MAJORがパワプロの世界で且つプリキュアキャラが存在する状態で話が進んだら   作:Quick

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久しぶりの投稿です。

三船リトルの初戦、果たして?


強敵!? vs本牧リトル!

 

マナ「行ってきまーす!」

 

 

ユニフォーム姿でマナは家を飛び出し、六花と共にドルフィンズのグラウンドへ向かった。

 

 

遂に大会の日がやって来たのだ。

 

 

 

4月からチームを立て直し、夏には合宿を敢行し力を付けたドルフィンズ。

 

 

果たして、激戦区神奈川でどんな試合をするのだろうか?

 

 

 

グラウンドへ集合してから、安藤監督が手配したバスで球場へと向かった。

 

 

 

神奈川県営野球場

 

 

開会式

 

 

代表選手の選手宣誓は、先日吾郎と揉めていた本牧リトルの三つ子の1人だった。

 

 

その事で文句を言う吾郎だが、代表の宣誓の時は前を向き、晴れやかな顔だった。

 

 

 

遂に試合することができる喜びを噛み締めながら。

 

 

 

そして、本田吾郎、初の公式戦の試合が始まる。

 

 

 

 

 

丁度その頃、1人の男がスタジアムに足を運んだことでちょっとした盛り上がりがあったことは別の話である。

 

 

 

 

 

 

 

試合前練習

 

 

ドルフィンズの守備練習時の本牧ベンチ。

 

 

岡村一郎「成る程な、あのチビ4年生でエースなんか。」

 

岡村3兄弟の長男、一郎は大会のパンフレットを見ていた。

 

 

岡村二郎「どうやらあのチビと一緒にいた女がセンターみたいだな。」

 

岡村一郎「しっかし、だっせーなあの守備は。」

 

岡村二郎「問題にもなってねーぜ。」

 

岡村三郎「これじゃあブラッドトライアングルの見せ場が作れそうにねーな。」

 

岡村一郎「センターの女がマトモに守れてるが、他があれじゃあ意味もないな。」

 

 

三船リトルのお粗末な守備練習を見て、完全に見下す岡村三兄弟。

 

岡村二郎「おっ、あのチビが投げるみたいだな。」

 

今度は吾郎の投球練習に注目する。

 

 

岡村三郎「誰が投げても同じだろ。俺ちょっとトイレ行ってくるわ。」

 

岡村三郎は全く吾郎の投球に興味を示さずトイレへ行こうとした。

 

 

その時、

 

 

ズパーン!!

 

 

ピッチャー、本田吾郎の投げるボールが、キャッチャー、小森大介のミットへ吸い込まれる音に、思わず岡村三兄弟は注目し、声が出なかった。

 

 

 

そうなることを想定していたのが、誇らしい顔で投球練習を終える吾郎。

 

そして、あの3人は、

 

 

岡村一郎「ほほう・・・」

 

岡村二郎「おもしれぇ・・・!」

 

岡村三郎「こいつはブラックトライアングルの格好の獲物だぜ!!」

 

 

吾郎をロックオンした岡村三兄弟。謎のブラックトライアングルが吾郎に、三船リトルに襲いかかる!!

 

 

 

リトルリーグ神奈川県大会 1回戦

 

三船リトルvs本牧リトル

 

 

三船リトル スタメン

 

1番 CF 相田

2番 SS 前原

3番 C 小森

4番 P 本田

5番 3B 夏目

6番 1B 田辺

7番 2B 長谷川

8番 LF 沢村

9番 RF 清水

 

ベンチ 鶴田 菱川

 

 

 

アナウンス『1回表、本牧リトルの攻撃は、1番 セカンド 岡村一郎くん。』

 

 

球審「プレイボール!」

 

 

長男一郎が左バッターボックスに立ち、球審の宣告と共に試合が始まる。

 

 

これが公式戦初試合の吾郎。

 

 

緊張する三船ナイン。

 

 

 

 

注目の1球目。

 

 

 

ビュッ

 

 

ズパーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

球審「ストライーク!!」

 

 

 

目の覚める乾いた音と共に、吾郎の投じたボールはミットへと吸い込まれる。

 

一瞬にしてスタンドはどよめいた。

 

 

 

 

続く2球目はアウトロー一杯のストレートで追い込んだ。

 

 

続くボールはインハイに揺さぶりをかける。しかし、一郎は冷静だ。

 

 

 

そして、4球目。

 

 

ビュッ ズパーン!!

