MAJORがパワプロの世界で且つプリキュアキャラが存在する状態で話が進んだら   作:Quick

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横浜リトル戦、スタートです。


チェンジアップ・・・?

いよいよ迎えた練習試合。

 

安藤監督から事情を聞いた樫本は、昨日の吾郎の切羽詰まった様子に納得がいったが、安藤監督からは、吾郎にとってこの試合は逆効果ではないのかと言われ、もし効果がないのなら試合と止めるように頼まれた。

 

 

 

樫本「プレイボール!!」

 

 

樫本が審判することに。

 

 

 

 

ドルフィンズのスタメン

 

1番 2B 長谷川

2番 SS 前原

3番 CC 小森

4番 P 本田

5番 3B 夏目

6番 CF 相田

7番 1B 田辺

8番 LF 沢村

9番 RF 清水

ベンチ 菱川 鶴田

 

 

吾郎にとって、この試合は決して引くことのできない試合。ここで終わってはいけない。必ず投球への恐怖心に打ち克たなくてはいけない。その思いで一杯だった。

 

 

 

吾郎(逃げないぞ!

 

 

逃げるもんか!!

 

 

こんなところでダメになったら……

 

 

1番悲しむのは、天国のおとさんなんだ!!!

 

 

 

横浜リトルを打ち取って、

 

 

 

俺は、俺を取り戻すんだ!!!)

 

 

 

運命の第1球!!

 

 

 

 

ズバーーーン!!!

 

 

樫本「ストライーク!!」

 

 

自慢のストレートが、外角一杯に決まった。

 

 

 

吾郎「・・・

 

はははは!!

 

どうだ見たかコノヤロー!!

 

 

あんまし、速くて手が出せなかったか!!?」

 

 

 

何を言ってるんだという表情でみる横浜リトルの1番バッターだが、吾郎からすれば、昨日の惨状からストライクゾーンにしっかりと投げられるだけでも大事件だったのだ。

 

 

2球目、3球目の素晴らしいストレートで三振に打ち取った吾郎。

 

 

清水「ナイス本田!」

 

マナ「すごい・・・ たった1日で克服するなんて!」

 

三船ナイン、安藤監督は吾郎の完全復活を確信した。

 

 

 

寿也(それにしても、昨日は調子が悪い様なこと言っていたけど、

 

一体何だったんだろう?)

 

ベンチで吾郎の投球をみる寿也も、昨日のあの表情を感じさせない球を投げるのを見て不思議に思った。

 

 

 

しかし、小森には不審な点を感じていた。

 

 

小森(3球続けてアウトロー・・・

 

確かに簡単に打てるコースじゃないけど・・・)

 

 

その疑心は、次のバッターとの対戦で確信に変わる。

 

 

 

初球、2球目共にアウトコースの球を投げた吾郎。そこで小森は、インコースに要求。

 

 

 

吾郎の投げた1球は、

 

 

 

 

緩いチェンジアップだった。

 

 

バッターはタイミングを図れず空振り三振。

 

 

マナ「すごいよ! こんな球を本田くんは投げられるなんて!!」

 

横浜リトルも、あんなチェンジアップを持っていたとは思わず、感心するほどだ。

 

 

 

 

 

 

そんな中、1番戸惑っていたのは・・・

 

小森(違う!

 

本田くんはチェンジアップなんて1度も投げたことがない。

 

アウトコースに速い球が投げられるのにインコースを要求したらチェンジアップになったってことは、

 

 

やっぱりまだ本田くんのデッドボール恐怖症は治っていないんだ!!)

 

 

 

 

 

結局、小森はその事には触れずに今日の試合はリードしていこうと考えた。

 

しかし、その事を小森以外で気づいていた人がいた。

 

 

 

 

 

 

 

続く3番バッターにも初球はアウトコース。

 

 

 

続く2球目、

 

 

ビュッ ズバーーン!!

 

 

アウトコースの一杯のストレート。

 

 

 

ところが、

 

 

樫本「ボール!」

 

 

吾郎「何っ!」

 

 

吾郎は入っていると思っていただけに驚きが隠せない。直ぐ様抗議するも、樫本は相手にせず。

 

 

ギリギリのコースだっただけに、ボールと判定するのは不思議ではない。

 

 

 

続く3球目、

 

 

ビュッ ズバーーーン!!!

 

 

ストライクを取りに行ったアウトコースのストレート。

 

 

しかし、

 

 

樫本「ボール!」

 

 

吾郎「な、何だと!?」

 

コース、高さ、完璧にストライクを取りに行ったが、ボール判定。

 

再び抗議するも、樫本は相手にしない。

 

 

元々、樫本は判定で贔屓とかはせず正確に判定する。一体どういうことなのか。

 

 

そして、続く4球目に事件が起きる。

 

 

 

吾郎はど真ん中へと投げた。

 

 

すると、その球はチェンジアップとなり、タイミングを外したバッターは空振り。

 

 

だが、

 

 

樫本「ボール!」

 

 

敵味方問わず、このジャッジに言葉を失った。

 

 

 

安藤監督も、空振りじゃないかと抗議に出るが、

 

 

樫本「はい、確かにストライクです。

 

 

 

ですが、ボールなんです。」

 

 

意味がわからない説明。

 

 

実は、樫本は吾郎がデッドボール恐怖症を克服できていないのを見抜いていたのだ。そして、小森がその事に気付いていることも見抜いていた。

 

 

 

 

 

その後、樫本は吾郎にインハイにストレートを投げない限りストライクをとらないと宣告。

 

 

更に、

 

 

樫本「安心しろ、たとえ手元が狂ったところで、運動神経のいいうちの打者には当たらん。

 

 

デッドボールを避けられずに死んだまぬけなお前の親父と違ってな。」

 

 

突然、おとさんのあの事を持ち出した挙げ句、侮辱したのだ。

 

安藤監督「か、樫本さん!

 

あんたそれは言い過ぎだ!!」

 

 

「あやまれ・・・」

 

 

吾郎「今すぐ手について・・・

 

 

 

おとさんにあやまれーー!!!」

 

 

吾郎は、樫本目掛けてボールを投げつけた。

 

 

 

寿也「危ない!!」

 

 

 

 

ゴツッ! パリーン!!

 

 

 

続く

 

 

 




樫本監督はどうなったのか、そして、吾郎はトラウマを克服することができるのか!?
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