空軍パイロットのIS転生記   作:Su-57 アクーラ機

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ターミネーターのコード名を考えて下さった方、エアストライク・モードの装備案のアンケートに協力して下さった方、本当にありがとうございます。


第88話

翌日 ティンダル空軍基地

 

 

さて、ここで読者の皆様に問いたい。

まあ、こんな経験は普通無いだろうが・・・。

もし、自分の上司(それも、高級将校クラス)の人間が救いようの無い程までに脳筋を拗らせていたらどうしたら良い?

 

「━━で、あるからしてぇ、重装備と巨大な火砲は男のロマンでありぃ!」

 

「それこそが真の正義なんだよ、ウィル!」

 

「つまり!結論からして、重装巨砲主義は高潔で偉大なものなのであぁるぅ!!分かったかね?ホーキンスくぅ~ん、ボーデヴィッヒくぅ~ん」

 

「いえ、まったくもって分かりません」

 

「右に同じく」

 

「ぬわぁにぃ!?よし、ではもう一度始めから話して上げようではないか、ジェームスくぅ~ん!」

 

「はい、准将!良いかい?重装巨砲とは━━」

 

今、目の前でこの脳筋准将が、俺の父親をも謎の組織に引き入れていたと知った時はどうしたら良い!?

 

父さんの車に揺られ、ティンダル空軍基地へ着いた俺達は早速バスター・イーグルのソフトウェアをアップデートしに機器を保管してある格納庫へと向かった。

アップデート自体は時間の掛かるものでは無かったが、これで機体の機動力や反応速度が数段増すそうだ。

残すは新モードの実装だけだったのだが・・・これが割とヤバかった。

いざ、新モード『エアストライク・モード』を搭載しようとしたら、どこからともなく現れた准将が、ご丁寧に俺とラウラの分の椅子を用意して、後ろの兵士達の歓声をバックにその場で父さんと共に熱烈に語り始めてしまったのだ。

しかも、今回のエアストライク・モードは主に准将の発案らしく、彼の思想に感化された父さんと一部の人間がそれを本当に実現してしまったらしい。

いつの間に洗脳しやがった・・・?

 

 

「ラウラ、巻き込んでしまって本当にスマン・・・」

 

「気にするな。こういった事は慣れている」

 

「マジでスマン・・・」

 

「━━と言う事だ!分かったかね?ホーキンスくぅ~ん」

 

ここは適当に分かったフリをしておくか。「分かりません」なんて言ったら、この准将と父さんは延々とロープレのNPCの如く同じ事を繰り返し言いそうだ。

こっそりラウラと目配せして小さく頷く。

 

「わー、凄いですねー。自分、感動して涙が出てきましたー」

 

「私も感動しましたー。やはり重装巨砲主義は正義なんですねー」

 

よし、これで少しは静かに━━

 

「むぅ・・・本当に分かっているのかね?どこか適当に言っているように聞こえるのだが・・・」

 

チッ、勘の鋭い上官は嫌いだよっ・・・!

 

「念の為にもう一度始めから話しておこうか」

 

「おお・・・!重装巨砲主義に対する深い愛を感じますねっ!」

 

「フッフッフッ。そうだろう、そうだろう?」

 

・・・おい、誰かこいつをクビか左遷にしろよ。つうか、いっそのこと適当に罪吹っ掛けて軍事法廷にでも掛けてやれ。

ハァ、頭が痛い。誰か、強めの頭痛薬をケースごとくれ・・・。

 

「「「重装巨砲主義よ永遠なれー!!」」」

 

そう言って、完全に侵食された父さんと准将がまた同じ事を(俺達が染まるまで)繰り返そうとする。

 

 

 

 

━━彼らの事を鬼の形相で睨んでいる、とある将校の影にも気付かず。

 

「良いかね、ホーキンスくぅ~ん、ボーデヴィッヒくぅ~ん。重━━」

 

「━━騒がしいと思って来てみれば、随分と楽しそうな事をしていますね。准将殿?」

 

「「ハッ!?」」

 

「「「!?!?こ、この声は・・・」」」

 

准将と父さん、バックにいた兵士達がゆっくりと声の方へと顔を向け、そして、顔を蒼くして固まった。

 

「あ、叔父さん━━じゃなかった。ホーキンス少佐・・・」

 