 

 

球審「ストライーク! バッターアウト!!」

 

 

吾郎「おい、でかいこと言ってる割にはおとなしいじゃねえかよ。

 

 

もったいつけてねーで、早く見せろやブラックカスタネットというやつをよ!」

挑発する吾郎の声を無視する一郎。

 

その後、二郎と話していた一郎。吾郎のボールを情報を交換しているのだ。まだ初回、試合が終わったときに相手より1点でも多く取れば勝ちなのだ。

 

 

 

続く二郎は1球も振らずに三振。

 

 

吾郎「おいおいどした!?

 

ブラックカスタネット!!」

 

岡村二郎「カスタネットじゃねえ! トライアングルだ!!」

 

 

 

流石に吾郎の挑発がしつこすぎたのか、言い返す二郎。

 

 

続く三郎も全く振る素振りを見せずに三振に終わった。

 

 

だが、岡村三兄弟は手応えを感じた。次の打席は行けると。

 

 

あっさり三者三振に終わり、楽観ムードの三船ナイン。

 

しかし、小森が感じる不穏な初回の全く振らない3人の様子、そして、何よりもあの横浜リトルに2vs1で敗れるも善戦した実績を本牧リトルは持っているのだ。

 

 

だが、本牧リトルのピッチャーは全く特筆する点が無さそうなのもあり、楽勝ムードの気配が漂う三船ベンチ。

 

 

吾郎「頼むぞ相田!」

 

マナ「うん、あたし、必ず塁に出るから!」

 

アナウンス『1回裏、三船リトルの攻撃は、1番 センター 相田さん。』

 

 

1球目、

 

 

ビュッ ズバーン

 

 

球審「ストライーク!」

 

全く大したボールではない。それが吾郎は何か違和感を感じる。

 

 

何故あの横浜リトル相手にロースコアの接戦に持ち込めたのか?

 

 

そして、あの岡村三兄弟のポジションも確認する。

 

 

一郎はセカンド、二郎はショート、三郎はセンターだ。

 

 

 

そんな中、マナの2球目は、

 

 

 

カキーン!!

 

 

大きな打球がレフトへと飛ぶ。

 

 

 

沢村「行ったか!?」

 

 

塁審「ファール!」

 

 

ホームラン性の打球も、左へ切れてファール。

 

 

 

沢村「だあああ!!」

 

六花「惜しい!!」

 

 

 

惜しくも先制点を逃した三船リトル。

 

 

すると、命拾いした本牧リトルが動いた。

 

一郎「おい北浦(本牧リトルのピッチャー)、歩かせろ。」

 

 

なんと、マナを敬遠した。

 

 

 

マナ「え? ええ!?」

 

 

突然の事で戸惑うマナ。三船ベンチもどよめく。

 

 

 

吾郎(どういうことだ・・・?

 

あいつらは1点でも取られたら負けだと思っているのか?)

 

 

続くのは2番前原。

 

 

安藤監督(よし、ここは、相手に揺さぶりをかけるぞ。 あのピッチャーの球速なら、足の速い相田さんなら十分間に合う。)

 

 

前原はバントの構えだ。

 

 

その初球、

 

 

一郎「なにっ!」

 

 

ピッチャーが投球動作に移ると、マナがスタートを切った。

 

 

そして、前原はバットを引いた。

 

 

 

球審「ストライーク!」

 

 

キャッチャーも投げられずにマナは悠々と二塁へ。

 

 

 

安藤監督(よし! これで前原くんが送れば、次の小森くんなら最悪でも犠牲フライで1点が入る。)

 

 

安藤監督の策は上手く進んでいた。

 

 

 

しかし、

 

 

一郎「北浦、一塁を埋めろ。 後は何とかする。」

 

 

 

 

なんと、前原も敬遠だ。

 

 

 

ノーアウト1,2塁の場面で小森、吾郎へと繋がった。

 

 

安藤監督は、ヒッティングのサインを送る。送りバントが決まっても、次の吾郎が敬遠される可能性を見越してのことだ。

 

 

吾郎「どういうことだ・・・?

