ロリ巨乳っていいよね。   作:suryu-

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 知ってる人は知ってるかもしれないけど、どうも、suryu-です。あらすじにある通り、某ようつべ生放送で、ノリと勢いで作ったネタを書いたものがこちらになります。なので続くかは分かりませんが、高評なら続くかも?

 それでもOKという方は、閲覧なさってくださると幸いです!


νガンダムが人になりました。……ゑ?

「うっし、今日もガンプラの武器制作おーわりっと」

 

 日本某所。とある普通の一軒家。そこには一人暮らしの青年が、人生を謳歌しながらすごしている。彼の趣味は、ガンプラを作ること。素組みだけでなく改造もしていて、それなりにモデラーに足を踏み入れているのは確かだろう。今日作っていたのは、フルスクラッチの武装。たまにプラ板をベースに色々作っていて、それをとある一機の換装用に作っていた。その一機とは、νガンダム。彼が惚れ込んだガンプラであり、有名なガンダムだ。

 

「νガンダムに色々装備させるの、やっぱりたまんないよなぁ。フィンファンネルがあること以外、武装はシンプルな機体だからカスタマイズで味が変わるし」

 

 リ・ガズィカスタムの着脱できるB.W.S(バックウェポンシステム)やメタスなどを参考に、変形機構のバックパックをフルスクラッチで作ったり、他作品の武器を流用したりなど様々な武装や設定を作って、共に暮らしてきたνガンダムは、彼にとってとても大事な存在だった。彼はνガンダムが唯一の家族だからだ。そう、彼の家族は__

 

「さて、今日の作業はここまでかな? やっぱりνガンダムは最高だな」

 

 そして、作業も終わりνガンダムを定位置に戻すと、ベッドに潜って部屋の電気を消す。そして、明日は何を作ろうかと考えながら眠りにつく。その晩はよく眠れたと思う。そして……

 

 

 

■■■

 

 

 

 

”……スター……て……さい! マ……マスター!”

 

「ん、ぅ……なんだなんだ……え?」

 

「あ、おはようございます。マスター!」

 

 朝、青年が目を覚ますとその目に見えたのは、緑髪のメガネをかけた胸の大きい美少女。だが、衣装が普通には見えない。白と黒のワンピースは良い。何故か、後ろにフィンファンネルを装備している。そう、フィンファンネルだ。なんの間違いなのか、νガンダムの装備をしているのだ。

 

「……えっと、とりあえず誰? 名前聞いていい?」

 

「えっと、νガンダムです! あなたの作った!」

 

「はぁ……はぁ?」

 

 いやいや、非現実的すぎるだろ。青年はそう言いたい思いがあるのだが、昨日定位置にセットしておいたνガンダムの方向を見る。ない。しかも、窓の鍵は閉まっている。玄関も同様だろう。ともすれば、この少女は。

 

「どこから入ったんだ?」

 

「で、ですからっ、私がνガンダムなんですっ、マスター!」

 

「……マジで?」

 

「大マジです」

 

 ともすれば、どうやって証明しようか。と考えてはみるものの、青年は答えを出せない。と、そこで一つ思いついた。というのもだ。

 

「それじゃあ、俺の名前を言ってみてくれ。当ててみなよ」

 

「分かりました」

 

 そんなの得意分野ですっ。なんて少女。νガンダムは胸を張る。大きな胸が揺れて、幼い体躯とミスマッチなその魅力的な果実を、青年は思わず見てしまった。やはり、νガンダムというスタイリッシュなメカが、こうなるとは思えない。そんな思惑を知ってか知らずか、νガンダムはびしぃとしっかり指を突き出した。

 

「私がマスターの名前を間違えるはずが、ありません! タケナカ・ユウキさん!」

 

「……まぁ、確かに俺の名前だな。それじゃあもう一つ。俺の家族の名前は言えるか?」

 

「……えっ」

 

 自信たっぷりなνガンダムに、青年……ユウキは更なる質問を投げつけた。勿論、この質問には勿論意図がある。言えるはずがないのだ。彼女が”本物”ならば。だから、それを確かめる事にした。一方νガンダムは、遠慮する部分もあるのだが、それでも信じてもらうために。と言うことを決める。

 

「……その、お亡くなりになられて、いますよね。ある日、私の装備を作りながら、呟いてましたよね?」

 

「うん、正解。それじゃあ本当にνガンダムなんだね」

 

「はい。漸く信じてくれたんですねっ」

 

 良かった。と胸を撫で下ろすνガンダム。やはり、たゆんとたわわに実った果実が揺れる。そして、その胸を見たユウキの一言は。

 

「なにこのロリ巨νガンダム。……ロリ巨乳って良いな」

 

「な、な! いきなり何言ってるんですかマスター!?」

 

 ともあれ、これでνガンダムが本物ということがわかったために、ユウキはマジか。と頭を抱える。だが、こうなってしまったことは仕方ない。この少女と共に暮らす事になると分かれば、早速色々用意しないとなと思考を切りかえた。

 

「とりあえず朝飯か……何を食うか」

 

