MAJORがパワプロの世界で且つプリキュアキャラが存在する状態で話が進んだら 作:Quick
夏休み最後の練習。
練習グラウンドに三船ドルフィンズが帰って来た。
沢村「おっ、やっとギプスが取れたのか。」
吾郎「ああ、これで完全復活だぜ!
グローブをはめる感覚、やっぱりたまらないぜ!」
清水「おはよー。」
小森「おはよう清水さん。」
沢村「おう、清水。」
本田「清水、おはよう。」
清水「あ、小森、沢村、本田。
おはよう。」
本田(・・・
なーんか調子狂うな、
合宿終わってからあんな調子だし・・・)
監督が来る前に、沢村が実践形式でピッチングをすることに。合宿で3番手投手を兼ねることになった成果は果たして?
ビュッ!! カキーン!!
ストライクゾーンへしっかり投げられるようになったが、吾郎の前ではまだまだ力不足のようだ。
吾郎「へぇー、コントロールはよくなったじゃん。」
沢村「そりゃどーも・・・」
沢村としては自信のあったボールをあっさり打ち返されてしまい、実力差を痛感させられた。
監督が来た際、吾郎はあることに気づく。
吾郎「あれ? 相田と菱川は?」
安藤「相田さんは体調を崩して来れないみたいだ。菱川さんは今向かってるとのことだ。
さあ、練習を始めるぞ。」
吾郎「珍しいな。」
沢村「あの相田がな。」
六花は数分遅れた後練習に参加、その後の特に大きなことはなく練習は続いたのだが、
清水「うおおー!
ありゃ。」(後ろに逸らす)
沢村「なあ、合宿の成果ってあったのか?」
小森「た、多分あるよ・・・」
清水は合宿前と変わらず外野ノックに悪戦苦闘していた。
一方、
ビュッ!! パーン!(ミットがボールに弾かれる)
六花「いったたー」
吾郎「大丈夫か菱川!?」
六花「ええ、これくらい平気よ。」
六花はいよいよ吾郎のボールを受ける練習の段階まで入っていた。
だが、マナや沢村の投げるボールと桁違いなスピード、球威に苦戦していた(それでも、吾郎はセーブしている方)。
その練習終わりの時、
安藤「ああそうだ菱川さん。」
六花「何でしょうか?」
安藤「相田さんに様子を見に行ってくれないか? 合宿で女の子には厳しい練習をさせてしまって、それで体調を崩したら親御さんに謝らなくてはいけないからね。」
六花「はい。私とマナの家は隣なので。」
安藤「ああ、頼むよ。」
吾郎たちは宿題の話をしていた。
沢村「おい、皆は夏休みの作文はやったか?」
小森「うん、僕はもうちょっとで終わるよ。」
吾郎「なあ、俺にそれ見せてくれないか?」
小森「ダメだよ。作文は自分でやらないと。」
吾郎「いいじゃん固いこと言わずにさ。」
清水「じゃあ、あたし先に帰るね。」
沢村「ああ、じゃあ始業式でな。」
吾郎「・・・」
吾郎は清水の後ろ姿をただ見つめていた。
吾郎(合宿の最後からあんな感じだし、
何なんだよ・・・)
清水はというと、
清水(これでいいんだ・・・
アイツとは・・・
下手でも、野球ができればそれで)
そして新学期、
清水の隣の席の吾郎だが、何とも微妙な空気になっている。
険悪では無いのだが、何とも言えない距離感というのを吾郎は感じていた。
清水も清水で、この日は学校に行きづらかった。あの一件で、まだ気持ちの整理が着いたはずなのだが、隣の席が吾郎というのが要因だったり
休み時間の間も、
沢村「変だよな・・・
本田と清水は喧嘩をしないなんてさ。
いつもはよくあることなのにな。」
小森「ま、まあ、喧嘩しないのは仲がいいってことだからさ・・・
(でも、何か変だ。
仲が悪いって感じはしないけど・・・)」
沢村や小森も違和感を覚えていた。
そして放課後、作文や絵をいい加減な内容で提出した吾郎は職員室に呼び出された。
吾郎「だってさあ、そういうの俺苦手だもん。
何書いていいかわかんねーし。」
先生「題材はいくらでもあるだろ?
