ドリーマーおよびデストロイヤーは目を開ける。
そこは鉄血本部の一角、ハイエンドモデルの予備素体が置いてある場所だった。
「どうでしたか?ドリーマー、デストロイヤー。」
「あら、エージェントじゃない。」
「どうしたのですか、今回は面白いことになるとか言っていたのでh・・・」
「変な奴らが来たのよ。グリフィンの奴らではなくて、もっと別な・・・そう正規軍みたいな奴らが。エージェント。赤い盾に白抜き剣の部隊紋章。どこの奴らのもんなのか分かる?」
「赤い盾に白抜き剣・・・厄介なモノが出てきましたね。」
エージェントはドリーマーと共に廊下を歩き、一つの部屋を開ける。そこには彼女らの『ボス』がいる部屋だった。
「あれ・・・二人ともどうしたの?」
「ええ、少々。」
エージェントは自身のボスであるエリザにとある報告をする。
「赤盾白抜き剣がまた出てきました。」
「・・・あの人達が?」
「はい。」
「そう・・・」
エージェントはあんまりよくわかって無さそうなドリーマーに彼女らがわかっている限りの情報を共有すべき方が好いと考えた。
第501戦闘航空団(501st Fighter squadron)、鉄血が彼らを呼ぶときはほぼ必ずこう言う。
赤盾白抜き剣
と。何故このような通称になったかというと彼らの部隊章がまさにソレだからだ。
残念ながら公表されていることと、噂などの不確かな情報もあるが。
1.PMCでありながら実力はグリフィン以上である。これはほぼ確実とみて良い。
2.噂では、彼ら全員が各国の特殊部隊から集まった正規軍とほぼ同等の集団である事。
3.理由は分からないが現在グリフィン隷下にあること。
「現在これだけしか分かっていないのだけれど、この前彼らがいる基地に試しにデストロイヤーを中心として部隊を送ったけど全滅。公式だと実質の戦闘員は8人の人間しかいないはずなのだけれど。」
「人形が居たんじゃないの?」
「いたとしても対処しきれない数を送ったのだけれど、結果はデストロイヤー含め全滅。だけどグリフィンと違って戦闘能力は私達に完全に見せている訳じゃない。その一部を見せただけに過ぎないのです。」
「ねぇ・・・勝てるの?」
「エリザ様。勝てるか勝てないかに関わらず、相手が何であれ全力で戦うまでです。それは私達の仕事なのですから。」
「・・・そう。」
501FG部隊員設定集
隊長:アメリカ生まれ。元アメリカ海軍特殊部隊『SEALs』に所属。最終階級は大佐。
夜桜:ドイツ生まれ。元ドイツ連邦警察特殊部隊『GSG9』の第一中隊(人質救出作戦を主とする。)に所属していた。自身の南部拳銃のスライドには桜が彫ってある。最近誓約した38式改のマカロフのスライドに桜が彫ってある。
メガネ:ロシア連邦生まれ。ロシアの特殊部隊の意である「スペツナズ」の一つ、『独立作戦任務師団』の独立衛生大隊に所属していた。最終階級は少佐。名前の名の通り眼鏡が本体で身体はオマケ。
シデン:ドイツと日本人のハーフでイタリア生まれ。元イタリア空軍特殊部隊『RIAM(第17強襲航空団)』に所属。最終階級は少佐。
パンジャン:イギリス生まれ。元英国陸軍特殊部隊『SAS(特殊空挺部隊)』の第264通信中隊所属。最終階級は少佐。英国人だからメシマズかと思いきや案外作るご飯は美味しかったりするがたまにスターゲイジーパイを真顔で作ったりする。最近のトレンドは激辛麻婆豆腐。そして愉悦部員。
タワシ:オーストリア出身。元々は501ではないPMCのネゲブが隊長であった特殊部隊に所属。その後、何やかんやありそのネゲブと誓約する。(ネゲブが追いかけて来たとも言う)
GrG41と誓約した当初はロリコンケモナーの疑いがあったが、エリカ及びネゲブとの誓約で疑われなくなった。が、たまにパンジャンにロリコンと言われる。
兵長:純血の日本人。このドルフロの世界では日本国は汚染地域なのですでに日本政府は存在しておらず各国に日本人離散しているため、純血な日本人は珍しい。陸上自衛隊の特殊部隊である『特殊作戦群(通称S)』がアメリカ陸軍に吸収され、その隊が元になった部隊に所属。その部隊で兵長は「歩く戦略兵器(ガチ)」と言われていた。最終階級少佐。
シグレ:フランス生まれ。フランスの警察組織の一つである、国家憲兵隊の特殊部隊『GIGN』に所属。フランス人なのにドイツ人や日本人並みに真面目。