彼らの視線の先には、トーマス・ホーキンス少佐が立っていた。トーマスは視線だけを動かし、周囲をゆっくりと見渡していく。

 

「せっかく楽しそうな事をしているのに、なぜ私を誘ってくれなかったのですか?んん?」

 

その顔は笑っているが、完全に目が据わりきっていた。おまけに背後から黒いオーラを出している。

 

「逃げるんだぁ・・・!」

 

背中に『愛L♡VE!重装巨砲』とプリントされたシャツを着た兵士が格納庫から出ようと走って行く。

 

「一人たりとも逃がすな。ヤれ」

 

そう言いながらトーマスがパチン!と指を鳴らすと、彼の背後から何人もの兵士が現れ、彼らを片っ端から取り押さえ始めた。

 

「少佐殿からゴーサインが出たぞ!逃がすな、追え!」

 

「取り押さえろ!」

 

「や、止めろぉ!」

 

ラグビーかアメフトのように、逃げる兵士の脚に飛び付くトーマス派の兵士。

 

「おい、そっち行ったぞ!囲めっ!」

 

「く、来るなぁ!」

 

「ノォォォォ!!」

 

四人掛かりで拘束されるパットン派の兵士。

 

「逃げ足だけは流石と誉めてやりたいところだぁ」

 

「くっ!追い込まれたネズミは猫を噛む程凶暴だあッ!!」

 

逃げるのを諦め、追い掛けてきたトーマス派の兵士(筋肉超ムキムキ)の顎目掛けて右ストレートを決めるパットン派の兵士。

 

「や、やったか!?」

 

 

 

 

 

 

 

「・・・何なんだぁ?今のはぁ」

 

「ふおぉっ!?」

 

━━が、全くと言って良い程効いておらず、逆に頭を万力の如くガシッと掴まれた。

 

「ひっ!?や、止めろっ!止め━━ギャァァァ!!」

 

「所詮、クズはクズなんだぁ」

 

・・・この後、あの兵士に何があったかは伏せるが、まさに惨劇だった。だって格納庫内の壁が凹んでるんだぜ?

一人目の犠牲者を血祭りに上げた彼は、次の獲物を見つけてゆっくりと歩いて行く。

そんな目の前の悪夢を体現するような彼に、一人の兵士が呟いた。

 

「ば、バケモノ・・・!」

 

「バケモノ?ちがう。俺は憲兵だぁ」

 

格納庫内はまさに阿鼻叫喚の地獄絵図となっていた。

 

 

「少佐、全員確保しました。我が方に損害無し。完勝です」

 

「うむ、よくやった。そのアホ共には滑走路往復走でもさせておけ」

 

「はっ!よし、連れて行け」

 

「ほら、キリキリ歩け!」

 

「くそぅ!こんな筈では・・・!」

 

「例え俺達がやられても、准将殿の夢は潰えぬ!いずれお前達が!世界が!この事実に直面するのだ!フッ、フハハハハッ!」

 

「・・・喜べ。今日お前が食うのを楽しみにしていた好物は他の誰かの空腹を満たす事になったぞ。それと、お前しばらく攻撃機のパイロットからトイレ清掃要員にチェンジな」

 

「ひぃっ!?ソーリーサー!!」

 

「ノーだ」

 

「イヤァァァァァァァ!!!」

 

こうして、騒ぎは無事に終息した。

背中に『愛L♡VE!重装巨砲』とプリントされたシャツを着た兵士の悲痛な叫びと共に。

格納庫には俺とラウラ、准将、父さん、そして叔父のホーキンス少佐だけが取り残される。

 

「・・・ジェームス、さっさと作業に取り掛かれ。まったくっ!」

 

「わ、分かったから、そんな目で睨まないでくれよ兄さん・・・」

 

叔父にジト目で睨まれた父さんが、遅れてやって来たジョーンズ技術中尉と共に機器の操作を始める。

 

「さて、その間に君達にも関わる大切な話がある」

 

「大切な話?」

 

俺達に関わる重要な話・・・思い当たるのはターミネーター絡みぐらいだが・・・。

 

「恐らく、今、ホーキンス少尉が考え付いた事で合っている。内容はターミネーターの事だ」

 

