁ…もう。
「それで、図工の宿題はやって来た?僕なんか何を作ろうか迷っちゃって時間が掛かっちゃったよ、所で楠雄君は何を作ったのかな?」
そして見せたのはさっき言った通りのガラクタロボット。正直これが年相応の物だとも思った。……私ってばこんなガチでやってみっともない…と今更後悔する。まあ、部屋に飾っておこう。
「え!?それが工作の!?え……あっ!ロボットの!う、うん!すごくいいと思うよ!」
しかし、その回答にご不満な様で少しムスッとした顔を斉木君はする。
「えっと……ごめんなさい」
そういうと、彼は微笑んだ。これまた可愛い。
「あっ、そうだ、私が作ったのがこれよ!」
そうすると二人は頭に『?』の文字を浮かべる。
「知らない?『スタープラチナ・ザ・ワールド』!!」
更に『?』の文字を浮かべる二人。どちらかと言うと、私の声真似の方に驚いている様な気がした。まあ、こんな幼女がドスの効いた声に一変したんだからな、驚くだろう。
「じゃあ…『オラオラオラオラオラオラオラオラ!!裁くのは!俺の!『スタンド』だ!!』どう?知らない?」
「天相さんってそんな声出るんですね……」
ま、知らないのも当然、私はこれがやりたかっただけなんだよね…。カッコいいからね。
まだ私は少年心を忘れていないぞぉぉ!!ジョジョォォ!!
ふう…心の中で何やってんだろ…、まあいいや。
「声真似得意だからね、あ、そう言えば明日視君のスタンd…じゃなくて、工作は何なの?」
「あ、僕のは…確かカバンの中に……」
ドンッ!
突然、明日視の肩に何者かがぶつかった。
その衝撃で取り出した工作物が落ち、更には
ドグシャ!
と派手に音が出る程に踏み潰された。
足の上を見てみれば…たかしだった。…いやファイちんか。
「さっきからうるせーんだよ。学校に汚ねえゴミ持ってきてんじゃねえよ」
お前はゲロ以下の匂いが香り立つような性格してるけどなぁ!
……まあ、確か未来では改心してた様だけど…。
「ひどいよ…ファイちん…」
「そのあだ名で呼ぶんじゃねぇ!!」バチン!
「痛っ!?」
「次言ったらぶん殴るからな!」
もうぶん殴ってるよ。はあ…。
「待ちなたかし……いやファイちん!」
「だからそのあだ名で言うんじゃねぇ!アホー!」
昔、
「いい加減アンタ!そういうの辞めたらどうだい?」
「うるせーんだよ!」ブン!
たかしはファイちん事件以来、更に暴力の権化と化した。まあ、私が平和の象徴でもあるんだけど…この学校の…。何で本当に反省しないんだろうね…コイツは…。ホント…呆れるわ。
というか、たかしを叱る時の私の、この皆の姐さん風の喋り方は何だ?
殴り掛けてきた腕を躱して…。というか、相変わらず右の大振りからだな…。学習して違うパターンの攻撃をしろよ…。
「アンタは…私が裁く!いくぜ!!オラオラオラオラオラオラオ(ry!オラァ!!」
直ぐに懐に潜り込んでオラオララッシュを決める。正直言って殴った時の拳が痛い…。
もう二度としない…。
「うぐぁー!!」
今日はジョジョネタが多いな…。そんな事を考えるのはよして、本当にたかしをどうするか悩む。…もう教育委員会の人たちに突き出してもいいくらいの事をしているからな。
「たかし!大丈夫か!?」
側近の二人が、たかしの肩を持つ、そしてそのまま去って行った。
うん、たかし。テメェはやり過ぎた。自分からぶつかってきた挙句、かなり完成度が高かった恐らく粘土で作った家…それをぐちゃぐちゃにして…本当に二年生なのか?結構もうエグい事をしてると思うんだけど…。
はぁ…早く改心してくれよ…DIOみたいに石仮面には手を出さずにね…。
「明日視!大丈夫か?」
あ、クラスメイトの……誰だっけ?名前が思い出せない…。えっと…モブ1君!という事にしておこう!
