「Wir sind das deutsche Afrikakorps
(我らはドイツ・アフリカ軍団)
Des Führers verwegene Truppe
(総統の大胆不敵な部隊だ)
Wir stürmen wie die Teufel hervor
(我らは悪魔の如く猛進し)
Versalzen dem Tommy die Suppe
(トミー共(英国兵士)のスープに塩をぶち込む)
Wir fürchten nicht Hitze und Wüstensand
(我らは酷暑も砂塵も恐れずに)
Wir trotzen dem Durst und dem Sonnenbrand
(喉の渇きにも灼熱の太陽にも抗いて)
Marschieren beim Takt unserer Trommel
(太鼓に合わせて進むのだ。)
Vorwärts, vorwärts
(前進、前進)
Vorwärts mit unserem Rommel!
(前進、我らがロンメルと共に!)
Vorwärts mit unserem Rommel!
(前進、我らがロンメルと共に!)」
今は亡き自衛隊の軽装甲機動車『LAV』に乗り、我がロンメルを歌うタワシとシデン。
依頼の関係上、愛する嫁ことGrG41はおらず、今回は2人きりでの仕事となっていた。
「おいタワシ、音楽流すのはいいがそれで死ぬなよ?」
「分かってますって、それに嫁が家で待ってんだ。こんなところでくたばってらんねぇよ」
フラグを立て始めるタワシ。
ちなみに今回の依頼は、以前鉄血に占領されたとある街への潜入調査であった。
生物兵器が使われた痕跡もなく、鉄血の残党の反応も無いのだが、念の為というわけで501に依頼されたのである。
隊長は、その依頼を実行するメンバーを決めていたが、その街を唯一知っていたタワシとシデンであり、本人達の希望もあってタワシとシデンの出撃となった。
『それにしても…タワシ、本当にG41ちゃん無しでもいいのか?』
「…あそこには俺達の過去がある。俺が、シデンが、ここに入るまでに何があったのかがあそこにはある。
あの娘達には申し訳ないが、これは俺らのみで行かなきゃならないんだ。」
「タワシ…」
G41の同伴を断るほどに何かあると悟っていた隊長、今回調査する街でタワシとシデンに何があったのかはタワシもシデンも言うことは無かった。
だからこそ、その街にあるものはタワシとシデンしか知らない。
『了解した、とりあえずお前ら調子乗って死ぬなよ。over』
「ウィッス」
軽装甲機動車は平原を勢いよく突き進む。