・・・やはりか。つまり、亡国機業やMSGにも関わっている話だな。

 

「ターミネーターと交戦した経験がある上、君達の通うIS学園を襲撃した際にもそれが出現している。だから、君達に深く関わってる話という訳だ。まずは、これを見てくれ」

 

そう言って、俺とラウラに資料が渡される。

そこには、俺達が以前に交戦したターミネーターや、他にも見たことの無い機種の写真等が載っていた。

 

まず、一枚目の機体はあの白い無人ターミネーターだ。

 

「敵識別コード名、『バタリオン』。性能は良くもなく悪くもない無人機だが汎用性があり、対地対空の任務につける。一機、二機程度ならまだ対処が楽だが、群れると面倒な上に量産性が良好だから次々に湧いて出る、空飛ぶ鉄製のゴキブリだ。次へ」

 

次のページを捲ると、そこには青と白の角張った迷彩が特徴的な有人ターミネーターの情報が記載されていた。

 

「敵識別コード名は『グラディエーター』。バタリオンより一回り大きい機体だが、空力に優れた形状とカナード翼により、機動性が高い。おまけに機体が大型なので、大推力とそれなりのペイロードを持っている。MSGと亡国機業の有人機は基本がこいつだ」

 

確かに、こいつは厄介な相手だった。IS学園襲撃の時も、ドバイのデルゥ基地上空での戦闘でも。

次のページを捲る。

そこには見た事の無い機体が載っていた。

 

「そいつのコード名は『グレイブ』。他のターミネーターと違い、そいつは超音速での要撃が主任務の機体だ。巨大なエンジンとそれに伴う燃料タンクなどの都合上、かなりの大型で旋回性能は劣悪を極める機体だが、敵を旋回の必要性に迫らせる状況に追い込む前に墜とされる機体も多い面倒な奴だ」

 

成る程、どうやら敵はただのバカではないらしい。それなりに仕事を分担して行っているようだ。

グラディエーターも厄介だが、もし、グレイブと交戦する事になったら注意が必要だな。

 

「そして、以前にキャノンボール・ファストを襲撃した奴の正体も掴めた。次のページへ進んでくれ」

 

「っ!!」

 

言われた通り、ページを捲る。

そのページには確かに男の顔写真が鮮明に写っていた。

こいつがあの時の襲撃者っ・・・!

 

「そいつの名は・・・“セルゲイ・ベルドフ”。危険な男だ。彼は元ロシア空軍のパイロットであり、過去にはロシア連邦英雄の勲章も授与されている。軍を脱退後はフリーの傭兵として活動していたらしいが、今はMSGに雇われている。恐らくあれから更に腕を上げているだろう。『クラカジール』・・・それが彼の異名だ」

 

クラカジール・・・ワニ、か。

あの時は混戦していてよく見る隙が無かったが、確か奴のターミネーターの機首辺りに、戦闘機の主翼を噛み千切るワニのエンブレムが見えたような気がする・・・。

 

「そして、彼が乗っている機体は全てのターミネーターの元祖。つまり、オリジナルだ。識別コード名は『ブレイズ』その他のターミネーターは謂わば量産の為のダウングレード版。特にグラディエーターはそいつの劣化コピーと言ったところだ。性能は折り紙付きで、彼の腕も併せると墜とすのは至難の業だろう」

 

「はい、自分もあの日は手も足も出ないままに敗北しました」

 

「私も一瞬でした。それに、多数で攻めているのにそれをああも容易く・・・」

 

あの日の無念が込み上げてくる。

ウィリアムは眉を寄せ、口をへの字にした状態で資料の顔写真を見つめていた。

 

「だが、悪い話だけでは無い。明るい話もあるのだよ」

 

突然、准将が口を開いた。

 

「今までは空を飛び回る連中に手を焼かされていたが、前に撃墜したターミネーターを回収して研究した結果、我々も奴らと同じ土俵に立つ事が出来たのだ。今は空軍に二機種、海軍に一機種存在している」

 

実はアメリカ軍も遊んでいた訳では無く、他国と合同で亡国とMSGとの戦いを様々な所で繰り広げる一方、地道にターミネーターの研究は続けており、そのアメリカ製ターミネーターも撃墜した機体を滷獲し、稼働データを入手する事によって研究は遂に完成。工業力にものを言わせて量産・配備に漕ぎ着けたのだ。