「酷いよなファイちん…」
「ファイちん怖えよな…」
「でも大丈夫だよ!私たちには、アポちゃんがいるんだから!」
「流石アポ!俺たちの出来ない事を平然とやってのける!!」
「そこに痺れる!憧れるぅぅ!!」
このハイテンションな二人は放置しておこう…ついでに暫くの間関わらないでおこう…。
私はアポちゃんがいるんだから!という言葉について少し考える。私そんな筋肉ないし、いずれかは私はたかしに負けると思うんだけど?鍛えた方が良いのかなぁ?
斉木君は特に何もしなかった。まあ、助けるのは簡単だけど、超能力者だってバレるだろうからね。
仕方ない…とは言い切れないけど…。仕方ないと割り切っておこう。
翌日、私の人生は大きく変化した_____________
朝、私と明日視君と斉木君が登校道が同じなので、一緒に歩いていた。会話の切り出しは私で、そこから明日視君が内容について言及したり質問したり応えたり…斉木君は特に喋りはしなかったけど、自分で気づいていないのか頰が緩んでいて微笑んでいた。
暫く話しながら歩いていると、学校へ着いた。
しかし、待ち受けていたのは……
「あれ!?僕の上履きが無い!」
「また、アイツね…昨日アレだけやったのに…」
明日視君の虐めの続きだった。
ホントうんざりするわ。
だけど、斉木君が無事に上履きをゴミ箱から発見。勿論、そんな物はしばらく履けないので事務室の人から借りる事に…。
そして難なく授業や給食が終わって、昼休みの時……。
私と斉木君と明日視君が、教室に入った時に。そこには数々の明日視君への悪口、子供らしい、くだらない事をでかく書いている。本人からしたら侮辱物だろう…。
だって、自分が尿を漏らした時の事を下手な絵まで付けて書いてあるんだもの。
私だったら『血祭りに上げてやる』ってブロリー顔&ボイスでやれる自信がある。
「な、何だよ……これ…」
本当に、ここまでして何が楽しいんだか…。でも、ちゃんと救わねば!
「明日視くん!そんな気にしないで!あの3人だけなんだよ!貴方を虐めるのは!後は全員貴方の味方だから!」
「天相さん…」
「さ、消すよ!」
そして、さっさと消した私達は次の授業に取り掛かった。楠雄くんもやれやれ、と言った感じで手伝ってくれてる事に私はとても嬉しくなった。因みに、消し終わった後にクラスのみんなから聞いたけどやっぱり、たかし…じゃなかったファイちん達がやったらしい。
あの悪ガキ共をどうするかと考えている内に、授業やら何やらが終了して、放課後……私はその時に教室に給食セットを忘れていたので取りに行っていた。その時にもまだどうやってファイちん達を裁くか考えていた。
しかし、目に映ったのは誰もいない教室ではなく…気絶している明日視に、それに更に拳を振り掲げるたかし。それに明日視くんを押さえてけている取り巻き。
「あ、アンタら……」
声が霞む…。怒りが一周回って逆に冷静になってきた。…コイツら…
私は少なからず、明日視を大切な一人の友人と考えている。そんな、友人が…気絶する程に痛めつけられて良い気分な訳が
が
ガンッ!!
…普段なら簡単に感知出来て避けられるはずの攻撃…なのに…私は、後ろの頭に鈍い衝撃が来た…痛い……頭がカチ割れそうだ…。
視界が揺れる…目の前は真っ赤に染まる…………血?
え?血?な…なん…で…?
急に冷えていく頭、コイツらは小学生だ、幾ら何でも人を殺せるような鉄パイプを頭に思いっきり叩き込むか!?しかも、取り巻きに3人目がいたのか!?
理解が追いつかない。
「おい、流石にやり過ぎたんじゃねぇか?」
「ケッ!いつも俺をコケにしたコイツが悪いんだ!コイツをもっと殴ってやる!」
何だ?積みに積んだ怨念の所為で正常な判断が出来なくなったか…たかし!!お前はいじめっ子だが、普通の人の感情は持っているはずだ!
