MAJORがパワプロの世界で且つプリキュアキャラが存在する状態で話が進んだら 作:Quick
翌朝
ドルフィンズの合宿はいよいよ最終日、同じ最終日でもリトルによっては早く帰るチームもいる。
例えば、名門横浜リトルだ。
真島「さて、合宿も終わればすぐに大会か。」
江角「まあ、地区予選はフリーパスだな。」
寿也「あゆみ、合宿で一段と上手くなったね。」
あゆみ「そ、そうかな。
やっぱり、吾郎くんのお陰かな。」
かれん「いきなり小学校最後の大会だけど、貴女の頑張りが大きな鍵になるかもしれないわね。」
涼子「いえ、そんな私なんて。」
かれん「それくらいの気持ちで頑張って欲しいと、監督は思っているかもしれないわ。」
涼子「そうですね。頑張ります。」
メンバー全員、バスに乗って出発を待っていた。
樫本「よし、全員乗ったな。」
「はいっ!」
樫本が乗ろうとした瞬間、
「あの、すみませーん!!」
寿也「確かあの子は、」
マナがバスの方へ向かってきたのだ。
樫本「なんだ相田か。
悪いがウチはもう出発するんだが。」
マナ「あの、横浜リトルの川瀬涼子さんに渡しておきたいものがあります。」
樫本は涼子を呼んだ。
涼子「もしかして、マナちゃん?
昨日の試合でもいたわね。」
マナ「はいっ。」
真島「アイツは確か、三船の。
ウチの涼子にナンパとはな。」
寿也「あの、あの子は女の子ですよ。」
真島「何っ?」
マナ「実は、これをお返ししようと思って。」
マナは涼子に昨日渡されたハンカチを返した。
涼子「これ、昨日の・・・」
マナ「はい。」
涼子「そうだったのね・・・」
すると、涼子は電話番号が書かれたメモ書きをマナに渡した。
涼子「今度、昨日のお礼をさせて、
バッティングセンターとかに行って遊びましょ?」
マナ「はいっ! 是非!」
その後、マナはバスを見送った。
午前
グラウンドでは素振りをするメンバーがいた。昨日に続いてありすも見学している。
一方で、吾郎はチェンジアップの練習(ボールを受けるのは小森)、六花は捕手の練習(ピッチャー役はマナ)をしていた。
その後、守備練習に入った際の事だ。
バタッ
沢村「おい、どうした清水!?」
猛烈な暑さもあってか、清水がふらついて倒れたのだ。
安藤「大丈夫かね!?」
清水「い、いえ、まだやれます。」
安藤「いかん、万が一の事があっては大変だ。
ゆっくりと休んでいなさい。
他のみんなも、体調がおかしいと思ったら直ぐに言ってくれ。」
前原「あ、あの~、
ちょっと俺、突然頭が痛くなって」
沢村「嘘つけー! さっきまでピンピンしてただろうが!」
一先ず、清水はベンチで休むことに。屋根付きで日陰になっているので、暑さを凌ぐには丁度いい。
また、ありすがドクターを手配するとの事。
その間の出来事、
吾郎「よう、清水。」
吾郎がベンチの方へ来たのだ。
清水「な、何よ・・・!」
昨日の一件があるため、話しかけづらい清水。
清水(べ、別にアイツがあの娘と仲が良くたって、別にあたしには関係のない話だし!!)
吾郎「し、清水・・・」
清水「な、何よ・・・!」
吾郎「昨日の事、俺、お前に酷いこといっちゃったな・・・」
清水「そんな事を言うためにここに来たのよ?」
吾郎「ごめん!」
清水「え?」
吾郎「俺、あの娘の事で浮かれすぎてて、お前の事を考えずに言っちまった・・・
お前も女だし、あんなこと言うのは、傷つくよな・・・」
清水「・・・」
吾郎「それにさ、
俺、お前のドルフィンズで野球やるのは、めちゃくちゃ楽しいんだよ。
前に俺、お前に野球の面白さを保証するって言ったじゃん。
お前にその野球の面白さを全く伝えきれてねえな俺・・・」
清水(本田・・・)
結局、清水は軽度の熱中症だった。練習後に安藤が皆に頭を下げるという一幕もあったが、誰も安藤の事を責めなかった。
こうして合宿は終わった。
三船リトルはこの合宿で確実に強くなった。
だが、吾郎と清水の空気は、険悪ではないが、何とも言えない微妙な空気が流れていた。
続く
次回は夏休み最後の練習ですが、全員揃うわけではありません。