MAJORがパワプロの世界で且つプリキュアキャラが存在する状態で話が進んだら 作:Quick
急遽、吾郎に代わってマナがマウンドへ。
その初球、
ビュッ ズバーーーン!!!
審判「ストライーク!!」
外角低めの100kmのストレートがキャッチャーミットに吸い込まれていった。
続く2球目、
ビュッ ズバーン!!
今度は内角低めのストレート。バッターはスイングするも空振り。
小森(すごい。
相田さんの球、とても力強い!)
そして3球目、
ビュッ ズバーン!!
審判「ストライーク! バッターアウト!!」
今度は高めの釣り球にバッターが反応。見事に三振に打ち取った。
小森「ナイスピッチング!」
沢村「凄いぜ相田!」
チームメイトから祝福されながらベンチへと戻るマナ。
そこに、
吾郎「ナイスピッチング」
吾郎がベンチから出迎えてくれた。
マナ「ありがとう。」
吾郎「ごめんみんな!」
マナ「え?」
吾郎「俺のせいで、こんなことになっちまって。
俺が浮かれてたばっかりに・・・」
マナ「どうして謝るの?」
吾郎「え・・・?」
マナ「だって、本田くんのお陰でさっきまで勝っていたんだもん。
だから、今度はあたし達が本田くんを助ける番だから!」
吾郎「相田・・・」
小森「まだ2点差だよ!
本田くんの分まで僕達が頑張れば、勝てるかもしれない!」
沢村「ああ、いつまでも本田だけに頼ってたら、俺達も上手くならないしな。」
マナ「皆、絶対勝つよ!!」
「オーーーー!!!!!」
こうして、再び三船ナインの闘志は火が点いた。
結論から言うと、ドルフィンズは勝利を挙げることは出来なかった。
しかし、最終回に同点に追い付き、引き分けに持ち込んだのだ。
特に、マナのピッチングは圧巻だった。
4回を無失点に抑え、5回はランナーを置いた状況で上河内。
小森(ランナーを置いた状況で上河内くん、
最悪、敬遠で次のバッターとの勝負も
!?)
小森は、マウンド上のマナの表情を見て、思い直した。
小森(いや、ここは、
相田さんを信じよう!)
相田の決して怯むことのない目を見て、勝負に出た。
その初球、
ビュッ ズバーン!!
球審「ストライーク!!」
外角一杯の100km台のストレート、
続く2球目、
ビュッ カーン ガシャン!!
塁審「ファール!」
三塁線へ鋭い打球が飛ぶもファール。
上河内(へぇ、なかなかやるね。
でも、君のストレートしか来ないのがわかっている以上、
僕の敵ではないね!)
カーーーン!!
パシッ!
塁審「アウト!」
インコース一杯のストレートは、今日1番のボール。差し込まれてサードフライに打ち取った。
安藤監督「今のは、
気持ちで打ち取ったね。」
吾郎「気持ち・・・」
安藤監督「今の相田さんは、絶対に抑える気持ちで相手バッターに怯むことなく投げた。
その気持ちが乗ったボールで、彼を打ち取ったんだ。」
吾郎「そうだよなおじさん、やっぱり、気持ちで負けてたら、勝てる相手にも勝てないし、強い相手にも勝てっこないもんな。」
安藤監督(でも、
彼らはまだ諦めていないのは、吾郎くんの為にという気持ちで戦っているからだ。
チームというのは、皆が1つの方向へ向いているからこそ強くなるもの。
私も如何に、チームの1つにするためにはどうすればいいか、しっかりと考えないといけないな)
その裏、ドルフィンズは久喜リトルの先発の疲れ時を攻め立てて、同点に追い付くことに成功したが、替わったピッチャーの前に逆転することは出来なかった。
収穫、課題、どちらも大きな成果があったドルフィンズ。
だが、それ以上に大きな問題をドルフィンズは抱えてしまったのだ。
マナ「デッドボール恐怖症?」
安藤監督が説明するには、今日の試合での送球ミスで、吾郎にデッドボールに対する恐怖心でピッチングが出来なくなってしまったという。
吾郎は、かつてデッドボールで父親を失った。その時のトラウマがここで再発してしまったのだろう。
マナ「一体、どうすれば・・・」
安藤監督「取り敢えず、今はそっとしてあげよう・・・」
試合が終わって、既に日没が迫った中、吾郎はベンチでただ1人佇んでいた。
続く
次回は、横浜リトル戦前の話です。その次に横浜リトル戦へと入ります。
アンケートの結果、吾郎と会うのはあゆみになりました。吾郎があゆみと対面するのは、マラソン後となります。