MAJORがパワプロの世界で且つプリキュアキャラが存在する状態で話が進んだら   作:Quick

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デッドボール恐怖症の吾郎は、立ち直ることができるのか?


恐怖なんて吹き飛ばせ!

 

 

日が暮れてきた真夏のグラウンドのベンチで唯1人、

 

 

 

 

吾郎は苦悩していた。

 

 

もうおとさんを振り返りながら野球をやらないと決めていたのに、ギブソンとの恨みなどはなくなったはずなのに・・・

 

 

あの出来事が、今の苦しめていることに。

 

 

 

吾郎は、ベンチから立ち上がり、グラウンドを去ろうとしたところ、

 

 

 

「本田くん!!」

 

 

 

吾郎「こ、小森・・・?」

 

小森は、プロテクターに打者用のヘルメットを身に付けて、バットを持っているという奇妙な格好になっていた。

 

 

小森「本田くん、まだ投げれる?」

 

 

小森は、そのままバッターボックスへ

 

 

小森「投げれるなら、

 

 

ぶつけたっていいから、思いっきり投げて!!」

 

 

吾郎「小森・・・」

 

 

小森「レガースにプロテクターも着けてるから当たったって大丈夫だから、

 

 

勇気を出して、力一杯投げてよ!!」

 

 

そこに、

 

 

「待てよ。」

 

 

「汚ねーぞ小森、

 

お前だけいい格好しやがって。」

 

「小森には本田の球を取るって仕事があるだろ?」

 

 

いても立ってもいられなかった沢村と清水がそれぞれ左右のバッターボックスへ。

 

清水「これで、嫌でも真ん中に投げるしかねーだろ。」

 

 

さらに、

 

 

「打たれたとしても大丈夫!

 

あたし達がその球を取るから。」

 

 

「本田くんは、1人じゃない。

 

皆がいるから!」

 

 

マナと六花が、グローブ片手に内野の守備位置についた。

 

 

 

吾郎「み、みんな・・・

 

 

 

 

よーーーし!!

 

 

お前ら死んでもしらねーからな!!!」

 

 

吾郎はマウンドへ立ち、小森はキャッチャーミットを構え、バッターボックスへいた沢村と清水が構え、一二塁間の六花と二三塁間のマナが構えをとった。

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

吾郎の力の入った球は、

 

 

小森のミットに吸い込まれることはなかった。

 

 

 

大切な仲間だからこそ、尚更吾郎は投げることは出来なかったのだ。

 

 

 

そして、吾郎はある1つの結論に達する。

 

 

だが、それは無謀で且つ、投手生命を終わらせかねない大博打であった。

 

 

 

その夜、

 

 

安藤監督「な、なにーーーー!!!?

 

 

明日横浜リトルと練習試合ーーーーー!!!!?」

 

 

安藤からすれば、寝耳に水の話だ。

 

 

無理もない、横浜リトルが練習終了した時に、吾郎が監督の樫本に直談判。最初は突っぱねる様な態度を示していたが、マナや小森達が頭を下げながら懇願し、OKが出たのある(尤も、樫本曰く、絶対に断ろうとしていたのではなく、吾郎の頼む際の態度が礼儀に欠いていたからその様な態度を取っていたのだ)。

 

 

安藤は、あまりにも無謀すぎると考え直すように説得したのだが、

 

 

吾郎「いいんだよおじさん、

 

おとさんがいた日本一のチームを前にに俺の体が怖じ気づくのなら、

 

 

その時はおとさんと心中するまでさ。」

 

 

 

 

翌朝

 

 

グラウンド

 

 

横浜リトルの練習を見て、圧倒される三船ナイン。

 

 

だが、

 

 

沢村「まあ、俺達は気楽にやればいいんだよ。」

 

マナ「そうだね、今日は本田くんが立ち直れるかどうかの試合だから。」

 

 

エースの復活を懸けた無謀な練習試合。

 

 

 

しかし、この試合は思わぬ方向へと進んでいくことになる。

 

 

 

続く




次回は横浜リトル戦です。
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