空軍パイロットのIS転生記   作:Su-57 アクーラ機

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第16話

今日はIS学園の休校日。

一夏は友人の家に行っており、つるむ相手がいないので自室でだらけていた。

ひたすらボーッとしていると、電話の着信メロディが鳴る。

架電主は叔父のトーマスだ。

 

「はい、ホーキンスです」

 

『ああ、繋がった。久しぶりだな、ウィリアム』

 

「久しぶり、おじさん。何か用事でも?」

 

『い、いやぁ、この前にお前がイギリスのお嬢ちゃんと決闘した事が・・・有ったろう?』

 

珍しく歯切れが悪いトーマス。

 

「ん?ああ、それが?」

 

『実はな、その時のデータを上層部に提出したら『すまない、少し替わってもらえるかね?』じ、准将!?ど、どうぞ』

 

准将?そんな人が何故?

 

『失礼、電話を替わってもらった。“デイゼル・パットン”だ』

 

「はっ!自分はウィリアム・ホーキンス少尉であります!」

 

『あぁ、堅苦しいのはいい。今日は一つ頼み事が有ってね』

 

「はぁ、頼み事、ですか?」

 

『うむ、聞いてくれるかね?』

 

「自分に出来る事であれば」

 

『そうか。まずは、先日の戦闘の資料を見せてもらったよ。素晴らしい戦績だったね』

 

「ありがとうございます」

 

『で、本題なのだが、君に新たな武装を送ろうと思ってね、試験運用を頼みたい。今そっちにデータを送る』

 

そうして届いたのは

 

「航空機搭載用の40mm砲?」

 

ガンシップが搭載しているアレだ。

 

『そうだ、それをIS用に手を加えたものでね』

 

「こんなに大きな物は流石に・・・」

 

『いや、出来る!他のISの武装と同じく必要ないときは仕舞っておけるしな。それに、これだけ大きければ敵はただでは済まない。攻撃力は最高クラスだ!」

 

まぁ、確かに威力は高いだろうが・・・。

 

「これは君にしか出来ない事だ!想像してみたまえぇ。ISの機動力で敵を翻弄しぃ、一瞬の隙を突いて40mm砲を叩き込ぉむ!素ぅ晴らしいぃ!!まぁさにっ、巨砲とは正義であぁるぅっ!!』

 

なんか、ヒートアップしてるし!て言うか口調が怪しくなって来てるぞ!何言ってんのこのおっさん!?脳筋にも程が有るだろ!?WW2の戦闘機じゃないんだぞ!?

 

『と、言うことで既に荷物は運搬済みなので頼んだよホーキンスくぅ~ん。長話して悪かったね。返すよ『はっ!』』

 

え、マジで?もう来てるの!?

て言うか持っててもそんなにデカイのが使えるのか!?

 

『・・・こう言う事だ。彼は良い軍人なのだが、如何せんあの巨砲好き重武装好きでな・・・。ああやって、信者を増やしつつあって手を焼いてるんだ。いっそのこと、少し手荒な手段にでも出るか・・・?

 

「ハァ・・・察するよ、おじさん・・・」

 

『あぁ、ありがとう。とにかく、頼んだぞ』

 

「分かった、それじゃあ」

 

と言って電話を切る。

すると、部屋のドアがノックされる。

 

「ホーキンス君、アメリカからあなた宛に荷物が届いて居ますよ?」

 

声の主は山田先生だ。

 

「今行きます」

 

そう言って、俺は部屋を後にした。

この後、量子変換や試射等々、やる事はたくさんだ。

 

「・・・ハァ」

 

また、溜め息が溢れた。

 

 




デイゼル・パットン:CVは某国民的アニメのタラコ唇の人で(笑)
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