クソッタレ!もう一気に頭がぼうっとして、殴られても感覚がない!
もう暗闇が視界の殆どを占めていて何も見えない…ごめん。明日視…俺ァ…子供一人マトモに助けられねぇや…。
その時、俺が最期に見たのは斉木だ…。いや、正確に言うと…ピンク色の髪の毛だった…。
でも、そんな髪色…さい……き…く…んし……か…い……な………い。
斉木 視点
僕はその時、まだ未熟な精神だった。だからあの時友情に近い感情を抱いていた明日視の苦しむ心の声が、僕を助けに行かせた。行きは簡単だ。瞬間移動すれば簡単に着く。そして、直ぐに明日視を助けて帰ろう、そんな簡単な事を思っていたんだ…。
教室の扉は既に開いていて、僕はその時見た光景を見た瞬間頭の中は真っ白になった…。
明日視が…バカと油性ペンで額に書かれている。それを見て怒った。
明日視が傷付いているのを見て、怒った。
いつもいつも懲りないコイツらに怒った…。
そしてー…血を頭からダラダラと流している阿歩を見て……激怒した…。
本当にそこからは覚えていない、ただ、今の僕がそれを見たら多分……同じことをするのだろう。それ程に、天相さんの事が、
正気を戻した僕が見た光景は…
そして、未だに血が流れ出ている天相さんだ…。
……………その後、教室を直ぐに元に戻した。いくら生徒が暴れたとはいえ、壁を無くす訳がないからな。そして、直ぐに天相さんの怪我を治療しようとした…。彼女が一番危険なのに何故、僕が壁を優先して直したかは分からない。
だが、壁が破壊される程の僕の暴れる様は下の階の職員室にも聞こえていた。職員が直ぐに来て、僕はその時でも条件反射で、超能力を使うのをやめた。
違う…そんな事してる場合じゃなかったんだ…じゃなければ…。
彼女が
あのバラバラになった教室の机の惨状を見ていればわかる通り、多分僕は念動力で机を浮かせていたのかもしれない、その机のいずれかに彼女はぶつかった…。しかし、ただ当たっているだけならまだ良かった…。いや良くはないが…。当たりどころが悪すぎた…。
……それ以降、僕は隙あらば、たかしと明日視を気絶させ、記憶を改変し、あの出来事を違うものにした。
まず、僕が教室へ入った時の記憶を消し、たかし達には僕ではなく明日視が暴れた事にした。
そして明日視には、あの惨状が僕の物だともう既に感づいていたので、僕がその超能力者という疑問を忘れさせる様に、ファイヤーチ○コ事件を別の物へと切り替えた。その別のものが僕の事なんだがな…。
そして、彼女の記憶も…そもそも僕と出会わない事に塗りかえようとした…。僕は彼女から怖がられるのを怖がっていたのかもしれない。
同時に彼女の記憶を消すのが怖かった。色々な
それを決行しようとした病室でまだ頭に包帯を巻いている彼女に手を伸ばした…。
「ダーメ」
彼女が声だけ発した。その声の振動がやけに病室に響く、僕の腕は抑えられていない、彼女は腕を動かせないから。
「駄目だよ…楠雄くん…私との思い出…消さないでよ…楽しかったんだよ…それに、楠雄君のせいでもないんだよ…」
何で彼女が僕の超能力の一つを知っているかなんて知らない、その時は、何で知っているのか直ぐに問おうとした。いや、もう断片的にはいつも見せていたんだ…。いずれ気付く物でもあったのかもしれない…。だけど、記憶を消そうとしている部分を何故ピンポイントで当てられるのかが分からなかった。
「楠雄くん、本当は……不思議な力を持っているんでしょ?」
阿歩 視点
私がこんな状態になって彼が黙っているはずがない、自信過剰かもしれないけど、彼の中での私はかなり大きいモノのはずだ。やっぱり自信過剰?
