誠に申し訳ないことに一筆途中であり、本作を読んでいらっしゃる皆様にご迷惑をおかけしてしまいますが、引き続き最新話をお楽しみ下さい。
いつ頃からか、自身よりも小さい宇宙人が隣で座っているのを記憶している。
自身と同じ大きさの宇宙人が集まる場所に周りの宇宙人よりも小さいあいつに懐かれた。
宇宙人に名前があるのか分からなかったが懐かれるのは不思議と悪い気はしなかった。
初めはそいつを2体もしくは3体の宇宙人が囲って何かを言っている。
何をやっているのかを見ていると囲っていた宇宙人どこかに行き、小さい宇宙人は一夏の所に来た。
どういうことなのか理解できていない一夏であった。
そいつに手を触手で繋がれ、ある場所に連れていかれた。
場所は定食屋のような所で、形容し難い匂いが漂ってくる。
そいつは一夏をカウンター席に案内をする。
座っていると皿の上に何かが盛り付けてある。
匂いも相当なものであり、食べろと言われているのは理解できた。
恐る恐る食べてみると不味くはなかった。
自身を飼う宇宙人にまたしても連れて来られた。
昔テレビで見た球技場のような建物で周りは宇宙人だらけで、怖かったがこちから何もしなければ何もしてこないと分かっているためじっとしている。
幾らかの時間が経った頃、いきなり眠くなり一夏はその衝動に抗えず眠った。
起きたとき周囲が薄暗いため、どこにいるのか分からなかったが宇宙人が発する耳障りで特徴的な音が聞こえた。
体は何かで縛られて自由がきかない。
どうやら目隠しをされていたようで、明るくなった視界で周囲を見渡すといつもの見慣れた宇宙人が複数でいる。
これは千冬と一緒に住んでいた頃にテレビで見た誘拐というものなのだろうか。
危機感が薄れてしまった一夏はテレビで見た光景を体験していることに高揚感が湧いてくる。
しかし、そのワクワクとした感覚は痛みにより途切れる。
何を宇宙人がしたのか理解できない一夏はそのまま深い眠りにつく。
亡国機業というテロ組織に所属している女は疑問に思っていた。
こんなガキが本当に持っているのかどうかを。
上から流れてきた情報によると例のアレはこのガキが持っているらしい。
その情報を流した人物は信頼できるらしいが甚だ疑問である。
疑わしいが実行したのはやはり、このガキが織斑千冬の弟だからだろう。
何よりもあの織斑の子供であることもあり、上は信じきっていた。
なんの変哲もないガキが本当に持っているかどうか疑問に残るが、上がやると言った以上やるしかないのだ。
上によるとここに来るまでに第一段階は既に終了しているらしい。
続いて第二段階はこの痛みによる覚醒。
設定したやつは趣味が悪い。
覚醒の予定時刻までに時間があるため一服でもするかと一緒にいたテロ組織の仲間にタバコをねだる。
タバコを受け取ろうとした瞬間、女は自身の体が何者かに捕食されたことに気づくこともなく死んだ。
眠気から覚めたとき一夏はどこかに寝かせられていた。
とても美味しいものを食べている夢を見ていた気がしたのだ。
今まで食べたことがないような、とても美味しいものだったと一夏は朧気ながらも覚えていた。
特にあの飴玉のようなものだ。
ジャリジャリしていて歯応えが抜群だったのだ。
なんとも言えない美味しさで複雑な味だった。
途中で誰かから話し声が聞こえたが美味しさに夢中だった一夏は気にも止めない。
また、食べたいと一夏は思った。
この時、既に第二段階は終了していた。
どこかで誰かが笑っていたが一夏にはどうでも良い話である。
それからIS学園に入学する一夏であったが、常に一夏が感じていることは空腹だった。
またあの飴玉が食べたい。
いつの間にか考えていることはそれだった。
周りにいる宇宙人でさえも美味しそうにみえるのは日頃の疲れから来るものなのだろうか。
ある場所、とある監視者の報告である。
あいつによると順調らしい。
育ち盛りだから一杯食べないと、と言っていたがまさにそうだよ。
ああ、早く育ってほしいな。
こちらも準備をしなくてはいけない。
既に第三段階に入ったから。
いっくんにとっておきのご馳走をプレゼントしなくちゃ。
そちらは順調かな?
そう、よし。
引き続き監視をして。
餌を流すのも程々に。
ある人物達の会話であったがこれが何をもたらすのか。
それが分かるのはまだ、先の話である。
どうでもいいことですがあらすじを変えました。