魔法少女リリカルなのは~転生者たちとパワードスーツとダイアツルハシ~ <<凍結>> 作:void0
来徒side
「すいませんね、土曜日に呼んでしまって……」
「いや、別に問題はない。それよりお前の後ろにあるなんか怖いカプセルはなんだ」
あの後少女達……アリサ・バニングス、月村すずか、高町なのはと友達になって、二年生になって、アリサ達と同じクラスになって、中がいい事を他の男子に妬まれた以外は特に何事も無くあの騒動から一年経った
というかあの年代で妬むな軽く怖い
「あー、このカプセルですか?これは平行世界で死んだ転生者を再度この世界に転生させる装置です」
「よし壊す」
うちゅうの ほうそくが みだれる!
じゃなくて神様の怒りを買いそうだから。いやガチで
「打ち抜きますよ?」
「冗談だ。というかむしろよく作ったな」
「ええ、苦労しましたよ。主に魂を捕らえて魂を元に体を作るのが」
相変わらずの変態技術だな。っておいもしかして手をかけてるその赤いスイッチは
「そして唐突にスイッチON!」
「やっぱりかー!」
そして轟音を立てて再転生装置は起動した
来徒sideout
???side
____なぜ私はまだ考えることが出来るんだろう
霞がかかったような意識の中で私は考える
あの壁といってもおかしくない黒い砲撃にあいつ等共諸共跡形も無く吹き飛ばされた筈なのに
まさか神様がもう一度転生させてくれる訳でもないはず
あったとしても視界はこんな混沌としていないはず
今視界に入っているのは、色を反転させて歪ませた方眼紙のような背景をベースに歪んだ時計、星、黒い穴、あいつ等、絵の具をぐちゃぐちゃに混ぜたような色をしているアメーバーのようなもの、0と1の羅列、そして、完全に正方形の草が生えたブロック
少なくとも記憶にあるのは何処までも真っ白な世界だった
色だけならまどかさんとか考えようがあったんだけど。ここまで混沌としている世界は見たことが無い
そんな世界で流されていると、光の渦が見えた
そして私、茜加奈とあいつ等はその光の渦に吸い込まれ一時的に意識を失った
次に意識が戻ったとき、私は液体の中に居た
マスクが付けられているのか、呼吸はしっかりと出来ている
視界は真っ暗、または目が開いていない状態だと思う
『お……同ね………目……』
『ア………ま……あ…え……』
そして途切れ途切れだが声が聞こえる
『お……これ目……覚め………な』
『ほ……カプ……解……』
そして、次の会話が聞こえてすぐに、液体が抜けていく感覚がした
『来…はや…服を」
「へいへい」
液体がなくなった感覚がすると同時に目を開けるとそこには灰色の髪の男の子が居た
その後ろには部屋から出て行く黒髪の女の子が居る
感覚では体に問題は特に無いみたい
「あ、もう少し待っててください。あなたの衣服を用意するので」
え?衣服?ということはもしかして……
改めて自分の体を見ると普通の服どころか下着も着ていなかった
「キャアアアアアアアアア!」
思わず悲鳴を上げた私は悪くない……よね?
加奈sideout
創夜side
「うーん、軽量化のために付けてなかったんですが……やっぱり再転生前の衣服を調整して生成するシステムを積んだ方がいいですね」
「「「付けれるんだったら付け(てよ)(なさい)(ろ)!!!」」」
「
どうも、再転生させた少女達から絶賛説教中の創夜です
なぜ説教されているかというと、面倒くさがって衣服を生成しないようにした結果、彼女達の裸体を見てしまったのです
で、それに怒った彼女達に現在進行形で説教されてるわけですよ
「カバーしないからな?」
「そんなの求めてませんよ。むしろ来徒も叱られる側ですよね?」
「残念ながら俺は既に謝った後なんだなこれが」
「オウフ」
「このぐらいにしておいてあげるわ」
「感謝するのだな」
「本当にね」
「ふぅ……ようやく終わりました……」
一時間ぐらい続けて説教されました……
自業自得なのですが疲れるものは疲れますね
「ところでいい加減ちゃんと服を着てくれ。下を向きすぎて首が疲れてきた」
「「「へ?………っ~~~!!」」」」
そう、彼女達は受け取った服を胸と股に当てて隠している、ある意味全裸よりアウトな姿で説教をしていたのです
もちろん彼女達は悲鳴を上げて蹲り、顔を赤くしながら来徒に文句を言い始める。うむ、可愛いですね
「ちょっと彼方!なんで早く教えなかったのよ!」
「「悔しいけど同感(だ)!」」
「いや、俺が口を挟もうとしたら、お前らが武器を突きつけてきたから言えるわけないだろ」
「「「うぐ……」」」
というかこの子達仲がいいですね。特典を見る限り踏み台ですし、いがみあっててもおかしくはない……やっぱり通じるところがあるんでしょうか?
