ヴィヴァルディの『四季』より『春』
「ただいま戻りました」
「おっ、百式か。お疲れ様」
「えへへ〜ご主人さまぁ〜」
任務から帰ってきた百式と、隊長の代わりにデスクワークをするタワシ、そしてそのタワシの膝の上に座り撫でられているG41。
尚今回は事情が事情なためタワシが代理の模様
「ありがとうございます、それでシデンさんと隊長さんはどこに?」
「隊長は彼女とデート、シデンは用があるとかって言ったっきりだ」
「そうですか…( ´・ω・`)」
シデンがいないことにシュンとする百式。
「とりあえず報告書と被害確認するからこっちに来て」
「はい…」
タワシの言う通りにする百式、報告書を撫でていない左手に渡したが…
「これが報告書です……ってふぇ!?」
「そう落ち込むなって、あいつは帰ってくるから」
タワシになされるがままに撫でられてしまった。
「え、ちょっと…タワシさん?」
撫でられて顔が真っ赤になる百式
「シデンに彼女はいねぇから大丈夫だって、それにあいつがそこまでした人なんてお前とLWMMGだけだ」
「そ、そうなんです…か?」
「あぁ、ここに入る前までシデンがあそこまで積極的にアプローチした人は百式とLWMMGしかいねぇ。
シデンと最も仲が深い俺が言ってんだ、安心しろって」
そう百式に諭しながらも、しっかりとG41を撫で続けているタワシ。
いくら嫁の前といえど、自身の理念である
『可愛い娘には笑顔が1番』
には逆らえなかった。
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しばらくして…
「ご主人様ぁ〜(タワシさ〜ん)(ライデン〜)」
「これが器の運命か…」
やっぱりタワシの手には人形をダメにする機能でも付いてるのかな?それかスケコマシか?
膝の上にG41が座り頭を擦り付けられ、右手でエリカの頭を撫で、左手で百式に饅頭を餌付けしていた。
「ん〜♪美味しいです」
「ご主人様ぁ〜今はこれで我慢しますから〜、後でい〜っぱい撫でて下さいね」
「ライデン、私にもあーんしてくださいね」
「あぁ、分かってるって」
こうしてタワシの書類仕事は結局終わらず、作業部屋でイチャつくだけで終わった。
「(さて、俺からできる後押しはした。あとはお前次第だぞ、シデン)」
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「あ、いらっしゃいませ〜シデンさん。今日は何をお求めですか?」
タワシが書類仕事()をしている間、シデンはカリーナなの店へと顔を見せていた
「なぁカリーナ。アレ1式、あるか?」
「えーと…書類だけならありますけど、本体は恐らく書いてから3日は要しますね」
「マジか…まぁそうか」
「ところでお相手は?」
「え?」
「相手ですよ、あ・い・て」
「まったく、もう粗方分かるだろ」
「勿論、それでどうします?今なら少し値は引いておきますけど」
「根っから買う気だ、2枚頼む」
「了解でーす」
「ほらよ、口止め料とお代」
「お買い上げありがとうございまーす」
「こっちこそありがとう」
シデンの決意はとうに固まっていた
そして今、下準備は終わりを迎え、後は行動に移すのみとなっていたのであった
「後は…タワシに聞いてみるか。
でもあいつに聞いて大丈夫なのか?」
タワシの中の人が
「ネゲヴ・百式・G41がスキーなので、小説内でせめて百式を撫でたり餌付けしたりしたかった、反省も後悔もしてない」
と申しております。
「ギルティ!エクスキュージョン!」