 

「まず、空軍機だが、一機目が『レイブン』。こいつは無人機だ。二機目が『スカイホーク』。海軍機は『バレットビー』。後の二機は有人機だ」

 

資料には機密の為かスペックデータは記載されていないが、その機体と思われる写真はあった。

『レイブン』の見た目は小柄で、単発のエンジンに垂直尾翼が一枚。機体の下には半円形のエアインテークが取り付けられている。

次に『スカイホーク』。こいつは大型で、双発エンジンに一対の垂直尾翼と大きな主翼を持ち、機体を挟むようにエアインテークが設置されている。

最後に『バレットビー』だ。この機体は先の二機が灰色の制空迷彩であったのに比べ、全体的に白色を基調としており、双発のエンジン、主翼と水平尾翼には海軍機特有の折り畳み機構、一対の垂直尾翼は付け根から頂点にかけて外側に少し傾いている。

 

「これで、奴らとの戦線も同等かそれ以上に持ち直せたという訳だ。が、敵も新しく新型の機体を製造している可能性が高い」

 

「准将の仰る通り、これは情報不明瞭だが、ステルス性の高いターミネーターの目撃情報が極少数だが出ている。おまけにトリニティだ。あれは全部で三発。既に一発目が学園に向けて発射されたので、残りは二発だ。敵も貴重な兵器を無駄撃ちしたりはしないだろうが、それでも脅威である事には変わり無い。一発目はホーキンス少尉が防いでくれたが、あれの威力は見ただろう?

トリニティは・・・こけ脅しでは無い」

 

「準備完了だ。いつでも始める事が出来るよ」

 

叔父が話を終えると同時に、父さん達の作業が終わったようだ。

 

「よし、では始めてくれ」

 

「分かった。ウィル、早速バスター・イーグルを展開してくれ。その後はこっちから指示を出す」

 

「了解」

 

IS待機状態のドッグタグを受け取った俺は席から立って、ISを展開した。展開するのところまではいつもと同じだ。

 

「よし、展開したな。じゃあ、バイザーの『AStM』と表示された所を選んでくれ」

 

AStM・・・AStMっと、お?あった!

カーソルを合わせてアイタッチで選択すると、機体が薄く光だし、急激に視界が高くなると同時に身体に重量感が伝わってきた。

 

「うん、完璧だ。無事にエアストライク・モードに変更出来たようだね」

 

ジョーンズ技術中尉が俺を見上げながら満足そうに言う。首を曲げると、その場にいる全員がこちらを見上げるようにしていた。

 

「これはバスター・イーグルの対地特化モードだ。装甲の増加、強力な武装を容易く装備出来る程の搭載能力を有する。一応空対空戦闘も出来るが、機動力が落ちているから注意してくれ」

 

成る程、確かに初期のバスター・イーグルは対地攻撃能力を有してはいたが、そこまで強力な打撃を与える程の攻撃力は無かった。

このモードなら、より高威力の攻撃が行えるという訳か。それに、装甲が増しているのはありがたい。対地攻撃、特に近接航空攻撃には被弾が付き物だからな。

 

「武装は主翼とエアインテーク下部のハードポイントに搭載してある。きっちり起動するか確認するから、安全装置をオンにした状態で発射の操作をしてくれ」

 

父さんの言葉に反応して左主翼とエンジンに搭載された武装を確認する。内側から順に

『40mm機関砲』

対地ミサイル(AGM)』二発。

翼端に『空対空ミサイル(AAM)

エアインテーク下部に『高威力空対空ミサイル(HPAM)』が取り付けられていた。

勿論、これは左だけなので右にも同じものが同じ数だけ搭載されている。

次に機体だが、構造は元と同じだ。しかし、大きく変わった箇所が数点ある。

一つ目は頭部。以前の鋭利な見た目から変わり、まるでカモノハシのような形状になっている。装甲を増加させた為に少しだけ視界が狭まった。

二つ目はテールコーンだ。以前よりも長くなっている他、チャフ・フレアディスペンサーが新しく上面にも増設されている。

最後に三つ目だが、これは機体全体の話だ。かなり大型化しており、大雑把に見ても5m弱。通常モードの大きなカナードは小型化している。そして、あの灰色の制空迷彩は青と水色の迷彩となっていた。

