501FGドルフロ戦闘詳報   作:ナギサ推し

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長編_praeteritum(前編)

『タワシ・夜桜・メガネ、至急俺の部屋まで来るように』

 

朝からアナウンスが流れた

 

「はぁ…コーヒーくらい静かに飲まさせてくれよ」

 

コーヒーを飲んで優雅に落ち着いていたタワシ、G41はシャワー浴びに行き、エリカはまだ寝ていたので、今は1人なのである。

 

「…コーヒー豆、栽培しようかな。あとこれからコーヒー飲む時は自分で入れるか、焙煎から」

 

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一方、ゴッド・オブ・キチガイこと夜桜は…

 

「AK…ウォッカ飲みすぎだろ…お陰様でまだ頭痛てぇ」

 

AKの呑みの付き合い後のせいなのか、二日酔いに悩まされていた

 

「しかも呼び出しって…まぁいいやすぐ終わるっしょ」

 

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そしてメガネは…

 

「( ˘ω˘ ) スヤァ…」

 

アナウンスなど気にせず爆睡していた。

 

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「メガネの奴、まだ寝てんのか?」

 

「ここまでくればなぁ…」

 

「で、隊長。俺らを読んだ訳、説明してください」

 

「そうだな…今回お前らを呼んだのは他でもない。お前ら2人を指名した依頼があったからだ。」

 

「俺らを指名って…とんだ物好きだな」

 

「確かに、それで何をすればいい?」

 

「簡単に言えば護衛だ、しかもVIPは2~3人の長距離護衛になる」

 

「えっマジか…」

 

「じゃあその間は…」

 

「あぁ、基地を離れなければならないし休む暇も無いな」

 

「勘弁してくれ…」

 

長距離護衛任務に指名されたタワシと夜桜、今回は今までとはかなり違う様子

 

「具体的な説明は…(ry」

 

「なるほどね、つまり鉄道で移動するVIPの護衛ね」

 

「そういうことだな、俺としてはタワシ・夜桜・メガネ・G41・エリカ・FALの6人で行かせようと思う」

 

「護衛なら妥当ですね」

 

「また昼に全員集めて説明する、お前らも伝えられるなら伝えて欲しいのと装備も今から確認して欲しい、以上だ。」

 

「「了解」」

そして迎えた護衛任務当日、タワシ達は黒スーツに身を染め、合流地点である駅のプラットフォームにいた

 

「なぁタワシ」

 

「なんだ?」

 

「なんでお前サングラス付けてんだ?」

 

「あ、これ試作品。一応レーダーとジャマー付き」

 

「なら仕方ないが…なんかターミネーターだな」

 

「ターミネーターってスーツ着ないだろ()」

 

「せやな」

 

もはや緊張感無し(笑)

 

「おい、そろそろにしとけ。お偉いさんのご来場だ」

 

夜桜の言った通り、今回護衛するVIPが来ていた。

 

「初めまして第501統合戦闘航空団の皆さん、私が依頼主の“ルミ“と申します」

 

「初めまして、私がこの部隊の代表のアルトランド・T・ライデン(Altland・T・Raiden)です。

 

例えこの命果てようとも、全力で貴方様を護衛させていただきます」

 

普段の場合なら夜桜が代表なのだが、夜桜曰く

『今回のVIP、タワシに関係ある人だと思う。だからやつにやらせた方がいい』

 

といった謎の理由でタワシが代表となることに。

 

「頼もしい限りです、是非ともよろしくお願いします」

 

「こちらこそ」

 

普段とはかけ離れた感じで会釈するタワシ、こうして長く厳しい護衛任務が始まった。

 

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さて、護衛任務が始まり数時間経つのであるが…

 

「ねぇエリカ…」

 

「どうしたのライデン?」

 

「恐 ろ し い ほ ど 順 調 な の は 気 の せ い か ? 」

 

特にこれといった奇襲もアクシデントもなく、途中でいくつかの駅を挟みながらも予定通り列車は進み、このままの勢いだと明日には目的地に着くようであった。

 

「まぁ今はまだグリフィンの管轄内だからね、問題はここからじゃない?」

 

「あっメガネ、もうそんな時間?」

 

「そうだな、交代よろしく」

 

護衛は依頼主側から2人、501から交代で2人の計4人行われており、501側のペアはその時様々だが、タワシの時はG41かエリカと、メガネはFALが基本的にペアになるのであった。

 

「さて、俺は少し寝させてもらうよ。

 

あとタワシ、ルミさんがお前に用があるってよ」

 

「マジで?何かやらかしたか?」

 

「まぁ行ってみろって。じゃ、おやすみー」

 

「おやすみー…さて、俺も行くか」

 

「行ってらっしゃい」

 

「おう」

 

ちなみにこの時の時刻は午後11時過ぎ、G41は座席ふたつを使って寝ており、メガネもFALと雑談していた。

 

「お、タワシか。少しは気休め出来たか?」

 

「なんとかな」

 

配置に着き、夜桜と少し話すタワシ。

夜桜はH&KのG3を、タワシはAUGの9mm仕様を手に取っていた。

 

「さて、ルミさんがお呼びらしいし、少し行ってくる。」

 

「気をつけてな」

 

「Of course」

 

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「よく来たね、ライデン」

 

「それで、ご要件とは?」

 

「その…ね?」

 

「…」

 

タワシはルミに会った瞬間から全て察していた

今回の護衛任務を501に頼み、タワシを指名した理由。

そして、タワシを今ここに呼び出した理由。

 

全ては、彼の過去が起因したことだということを…

 

「ねぇ…少しだけ、飲みに付き合ってくれない?

 

VIPとしてじゃなくて…私個人として、昔貴方が愛した女として」

 

「…」

 

何を隠そうにも、ルミはタワシの元カノであった。

だから夜桜も、タワシに関係ある人だと悟った。

 

タワシがこの戦争に身を置く理由となった、最大の理由は彼女にあったからだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃・・・

「はぁ・・・」

 

「ん?どうしたんだマスター。ため息なんかついて。」

 

「兵長さん・・・メガネさんが任務でいないと隊長さんに聴いて・・・心配で。」

 

「あぁ、あいつか。大丈夫だ、あいつは絶対帰ってくるさ。というかかえってもらわないと困るからなあいつはこの基地唯一の医療ができる奴だから・・・」

 

「そうですよね、帰って・・・くれますよね。」

 

「スプリングフィールドさんはメガネの事が好きなんだろ?」

 

「え、えぇ。毎日このカフェを利用してくれていて、きずいたら・・・」

そうしてスプリングフィールドは顔を赤く染める。

 

因みにカフェはスプリングフィールドが基地内に作った物で、ケーキやマフィン等もだす所である。たまにリーエンフィールドやパンジャンがお菓子を作るのを手伝っている。

※リーエンフィールドとパンジャンは紅茶店でカフェのようなものをしているため。

 

「そうか。まぁあいつも満更じゃなさそうな顔してたし。攻めてみたらコロッといってしまうかもね。」

 

それを聴いてピクッと反応するは少し遠めの席にいM14だった。

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