「とりあえず俺達は退室するからその間に着替えろ」
「あの~?僕の服の襟を掴んで引きずっていこうとするのやめてくれません?首が絞まrグェ」
ちょ、マジでやめて下sイタイイタイ!
そんな感じで僕と来徒は部屋から出た
創夜sideout
加奈side
「まさか貴様らとまた顔を合わせることになろうとはな」
「全く、あの時は喪失感半分あなた達に会わなくて済むと喜んでたのに!」
とりあえず服は着たけど……そんな騒いでる暇があったら色々確認したらいいのに何やってるんだろう
ハーレムを作るためにも確認すべきことはたくさんあるのに
魔力は……うん、ちゃんと神様に頼んだ分ある
〔私はまだこのマスターと共にあるんですか……ハァ〕
ルナも一応居るね。最後に鉄製は……え!?
無名の聖剣しかない……まさかあいつも!?
「AUOもどき、あなたの宝物庫ちょっと展開してみて……気になることがある」
「む?そんなに私の宝物庫が気になるのか?敵対しているお前が頼むのだから何かあるのだろう……なっ!?ほぼ全ての宝物が無いだと!?」
「やっぱり……」
鉄製と財宝が空とまでは言わないけどかなりの宝具などが消滅してる……まさかあの灰髪!
「気づきましたか」
「貴様!私の宝物庫に何をした!」
「特に何もしてませんよ。正しい姿に戻しただけです」
「正しい姿……だと?」
「ええ、財宝の場合、使用者の財産に比例して中身が増える。鉄製は登録しないと剣が全く無いという姿に、ね。鉄製の無名聖剣はオマケです」
確かにこれが鉄製の正しい姿だけど……
「あなた……神様がくれた特典を改変したというの!?」
「ええ、そうですよ?」
すごく軽く言ってるけどかなりすごいことだよね!?
この灰髪の特典っていったい……
「あ、そうそう。そこのAUO(偽)、エアは一応出せますよ」
「……ほう?なぜそれを私に教えた?」
「ここに居たくないなら僕を殺して出て行ったらいいですよって意味で言ったんですが……それにすら気づかないほどおつむが駄目なんですね」
「っな!……どうやら本当に死にたいようだな!雑種!」
ちょ、まさかここで天地乖離す開闢の星を使う気じゃないよね!?
そう思っていたけど無情にもAUOもどきはエアを振り上げ
「天地乖離す開闢の星!」
灰髪に天地乖離す開闢の星を発射した
「CustomNPC、ダイアシールド!」
だけど灰髪はどこからか取り出したきれいな水晶の盾で天地乖離す開闢の星を逸らした……えぇ!?
天地乖離す開闢の星は擬似的な次元断層を作り出すんだよ!?それを弾いた!?
しかも逸らした後当たった壁も無傷だし……
素材はたぶん名前からしてダイアモンドだと思うけど普通それで地乖離す開闢の星を弾くことは出来ないよね……本当に灰髪の特典って一体
「私の特典を書き換え、さらに地乖離す開闢の星を逸らすだと!?貴様の特典は一体何なんだ!」
「Minecraftと+αです」
あっさり言った!?というかマインクラフトってなんだろう?