「あ、作ってありますよ! お口に合うか分かりませんが……」

 

「え、マジかよ。それは嬉しいが」

 

 少し前までガンプラだったのに、料理なんて作れるのか? と思わなくもないが、確かにリビングの方からいい匂いが漂っている。これはもしや、期待できるんじゃないか? とユウキは起き上がる。そして、ベッドから下りるとリビングへと向かうことにした。

 

「ふふふ、期待してください。これでも頑張りましたからっ」

 

「ああ、そうだな。因みにフィンファンネルは取り外せるの?」

 

「あ、はい。しまえますよ。亜空間みたいなものに、入れたり出したりできます」

 

「……なるほど」

 

 確かにνガンダムが、フィンファンネルに手をかざすと消えたので、本当だろうと考える事にする。そんな話をしながらもリビングに入ると、テーブルには朝ごはんが置いてある。焼き鮭に油揚げとわかめの味噌汁。卵焼き。白菜のお浸しと白米。日本人らしい朝食だ。このνガンダム、どこで覚えたんだ? と首を傾げていると、νガンダムは自慢げに笑う。

 

「ふふふ、ニュータイプ的なあれで、調べてみたんですよ!」

 

「……便利すぎないか? ニュータイプ」

 

「そういうものですからっ」

 

「そうか、それならそうなのかもな」

 

 作中でも謎が多いし、そういうこともあるんだろうなと思いつつも席に座る。箸は既に用意してあった。気になるのは料理も二人分あるし、νガンダムも食べるのか? とユウキが疑問を持つと、νガンダムは頷いた。

 

「私もその、人間の体になったみたいでお腹が空くみたいで」

 

「それじゃあ普通に、ご飯も食べるのか?」

 

「はい、そうです。私、実はご飯を食べることは何気に楽しみにしてましたっ」

 

「まあ、味覚ってのはロボにゃないしな」

 

 ともすれば、初の食事がνガンダム自身が作ったものでいいのか? とユウキは思うものの、とりあえず作ってくれたのだから食べる事にする。

 

「それじゃあ、いただきます」

 

「ふふ、いただきますっ」

 

 まず焼き鮭を一口。塩気は強すぎず弱すぎず、焼き鮭の本来の旨みを残している。焼き加減もちょうど良く、ユウキの好みの範囲だ。卵焼きは砂糖の入った甘いものだが、甘過ぎないので食べ疲れはない。白菜のお浸しは、シャキシャキとした食感が残っている。油揚げとわかめの味噌汁は、出汁を吸った油揚げがとても美味しい。この朝食。非の打ち所がない事に、ユウキは驚いた。

 

「……マジで、作るの初めてなのか? そうは見えないが」

 

「ふふふ、頑張りました。料理本とかもしっかり見ましたから!」

 

 胸を揺らしながらドヤ顔を見せるνガンダムに、何この子可愛いという感想を抱き始めたユウキは、とりあえず何から用意するかと考える。衣服などは必要だろう。あとは、化粧品なども欲しければだろう。幸い稼ぎはある。ガンプラの武器をフルスクラッチで作って、それを売る。それを続けていたら、いつの間にかお金がかなり溜まっていた。それを使って株を少しだけやったら、遊んで暮らすだけのお金が入った為に、幸い物を買うのは困らない。その為ユウキは、すぐに行動に移せるだろうなと推測した。そして、今更だが思い出した事も一つある。食べ終わった為に茶碗と箸を置くと、その話題をユウキは出すことに決めた。

 

「ご馳走様。それにしても、だが……名前、どうしようか」

 

「ご馳走様です。私の名前ですか……うーん、どうしましょう」

 

 ユウキには、ひとつ浮かんでいる名前があった。緑色の髪。メガネ。ロリ巨乳。その三点セットから導き出した答えは。

 

「マヤ。なんてどうだ?」

 

「マヤ、ですか……良いですね、それ!」

 

 以前とあるラノベで見かけた、ユウキ好みの女キャラにそっくりな為に、その名前がしっくりくる。νガンダム……もとい、マヤも受け入れたことにより名前は決まった。可愛らしいその表情は、なんとなくユウキの心を和ませる。

 まだ現実感は湧いてこないが、少なくともマヤが擬人化したからには、やる事は沢山ある。ユウキは先程考えたとおり、買い物に行こうと決めると、リビングにある車の鍵を手に取って立つ。

 

「それじゃあ買い物に行こうか。マヤの服やらなんやら、買わないといけないからね」

 

「あ、買ってくださるんですね。マスター、ありがとうございます!」

 

 そのまま玄関に向かう。すると、女物の靴がひとつ増えている。おそらくマヤのだろう。マヤとユウキは靴を履くと、家の玄関の扉を開ける。

 

「それじゃあ、行ってきます。かな」

 

「行ってきます。ですねっ」

 

 玄関の扉を閉めると、カチャリと鍵を閉める音が鳴る。この日から二人の生活は始まった。この先どうなるかは、まだ誰も分からない。だが、きっと楽しいものになるはず。ユウキはそう信じて、マヤと共に出かけるのであった__

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