とある秋の清々しく晴れた日。
あの大作戦から数ヶ月が立ち、結婚騒動も兵長があの3人に結婚指輪を渡したことで収まってきた頃である。
「38式、外に行かないか?」
「はい、良いですよ。えと・・・あの・・・・・・あなた・・・」
夜桜は自身の嫁の尊みに浄化された!
秋のすがすがしい気候に身を包まれる風を心地良く感じながら道を歩く二人。
「冬が近づいて来てるな~・・・」
清々しいながらもどこか厳しすぎる冬の予感を感じさせる寒気に襲われた夜桜は隣に歩く嫁さんに声をかける。
「そうですね、防寒具一式出しませんとね。まぁ冬なんてすぐ来ちゃいますし、出しっぱなしでもいいかもしれませんが。」
「そうだな・・・
そういや、私がドイツ出身ってことは話したよな?」
「ええ。」
「そうか・・・俺達がこの国の諜報活動をしていることは?」
「え・・・」
「これを話すのは賭けだったんだが、隊長は説得して了承してくれたよ。今頃はほかの奴らもこの話をしているんじゃないか?
んで、38式よ、どうする?」
「・・・あなたについて行くって決めたんです。それが、どんな道であろうとも、私は・・・」
38式が夜桜の隣にさらに寄り添うように歩く。それは、彼女の決意の現れでもあった。
極秘文書
501FGは以下の隊員で構成されている。
隊長:アメリカ生まれ。元アメリカ海軍特殊部隊『SEALs』に所属。最終階級は大佐。現在、アメリカ諜報機関CIAエージェントとして活動。
夜桜:ドイツ生まれ。元ドイツ連邦警察特殊部隊『GSG9』の第一中隊(人質救出作戦を主とする。)に所属していた。自身の南部拳銃のスライドには桜が彫ってある。最近誓約した38式改のマカロフのスライドに桜が彫ってある。現在はドイツ情報機関BND所属の職員となっている。
メガネ:ロシア連邦生まれ。ロシアの特殊部隊の意である「スペツナズ」の一つ、『独立作戦任務師団』の独立衛生大隊に所属していた。最終階級は少佐。名前の名の通り眼鏡が本体で身体はオマケ。情報機関には身をおいてはいないものの、CIAに情報を流している。
シデン:ドイツと日本人のハーフでイタリア生まれ。元イタリア空軍特殊部隊『RIAM(第17強襲航空団)』に所属。最終階級は少佐。イタリア情報機関AISIの職員である。
パンジャン:イギリス生まれ。元英国陸軍特殊部隊『SAS(特殊空挺部隊)』の第264通信中隊所属。最終階級は少佐。英国人だからメシマズかと思いきや案外作るご飯は美味しかったりするがたまにスターゲイジーパイを真顔で作ったりする。最近のトレンドは激辛麻婆豆腐。そして愉悦部員。なんだかんだいってイギリス対外諜報機関SIS、通称MI6の諜報員をしている。
タワシ:オーストリア出身。元々は501ではないPMCのネゲブが隊長であった特殊部隊に所属。その後、何やかんやありそのネゲブと誓約する。(ネゲブが追いかけて来たとも言う)
GrG41と誓約した当初はロリコンケモナーの疑いがあったが、エリカ及びネゲブとの誓約で疑われなくなった。が、たまにパンジャンにロリコンと言われる。オーストリア軍事情報機関『Heeresnachrichtenamt』の職員。
兵長:純血の日本人。このドルフロの世界では日本国は汚染地域なのですでに日本政府は存在しておらず各国に日本人離散しているため、純血な日本人は珍しい。陸上自衛隊の特殊部隊である『特殊作戦群(通称S)』がアメリカ陸軍に吸収され、その隊が元になった部隊に所属。その部隊で兵長は「歩く戦略兵器(ガチ)」と言われていた。最終階級少佐。CIA諜報員。
シグレ:フランス生まれ。フランスの警察組織の一つである、国家憲兵隊の特殊部隊『GIGN』に所属。フランス人なのにドイツ人や日本人並みに真面目。フランス対外情報機関『DGSE』諜報員。