 

「よし、確認した。武器系統は問題無しだな。このエアストライク・モードは重量のせいでPICによるその場での浮上が出来ない。せいぜいが機体を少し浮かせる程度だ。VTOL能力も無いからその点は注意してくれ。後、空中でのモード変更はウェイトの変化でバランスを取るのが難しいが・・・まあ、ウィルの腕なら問題無いだろう」

 

ふーむ・・・VTOLが出来ないのは少し大変だなぁ。

まあ、これだけの装備と巨体で空戦が出来るだけでも良い方か。それに、純粋な空戦ならモードを戻せば良いしな。

そう考えながら、ISを解除した。

 

「よし、全ての項目チェックが完了した。以上でエアストライク・モードの搭載と確認テストは終了だ。ウィル、お疲れさん。悪いが父さんはこの後、この四人と話があるから、少しの間ぶらついて待っていてくれ」

 

「分かった。・・・では、お先に失礼致します」

 

カツンッと軍靴を合わせて敬礼する。

それに合わせてパットン准将とホーキンス少佐、ジョーンズ技術中尉もビシリと答礼してきた。

 

「ぜひとも、そのエアストライク・モードを活用してくれたまえ」

 

「うむ、ご苦労。ああそうだ、腹が減ったら食堂に寄ると良い。今ならあそこも空いているだろう」

 

「今日のメニューにはハンバーガーがあった筈だよ。美味いから、ぜひ食べておいでよ」

 

先程の真剣な雰囲気から一転、パットン准将はいつも通りの口調に、父さんと叔父、ジョーンズさんは柔和な笑みを浮かべていた。

時計を見ると、とっくに正午を過ぎている。

確かに、腹も少々空いてきているので、お言葉に甘えて後で食堂に立ち寄ろう。

 

「感謝します、それでは。ラウラ、行こう」

 

「分かった」

 

そう言って、俺も自然な笑みを浮かべ、踵を返して格納庫から出て行った。




どうもシリアスを書くのは苦手でして・・・。

因みに・・・
『バタリオン』はMig-29
『グラディエーター』はSu-33
『グレイブ』はMig-31
『ブレイズ』はSu-35
『レイブン』はF-16
『スカイホーク』はF-15
『バレットビー』はF/A-18

『エアストライク・モード』はSu-34
をそれぞれモデルにしている・・・つもりですッ!


『エアストライク・モード』

○性能諸元

・空虚重量 約3.860Kg

・全高 二足歩行形態時 5.2m
    高速飛行形態時 3.25m

・全幅 4.63m

・速度
 最高速 M1.8(アフターバーナー使用時)
 巡航速度907Km

・実用上昇限度
 15.000m

○武装

・30mm航空機関砲

・他、対地対空ミサイルや40mm機関砲ポッドを搭載可能。
ハードポイントは左右の主翼に合わせて八基、エアインテーク下部に合わせて二基。
バスター・イーグルと違い、格納式ウェポンベイを持たない代わりに範囲の制限を受けない大型の兵装も取り付け出来る。

・対IS用大型ナイフ『スコーピオン』
お馴染みの気休め装備。

○機体解説

バスター・イーグルの対地特化形態。
ウィリアムの父親がパットンに感化したと言ったが、元々バスター・イーグルの対地攻撃能力は中途半端であり、どの道これに似たモードを搭載する予定はあった。
全体的に大型化しており、かなりの重量物を搭載出来る能力を有する。
━━が、やはり自重の影響で機動力は落ち、過激な機動も制限されているなどの皺寄せもある。
尚、元のバスター・イーグルと同じく五つのパーツに分けられた機体構造をしている。
のっぺりした機首に太いテールコーンと、まるでカモノハシのような独特の見た目であり、開発中の愛称もプラティパス(カモノハシ)だったが、機体が面白い見た目なのに反して攻撃能力は獰猛の一言に尽きる。
この形態では胴体が灰色の制空迷彩から打って変わって水色地に青の迷彩、頭部のノーズは濃い灰色のカラーリングをしている。
カナード翼は小さくなってまるで退化したように見えるが、推力偏向及びVTOLノズルを持たないこの形態での旋回性能向上にかなり貢献している。
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