例えばこれだ。」
吾郎「へぇー、小森結構いいのを描いてんじゃん。」
グローブとバットの絵を見て感心する吾郎。
先生「これは清水のだ。」
吾郎「え・・・!?」
先生から清水の作文を見せてもらった吾郎。
それは、ドルフィンズでの練習や試合のことが書かれていた。
すると、吾郎は先生の制止を振り切り、職員室を飛び出した。
教室に入ると、
吾郎「清水!!」
清水「・・・!?」
偶然教室に残っていた清水がいた。
吾郎「直ぐにグラウンドに来い!!」
清水「ってちょっと!
いきなり何なのよ!!」
吾郎「話はあとで説明する!!」
教室を飛び出すと、学校を出ようとした小森と沢村には、
吾郎「2人とも、グラウンドに集まってくれ!」
更に、丁度学校を出ていたマナ、六花もグラウンドへ来るように伝えて、安藤監督のスポーツ店からバットとボール、グローブを借りてきた。
グラウンドに集まった吾郎たち。
吾郎「小森、外野フライのノックを打てるか?」
小森「う、うん。」
吾郎「よし、清水、外野フライを捕る練習だ。
沢村と菱川は返球の処理、
相田は清水のバックアップを頼む!」
清水「ちょっといきなり何言い出すのよ!!
あたしは」
吾郎「見つけたんだよ!!
お前が外野フライを捕れる方法をな。」
清水「え?」
吾郎「俺言っただろ。
野球の面白さを保証するって、
外野フライを捕れないお前は、まだこれっぽっちも野球の面白さを知らないからな。」
清水「な、何ぃ!!」
こうして、小森が先ずノックを打ったが、
吾郎「おい! 右だ右!!
5m右前方!!」
清水「わ、わかんねえんだよそれが!!」
結局捕れない。
吾郎「お前ちゃんとボール見てるのか!!?」
清水「見てるよ!!
見てても落ちるまでホームランかキャッチャーフライなのか区別できるかー!!」
吾郎「・・・
ちぇっ、
全くしょうがない女だぜ。
右手貸せ。」
清水「え?」
吾郎は清水を手を繋ぎ、
吾郎「じゃあ、俺がリードするっから。
だんだんと慣れていこうぜ。
よしっ!次!!」
沢村「あいつ、仲良く手を繋いでるぜ・・・」
小森(・・・そうだよ。
僕達友達なんだから)
マナ(やっぱり、
そうでなくっちゃね!)
カーン!!
吾郎「こっちだ!」
吾郎が清水を導いていく、
そして、
吾郎「よし来た!!
グローブを出せ!!」
清水がグローブを出すと、
スパーン!
清水のミットにボールが収まってた。
沢村「おお! 捕れた!」
小森「ナイス、清水さん!」
マナ「やったね!」
清水「あ・・・」
吾郎「ナイスキャッチ。」
清水「あの、あたし・・・」
吾郎「いいよ、別に。
俺、女心とかそういうの全然わかんねえけどさ。
お前とやる野球は、めちゃくちゃ楽しいんだぜ。」
清水「え・・・?」
吾郎「だからさ、お前の運動音痴なんか、俺が一緒に退治してやるよ。
今日はお前が1人で捕れるようになるまでその手を絶対に離さないからさ・・・
一緒にがんばろーぜ。」
清水「う、うん・・・!」
清水は思った、野球を出会えてよかったと。
続く
ちょっと失敗した内容です。清水がやめる展開にしなかったので、苦労しました。
次はいよいよ秋の大会です。打倒横浜リトル。そして、全国への道が始まります!