正直私が起きたのは机が私に当たった時の衝撃の時にもう起きていたのだ。私と斉木君は目を合わせていた。けど、彼の目は正気じゃなくて、怖かった…。
そして、自分が痛みのあまりまだ体が動かせないでいた。だから私は何もできなかった。
病室に寝かされた私に手を向けるのは、彼が超能力を使おうとしている合図だ。
きっと彼は私を回復したりはしないだろう、だってこの世界は、マインドコントロールで人の治療速度が異常に上がってない時の世界。私を治したら…私はもう知っているけど彼の中で、私は彼の力に気づいた事になる。
今やればいいけど、彼は…後悔しているかもしれない。自分が関わった事によってこうなったと…。
でもそれは違う、だって、元々この学校に入ったのは地域上関係だし、たかしからのいじめを斉木くんが居なくったって、みんなを守っていただろう。それにあのまま殴られていたら最悪、死んでしまっていたかもしれない…本当にたかしが原作よりも凶暴性と憎悪が増していた。斉木くんは私の命の恩人なんだ。
だから、彼は全く悪くないの。……私は思い切って…
「楠雄くん、本当は……不思議な力を持っているんでしょ?」
彼にとってあまり聞かれたくない事を言った。
彼は、少し目を見開いただけで、すぐ何か吹っ切れたような顔になって、私に手を伸ばしてきた。
私は必死に消されないように今までの記憶を全て頭に集中させた。目一杯の記憶の一つ一つを絞り出す。
彼が初めてわたしと会話した時の表情、あまり印象は良くない最初だったかもしれないけど大切な思い出だ。
彼が私が作ったスイーツを食べてとても幸せそうに食べている表情。
その時に彼と私が交わした言葉。
彼が初めて笑ってくれた時。
彼が初めて負けて、私に悔しがった時に初めて彼が見せたなんとも言えない顔。
二人きりだった時や三人で一緒に帰っていた下校路での会話。私と明日夢くんが殆ど喋っていたけれど…。それでも楽しかった。
途端に、私の体は少し光って…
私の
記憶はあった。そして、同時に傷や病気の治りが早いのは当たり前って考えが根付いた。
でも、違和感があった。そう、その考えがおかしいって頭の中では思ったのだ。当たり前と思っているのに、矛盾している思考回路。
手足が動かせた。さっきまで動かせずにいたのに…。
『僕が君を直した』
「そっか…」
『驚きはしないのか?』
「だって、斉木君なら出来るって思っちゃったから…」
『そうか…』
「ありがとう…私の事を治してくれて…」
『気にする……な!?」
私は斉木君の頬にキスをした、まだ恥ずかしいからね!口はお預けって事で!でも、私以外の女性からキスしたら嫌だからね!わたしからのキスマークは永久保存版なんだから!
それから、斉木君の口から自分が超能力者だという事を話された。
実は知ってましたなんて言ったら彼はどんな表情をするんだろうな…言わないけどね。
斉木くんが赤い顔したまま帰った後、私が立って動いている姿を見て医者の目ん玉が本当の意味で飛び出した。今までの医学を覆す様な私の回復力を見せて仰天していたらしい。うん、まあ、そう反応になるよね。
その後、色々と検査をしても特におかしな所はなかった。しかし、不安要素は残る様なのでまだ様子見っという事で一週間は入院することに…長いなぁ…。というかマインドコントロールどうした?ちゃんと働けよ…。
にしても…やっと彼からちゃんと秘密を教えてもらったなぁ……。
うへへ、なんか距離が縮まったみたいで嬉しい!斉木くん大好き!
自由を奪った……といってもそれはたった2日の事でした…。
でも、斉木はやはり自分の力は危険と思ったようで、その事がある種のトラウマになっています。
正直斉木は過保護状態になってます。
そして、キスされた時の斉木の心の中の言い訳
「僕は彼女の心が聞こえなかったから別に悪くない!」
因みに、だんだん内容がぐちゃぐちゃになってしまって一度書き直しましたけど、またぐちゃぐちゃになってしまったので、もう面倒くさいので、これで許してください!!
次回からギャグ回に戻ります。