 

 

そもそも、あの横浜リトル相手に1点差なんて、一体。」

 

 

 

吾郎が考えるなか、小森への初球は、

 

 

小森(絶好球!)

 

 

 

自信をもって打った打球は長打コース!

 

 

 

ところが、

 

 

 

塁審「アウト!!」

 

 

吾郎「なにっ!!

 

戻れ! 相田!! 前原!!」

 

 

 

 

抜けたら長打の辺りをセンターの三郎がダイビングキャッチし、体勢を戻すこと無くすぐさま内野へ返球。 浮き足立ったランナー2人は戻れず、なんとトリプルプレーを喫した。

 

 

ややヒヤヒヤな岡村三兄弟も、プラン通りに無失点で切り抜けた本牧リトル。

 

 

そして、吾郎はアンラッキーだったという雰囲気の三船ナインと対照的に、本牧リトルの恐ろしさの核心に気付きつつあった。

 

 

吾郎(成る程な、

 

どうやら横浜リトルが2点しか取れなかった理由が少しわかってきたぜ・・・)

 

 

 

続く2回の吾郎のピッチングは全く危なげなく三者凡退に打ち取った。

 

 

 

続く三船リトルの攻撃。

 

 

アナウンス『2回裏、三船リトルの攻撃は、4番 ピッチャー 本田くん。』

 

 

初回はチャンスを作り、守りは吾郎が磐石、押せ押せムードの三船ナイン。

 

 

しかし、

 

 

スパーン

 

 

球審「ボール。」

 

 

なんと、吾郎を敬遠。ベンチからヤジが飛ぶ。

 

 

 

結局、フォアボールで歩かされた吾郎。

 

続くは夏目。

 

 

 

ここもヒッティングのサインを安藤監督は出した。

 

 

初球、夏目が鋭い打球は三遊間を破る、

 

 

と、思われた。

 

 

 

スパン!

 

 

前原「捕った!!」

 

沢村「あんな深いところにショートが!!?」

 

 

二郎「フンッ

 

 

あの初回のプレーを見てもまだ強硬策で来るとはな。」

 

 

吾郎「クソッ、 ダブらせっかー!」

 

ゲッツー阻止をすべくスライディングでプレッシャーをかける吾郎。

 

 

しかし、一郎は軽業師の如くジャンプしてかわし一塁へ送球。 ダブルプレー成立だ。

 

 

 

スライディングで仰向けに近い体勢の吾郎を跨ぐように着地する一郎。

 

 

一郎「1ついいこと教えてやろう。

 

 

夏の大会で本牧リトルが捕った72のアウトの内、65個を俺達3人で捕ったアウトなんだよ。」

 

吾郎「なにぃ!」

 

 

3人の守備範囲の広さは一塁線と三塁線以外を占めている。

 

そして、3人が守るセカンド、ショート、センターを線で結ぶとトライアングルの形になる。

 

 

それが鉄壁の守備を誇る、ブラックトライアングルと呼ばれる由縁である。

 

 

さらに、一郎が一言加える。

 

一郎「点を取りたきゃホームランを打つことだな。

 

まあ、お前はこの試合、全打席敬遠なのは決まってるけどな。」

 

 

完全に三船リトル最大の得点源を封じられたのを宣告された吾郎。

 

果たして、吾郎が敬遠される状況で三船ナインはブラックトライアングルを破ることはできるのか?

 

 

 

続く

 

 




史実通り、序盤はブラックトライアングルに苦しめられる三船リトル。勝算はあるのでしょうか?


次回は、ブラックトライアングルが吾郎に襲いかかります。
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