これは501茶葉専門店のある日の光景である。
今日は依頼も何もないパンジャンは自分の店である、茶葉専門店にその姿が有った。
が、彼は基本何があってもいいよう、ヘルメットをかぶっておらず、L86A2さえ肩にかけてはいないが、ほぼ陸戦での装備となっている。
彼の戦闘服には右肩に501記章である、『赤盾に白抜き剣と翼』と、胸辺りにはコールサインからきた、パンジャンドラムのワッペンが縫いつけてあり、右足の手がすぐ届く場所に、デザートイーグルがはいったホルスターが固定されている。
そんな格好をしていたら、普通は萎縮するのだが、常連客は彼が話をしてみると案外気さくで紅茶の話をすると暑くかたり、話した者は全員毒気が抜ける。そしてパンジャンとある程度話した者は揃ってこういうのだ。
「パンジャンさんはいい人で話す分にはいいんだけど、紅茶の話になるとやばい人になる。出来るだけ紅茶の話にふれるのは買うときだけで、それ以外は世間話をした方が良いだろう」
と・・・
英国の暴走兵器はやばいってはっきりわかんだね。
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「すみませーんダージリン10gください!」
「はーいダージリン10gですねー」
「はいどうぞ、代金は・・・」
「はい。えーと、これでいいですか?」
「はいちょうどお預かりします。毎度ありがとうございます!」
「パンジャンさん、聞いてくれよー家の女房がさー・・・」
「まぁまぁ、紅茶でも飲んで落ち着きましょ」
「ああ、そうするか・・・」
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そうして日常は過ぎていった・・・
「さて、暗くなってきたし、そろそろ店閉めるか・・・」
そこにはまだ客が残っていたが今は帰ろうとしていた。街路にはある程度人が見える。
「おいゴラァ!金出せぇ!」
パァン!パァン!
その瞬間、乾いた発砲音が鳴り響き、暑苦しい男が5~6人なだれ込んできた。そして・・・
キャアアアアア
と発砲音に驚いた女性が悲鳴を上げた。
「ふん、傭兵といえども数で押せば勝てる訳ねぇ!」
「分かった分かった、どれくらいだ?」
「そこにあるの全部だ!」
「はぁ・・・話にならないな。」
「んだとぉ!」
そしてパンジャンに銃を向ける命知らずがいた。パンジャンは銃を向けられる瞬間に素早くCQCをかけ、瞬く間に4人を転がし気絶させた。そして残り独りの主犯格らしき人物と対峙した。
「ふん、たかが傭兵崩れが、元とはいえ正規軍特殊部隊に勝てるものが!」
「そうか、普通ならそうだろうな。だけどお前は私に勝てない。」
「何だと!!」
そしてそいつは激昂し、拳銃をホルスターから抜き、構えようとした瞬間、パンジャンが一瞬で射撃態勢に入り発砲した。デザートイーグル .50AE弾はすいつくように拳銃に当たり、拳銃を吹き飛ばした。
「これでお前の頼りの銃はなくなった。」
「ふん、銃なんかいらねぇ!銃なんか捨てて掛かってこい!野郎ぶっ殺してやるーーー!!!!」
パンジャンはつっかかてきた正規軍崩れをカウンターで当て身を入れ、床に転がした。
しばらくして
近隣住民が連絡し、走ってきたD08基地の戦術人形が到着した。そしてその状況に一回唖然とし、パンジャンの右肩の記章をみて更に唖然とした。
「ちょっと待って、あれヘリコプター送ってきた501FGの記章じゃない。」
「知らないわよ、取りあえず本人に聞いてみたら?」
「そうね。」
これらの会話をパンジャンに聞こえないように終え、
「失礼ですが、貴官の所属を教えてもらえますか?」
その瞬間パンジャンは赤いベレーを一瞬でかぶり、独特な手のひらを見せる英国陸軍の敬礼をし、
「501統合戦闘航空団所属、パンジャンです。」
「そ、そうですか。501統合戦闘航空団でしたか。では、こいつらを運んでいきますね。」
「あ、ありがとうございます。」
こうして少し長めの1日が終わったのであった。
次回はあの基地への贈り物制作回です(もちろん魔改造します。)