「簡単に言えば作成要素が追加されたレ○ブロックですね。でも、追加要素であるMODを使用することによって無限といえるほど要素は増えます。そしてこれは取引などのNPCを追加するCustomNPCというMODのダイアモンドシールドです。これの効果は防御によるダメージの十割カット……地乖離す開闢の星を逸らした意味はもう分かりましたね?」
「?……なるほど、仕様の壁は乗り越えられない、ということか」
「因果がどうこうって言う系統の武器なら当たるかもしれませんが、あなた達には無理ですね。とりあえず大人しくしててください、三日程で日本国籍などを取ってくるので」
……仕方ない、暫く大人しくして
「天地乖離す開闢の星ッ!」
おこうと思ったらAUOもどきが気が緩んだ灰髪にもう一度天地乖離す開闢の星を叩き込んだ
もちろん灰髪は回避したけど間に合わずに右半身が吹き飛んだ
「っふ、やはり人は人か。おい、ここから出るz」
「どこへ行こうというんですか?」
「ッ!?」
灰髪は生きていた。私の前で半身を吹き飛ばされたにもかかわらず、傷口からビチビチと音を立てながら起き上がってきたのである
というか頭も3割吹き飛んでたのになんで生きてるのだろう……
「ひっ!?」
「やっぱりこの姿は怖いですよね…一応しますよ。Minecraftはお腹が満たされていると体力が回復できるんですよね。たぶんそれの作用で体が再生したりするんですよね………失神して失禁してるので聞こえてないと思いますけど」
なにそれ、無限の鉄製とか王の財宝が可愛らしく見えるチートだよ……というかAUOもどきはグロ耐性ないんだね。思ったより可愛い面もあるんだね……
「ふぅ、直った。とりあえず、汚いですし脱衣所につれていって起こしますか……」
あ、放置はしないんだ……
「ここの掃除は来徒にでもやらせますかね」
そしてさらりと黒髪朱目だと思われるやつに掃除を押し付けた!?
もしかして作り出した人間か何かなのかな?
だけどそれだと創造主である灰髪にあの扱いが出来るわけがないし……
<さっきこの子が失禁したのでその汚れの掃除頼みますね~
<ハァ!?いきなりなにをってテレポで逃げられた!!
あ、黒髪朱目が来た。あの運び方は完全に逃げだね……
「何で俺が……創夜が迷惑かけたな、スマン」
「まったくよ!あいつが私を生き返らせなければこいつらに会うことも無かったのよ!」
「だが創夜が再転生させたおかげでお前らの願望が叶う可能性が出て来たわけだ。創夜の予測では男性キャラでのハーレム」
本当にあの人はなんなんだろう。ここまで来ると驚愕を通りこして呆れるよ
「ああ、そこの赤い髪のやつ、創夜のことをまじめに考えたらキリがないぞ。普通に温和なやつかと思ったらエコでクリーンで非人道的な物を使ってたり、自分の遺伝子いじったりしてたりするからな」
……うん、もう灰髪のことを詮索するのは止めておこう。頭痛くなってきた
そして私は灰髪のことを考えるのを止めた
加奈Sideout
来徒side
「うし、終わった。雑巾じゃなくて本当に良かった……シモには触れたくない」
あの後、あいつらを個室に連れて行って(部屋から追い出したとも言う)、失禁したシモをどっかの通販でやってたモップで片づけた
あえて言おう、面倒であると
創夜が帰ってきたらフルボッコにするか
……レーダーに反応!
先ずは近くの壁に一発!
「オラァ!」
「キャア!」
あ、やっべぇ間違えた、赤髪だコイツ
当たらなかったからいいけど当たったら顔が陥没してただろうな
「……すまん、間違えた」
「……次から気をつけてね」
「無論だ、俺の本気だとお前の顔が陥没するからな」
「え?」
ああ、そうか。コイツに俺の特典の話をしてなかったっけか
まあ、する気もないけどm「メトロイドってそんなに怖い特典だったんだ……」ってちょっと待て
「お前、俺の特典をどうして知っている」
「灰髪に聞いたら普通に教えてくれたけど?」
……創夜、後でシバく、絶対にだ
「まあ、それは置いておいて、唯の大空間のここに何をしに来たんだ?」
「鉄製が駄目になったから特訓できる場所はないかと灰髪に聞いたらここだって言われて……」
創夜……この地下空間はどこでも戦闘が出来るのか?前はちゃんとしたスタジアムもどきだったじゃないか……
「せっかくだから相手してくれない?」
「んー、まぁいいか……」
とりあえずこのやり場のない怒りをこいつにぶつけるとするか。理不尽だということは分かってるけども
この後、部屋から加奈の悲鳴と来徒の笑い声、創夜の溜息が聞こえたそうな……