空軍パイロットのIS転生記   作:Su-57 アクーラ機

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第6話

決闘宣言から数日後

 

 

「織斑、お前のISだが、準備に時間がかかるぞ。予備の機体が無い。だから学園から専用機を用意するそうだ」

 

教室中がざわめく。

 

「専用機があってそんなに凄いことなのか?」

 

一夏がそう呟くと、セシリアが彼の前に立つ。

 

「それを聞いて安心しましたわ。クラス代表決定戦、わたくしとあなたでは勝負は見えていますけど、流石に私が専用機、あなたは通常機ではフェアーでは有りませんもの」

 

「オルコット、俺を忘れてもらっては困るんだが?これでも専用機持ちだ」

 

「あら、そうでしたの?まぁ、楽しみしておきますわ」

 

そう言いながら席に戻る。

 

「・・・山田先生、授業を」

 

「は、はい!それでは授業を始めます。今日は昨日の続きから━━━」

 

 

 

「━━━IS、インフィニット・ストラトスは操縦者の体を特殊なエネルギーバリアで包んでいます。ISには意識に似たようなものがあって、お互いの対話、つまり一緒に過ごした時間というか、操縦時間に比例してIS側も操縦者の特性を理解しようとします。ISは道具ではなく、あくまでパートナーとして認識してください。ここまでで質問のある人は?」

 

この後、山田先生のパートナー発言に対し生徒が質問した内容によってガールズトークが始まったのは置いておこう。

 

 

昼休みになり昼食に一夏を誘おうとしたが、箒と何か会話していたので、一人で食べに行った。

今日の昼飯は鯖の味噌煮定食。

この学園に来て魚をよく食べるようになったが、これがなかなか美味い。

俺は魚料理の虜になりつつあった。

 

 

昼休みが終わり、午後の授業も全て終わった後、一夏に一緒に剣道場に行かないか、と誘われた。

何でも、昼休みに俺がいない間、箒が彼にISの戦い方を教える事になったらしい。

だが・・・

 

「どう言う事だ?」

 

「ハァ、ハァ、どうって、言われても・・・」

 

「どうしてそこまで弱くなっている!中学では何部に所属していた?」

 

「帰宅部。3年連続皆勤賞だ」

 

「鍛え直す。IS以前の問題だ。これから放課後毎日3時間、私が稽古をつけてやる!」

 

それを見ていた俺は、あれ?じゃあISはどうなるんだ?もう日数そんなにないぞ?と思っていた。

しかし、そんな俺にも飛び火する。

 

「そ、そうだ。ならウィルはどうなんだ?」

 

・・・一夏、俺も巻き込んだな?

抗議の視線を送るも、サッと逸らされた。

 

「ウィリアム、剣道は出来るか?」

 

「正直出来ないことはないと思うが、ナイフより長い柄物は使い慣れていないぞ?そもそも剣道の経験自体無いしな・・・格闘ならそこそこ自信はあるが・・・」

 

「試しにやってみないか?」

 

 

 

結果は三本中、一点差で俺の負け。手加減されていたとしても、案外やれるもんだな。

 

「まったく、一夏も少しはウィリアムを見習ったらどうだ?」

 

いや、俺の場合は前世での訓練が身体に染み付いているおかげでもあるんだが・・・。

一夏はがっくりと肩を落とした。・・・ドンマイ。

 

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